松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。12月22日、第10R・B1戦でメイショウメイスイに騎乗した関本玲花騎手が優勝。岩手競馬歴代女性騎手の最多勝利記録を更新する通算210勝をマークした。これまでの記録は故・高橋優子元騎手の209勝だった。
関本玲花騎手
「直線でちょっと自分の馬が出てゴール板が近づいて"勝ったな"というところからちょっと実感が湧いてきました。210勝にあと1勝となった時は"早く勝たないと"焦った競馬になってしまったが、先週、今週くらいから考え込んでも仕方ないと思って少し開き直れた。来年に持ち越しかなとも思っていたので無事勝てて良かったです。ずっと目標にしてきた記録を超えることができたので今は次の目標は
思い浮かばないですが、来年は齋藤友香騎手もデビューするので、先輩らしく乗れるように頑張りたいですね」
29日メインは「ハヤテ特別」(オープン 水沢1400m)。各馬が一長一短のメンバー構成で波乱の要素も考えられるが、勢いと順調度を重視した。
タイセイアゲインは中央ダート3勝、南関東A2級から今年3月に転入。5勝2着1回3着3回の好成績を収めている。特に水沢コースは馬券対象から外れたのは4着1回のみで、ほかはすべて馬券対象。前々走・盛岡戦4着から水沢に替わって前回快勝と水沢コースに絶対の自信を持っている。
当初、重賞・トウケイニセイ記念に出走予定だったが、走路悪化のために取り止め。残念な結果になったが、そのうっ憤を晴らす格好の舞台。今回はA級復帰戦となるが、過去実績でも全日本2歳優駿4着などから、むしろ格上の存在。。今回も首位は譲れない。
サンエイコンドルは今春から好走を続けて4勝マーク。9月以降は精彩を欠いて鳴りを潜めていたが、前々走2着で健在を誇示した。前走9着だったが、自己ポジションを取れなかったのが敗因と解釈。水沢1400m5戦2勝2着1回と距離も問題なし。巻き返しに転じる。
リュウノメディナは南関東2勝・B3級から転入。初戦を快勝し、一戦置いて2連勝を飾った。以降は入着一杯だったが、前走2着に反撃。鮮やかなまくり脚を披露した。これで復活のきっかけをつかんだのは確実。前走タイムでもリードなら今回も好勝負必至。
ウイスキータイムは中央2勝クラス、園田、大井、門別と転籍して転入。初戦は逃げ一杯9着に沈んだが、前走・850m戦では2着を確保した。この落差はワンターン向きとも考えられるが、条件2度目でコースにも慣れたはず。
クイーンカードは先行力と粘りを身上として今季3勝2着5回3着2回。A級戦でも1勝をマークした。前半ハイペース模様になると苦戦を強いられるが、すんなりの流れになれば流れ込み十分。
ミヤギシリウスは脚部不安に悩まされて今季3着が最高だが、3歳重賞2勝。前走も7着だったが、復調の兆しがうかがえ軽視できなくなった。
◎⑥タイセイアゲイン
〇⑦サンエイコンドル
▲⑤リュウノメディナ
△①ウイスキータイム
△②クイーンカード
△④ミヤギシリウス
<お奨めの1頭>
4R ブルーフラット
名古屋C級から転入戦で2着を確保して上々の滑り出し。ここでは走破タイムが抜けており、勝機到来
