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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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1年の締めくくり桐花賞/昨年の雪辱だヒロシクン
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 2025年の岩手競馬レギュラーシーズンもいよいよ12月31日がラスト。近年は年明けの開催がなくなったので年の瀬の締めくくりと共に岩手競馬のシーズンも終了となっております。皆様のこの1年はいかがだったでしょうか?
 自分は、年の瀬を慌ただしく過ごしつつ、来年も2月上旬には調教開始、3月8日からは3月開催がスタートとこの冬の間も慌ただしくなりそうです。ひとまず今年1年ありがとうございました。そして皆様良いお年を。



 さあ桐花賞です。今年の古馬・3歳の各重賞戦線を盛り上げ賑わせてくれた馬たちが大晦日・最終レースで覇を競うこの戦い、本命は(3)ヒロシクンを採りました。


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 前走に予定していたトウケイニセイ記念が取り止めとなってローテーションに狂いが生じたのは確かですが、陣営は、元々やや詰まったレース間隔になる予定の所だったこともありむしろ余力を残して桐花賞に挑めるのでは・・・と前向きさを崩していません。4着だった昨年の雪辱、そして僅差で2着に敗れたみちのく大賞典の雪辱。それをここで果たしてくれるとみての本命視。ただ、12月31日の水沢の馬場は思ったほど軽くならずむしろパワーを要求する印象があって、それがどうか?という懸念は少し。


 対抗は(4)リケアカプチーノを。3歳にしてみちのく大賞典制覇は地力の高さの証。北上川大賞典ではついに地元馬に先着された形でしたがそこは勝ち馬との距離適性の差であって2000mなら話は変わるはずです。極端な高速馬場・極端な前残りになると怖いと思っていましたが今の馬場傾向ならむしろこの馬に有利では。
 3番手には(6)ライアン。今季ここまで重賞勝ちはなく来ていますが調子は安定、冬になってさらに上昇感も。できれば水が浮くくらいの馬場が良かったですが、しかし冬に走る馬ということなら侮れないとみての▲の評価です。


 (2)サクラトップキッドを△にするのはもったいないですが、2000mが舞台だと他の馬が適性で上位かという点、高速馬場になるとそれも厳しいかと考えてのこの印でした。しかしパワー馬場なら戦いやすくなるかも。もう一頭は(11)スズカゴウケツ。"平場の鬼"ですが重賞でも少し展開が味方していればもっと勝てている力はある馬。外枠から揉まれず流れに乗れれば。(横川典視)


●12Rの買い目
馬単(3)=(4)、(3)=(6)、(3)=(2)、(3)→(11)

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2025/12/31
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