早川清太郎がキレある走りで先頭ゴールへ!
伊勢崎オートで行われているGIムーンライトチャンピオンカップも優勝戦のメンバーが出揃った。準決からハンデが重くなった湯浅浩が優出し、優勝戦は0、10のハンデ戦。これがレースの結果に影響があるのかどうか。
ハンデ構成は0ハン単騎に湯浅浩。10線は内から岩田行雄、木村武之、佐藤貴也、中村雅人、早川清太郎、荒尾聡、青山周平となった。
まずは序盤争いだが、0ハンの湯浅はスタート残しそう。10線は内枠が有利だが、スタート力も加味すると木村武の先行か。これに佐藤貴、早川、荒尾などが乗っていく。大外の青山もスタート自体は切れてるが、内枠にはスタート巧者が多く、どこまで好位置を奪えるかは疑問。
逃げる湯浅のペースだが、今節はよく健闘しているとはいえ、優勝戦のメンバーに入ると逃げ切りまでは考えづらい。8周走るうちに誰かに捕まってしまいそう。10線から追う一番手は木村武とみている。湯浅の後ろにピタリと付けたら、隙を見てインに突っ込んでいく。そこで、レース序盤から中盤にかけて、木村武が先頭に踊り出そう。そのまま押し切りも十分考えられるが...。
当ブログでの本命には早川を推す。仮に10線を全国ランク順に並べるとすれば、早川は7枠になるが、優勝戦では6枠。これは位置的に有利。更に今節の上がり一番時計は早川で、準決で出した386。エンジンの仕上がりは誰にも負けていない。優勝戦は、とにかく外の2車に先行されなければ、早めの仕掛けで先頭に立てる。先頭に立てば、ペース上がるコース取りで後続を振り切れる。この大会は2017年から3連覇を達成。2年ぶり5度目の優勝を目指す。
相手は青山。スタート後の1周バックで、どこまで好位置に付けられるかがポイントになるが、攻めの厳しさはナンバー1。少しでも前を走る車を交わせそうなら迷わず突っ込んでくる。8周戦になるのも青山にとっては好材料。最後まで諦めない走りでムーンライト初優勝を狙う。次に木村武。木村武は今、全国ランク5位ながら優勝戦は3枠。ランク順に並ぶなら6枠でもおかしくない状況。そこで3枠はかなり有利。速攻を決めやすい位置で、一気に先頭に立つか。そして、荒尾。ハンデ位置的には楽ではないが、武器のスタート力を駆使し、1周バックで好位置に潜り込むかも。今の荒尾は道中の追い上げも決まっている。最後に中村雅。スタート争いは劣勢とみているが、道中は的確な攻めで番手を上げてくる。
◎早川清太郎
○青山周平
△木村武之
△荒尾聡
▲中村雅人
青山周平が鬼の走りを見せよう!
川口のナイターGIキューポラ杯は優勝戦のメンバーが出揃った。ナイター開催ではあるが、この時期はまだ走路温度が高く、レース後半の追い込みが効きにくそうな感じだった。3日目まで3連勝だった永井大介は、猛追及ばず3着止まり。鈴木圭一郎も掛川和人を最後まで抜けず、2着で優出となった。
優勝戦のハンデ構成は10Mオープン。最内から山田真弘、掛川和人、黒川京介、小林瑞季、佐藤貴也、高橋貢、鈴木圭一郎、青山周平となった。
どの選手も今節はスタートの切れが良く、10Mの角度なら内枠が圧倒的有利。ここは山田真が飛び出すとみた。乱れがあれば、元来スタート巧者の佐藤貴が枠ナリ以上のスタートを見せるか、大外の青山が内枠勢を何車か置いて出るか。
レースは山田真の逃げで始まりそう。今節は3日目からハンデが重化したが、その影響もなく、しっかりとスタートが切れている。更に言えば、4走を終えてオール連対。3日目からは連勝で優勝戦まで進出した。上がりタイムを見ても他の選手とそん色なく、そのままの押し切りも十分考えられる。特に、掛川が2番手発進すれば、外枠勢は掛川を抜くのにひと苦労。その間に山田真がリードを広げられる。山田真の本命も十分考えられるが...。
当ブログでの本命には青山を推す。準決の動きを見る限りでは、追い込み勢は苦しんでいるが、青山なら4~5番手発進まで望めそう。記念の優勝戦で8周戦になる事も有利に働くだろう。ゴールを迎えるまでには前を走る車を交わして行ける。
相手は山田真。理由は先述のとおり。次に黒川。3枠なら序盤で有利な位置に付けられる。少なくとも外枠勢にスタートで行かれなければ、前を走るのは1人か2人。その選手が逃げ態勢を固める前に交わしていければ、自身2度目のGI優勝が見えてくる。そして、鈴木圭。準決では掛川にやり込められたが、優勝戦なら多少無理な態勢でも突っ込んでくる可能性がある。試走タイムが出ているように、エンジンの仕上がりは問題ない。スタートでどこまで行けるかがポイント。最後に高橋貢。レース序盤の展開はどうなるか不明な点もあるが、準決の上がり時計は一番をマークしている。ここにきてエンジンをしっかり仕上げてきた。
◎青山周平
○山田真弘
△黒川京介
△鈴木圭一郎
▲高橋貢
天候に関わらず鈴木圭一郎が決める!
伊勢崎で行われているSGオートレースグランプリは優勝戦のメンバーが出揃った。シリーズ2日目から天候が崩れ、4日目の準決も重走路。今の伊勢崎の重走路は、走るコースが一本道状態で、スタート行った選手が断然有利。レース前半の2周で大方の態勢が決まってしまう事が多い。そのためか、序盤で好位置を奪うためにフライングの多さが目立った。そんな難走路を乗り切ったファイナリスト達は見事の一言。
0Mオープンの優勝戦は、メンバーが内から金子大輔、篠原睦、重富大輔、鈴木圭一郎、新井恵匠、若井友和、笠木美孝、田中茂となった。
そこまでスタート巧者が多くなく、単純なスタート力では鈴木圭が最上位で、ほぼ差はなく篠原が続く。大外の田中茂は最後方からの競争になりそう。3番手争いは難解だが金子や若井か。
最終日の天気予報は午前まで雨で、そこからは曇り。しかし、夕方から小雨が降りそうで、優勝戦は重走路での戦いになりそう。優勝戦の展望は重走路を想定して行いたい。
先述の通り、今の伊勢崎重走路は序盤で好位置に付けた選手に勝機が到来する。スタート争いは鈴木圭と篠原。どちらが行っても有利な展開を作れそうだが、鈴木圭が先行ならそのまま押し切る。篠原が先行した場合は、当然有利は有利なのだが、10周ある内のどこかで鈴木圭が仕掛けていきそう。スタート力に道中の捌きまで考慮すると鈴木圭の方が有力。そこで、当ブログでの本命には鈴木圭を推す。
相手は篠原。スタート決めて自分の走りをすれば優勝も十分可能。鈴木圭に仕掛けどころがなかったり、スタートが決まらなかったりすると、悲願のSG初優勝が見えてくる。次に金子。最内でスタート包まれる恐れはあるが、SGで初優勝を飾ったのは伊勢崎の重走路。今回の条件との相性は良い。スタートで3番手までに踏ん張り、レース前半で積極的に仕掛けていく事ができればチャンスある。そして、重富。スタートには注文付くが、今回の重走路では3日目と準決で好スタートを見せている。独走に入れれば、後続を振り切るスピードはある。最後に新井恵。内4車は強力だが今回、地元からの優出は新井恵のみ。いつも以上に気合の走りが見られそうだ。
雨予想
◎鈴木圭一郎
○篠原睦
△金子大輔
△重富大輔
▲新井恵匠
仮に、走路の乾きが早く、良走路で行われた場合は鈴木圭が圧倒的な力を見せそう。重走路の準決で勝ち上がったメンバーの中で、純粋な走力は鈴木圭が断トツだ。相手は金子。一本道の重走路よりはスタート力がレース結果に影響を及ぼさないので、後半追い込んでいける可能性が広がる。10周戦でのスタミナも十分。他は位置が有利な篠原や、気合の走りで新井恵。SG実績で言えば田中茂も面白い。
晴れ予想
◎鈴木圭一郎
○金子大輔
△篠原睦
△新井恵匠
▲田中茂
鈴木圭一郎がプレミアムカップ2度目の制覇へ!
飯塚オートで行われている特別GIプレミアムカップも優勝戦のメンバーが出揃った。今回は2日目に全国ランク1位の青山周平が反則妨害で失権。早々と優勝争いから離脱となった。他にも予選中はフライングや反則などが目立った印象。そんな中、ファイナルまで進んだのは早川清太郎、佐藤貴也、伊藤信夫、永井大介、荒尾聡、金子大輔、鈴木圭一郎、新井恵匠。
準決でスタートの切れが良かったのは佐藤貴。荒尾、早川も良い方の部類。他の5者も悪くはなかった。優勝戦のスタート争いだが、佐藤貴は8枠ではさすがに先行は厳しいか。普通に考えれば荒尾や鈴木圭がトップスタートを決めそう。鈴木圭が行けば、早川が乗って行く可能性もある。
荒尾が先行となると、コースを抑えつつペースを上げにかかる。鈴木圭は2番手追走から仕掛けの機会をうかがう。準決の動きを見る限りだと鈴木圭はエンジンに余裕がありそうだった。8周回るどこかで荒尾のインに突っ込むとみた。先頭に立てば鈴木圭を追える選手は不在。そのまま押し切ろう。仮に、鈴木圭が先行なら、そのまま先頭を譲らずゴール。そこで、当ブログでの本命には鈴木圭を推す。
相手は荒尾。トップスタートからコースを守り抜き、そのままゴールも考えられる。今回は地元飯塚から唯一の優出とあって、気合はいつも以上に入っているだろう。タイトルを外来勢に流出させぬべく、全力全霊で臨んでくるはず。
次に、伊藤信。今節ここまでオール連対できているのは伊藤信だけ。それだけエンジンは高位で安定している。枠番選択順1番で1枠を選んだのには、スタート先行する強い意思を感じられる。トップスタートで独走に入れば、後続を振り切れるスピードが今回はある。そして永井。準決は伊藤信に敗れたが、最後は追い詰める動きを見せていた。序盤の位置取りは疑問だが、8周戦ならチャンスがありそう。最後に早川。準決は佐藤貴と浦田を2車狩りするなど攻めに積極性が見られた。今節はスタートの切れも良い。
◎鈴木圭一郎
○荒尾聡
△伊藤信夫
△永井大介
▲早川清太郎
鈴木圭一郎が完全優勝を狙ってくる!
山陽オートで行われているGII小林啓二杯は最終日を迎える。梅雨時のシリーズらしく、道中は降雨により走路が不安定になる日もあった。しかし、準決は全て良走路。エンジン評価がしやすく、優勝戦の予想もやりやすい。
準決からハンデが重くなった早船歩が優出したので、優勝戦は0オープンにはならず10Mオープン。最内から早船、岩科鮮太、前田淳、角南一如、渡辺篤、有吉辰也、佐々木啓、鈴木圭一郎となった。
まずはレース序盤のポイントとなるスタート争い。ここは最内の早船がしっかりと枠なり発進を決めそう。2枠の岩科は、準決こそ良い飛び出しを見せたが元々、スタートはやや不安定な方。3枠の前田が2番手発進しそう。角南もスタートに難があるので、その外の渡辺、有吉と続いて行きそう。鈴木圭は大外でもカマシ気味に飛び出して行きそう。もしかすると1周バックで2~3番手に付けるかもしれない。
レース展開だが、逃げる早船のペースがカギ。独走は得意な方だが、今は最重ハンの10M前で走っているように、全盛期ほどの軽快さはないか。序盤2~3周は先頭を走れても、その後は後続に捕まってしまいそう。そして、早船を追う一番手になりそうな前田が交わしそう。近況、好調の前田が同期の早船に代わり逃げに入る。そのまま押し切りも考えられるが...。
当ブログでの本命には鈴木圭を推す。鈴木圭の今節はここまで4連勝で負けなし。スタートの切れもいいし、準決では強引な仕掛けまで見られた。今節にかける意気込みを感じられた。スタートで3~5番手までには出て行く事ができそうで、レース序盤から積極的に仕掛けていく。一度先頭に立てばハイペースの走りで後続を引き離しにかかるだろう。
相手は前田。一時期は軽いスランプに入っている時もあったが、前走ではGIIミッドナイトで優勝。復活の兆しが出かかっていたが、今回の優出でそれを確実のモノと感じさせた。スタートは2番手発進が望める。早い段階で先頭に立ち、インを締め上げつつペースが上がれば優勝も十分ある。次に有吉。10Mオープンの6枠ではやや遠いが、武器のスタート力は健在。序盤で好位置に付けそうだし、レース運びも本来の落ち着きが感じられる。昨年に続いて同大会連覇もありそう。そして渡辺。エンジンの上下動が緩やかな同選手は、今は好調モード。スタートの切れから冴えており、速攻で抜け出すシーンもある。最後に早船。ただ単に独走で逃げ切れるかは疑問だが、2番手に付ける前田の進みが悪く、更に後続をかなり苦しめるようだと先行押し切りも一考。
◎鈴木圭一郎
○前田淳
△有吉辰也
△渡辺篤
▲早船歩