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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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9日はゴールデンジョッキーズシリーズ2戦。ショウナンナスカ、カナオールウェイズが中心
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 9日はオッズパーク杯「ゴールデンジョッキーズシリーズ(2戦)」。昨年は村上忍騎手が優勝。先に11月19日、地方競馬通算4128勝の岩手競馬騎手最多勝を達成。自身の新記録樹立に花を添えた。

第1戦はB2級・水沢1400mが舞台。ショウナンナスカで中心は動かない。中央未勝利から転入後、圧巻の5連勝中。すべてワンサイドで決めている。B2昇級戦の前走も難なくクリアー。2着に0秒7差をつけて豪快なまくりを決めた。同じ1400m戦なら追いかける一手。

ネバーエバーはB1級でも勝ち負けを演じ、前々走からB2降格。2戦着外から4、3着にまとめた。過去実績からも1400mがベスト条件。持ち味の決め手を生かす。

ドドーニサンサンは典型的な右回り巧者。こちらも2戦着外からコース替わって4着に反撃。盛岡未勝利に対し、水沢3勝2着5回3着4回。コース適性を前面に上位進出。

テーオーロバートは中央未勝利、園田1勝2着2回3着2回から転入。ノベンバーカップは6着だったが、タイムそん色なし。争覇圏内に位置する。

ヤマニンファリダは中央未勝利、門別C3級から岩手入り。転入前の門別1200m快勝し、好調維持しているのが心強い。

レーヌデゼトワールは芝4戦からダートに戻って9着だったが、水沢3勝とこなせる実績。前走のみで見限るのは早計。

◎⑪ショウナンナスカ
〇⑤ネバーエバー
▲②ドドーニサンサン
△⑧テーオーロバート
△③ヤマニンファリダ
△⑩レーヌデゼトワール


 第2戦はB1級・水沢1600mが舞台。前回快勝カナオールウェイズでもう一丁いける。中央芝2600m2勝、南関東1勝(浦和)・B2から転入。初戦の芝重賞・いしがきマイラーズ3着、芝交流・せきれい賞5着から盛岡ダート1600m戦1着。続く芝4着から前回快勝。初の水沢を難なく克服した。B1では地力上位。

ドテライヤツは門別重賞・瑞穂賞を優勝。昨年12月に転入後、3着3回が最高だったが、B2降格後2連勝。その後は好、凡走を繰り返していたが、敗因は盛岡=左回り。水沢に替わって前走2着に巻き返した。前走はカナオールウェイズに完敗だったが、格を前面に逆転をもくろむ。

サンエントジアスタは相手を問わず堅実さを発揮。近走は白星から遠ざかっているが、大崩れなし。水沢1600mは3勝2着6回3着3回と最も得意とする条件。今回も上位争いに一角を形成する。

ケープライトは昨年11月以降、勝利を飾っていないが、今季2着3回3着2回。牝馬重賞・フェアリーカップでも2着を確保した。成績ムラだが、軽視できない。

ウインダークローズは夏以降、調子を崩していたが、前走0秒1差3着で復調の兆し。ペースが落ち着けば持ち味の粘りを発揮。

タカマキファイブは盛岡が主戦場だが、前々走の強さが際立っていた。水沢でも警戒を怠れない。

◎⑤カナオールウェイズ
〇⑨ドテライヤツ
▲④サンエントジアスタ
△②ケープライト
△⑦ウインダークローズ
△⑪タカマキファイブ


<お奨めの1頭>
1R スリアント

転入戦の盛岡1000m2着から前回快勝。鮮やかな逃げ切りを決めた。同じ水沢850mが舞台なら連勝はもらった


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