先週は7日、盛岡芝2400m・地方競馬全国交流「第46回せきれい賞」は激しい雨の影響で芝走路が悪化。ダート2000mへ条件変更となった。また9日はダート走路の整備により第8、9Rは取り止め。第10Rから再開された。今は梅雨の季節真っただ中。雨の影響を相当受けている。今週の開催3日間は14日(日)は降水確率30%、15日(月)も30%、16日(火)は40%。あくまでも予報だが、天候、馬場状態の変化は欠かせないチェック項目となった。
14日メインは3歳重賞「第37回やまびこ賞」(盛岡ダート1800m)。今年からJpnII・不来方賞トライアルへ昇格。1着賞金が500万円へ増額され、1着馬には不来方賞の優先出走権が与えられる。
主軸はコモリリーガル。昨年、6戦3勝2着2回3着1回から交流・プリンセスカップへ参戦。2着に0秒3差で完勝し、園田・プリンセスカップに続いて牝馬交流2連勝を飾った。そしてグランダムジャパン総合優勝を目指して東京2歳優駿牝馬に挑戦したが、3コーナー過ぎに早々と失速。相手が大幅強化に加え、内2番枠に入り、終始揉まれたことが致命傷となった。
その後、姫路で1度使って北海道へ帰郷。復帰戦を逃げ切り、2戦目から3歳牝馬重賞・フロイラインスプリント(1200m)3着、フロイラインカップ(1700m)3着。直後に岩手入りを果たした。
目指すのは岩手版オークス・ひまわり賞。今回は1800m対応、牡馬相手がネックだが、プリンセスカップで盛岡コースを経験して完勝。前走で1700m戦で3着なら距離もこなせる範囲。各馬が死角を抱える中、総合力でリードと見ていいだろう。
サクラトップキッドはデビュー2連勝から重賞路線に名乗り。まだタイトルは手にしていないが、2着2回3着1回。すべて入着を果たし、東北優駿でフジユージーンの2着確保。前半で首を上げて追走に手こずっていたが、好位をキープできたのが収穫。今回もペースが落ち着くのは確実で楽に追走できるのも強み。逆転首位まで十分。
バウンスライトは中央3戦未勝利から転入後、2連勝を飾って下級条件から強気に重賞へ挑戦。イーハトーブマイル3着、ウイナーカップ3着、東北優駿4着。トップ相手にも通用を証明した。タイプ的に忙しい競馬よりゆったりペース向き。1800mはおあつらえの距離と言えそう。
ラティサワーは門別3戦1勝から今年4月に転入。休み明けも問題にせず3連勝。いずれも完勝の内容だった。メンバーが一気に強化されたが、タイム的にもそん色なし。いきなり重賞制覇のシーンまで。
セイバイラックはデビュー2戦目の芝・若鮎賞2着を皮切りに寒菊賞2着、金杯2着。着外は3走前・イーハトーブマイル8着のみ。芝ダートを問わず堅実さを発揮している。詰めが課題だが、マーク欠かせない。
シンプロレタリアトは東京芝2000m・2歳新馬戦で0秒4差5着。その後、門別2戦1勝から転入し、初戦の芝2400mで2着に突っ込んだ。今度はダート戦だが、一発を秘める。
◎⑩コモリリーガル
〇⑥サクラトップキッド
▲③バウンスライト
△④ラティサワー
△①セイバイラック
△⑤シンプロレタリアト
<お奨めの1頭>
6R ラブショック
一戦ごとにレース勘を身につけ、岩手5戦3勝2着1回3着1回。前走でノイバラ相手に完勝し、もう一丁いける
7月7日に行われた重賞『せきれい賞』が行われました。残念ながら強い雨の影響でダート2000mに変更。さらにはレース直前の大雨もあって水が浮く不良馬場と条件を大きく変えた形になった一戦は地元ライアンが勝利しました。
一昨年の芝のせきれい賞の覇者アトミックフォースが逃げて地元勢が追走、遠征の有力どころは中団あたりに位置する隊形で進んだダートのせきれい賞。アトミックフォースがそのまま逃げ切るのかと思われた最後の直線、中団から追い上げてきたマンダリンヒーロー、ヴィゴーレが迫るところを一歩先んじて抜け出したのがライアン。道中は先行集団の直後の内ラチ沿い、終始ロスのない位置を進んでいた同馬が最後きっちり差し切りました。6番人気、ダート変更も味方に付けて自身としては2歳時の平和賞以来となる重賞タイトルはその時以来の2年8ヶ月ぶりの勝利ともなりました。
1番人気マンダリンヒーロー、3番人気ヴィゴーレは追い上げたものの及ばずそれぞれ2・3着。積極的に立ち回ったスズカゴウケツが4着に割って入りアトミックフォースは5着でした。
7月9日のメインレースは12Rに行われるスプリント重賞『岩鷲賞』、ダート1200mの10頭立て。9日朝の時点で2番ルチルクォーツが出走取消となっていますのでご注意ください。
空梅雨だ、このまま梅雨が明けるのかも?と思われていたここにきて連日の雨。それも強い雨が集中的に降るという極端な天候は、ちょっとうんざりしますよね。せきれい賞の前日の関東地方なんかも"午前中は好天・猛暑、午後は土砂降り雷雨"だったようで。最近の夏はホントそんな感じ。さすがにそろそろ梅雨が明けそうですが、そうなると今度は猛暑が怖いですよね。皆様も体調管理には十分にご注意を・・・。
岩鷲賞の本命は(6)ゴールデンヒーラーを採りました。
今季は短距離路線に転身した同馬でしたが陣営の期待通り、ファンの期待通りに春から3連勝。昨年までのキラットダイヤにかわって短距離女王の座についたように見えます。
青藍賞を連覇していたり、あるいはみちのく大賞典で2着に入っていたりとマイルや中距離でも実績を残していますが2歳時から3歳時の春くらいまでは短距離がベストかとも思われていた馬でスピード性能は当時から目を惹くものがあり、実際1400mの重賞栗駒賞は昨年も勝っています。1200mも、実は前走がキャリア初の挑戦でしたが難なくクリア。同じ距離で行われ、近走とほぼ同じライバルたちと戦うここは、当然中心と見ていい存在です。
ここで"不動の中心"と言い切れないのは馬場状態が気になるため。水が浮くような不良馬場になるとこの馬の持ち味というか有利さが殺がれる部分がある。このメンバーであればそれでも、とは思いますが一応の警戒点。
対抗は(4)キモンリッキー。昨年は"B1級の主"のような活躍ぶりでしたがA級に上がった今季もしっかり力量を発揮。栗駒賞も4着でしたが2着争いの中で一団の結果だったので着順の数字で判断はできません。雨馬場・時計勝負の馬場も恐らく得意。栗駒賞よりも◎との差を詰めてくる可能性あり。
(1)ゲンパチプライドが三番手。白嶺賞・栗駒賞と◎に対して連続2着。力量はこれで証明できました。盛岡で岩手初勝利を挙げたように、JRA時代も東京中心に使われていたように左回りも得意。いや左回りでこそ。
カギは距離。ここまでのレースぶりを見ても少しためを作れる距離の方が合いそうな印象で、高速決着が想定される1200mはちょっと不利かも。ここは地力期待で。
△一頭目はルチルクォーツだったのでまずは(8)サンエイウイングから。久しぶりの重賞挑戦、戦う相手も大幅強化で連下以上とは言えませんが短距離でのスピード争いの形になるなら先行力に注目。もう一頭は(5)スターオブケリーにしましょう。軽い馬場の短距離は得意な条件のはず。直近が振るわないですがベストと思える条件で変化見せるなら。(横川典視)
●12Rの買い目
馬単(6)=(4)、(6)→(1)、(6)→(8)、(6)→(5)
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8日メインはA級一組「小暑特別」(盛岡ダート1600m)。次週にJpnIII・マーキュリーカップがあり一組とは言え、実質二組のメンバー構成。トップ不在のレースできっちり勝ちたいところだろう。
筆頭はボウトロイ。門別2勝、南関東1勝、門別を経て一昨年8月に転入。B級編入にも恵まれて着外が一度もなし。3勝2着2回3着3回と安定した成績を残してシーズンを終了。昨年はA級へ昇格し、通用するか半信半疑だったが、5勝マーク。JpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯へも駒を進めた。
今季も健在を誇示して1勝2着2回3着2回。着外は相手が大幅に強化された一條記念みちのく大賞典10着のみ。距離2000mも長く仕方なしの結果。それ以外は抜群の安定感を誇っている。気になるのは勝ち切れないレースが続いていることだが、自己の能力をきっちり出せるタイプ。やはり最有力候補と見るのが妥当だろう。
タイセイアベニールは中央芝1200m5勝・オープンに在籍。芝1200m重賞でも入着5回の実績を引っ提げて岩手入り。栗駒賞5着、2戦目4着でダートも問題ないことを証明し、前走は水沢1600m戦へエントリー。マイル戦はGIII・ユニコーンステークス14着のみ。距離対応が最大ネックだったが、4角先頭から0秒7差で完勝。2着に退けたグローリーグローリは続く一條記念みちのく大賞典で2着確保。価値ある1勝となった。
今度は盛岡ダート1600mに舞台が替わるが、ズブい面が出てきた今なら望むところ。前走パフォーマンスからも逆転2連勝まで十分。
ミニアチュールは4歳になってさらに進化を遂げている。3歳時はダイヤモンドカップ、東北優駿と牡馬二冠を制し、ひまわり賞(オークス)、OROオータムティアラと牝馬二冠を獲得。3歳最優秀馬に選ばれたが、古馬編入後は苦戦の連続。今季2戦とも着外に沈んだが、短距離にシフトして反撃。盛岡1000m戦を完勝し、早池峰SS4着、前走2着。
今度は自己条件に戻って1600mへ延長されるが、元々がマイルがベスト条件。4歳の若さを武器にシーズン2勝目に王手をかけた。
マイネルアストリアは先行力と強じんな粘りが身上。今季は2着1回が最高だが、自己ペースに持ち込めなかったのが敗因。逃げ馬の宿命で凡走も仕方なしだった。しかし今回はメンバー緩和に加え少頭数8頭。主導権を握れば本来の粘りを発揮する。
ハクシンパーソナルは強烈なまくり脚が武器。今シーズンは自慢の末脚が不発に終わって3戦連続10着と精彩を欠いていたが、前回は早めに抜け出して快勝。本来のシャープさを取り戻した。最大要因はブリンカー着用。レースに集中できるようになって復活宣言。これで弾みがついた。
ゼットセントラルはいい脚を長く使えるタイプだが、今季は入着止まり。十分な乗り込みができず太目も影響したが、今の暑さは歓迎。さらに輸送で体が絞れてくれば軽視できない。当日の気配に注意を払いたい。
◎⑦ボウトロイ
〇②タイセイアベニール
▲③ミニアチュール
△④マイネルアストリア
△⑧ハクシンパーソナル
△⑥ゼットセントラル
<お奨めの1頭>
9R ビッグヒップルーフ
前走3着は850mの忙しい競馬が合わなかった。転入戦の1400mをアッサリ逃げ切り、距離延長を味方に首位を奪回する
7日メインはオープン馬による地方競馬全国交流「第46回せきれい賞」(盛岡芝2400m)。今シーズンの芝スタートは先週6月30日。7R、B1・朝顔賞、メイン11R、3歳・サファイア賞が行われたが、盛岡競馬場は激しい雨が降ったため翌日7月1日、第1、第2Rの2歳新馬は芝1000mからダート1000mへ変更。7月2日はJRA条件交流・アメジスト賞が8Rで行われたのみ。結果的に芝は3レースだけ。傾向を推測するデータ不足で、いきなり交流重賞・せきれい賞は行われる。当然のように波乱の要素は多いが、盛岡芝実績が高い馬がそろった。
アトミックフォースは中央芝2000m4勝、GIII・新潟大賞典2着から南関東へ移籍。2戦目から2連勝を飾り、せきれい賞へ参戦。盛岡芝2400mのコースレコードを25年ぶりに更新。1997年、ロイヤルハーバーがマークした2分29秒0を0秒5塗り替えた。
続いて11月、OROカップへぶっつけで臨み、2着コズミックフォースに1秒差(6馬身)をつけて圧勝した。続いて南関東帰郷戦を快勝し、GI・東京大賞典へ挑戦14着。その後は休養に入り、8月に復帰。その一戦を叩いて9月、OROカップへ駒を進めて見事連覇を果たした。以降は順調さを欠いて4ヵ月休養から中原オープン6着から今回参戦する。今年8歳の高齢馬だが、盛岡芝は3戦3勝。休み明けを叩いて変わり身も見込め、せきれい賞2度目の制覇する可能性は高い。
ヴィゴーレは中央芝1800m2勝、新潟ダート1800m1勝から南関東へトレード。浦和2000mを勝ち、昨せきれい賞へ参戦。ゴールドギアを退けて初重賞をゲット。キズナ産駒の期待馬が待望の重賞制覇を果たした。
続いて小倉日経オープンに挑戦したが、11着に終わって地元競馬に専念。1勝をマークして相手が強かった前走7着以外は堅実さを発揮してきた。アトミックフォース8歳に対し、ヴィゴーレは6歳。この2歳差を味方に逆転、2連覇を狙う。
ゴールドギアは昨年、中央芝5勝オープンから岩手入り。初戦のダート重賞・あすなろ賞で2着を確保して芝準重賞・かきつばた賞を優勝。続いてせきれい賞へ出走したが、惜しくもヴィゴーレの0秒1差2着に敗れた。OROカップでも3着を確保したが、以降はダート以外に選択肢がなし。当初は戸惑うケースが多かったが、今年は徐々に克服。あすなろ賞2着、一條記念みちのく大賞典でも3着に健闘した。
過去実績からも盛岡芝2400mがベストの条件。芝1700mでは追走に手こずっていることから、ゆったりと流れる2400m向き。今度こそ重賞タイトルを獲得できるか、期待が集まる。
マンダリンヒーローはデビュー4連勝を飾り、重賞・ハイセイコー記念を優勝。5戦目の雲取賞2着からアメリカへ遠征。サンタアニタダービーでハナ差2着に惜敗し、ケンタッキーダービーにも挑戦して話題を集めた。帰国後は3戦連続2着。ダービーグランプリはミックファイアに敗れ、以降は10、2着、4着。勝ち切れないレースが続き、芝に活路を求めてきた。最大ネックは初の芝対応だが、近親には芝で活躍馬が多数。2歳以来の勝利を手にし、今後の選択肢を増やしたいところ。
ブローヴェイスは中央2戦から再転入後1勝2着2回3着1回。芝2400m3歳重賞・サファイア賞を優勝した。持ち時計は劣るが、適性は証明済み。
ソロフレーズは一昨年、いしがきマイラーズ優勝後、勝ち星なし。3着が最高だが、盛岡芝3勝。一変の可能性がある。
◎⑨アトミックフォース
〇①ヴィゴーレ
▲④ゴールドギア
△②マンダリンヒーロー
△⑪ブローヴェイス
△⑥ソロフレーズ
<お奨めの1頭>
2R アークヴィルヌーブ
転入初戦を2着にまとめて上々の滑り出し。ここでは前走タイムが抜けており、順当に勝利を飾る
6月30日、この日から始まった夏の盛岡開催初日にあわせて今季最初の芝重賞『サファイア賞』が行われました。あいにくの強い雨の影響で稍重の馬場で行われたレースは5番人気パラダイスリズムが優勝。自身の2勝目を重賞制覇で飾りました。
ほとんどの馬にとって初めての2400mというだけでなく、先の盛岡開催に芝戦が組まれていなかったこともあって盛岡の芝が初めてという馬も少なくなく、戦前から予想以前に有力馬の絞り込みにも悩むレース。加えて雨の影響で末脚も封じられるような状況になってさらに難解になりましたが、終わってみればパラダイスリズムが2400mを逃げ切り勝ち。「こういう馬場になったことで差し馬の末脚が鈍るだろう。思い切って逃げて勝負と指示しました」とは同馬を管理する橘友和調教師。その読みが見事にはまった勝利でもありました。
7月2日のメインレースは12Rの3歳・地方競馬全国交流重賞『ハヤテスプリント』。遠征馬6頭・地元勢6頭が1200mの舞台で戦います。
夏の盛岡開催初日は先にも触れたように雨から始まりましたが2日目の7月1日は好天に転じて馬場の回復も急。その回復具合の刻々の変化によって馬場傾向が大きく変わる難解な1日にもなりました。7月2日も朝から好天が続く予報。傾向や展開は7月1日の終盤ともまた変わってくると思われますのでご注意を。
さてハヤテスプリント。本命は(5)マッシャーブルムです。
JRA時代にダート1800mの新馬勝ち、南関に移籍しての初戦でも大井2000mの準重賞を制し一躍クラシック候補の一角に挙げられる存在になった同馬。京浜盃、羽田盃でも上位に入ってきましたが東京ダービーには向かわず、かわって矛先を向けたのが1200m路線でした。前走の優駿スプリントトライアルはしかし、大幅距離短縮にもかかわらず、そして短距離路線の実績馬を相手にして2着を確保。敗れはしましたがスピード性能の高さを示す結果だったといえるでしょう。
そのまま優駿スプリントに向かっても上位争いできたでしょうが、ここに向かってきたということは勝ちを狙ってきたものと判断すべき。もちろんそれだけの力量があると見ての本命視です。
対抗は(12)オスカーブレイン。昨年の南部駒賞では初マイルを懸念されながらも快速を活かし切って2着確保。これで輸送やコース対応にもメドが立った様子でした。門別での今季二戦はもうひとつの結果でしたが今回はいわゆる叩き三戦目。門別とは違う軽い盛岡の砂を狙っての遠征なのも不気味。
三番手は(11)ワールドエンパイアを。2着が目立つ戦績ですが相手は重賞勝ち負けレベルの強敵がほとんど。むしろこの馬の能力の高さを示している結果といえます。前走は、水が浮くようなオーストラリア砂は巧拙が極端に現れるので度外視可。あとは初輸送がカギですがそれをクリアできたなら勝ち負けまで。
(4)ツキシロは南関でも早い時期にデビューしていた馬で、重賞級のタイトルこそないですが地力の高さは早くから評価されていた馬。距離短縮も恐らく好材料。もう一頭は(6)スピニングガール。昨秋までの実績ならこのメンバー中でも最上位レベルでした。大井の砂が苦手という可能性があり一変に注意を。(横川典視)
●12Rの買い目
馬単(5)=(12)、(5)=(11)、(5)=(4)、(5)=(6)
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