
中村雅人が流石のレース運びでVゲット!
0ハンから先行したのは最内の増田。川原がやや遅れて、大外の梅内が続く形になった。20線は最内の内山高が先行すると伊藤正真も続いていく。その外の森がへこみ、中村雅、佐藤励の順で出て行った。
0ハン3車はしばらくスタート後の隊形のまま周回を重ねていたが、2番手に付けていた梅内が増田を交わして先頭に立った。20線勢は中村雅が佐藤励の攻めを上手に抑えながら車を進めていた。そして、0ハン勢を冷静に交わして先頭に踊り出た。その時、佐藤励は中団で苦しんでいた。川原をなんとか攻略できたが3着入線が一杯だった。準優勝は梅内。
中村雅は3節前の優勝を含めて5節連続で優出中だったが、今回も見事に優勝を決めてみせた。試走一番時計タイの機力が味方したこともあったが、レース道中で佐藤励の攻めをうまく封じたことが優勝できた大きな要因ではないか。技巧派として知られる中村雅。捌きの的確さだけではなく、レース運びの巧さを見せつけた一戦だったと言える。