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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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16日メインはA級一組・弥生特別。昨年と同様、グランコージーが好発進を決める

 先週9日(日)から再開した岩手競馬。11日(火)、第4Rで1着グレースアイリス(11番人気)、2着ハーツケリー(6番人気)、3着ドナマギー(5人気)の順で入線し、3連単817万1760円。いきなり岩手競馬の最高配当を記録した。

従来の記録は2009年12月13日。水沢競馬の537万8990円。約300万円も上回る特大万馬券が飛び出した。勝ったグレースアイリスはドゥラメンテ産駒で中央未勝利から転入。5戦目に3着、9戦目で初勝利を飾ったが、その後は入着止まり。しかも今回はC2級五組からC2級一組に入り、メンバー強化。11頭立て11番人気だったが、低評価を見事覆した。

好走要因は4番手インに入れて、うまく流れに乗れたこと。前半3日間の傾向は逃げ有利、差し有利ではなくインで脚を貯めていた馬の好走が目についた。人気薄でもうまく内で競馬ができるか否か。今週は傾向が変わる可能性も高いが、まずは内有利だったことをインプットしてほしい。

16日(日)メインはA級一組「弥生特別」(水沢1600m)。当初、桐花賞1、2着ライアン、ミニアチュールの登録もあったが、新シーズンから始動予定。圧倒的な存在が不在になって各馬にチャンス十分。重賞・赤松杯にもつながるメンバー構成となった。

本命はグランコージー。昨年も3月の春競馬から始動。鮮やかな逃げ切りを決め、赤松杯、シアンモア記念と重賞2連勝。春の主役を演じた。続く一條記念みちのく大賞典で4着に敗れ、以降も粘りを欠くレースの連続。入着一杯でシーズンを終えた。

今年8歳を迎えたのは気になるが、1600m10勝とベストの距離に加え、重賞制覇過去5回のうち4勝が水沢1600m戦。今回はトップグループが不在で好発進を決めるチャンス。好枠も引き当てマイペースに持ち込んで逃げ切りを決める。

ボウトロイは昨シーズン、最も充実した1年を送った。4勝2着3回3着5回。前々走・トウケイニセイ記念では、後に4歳以上最優秀馬に選ばれたヒロシクン相手にハナ差2着まで肉薄した。こちらは盛岡、水沢を問わず1600m戦で最大能力を発揮する。

昨年も同じく弥生特別へ出走してグランコージーの1秒1差4着。この結果を重視して印の序列を決めたが、勢いはボウトロイの方が上。こちらを軸にする手も十分。

マツリダワールドも昨年5勝2着5回3着5回の好成績を収め、前走まで7戦連続で馬券対象を果たした。武器は軽快な先行力と強じんな粘り。特に水沢1400mで2勝2着1回と活躍した。今回のマイルは気持ち長い印象もあるが、それでも粘れるのが心強い。先にも記したように先週と同様、内が有利の馬場なら単まであり得る。

ドテライヤツは南関東デビューで3勝マーク。門別移籍後も4勝をあげ、2022年には重賞・瑞穂賞を6馬身差で圧勝した。昨年12月に岩手入りし、1番人気に支持されたが、粘りを欠いて9着。案外の結果に終わったが、冬場の休養で心機一転。巻き返しに転じて全く不思議はない。

フレイムウィングスは転入後は未勝利だが、桐花賞2着、北上川大賞典2着。昨年もあすなろ賞3着、すずらん賞2着などで健在ぶりを発揮した。ジリ脚タイプで勝ち味に遅く、2000m以上向きだが、地力で上位進出。

スターシューターは大井1400m以下で通算13勝。転入初戦の水沢850mで鮮やかなまくりを決めた。2戦目は3着に終わり、今回の1600mは初距離だが、小回り水沢ならこなせるはず。軽視できない。

◎③グランコージー
〇④ボウトロイ
▲①マツリダワールド
△⑤ドテライヤツ
△⑧フレイムウィングス
△②スターシューター


<お奨めの1頭>
1R ジャスタヘイロー

転入戦は3着に終わったが、初距離もこたえた。条件2度目で首位を奪取する



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2025/03/15
レース展望
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『東日本大震災津波を語り継ぐ日』/サンエイコンドルの先行力に期待する

 14年目の3月11日になりました。2011年のこの日起きた東日本大震災は岩手県にも大きな被害をもたらしました。以来復興が進められてきましたが、震災の影響は未だに各地に残っているように見えます。
 折しも今年、そんな3月が迫ってきた時に大船渡・陸前高田で大規模な山火事が発生して、またしてもの避難生活、またしてもの被害を受けた方がおられるというニュースもありました。災害というものは常に身近にあると改めて心に刻むと同時に、山火事被害からの1日も早い復旧を、そして東日本大震災の被害を受けた方々の心の安寧を、改めてお祈りいたします。

 3月9日から始まった春の水沢競馬。今月に入る頃まで、というか2月になったくらいから雪が積もるような日が増して寒さが堪えるような感じだったのですが、いざ競馬が始まるとなると日差しも一転春めいてきたように感じます。夕方からはまだまだ寒いんですけども春はどんどん近づいてきている印象。
 一方競馬の面から見ると、盛岡競馬場はかなり雪の影響があったようですが、水沢競馬場の方は案外雪が少なく調教も進んでいたとのこと。馬の仕上がり具合にはまだしばらく違いというか、2月になってからのドカ雪の影響がありそうです。



 3月11日のメインレースは11Rの『東日本大震災津波を語り継ぐ日』、B1級一組・ダート1600mの11頭立てです。
 先にも触れた競馬場間の仕上がり具合の差と、そして今週の水沢競馬場はこの時期にしては軽めの、時計が速い・先行馬が戦いやすいコース傾向になっている点に注意しつつの予想として、本命は(4)サンエイコンドルを採りました。
 昨秋以降はB1に降級していたとはいえ昨年の今頃はA級で勝ち星も挙げていた馬。その昨年4月15日のA級二組での勝利は2番手先行から圧勝しています。一組戦で大敗してからリズムを崩していた印象ですが、降級して、そして戦いやすい水沢に変わって勢いを取り戻してきたように見えます。他にも先行タイプはちらほらいますが戦法の手堅さではこちらが上位と判断。そうなれば今の馬場も味方して・・・と見ての本命視。

 対抗は(3)マツリダショパン。前走は鞍上が上手く導いた印象が強いですが、前残り傾向が強かった中でマクリ差しを決めたのは馬にもそれだけの勢いがあったと考えたいもの。今の馬場傾向は味方ではないかもですがその勢い継続に期待したいし、マイルなら好位からの競馬をしていた点にも注目しつつ。
(7)フェブサンカラが三番手。昨年終盤はC級→B2級と上がってきていたところで、今回の元A級も多いB1では相手強化感があるのは確かですが、時計自体にさほど大きな差が無いのも確か。コース慣れ・クラス慣れが進んでいるとすればもう一歩前進もあっていいと判断。

 以下、まず(2)ジャッジ。勝ち星からは少し遠ざかっていますが、昨年の終盤は復調気配濃厚で勝ち切れなかったのは展開が向かなかっただけの印象がありました。あとは仕上がり具合がカギ。(6)エイシンガネーシャも昨年後半は勝ち切れないながらの安定感、存在感は戻ってきていた印象。こちらも流れひとつで上位食い込みがあっていいでしょう。(横川典視)

●11Rの買い目
馬単(4)=(3)、(4)=(7)、(4)→(2)、(4)→(6)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ


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2025/03/11
レース展望
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10日メインは夢・希望 未来へ前進。本線は4歳馬フェルサイトvsプリンセスナイト

 岩手競馬の再開を前に残念なニュースがあった。岩手競馬の最年長ジョッキー・関本淳騎手が2月20日(木)付で騎手免許を返上。弟さん関本秀幸さんの牧場で新生活を送っている。通算成績21594戦2315勝、重賞33勝。ツルマルダンサー(南部駒賞)、スパートクロス(山形記念樹氷賞、ラ・フランス賞)、コアレスレーサー(みちのく大賞典)、プレイアンドリアル(ジュニアグランプリ)など数々の強豪とコンビを組んだ。

2月22日(土)、関本淳さんの送別会には多くのジョッキー、一部調教師も参加。関本淳さん、第二の競馬生活を見送った。2003年、上山競馬が廃止後、翌年から岩手競馬に移籍。ともに苦楽を共にした板垣吉則調教師が"兄ィ"の騎乗、人柄を誉め讃えた。それにこたえて関本淳さん「突然になってしまいましたが、還暦を迎えて騎手免許を返上しました。ですが、今後は弟の牧場で働きますので競馬からは離れません。またどこかで会えると思っています」。42年の騎手生活にピリオドを打った関本淳元騎手。またお会いした時はよろしくお願いします。お疲れさまでした。

師匠でもある晴山厚司調教師も2月28日(金)、調教師免許を返上した。調教師通算917勝。2002年の第30回みちのく大賞典をシネマパラダイスで優勝した。元スピードスケート選手でもあった晴山さん。きゅう務員時代も含めて大変お世話になりました。ありがとうございました。

10日メインは岩手県調騎会騎手部会協賛「夢・希望 未来へ前進」(B1級 水沢1400m)。幅広い年齢構成となったが、フレッシュ4歳2頭を本線に採った。

フェルサイトは新潟(2014年)で行われたスプリンターステークスを制した数少ないスノードラゴン産駒。中央4戦0勝から転入後、5勝2着1回。馬券対象から外れたのは3走前、B2昇格戦の4着のみ。続いて2、1着に反撃してクラス通用を証明した。今度はB1メンバーが相手だが、成長を続ける4歳馬。好発進を決め、オープン入りを目指す。

プリンセスナイトは中央3戦0勝から岩手入り。4勝2着3回3着1回。3走前8着と着外に沈んだが、以降1、3着に反撃した。フェルサイトとは昨年2度対戦して2度とも先着を許したが、わずか半馬身、ハナ差負け。まだ完全に勝負づけは済んでいない。こちらも自在脚質で展開不問。流れ次第で逆転の可能性は十分にある。

コンバットココは門別2勝2着2回から南関東へ移籍。初戦を2着にまとめた。転入前3戦は着外に終わったが、南関東C1→岩手B1編入なら間に合う格付け。仕上がりの早い小柄な牝馬で初戦から勝ち負けに持ち込める。

アーバンキッドは中央芝3勝オープンから障害を経て2021年に転入。いきなりOROカップで2着に気を吐いた。当初は芝が主戦場だったが、年を重ねるごとにダートも克服。昨年も1勝2着4回3着3回で健在を誇示した。12歳でも軽視できない。

ブライリーは昨春、2連勝を飾ったが、4月30日5着後、脚部不安が発生して無念のリタイア。同年10月に復帰し、徐々に調子をあげていた。

ツルマルベルは成績安定しないが、時に大駆け。ペースが速くなれば台頭の可能性がある。

◎⑨フェルサイト
〇①プリンセスナイト
▲④コンバットココ
△⑤アーバンキッド
△⑦ブライリー
△②ツルマルベル


<お奨めの1頭>
1R ナナドリーム

3走前、B2級850m戦を快勝。適性を証明し、今回からC2へ一気に降格。メンバーにも恵まれた


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2025/03/09
レース展望
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いよいよ3月9日から岩手競馬が再開。3歳重賞・スプリングCはポマイカイが主役

 3月9日(日)から岩手競馬が再開する。春競馬は3月31日(月)までの全12日間。翌週4月6日(日)から2025年度がスタートする。今年も岩手競馬をよろしくお願いします。

今開催の岩手在籍馬は約2ヵ月の休養明け。仕上がり度合いがカギを握り、パドックチェックは重要なファクター。基本は冬場を使ってきた転入馬、能力検査を使ってきた馬が基本有利だが、セオリーどおりにならないのが競馬。馬体重の増減も含め、しっかり各馬の状態をチェックしたい。

9日メインは4月6日(日)、水沢1400mを舞台に行われる『第2回ネクストスター北日本』トライアル「第50回スプリングカップ」(水沢1400m)。昨年まで岩手クラシック一冠目ダイヤモンドカップ・トライアルだったが、今年は前記ネクストスター北日本トライアルへ移行。実施時期も昨年まで新シーズン開幕日だったが、今年は実施が1ヵ月ほど早まり、距離も1600mから1400mへ短縮された。

本命はポマイカイ。盛岡1000m・デビュー戦を圧勝したが、以降は折り合いに課題を抱えて2着3回。1600m重賞・若鮎賞に至っては6着に終わった。それでも1000万円レース・ネクストスター盛岡を快勝。待望の重賞タイトルを獲得した。その後は1400m以下の適条件重賞がなかったためテンコートレセン(福島県)へ移動。坂路を中心にしっかり乗り込みを消化して2月中旬に帰厩。予定どおりスプリングカップから始動する。

今回は心身の成長度合いを確認する一戦。特に精神面での成長が待たれるところだが、今回は実績がある1400m戦。スプリングカップはポマイカイにとって通過点。ネクストスター北日本につながるレースを期待し、久々の再会を楽しみにしたい。

ラヴェイは門別1勝から転入。当初は夏負けが尾を引いて2着1回が最高だったが、徐々に回復して終盤2連勝。金杯で豪快なまくりを決めて初重賞を手にした。冬期間はポマイカイと同じくテンコートレセンに移動。主戦の山本政聡騎手がずっと世話をして盛岡に帰厩した。ポマイカイとはネクストスター盛岡で直接対決をして片や優勝、ラヴェイは10着。果たして主客が逆転するか興味深い。

ミヤギヴォイジャーは昨年10戦3勝2着3回。相手なりに駆ける堅実さを武器にしたが、菅原勲調教師「実が入ってくるのは3歳になってから」とコメント。昨最終戦の金杯を2着にまとめ、冬休みに突入。良績が水沢に集中し、条件ベスト。こちらも成長次第では単までの資格を持っている。

スノーミックスはデビュー戦2着後、遠野馬の里へ移動。その効果が絶大で復帰後、アッサリ2連勝をマークしてシーズンを終了した。当初、寒菊賞へ出走予定だったが、降雪のために取り止め。それで早々と切り上げ、再び遠野馬の里で乗り込まれた。永田幸宏調教師「あやめ賞が当面の目標だが、ひと叩きしたいと思ってスプリングカップへ登録した」とのこと。初の牡馬一線級を相手にどんなパフォーマンスを披露するか注目。

コラソンは門別0勝から転入して2勝。最終戦は2歳B2戦だったが、1秒差で逃げ切りを決めた。メンバーは大幅に強化されたが、すんなりなら軽視できない。

ミカヅキカネミツは門別1000m・新馬戦を圧勝。その後は粘りを欠くレースが続き園田移籍後も4着最高だが、スピード上位。大外でも不気味な存在となる。

◎⑦ポマイカイ
〇④ラヴェイ
▲⑥ミヤギヴォイジャー
△①スノーミックス
△③コラソン
△⑧ミカヅキカネミツ


<お奨めの1頭>
9R マルケイヴェスパー

水沢850m戦にシフトして3戦2勝。昨最終戦の強さも際立っていた。今回はB2昇級戦だが、4歳の勢いで突破できる


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2025/03/08
レース展望
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31日メインは岩手競馬グランプリ・桐花賞。噂のヒロシクンが重賞2連勝を飾る

 12月31日メインは2024年度・岩手競馬レギュラーシーズンを締め括る「第48回桐花賞」(水沢2000m)。今年のテーマはずばり世代交代。5年間にわたってトップを張り続けてきたゴールデンヒーラーは12月23日、スプリント特別5着がラストラン。29日(日)、引退セレモニーが行われ、今後は生まれ故郷の下河辺牧場で繁殖生活に入る。また一昨年の年度代表馬ヴァケーションは金沢へ移籍し、2年(以上も含む)連続で桐花賞出走はノーブルサターン、フレイムウィングス、レールガンの3頭のみ。1年で勢力図が一気に変わった。

中心はもちろんヒロシクン。中央1勝クラスから転入後、B1級あっさり3連勝を飾り、一條記念みちのく大賞典へ強気の挑戦。いきなり一線級相手でどうかと思ったが、鮮やかな逃げ切りを決めて快勝。秘めた素質がついに開花した。

その後も順当に白星を積み重ね、敗戦を喫したのはJpnIII・マーキュリーカップ、JpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯のみ。夏休み明けの青藍賞、前走・トウケイニセイ記念ではグランコージーの執拗なマークに遭ったが、後続を振り切って快勝。地元同士の戦いでは負けなしを続けている。

あえて不安点を捜せば主戦の高松亮騎手が落馬負傷中のため、塚本涼人騎手がピンチヒッターで騎乗すること。しかし先行馬に乗るとうまさを発揮する特長を見込んで佐藤雅彦調教師が指名したに違いない。過去に塚本涼人騎手は準重賞・桂樹杯を制しているが、仮に今回優勝すれば重賞初制覇。これもフレッシュな話題となる。

ミニアチュールは昨年、牡牝馬クラシック四冠を獲得して最優秀3歳馬に選ばれた強豪牝馬。川崎遠征・ロジータ記念10着後、スランプに陥り、今シーズンも当初2戦凡走したが、3戦目の盛岡1000m戦を完勝。この一戦をきっかけに7月から圧巻の5連勝。牝馬交流・ビューチフルドリーマーカップも制した。

気がかりは前走・トウケイニセイ記念6着。好位をキープしたが、直線一杯になって失速。敗因は何だったか今回で答えが出ると思うが、現時点で考え得ることは久々の実戦が影響したかもしれない。ひと叩きして桐花賞へ臨み、巻き返しなるか注目が集まる。

サクラトップキッドは典型的なステイヤー。春は追走に手こずっていたが、東北優駿でフジユージーンの2着から覚醒。3歳重賞・やまびこ賞で初重賞を手にし、JpnII・不来方賞6着。フジユージーンとの差を0秒3差まで詰め、以降は古馬へ果敢に挑戦。青藍賞3着、前走は岩手競馬最長距離戦・北上川大賞典を完勝。成長一途をたどっている。

ペースがゆったりすると追走も楽になったのが最大勝因。その意味で今回の2000mは望むところ。まだ成長途上だが、ハイレベル世代ナンバー2の底力に期待したい。

ノーブルサターンは昨年、春はシアンモア記念を制し、秋以降は北上川大賞典、トウケイニセイ記念、桐花賞と重賞3連勝。文句なしで年度代表馬に選ばれた。今季も赤松杯から始動して4着からシアンモア記念3着。連覇を果たせず4ヵ月半休養。リフレッシュに専念して満を持して復帰。しかし本来の豪快さが影を潜めて北上川大賞典2着が最高。

今回は桐花賞3連覇の偉業がかかっている一戦。得意の水沢2000m、寒い季節を味方に復活の雄たけびをあげるか。このまま引き下がってしまうのか。年度代表馬の意地を見たい。

ゴールドギアは中央芝5勝。昨年、転入後も芝交流などで好走し、最優秀ターフホースの座を獲得。今年は芝の主要重賞が取りやめとなったのは不運だったが、ダートもこなせるのが強味。あすなろ賞2着、一條記念みちのく大賞典3着、北上川大賞典3着、すずらん賞3着。共通するのは距離が1800m以上。2000mは望むところ。


フレイムウィングスは昨年ほどの安定感がないのが気がかりだが、すずらん賞2着、あすなろ賞3着。昨年の桐花賞で2着を確保し、こちらも2000mがベストの舞台。

<お奨めの1頭>
3R ラヴリーディスク

中央未勝利、門別から転入後1勝2着2回。今回はメンバーが甘くなり、首位を奪回するチャンス

2024/12/30
レース展望
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