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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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<次走へのメモ>第38回不来方賞

8月6日 第38回不来方賞

(写真・佐藤到)
1着 オウシュウクラウン 
 7月12日、G?・ジャパンダートダービーに参戦して3着に健闘。その遠征の反動が唯一の不安材料だったが、さらに気配アップ。堂々、オープンの貫禄を身につけ、今回、496キロの馬体重で出走。盛岡は4、5日前からいきなり暑さが襲ったが、その影響もほとんどなく、パドックでも落ち着いて周回していた。
 レースでも好スタートから逃げたミステリーゴットの2番手を追走。距離が2000mで前半、ややスローだったため掛かり気味になるシーンもあったが、小林騎手はそれをなだめて折り合いをつける。
 向正面では馬群が一団で固まり、3コーナーからペースアップ。テンショウボスが外につけるとオウシュウクラウンは馬なりのまま、4コーナー手前で先頭。直線でも余力があり、ちょっと気合いをつけるとあっと言う間に後続を突き放し、2着テンショウボスに5馬身差。さすがG?でも3着に入った馬、地元同士では役者が違いすぎた。
 「直線でササり加減だったが、気のいい馬だから追えばもっと伸びたはず。今回は負けられない一戦だったので、内容的にも満足している。ダービーグランプリでもいい競馬をしてほしい」と小林騎手。
 「本番(ダービーグランプリ)に向けて弾みがついた。暑い季節が到来したし、その本番まで40日あまりなのでジックリ調整をし、ぶっつけで臨みたい」と櫻田浩三調教師。
 有力視される馬が相次いでリタイヤの噂もあるが、あとはオウシュウクラウン自身との戦い。左回りは若干不安だが、一戦ごとにパワーアップが明らかな今、岩手勢の期待は膨らむ一方となった。
2着 テンショウボス 
 1週前(7月27日)、3日前(8月3日)と2本、一杯に追い切りを消化しながら、プラス11キロの531キロで出走。正直、パドックでも太めに見えたが、それは違ったか。スタートでややあおったため1周目スタンド前は後方3番手の追走だったが、ペースが遅くなった向正面で3番手まで進出。3コーナー過ぎでオウシュウクラウンと馬体を併せようとして勝ちに行ったが、直線で突き放される。「並ぼうとしたらすぐ離された。こちらも力を出し切ったが、完敗です」と阿部英俊騎手。
 この結果2着から、馬体重増は成長分かも知れないが、個人的な意見としてベストは520キロを割るぐらいだと思っている。
 それにしてもトライアル・ミルキーウェイカップ完勝、そして今回2着からも馬場の広い盛岡の方が断然合うだけに本番でも楽しみにしている。
3着 ブラックショコラ 
 マズマズのスタートを切り、想定どおり後方2番手からの競馬。向正面でテンショウボスがスパートをかけたのを見て徐々に先陣に進出し、テンショウボスを交わしにかかったが、ラスト100mで脚色がいっしょになった。やはり本質的にはマイルまでの馬で、距離が2000mでは前半ハイペースの展開から直線勝負に持ち込めないと、ちょっと苦しいか。
 

2006/08/08
レース回顧
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<次走へのメモ> 第24回ビギナーズカップ、第28回せきれい賞

<次走へのメモ>
7月29日 第24回ビギナーズカップ


1着 パラダイスフラワー 
 好スタートを切ったというより、スピードの違いで楽に先手を取って4コーナーでボスアミーゴに肉薄されるシーンもあったが、それは一瞬だけ。直線を向いてさらに加速して盛岡ダート1200mを1分12秒2の驚異のタイムで圧勝した。この時期に1分12秒台をマークできる馬はそういない。レースレコードを大幅に塗り替え、ダート戦2連勝を飾った。
「こういう速い馬場が合うし、出たなりで行かせただけで、ほとんど追っていない。まだ状態も本物でないのに、こんなタイムをマークできるのだからスケールは大きい。体がしっかりすればもっと走るはず。それに道中、かかる感じでもないので、距離が伸びても大丈夫なのでは」と小林騎手。いずれにせよダートでは牡馬も含めて一歩抜きん出た存在となった。「認定競走を取っていないので、まずはそれを取らせてから今後を考えたい」と櫻田浩三調教師。
2着 ボスアミーゴ 
 デビュー戦(水沢850m)で出遅れながらも2歳馬離れしたレース内容で完勝。今回は道中3、4番手を進んで4コーナーでパラダイスフラワーを射程圏に入れたが、そこから離される一方。マイナス14キロの体重減も影響したと思うが、それ以上に相手が強すぎた。「初コースにはそれほど戸惑わなかったが、中間の攻め馬がきつかったかも。それでコツコツした歩様になった」と菅原勲騎手。
3着 マツリダランラン 
 スタートセンスがよく2番手を追走したが、直線一杯。このタイムで走られては如何ともし難い。例年ならば1分14秒0でも勝ちタイムだったが…。

7月30日 第28回せきれい賞

1着 ジェーピーバトル 
 「中団ぐらいの位置取りかと思っていたが、スタートが良かったので2番手からの競馬となった」(菅原勲騎手)が、ペースが落ちた1、2コーナーで南関東のウエノマルクン、アンフィトリオン、そしてケージーチカラが前に進出。「逆にそれで目標ができてレースがしやすくなった」と菅原勲騎手が語ったとおり、あわてることなくジックリ待機。5番手まで一旦下げ、3〜4コーナーでスパート。直線はウエノマルクン、アンフィトリオンを交わせる態勢に入り、ラスト100mで先頭。そのまま押し切って待望の重賞タイトルを獲得した。これで盛岡芝は6戦4勝2着2回とした。
 「チャンスがあれば中央へも行ってみたいが、当面はOROカップ(9月24日、盛岡芝1600m9を目標にしたい)と佐藤浩一調教師。
2着 サイレントグリーン 
 終始、中団インをキープして3コーナーから徐々にスパート。4コーナーではジェーピーバトルに並びかけて直線勝負に持ち込んだが、瞬発力の差でジェーピーバトルに先着を許す。「今日は完敗です」と板垣騎手。
3着 ヤマニンランスタン 
 後方で我慢して脚をため、直線勝負にかけたのが功を奏して3着に善戦した。中央未勝利から南関東8戦0勝から今年5月に岩手転入。これまで4戦を消化して4着が最高だったが、その4着は同条件で行われたかきつばた賞(0・4秒差)。中央時の2着4回も芝でマークしたもので、芝適性が結果につながった。
4着 アンフィトリオン 
 一周目スタンド前では6番手を進んだが、1コーナー過ぎにウエノマルクンとともに先頭へ立つ。あとは馬の行く気にまかせて直線半ばまで粘ったが、ラスト100mで力尽きる。中央芝で6勝。昨年4月、メトロポリタンS4着後、1年の長期休養後に南関東へ移籍。2戦とも大差負けを喫していたが、今回は走り頃の3戦目と得意の芝で4着。往時の頃に比べるとかわいそうだが、芝なら今後も目が離せない存在となった。
6着 ヤマヨダイナミック 
 後方3番手を進み、3コーナー手前からスパートをかけたが6着止まりまで。トライアル・かきつばた賞を快勝し、1番人気に支持されたが、その時のようなハイペースにならず、自慢の切れを出せなかった。

2006/08/01
レース回顧
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<次走へのメモ>7月22日、ひなげし賞。7月23日、オパールカップ

7月22日 第7回ひなげし賞

(写真はひなげし賞ゴール 写真・佐藤到)
1着 サイレントエクセル
 ジュリアが逃げ、その直後2番手を追走。3コーナー過ぎ、ディアブロハンターがスパートをかけるのを見て4コーナー手前でジュリアを交わして先頭。直線を向いて後続をあっという間に突き放し、2着に2・3秒差の大差をつけて圧勝した。牝馬同士では実力を抜けていただけではなく、盛岡ダート1800m1分53秒4はコースレコードに0・6秒のハイタイム。本調子を取り戻した今なら、牡馬相手にも互角以上の勝負を演じるに違いない。
 「他の馬が行くのなら、その後ろに控えて競馬かなと思っていましたが、今日はスタートも良かったので2番手になりました。位置取りとかコース、距離も気にならなかった。今日はすべて完璧なレース」と板垣吉則騎手。
 今後は8月20日、3歳牝馬による全国地方競馬交流「第20回ひまわり賞」(水沢ダート1900m)、9月9日、牝馬オープン特別「第7回フェアリーカップ」(水沢1900m)、10月8日、オープン牝馬全国交流「第32回ビューチフル・ドリーマーカップ」(盛岡ダート1800m)の牝馬路線を歩みたいと千葉博調教師。

7月23日 第7回オパールカップ

(写真はオパールカップ、ゴール 写真・佐藤到)
1着 ブラックショコラ
 今回、1ヶ月のレース間隔があったが、マイナス11キロ。これはいきなり気温が上がったこと、輸送で減ったためだと思うが、その影響か気合いがひと息。しかし、逆にそれで出遅れグセを出さず、中団外目を楽に追走する。3コーナーでちょっともたついたのは、前の馬に脚をひっかけられたため。それでも「直線を向いて大丈夫だと思った。周囲はハラハラしたと思うが、乗っている方は楽に交わせる手応えでしたよ」と菅原勲騎手。その言葉どおり、逃げ込みを図るカズノマックイーンをゴール前できっちりクビ捕らえた。次走はダービーグランプリのトライアルでもある岩手伝統の3歳重賞・不来方賞。
2着 カズノマックイーン
 終始4番手インを追走し、直線半ばで先頭。そのままゴールに入り、大金星をあげるかと思ったが、惜しくも2着。前走・ガーベラ賞ではイレ込みが激しくて競馬にならず、8着に敗れていた。今回は大幅に相手強化で12番人気だったが、それを見事に跳ね返した。芝では2歳時に1勝をマークしているが、特別戦でははまなす賞の3着が最高。いかに適性があったにせよ、この2着には正直、驚いた。
3着 ジェスターズコート
 中団キープから3コーナーで徐々に先陣に接近して直線抜け出しそうな勢いもあったが、最後で伸びを欠いた。「本当はもっと切れる馬なんだけど」と山田信大騎手が語ったが、おそらく最後の坂が影響したかもしれない。
4着 グリーントマト
 「いつもより前のポジション(いつもはポツンと最後方)で競馬をやってみたが、この馬場(重馬場)では持ち味が生きない」と沢田騎手。それでも4着を確保したように、芝適性は抜群だ。
9着 シホウネリ
 JRA芝の挑戦7度のキャリアから2番人気に支持されたが、最後方から3コーナー大外スパート。しかし、小回りのため4コーナーで大きく外に膨れてしまったのが痛かった。「左回りは初めてだったので4角は見てのとおり。右回りなら違う結果になったはず」と阿部幸夫騎手。

2006/07/25
レース回顧
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17日、G?・マーキュリーカップはJRA代表・クーリンガーが優勝!

<次走へのメモ>
7月17日 第10回マーキュリーカップ・G?


1着 クーリンガー 
 抜群のスタートを切ったが、レッドストーンがハナを譲らない構えを見せたので、3番手インにつける。昨年は逃げたが、マークされる流れとなって5着。それもあって無理をしなかったと解釈できるのではないか。道中は坦々とした流れとなり、追走も楽だったが、3コーナーでレッドストーンが一杯となって代わってスターキングマンが先頭。それを見て有力各馬がスパートをかけ、クーリンガーは一瞬もたつく場面もあったが、和田騎手が手をしごいて遅れを取り戻す。しかし直線を向いてからは手応えが抜群でラスト200m、スターキングマンが一杯になったのを見て最内から進路を変更。内スターキングマン、外グラッブユアハートの間を割って抜け出し、あとはセーフティリードを取ったままゴールに入った。
 「スタートが良かったので先行策を取った。直線を向いてもまだ手応えがあったので、これなら前の馬(スターキングマン)を捕らえきれると思った。盛岡は勝ちたいコース、このレースも勝ちたかったレースなので勝つことができてうれしい」と和田竜二騎手。
 クーリンガーは3歳時、ダービーグランプリで盛岡初参戦。その時はゴールドアリュールの3着に敗れ、4歳以降は3年連続でこのマーキュリーカップに参戦。03年ディーエスサンダーの5着、04年スナークレイアースの首差2着、そして昨年05年はピットファイターの5着に敗れていたが、今回、盛岡訪問5度目で初勝利を飾るとともに、自身6度目のG?タイトル獲得となった。
 装鞍所で馬体重を量ったところ前走・灘ステークスからマイナス6キロの530キロ。元々が芦毛で見栄えのする馬ではなく(失礼)、輪郭がぼんやりとした印象があったが、今回は白さが増したこともあったのか馬体がすっきり見えた。それも好走要因だったかもしれない。
2着 グラッブユアハート 
 前回(スパーキングレディーカップ)はほとんど最後方追走で競馬にならなかったが、今回は3、4番手の積極策。スターキングマンとほぼ同じタイミングでスパートをかけ、レマーズガールが外からじわじわ伸びてきたが、最後は脚色がいっしょになった。結果的に前につけた分、レマーズガールに先着する格好となった。これでレマーズガールとの直接対決を8勝9敗とした。今後もこの2頭は同様のローテーションを歩むことになりそうで、調子、展開、馬場などにより先着をしたり、後塵を拝する形が続くことになりそうだ。
3着 レマーズガール 
 7月5日、スパーキングレディーC(川崎)から中11日の連闘となったが、プラス5キロで臨めた。道中の位置取りも前レースとほぼ同じで、直線大外からじわじわ伸びてきたが、最後はグラッブユアハートとの差は詰まらなかった。
4着 ベルモントシーザー 
 1周目スタンド前は5、6番手のインで折り合いを欠きながら追走。これはみちのく大賞典でも見せていたが、それでも気力は衰えることなく地方所属馬で最先着の4着に入る。南関東ではA2で頭打ちだったが、岩手転入後は2勝2着1回3着1回(着外1回)。そして今回、初グレード挑戦で4着なら大健闘と言っていいだろう。
5着 スターキングマン 
 2番手を追走し、3コーナー過ぎに早々と先頭。4コーナーを回ったときは勝てる勢いに見えたが、ラスト200mで失速。「レース間隔が開いたことと59キロのトップハンデも影響したのかも。でも次走は良くなるはず」と武豊騎手。

2006/07/18
レース回顧
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<次走へのメモ>第18回栗駒賞(クラスターカップトライアル)

<次走へのメモ>
7月2日 第18回栗駒賞


1着 オリエントボス
 ベルモントソレイユが逃げ、ハタノアドニスの間にはさまれる形となったが、1コーナーで枠差を利して2番手をキープ。前半3ハロン36秒0はもちろんハイペースだったが、ずっとこのようなラップを刻み、3コーナー過ぎにベルモントソレイユを交わして先頭。外から伸びてきたタイギャラントとの叩き合いとなり、わずかハナ差ながら追撃を封殺。特別を飛び越え、うれしい初重賞タイトルを獲得した。
 「無理に先に行くつもりはなかったが、好スタートを切ったので2番手になりました。3コーナー手前でムチを入れたら、ガンと反応したのでそのまま気を抜かせず行かせました。前回、それで抑えたら走る気が薄れたので早め先頭に立たせました。調教師の指示もそうでしたので、思い切って行かせたのが勝因。自分自身、久々の重賞なので非常にうれしいですね」(関本浩司騎手)。
 このコメントどおり積極的なレース運びが功を奏し、7年前、バンチャンプが樹立した水沢1400m1分26秒0のレコードをコンマ7秒更新する劇走。単勝7450円の高配当を演出した。次走は優先出走権を獲得し、8月14日のG?・クラスターカップ(盛岡ダート1200m)を目指すと佐藤雅彦調教師。
2着 タイギャラント
 スタートで後手を踏み、1周目スタンド前は後方2番手からの競馬。向正面で5番手まで進出し、4コーナーではオリエントボスを捕らえそうになったが、馬体を併せてからがオリエントボスは渋太く惜しいハナ差負けを喫した。「スタートがすべて。あそこまで差を詰めただけに悔しい」(井上俊彦騎手)
3着 ベルモントソレイユ
 「スタートが良かったので逃げてみようと判断した。ただ今回、ブリンカーを外したせいか後ろの馬を待っているような感じだった。3ヶ月ぶりでも状態は悪くなかったが、マークがきつかった」(御神本騎手)
4着 タイキシェンロン
 道中は4番手を進み予定どおりのポジションだったが、勝負どころから離される。中間、追い切りの翌日、攻め馬を休んだように本調子でなかったようだ。それでも4着なら健闘したと言っていいだろう。
5着 エクススペシャル
 2コーナーまで最後方を進み、向正面からロングスパート。転入戦を叩いて上昇ムードで臨んで5着入線を果たす。
6着 ベルモントシーザー
 前走・姫神賞では内に入って掛かり気味になっていたが、今回は追走するのが一杯。レコード決着ではこの馬の良さは出せなかった。
8着 バニヤンドリーム
 短距離適性、遠征前のB級特別を快勝した点を買われて3番人気に支持される。ただ前走比プラス17キロ。パドックで見た印象も腹回りに余裕があったように思えた。
10着 ハタノアドニス
 好スタートから枠差で3番手からの競馬となったが、向正面で早々と一杯。「追い切りの気配も上々だったが、2コーナー過ぎでもう手応えが怪しくなった。年齢的なものかも」(石崎俊騎手)

2006/07/04
レース回顧
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