
長田稚也が12度目の優勝
前日の準決勝戦で気迫の走りを見せた北原岳哲が堂々の一番人気。レースが発走すると10メートル前の関口隆広をスタート叩いて1周目で2番手へ上がる絶好の展開。40線は5車並びの最内枠に置かれて対抗人気となった平田雅崇が先行したが、2周で長田稚也が差して3番手へ浮上。
北原は4周目に0ハン桝崎星名を交わして遂に先頭へ立てたが、長田稚も続いて桝崎星を捌いて2番手に上がると、5周回1コーナーで北原の内を突いて首位を奪った。残る2周は北原との車間を拡げて反撃する余地を与えず1着ゴール。昨年6月ぶり、通算12度目のVとなった。
3番人気だった佐藤摩弥はスタート速攻が決まらず、1周回1コーナーで内どなりの篠原睦に伸び返されると、その後は篠原の前へ1度も出られなかった。
文/鈴木