アオノブラック3連覇なるか
詳細はオッズパークのブログをご覧ください。
3連単
4→10→2,3,9 1000円 計3000円
10→4→2,3,9 600円 計1800円
馬複
10-2,3 600円 計1200円
アオノブラック3連覇なるか
詳細はオッズパークのブログをご覧ください。
3連単
4→10→2,3,9 1000円 計3000円
10→4→2,3,9 600円 計1800円
馬複
10-2,3 600円 計1200円
実績上位メムロボブサップとアオノブラックの争い
オッズパーク杯、過去10年の1~3着馬について人気順をまとめると以下のようになる。頭数について記載なき場合は10頭立て。
2013年 2,3,5番人気
2014年 2,1,3番人気
2015年 3,6,1番人気
2016年 1,3,6番人気
2017年 3,1,5番人気
2018年 1,2,4番人気 ※8頭立て
2019年 2,1,4番人気 ※9頭立て
2020年 1,2,4番人気
2021年 1,2,3番人気
2022年 4,1,2番人気 ※9頭立て
6番人気以下が絡んだのは2回だけ。2015年は5歳時のコウシュハウンカイで、2016年は8歳時のオイドン。「実はこれから天下取りに近いところまでいく若馬」と「過去に天下を取っていた馬の人気落ち」はここでの人気薄好走がありうるということになるが、あまり頻度が見込めるものではなく、5番人気の3着以内も2017年が最後だ。
シーズン初めの重賞ということもあり、本年賞金による重量差がつかないから格上タイプに有利となる。それが上位人気馬堅調の理由だろう。さらに今年についてはスプリングカップを見る限り、ばんえい記念組に重病みの心配もなさそうだ。
◎メムロボブサップのアタマ固定でいこうかと思ったが10番を引いたので、○アオノブラックと1、2着折り返しの形にする。ここはひねるレースではなく、どう絞るかのレースだろう。
◎10 メムロボブサップ
○4 アオノブラック
▲2 コマサンブラック
☆9 メジロゴーリキ
△3 インビクタ
3連単
4,10→4,10→2,3,9 各1000円 計6000円
ゴールデンウイーク前半のばんえい十勝は、4月30日(日)に重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金が多い4歳以上による選抜戦で、近2年とも1着アオノブラック、2着メムロボブサップという結果。22年から続けて参戦するのは2頭を含め4頭だけですが、21年の10頭から引退馬を除く8頭中7頭が出走。フレッシュというよりは、返り咲きといった感があるメンバーとなっています。
なお、レース実施にあわせオッズパークでは、特設サイトを公開中。お得なキャンペーンも実施されます。
【第2回開催1日目】
4月29日(祝・土)のメイン第11レースには、春駒特別(A1級混合・20:05発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
今開催には、ばんえい十勝オッズパーク杯、牝馬によるカーネーションカップの2重賞のほか4歳オープンのすずらん賞も組まれており、どちらにも出走しないオープン馬はA1級との混合戦を使われます。
◎コマサンエースは、今季初戦のオープンとの混合・青葉特別が見せ場大きい2着。ばんえい十勝オッズパーク杯へ出走する強豪インビクタとほぼ同時に障害をクリアし、じわじわ離されたもののA1級馬としてメンバー最先着でした。21年のばんえい十勝オッズパーク杯で入着を果たしている実力馬で、春は得意なタイプ。チャンスは十分。
○コウテイは、昨季オープンまで出世し、ばんえい記念にも出走を果たしました。大一番は第2障害で転倒し競走中止。その影響も心配された今季初戦でしたが、A1級の特別戦をあっさり逃げ切っています。
▲ゴールドハンターは、青葉特別では追い込みにかけましたが5着。ただメンバー中で先着を許したのはコマサンエースのみ。減量がある4歳や牝馬も不在なら、展開は楽になりそうです。
△アアモンドグンシンは、今季初戦のオープン-1組特別戦では9着。障害さえ立て直せれば直線で形勢逆転できる末脚があります。
【第2回開催2日目】
4月30日(日)のメイン第11レースには、第17回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
◎アオノブラックは2年連続勝利。メムロボブサップより安定感ではやや劣りますが、ここ一番での強さは、昨季5勝中4勝が重賞という成績が物語ります。今季初戦のスプリングカップ(オープン-1組)では、ライバルに大きく差をつけられての2着でしたが金田利貴騎手はテン乗りでした。自厩舎の馬でもあり実戦経験を積んで重賞騎乗なら心配は少ないはず。
○メムロボブサップは、2年連続2着。スプリングカップ1着からの参戦だった昨年も、ほぼ同時に障害を降りての一騎打ちの末惜敗でした。勝利にはアオノブラックより先に障害を越えることが重要でしょう。
▲メジロゴーリキは、3月のばんえい記念、開幕週のスプリングカップともメムロボブサップ、アオノブラックに続く3着。22年のばんえい記念優勝馬でパワータイプの印象を受けますが、このレースでも19年3着、21年4着と力を出せています。人気になりづらい馬だけに、連絡みすれば配当的にも期待できます。
△コマサンブラック、△インビクタは、アオノブラック、メムロボブサップと同じ7歳世代。昨季はじめてばんえい記念に挑戦と力をつけています。
【第2回開催3日目】
5月1日(月)のメイン第11レースには、すずらん賞(4歳オープン・20:15発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
ばんえいダービー馬キングフェスタは、白雪賞(1月30日)、クリスタル特別(3月19日)と年明けの4歳オープンには不出走。ダービー当時からどう力関係が変わったか注目です。
◎ツガルノヒロイモノに期待します。ばんえいダービーは9着でしたが、定量730キロでも障害はひと腰で越えており、詰めに課題を残しました。しかし、白雪賞、クリスタル特別とも勝利。特にクリスタル特別は力の要る馬場で悠々と逃げ切って、いいかたちでシーズンを締めくくっています。王者キングフェスタ相手でどこまでやれるか。
その○キングフェスタは、今季初戦のスプリングカップ(オープン-1組)が2番人気で6着でしたが、目標は2カ月後の重賞・柏林賞のはずで目いっぱいの競馬はしていない様子。実力断然ですが、盤石の中心とまでは言い難いです。
▲ホクセイウンカイは、3歳三冠には不出走ですが、クリスタル特別で3着に健闘。年明けは平場戦を減量騎手、特別戦を藤本匠騎手とメリハリをつけたのも良かったのか、レースぶりに安定感が出ています。今季初戦を勝っているのも魅力。
△ジェイホースワンも3歳三冠には不出走でしたが、昨季終盤の充実ぶりが目立ちました。ここで賞金を稼いで4歳三冠路線へ乗りたいところです。
2023年(令和5年)度のばんえい十勝が、4月21日(金)から5日間の連続開催で開幕します。例年、1日12レース編成はシーズン途中からでしたが、今季は初日から。11月20日(月)までは全日ナイターで行われます。ばんえい競馬では、シーズン最初の格付が、過去3年の収得賞金額で決まるため、5歳以上の馬は降級が発生する場合も。シーズン序盤の馬券検討において重要といえます。
【第1回開催1日目】
4月21日(金)のメイン第11レースには、スプリングカップ(オープン-1組・20:15発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
ばんえい記念の上位3頭も出走していますが、注目は4歳馬◎キングフェスタ。昨季3歳BG1のばんえいダービー、定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞をともに制した、“Wチャンピオン”です。5歳以上と10キロ差しかつきませんが、春の軽量は若馬のスピードを生かせる舞台。シーズン初日にスプリングカップが組まれるようになった13年以降、4歳での馬券絡みは16年センゴクエース(1着)、20年メムロボブサップ(3着)ですが、ともにのちにばんえい記念馬に輝いています。もしキングフェスタが好走できれば、前途洋々といったところでしょう。
相手は昨季のばんえい記念馬○メムロボブサップ。ばんえい記念初挑戦で2着だった22年は、前走でスピードスター賞を制していたオールラウンダー。4歳以降のスプリングカップで、3、4、1着とシーズン初戦から動けるタイプでもあります。
▲コマサンブラックは、初挑戦だったばんえい記念で5着。障害巧者で重量が増えて持ち味を発揮してきた印象ですが、春シーズンにも適性があります。
昨年のスプリングカップが2着△アアモンドグンシンも押さえておきたいところです。
【第1回開催2日目】
4月22日(土)のメイン第11レースには、卯月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。
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今季から特別戦でも減量がなくなる5歳が4頭もおり、6歳以上の馬にチャンスが大きい一戦です。
9歳◎センリョウボスに注目。昨季A1級の特別戦で2着2回、8月にはオープン混合の特別戦で3着があり実績上位といえます。2月のアメジスト特別(A1級-2組)では、ひと足先に障害を降りたギンジを最後までとらえきれませんでしたが、こちらのほうが重量が5キロ重かったことも影響したはずです。
○ヤマノコーネルは、若馬10キロ減がある4歳馬。昨季A2級では特別戦で1勝を挙げました。昨季A1級だった馬が多く相手強化ですが、成長力で対抗します。
5歳馬4頭では▲マサタカラに注目。アメジスト特別(A1級-2組)と同じ開催ではA1級-1組の如月特別を使われて2着に追い込んでいます。当時と比べ重量的に不利ですが、センリョウボスに次ぐ実績を持っています。
前述の△ギンジは叩かれつつという戦績。シーズン初戦だけにやや評価を下げますが、末脚が生きる展開で浮上に警戒。
【第1回開催3日目】
4月23日(日)のメイン第11レースには、青葉特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)が行われます。
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収得賞金額の少ないオープン馬と賞金上位のA1級馬が対戦します。
メンバー中、賞金順最上位の◎インビクタに期待します。昨季は9月の岩見沢記念で重賞初制覇すると、チャンピオンカップ2着、ばんえい記念初挑戦とシーズン後半にも活躍したのが成長を感じさせました。もともと春競馬に良績があり、格下A1級相手なら負けられないところです。
○コマサンエースは、昨季初戦も青葉特別(当時の条件はA1級)で、ほぼ同時に障害を越えたインビクタをじわじわ引き離して先着。シーズン中の充実ぶりでは水をあけられこちらはA1級のままですが、10キロ差あればさほど差はないはず。
▲ゴールデンフウジンも昨季、青葉特別を使われており、3着コマサンエース、4着インビクタに次ぐ5着でした。障害次第の面があるため重量が軽いのは歓迎ですが、流れが速すぎるのも良くなく、そこそこ息が入る展開なら直線で形勢逆転があります。
減量がある4歳2頭△ヤマカツエース、△ヘッチャラにも注目です。
【第1回開催4日目】
4月24日(月)のメイン第11レースには、ミズバショウ特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
オープンからの降級馬から牝馬◎ナカゼンガキタに注目。昨季は10月のA2級-3組がシーズン初戦で、逃げ切り勝ちを収めると、A1級から挑戦した1月のヒロインズカップで約2年8カ月ぶりの重賞制覇。続くチャンピオンカップでも4着と9歳になっても健在ぶりをアピールしています。これだけの実績がありながらA1級で出走できるのは恵まれています。
○ウンカイタイショウは、ここ3シーズンの10勝中7勝を4~6月に挙げているように春が稼働期。降級も有利で今年も初戦から勝ち負けです。
▲コウテイは、昨季A2級スタートからオープンまで出世し、ばんえい記念初出走も果たしました。大一番は第2障害で競走中止でしたが、成長期の6歳だけによい経験になったはず。今年はA1級からランクアップを目指します。
△マルミゴウカイは、昨季オープン混合戦では分が悪かったものの、A1級馬同士では1勝を含め好走続き。今回はA1級の限定戦ですが、オープンからの降級馬が多く連下くらいの評価が妥当でしょう。
【第1回開催5日目】
4月25日(火)のメイン第11レースには、水晶特別(B1級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
A2級とB1級の混合戦ですが、A2級は5歳馬サクラシュンカのみ。
◎キタノボブサップは、昨季の勝利はシーズン2戦目のB1級平場戦での1つだけですが、A2級の特別戦で2度の馬券絡みや、2月にはA1級の特別戦で、勝ったギンジから4秒7差の接戦歴もあります。A1級からB1級へ2クラス降級しており、ひと押しききそうです。
○レグルスは、3歳シーズンの昨季10勝をマーク。特に年明けにはB1級-1組の特別戦で先行押し切り、差し切りで計2勝をマークと明け4歳ながら貫録さえ感じるレースぶり。降級馬が多いですが、上昇度に注目。
▲サカノダイヤは、A1へ昇級した昨季ラスト2戦では見せ場を作れませんでした。しかし、シーズン初戦の水晶特別(昨季の条件はB1級-2組)を逃げ切っていたようにこの条件なら実力上位。先行できれば侮れません。
△サクラシュンカは、昨季終盤は勝ちきれないレース続き。降級利もありませんが、馬場が重くなれば前残りに期待できます。
メムロボブサップが昨年2着の雪辱
3月20日(月)には重賞・ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。アオノブラックとのゴール前一騎打ちを制し、現役最強馬の座につきました。
【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
1.インビクタ(1000) 35.8
2.コマサンブラック(1000) 5.2
3.アアモンドグンシン(1000) 15.7
4.アオノブラック(1000) 3.7
5.キタノユウジロウ(1000) 28.9
6.マツカゼウンカイ(1000) 34.1
7.ミノルシャープ(1000) 35.1
8.メジロゴーリキ(1000) 7.2
9.メムロボブサップ(1000) 2.1
10.コウテイ(1000) 53.1
今年はフルゲート10頭となった年度末の大一番。単勝1番人気となったのはメムロボブサップ。ばんえい記念初挑戦だった昨年は2着で、今季16戦して3着以内を外したのは岩見沢記念・4着のみと崩れがない成績からも単勝2.1倍と高い支持を集めました。昨年の3着馬で今季帯広記念など重賞4勝のアオノブラックが2番人気。帯広記念で3着と健闘し、4戦連続連対中と好調のコマサンブラックが3番人気。昨年のばんえい記念馬メジロゴーリキが4番人気で続きました。
メムロボブサップが第1障害をすんなりと越えて先行し、コマサンブラック、メジロゴーリキ、インビクタが追走。アオノブラックは第1障害で膝をつき、後方から追走する展開となります。今年はコースの砂利をほぐす工事が行われたこともあり、レース前半は各馬何度も刻みながら歩を進めるゆったりとした流れ。第2障害下にはメジロゴーリキとインビクタがほとんど同時に先頭で到達し、ここまで2分3秒というペースでした。
じっくりためたのち、最初に動いたのはメジロゴーリキでしたが、登坂途中でひと息。連れて仕掛けたインビクタは膝をつき、ほかの馬も障害で苦戦するなか、最初に天板に脚をかけたのはアオノブラックでそのまま先頭で通過します。メムロボブサップがやや離れた2番手で通過し、さらに離れてメジロゴーリキ、コマサンブラックが続きます。
メムロボブサップが力強い脚取りで徐々に差を詰めると、逃げていたアオノブラックは残り10メートルで一杯に。その間にメムロボブサップが先頭に立つと、立て直して食い下がるアオノブラックをわずかにしのいで先頭でゴール。3着にはメジロゴーリキが入り、これが引退レースとなったマツカゼウンカイ、キタノユウジロウはそれぞれ4、6着。なお、アアモンドグンシンとコウテイは第2障害で競走を中止し、残念ながら全馬完走とはなりませんでした。
勝ったメムロボブサップは、前走から34キロ馬体を増やし、昨年の経験も生かされた印象。近2年は降雪の影響などもあり、勝ち時計が2分40秒台と比較的速い時計での決着でしたが、今年は3分34秒4という力を要する馬場状態となり、7歳世代のライバル・アオノブラックとの一騎打ちを制しました。
一方、アオノブラックは第1障害で膝をついて後方からとなりましたが、それを挽回し見せ場をつくっての2着。来シーズンも古馬戦線はこの7歳二強を中心に展開しそうです。
阿部武臣騎手「近年になく、乾いた馬場のばんえい競馬だったので、障害もひと腰では絶対に無理だし、なるべく早く降ろしたかったんですけど、アオノブラックが先に降りていたので、それでもうまく降りてくれました。(障害を2番手で降りた後は)差が開いていたので差し切れないかなと思って、2回か3回は止まるんじゃないかなとも思っていましたが、良く辛抱して1回も止まらずに(先頭で)ゴールしてくれました。このレースだけは他の重賞と違って特別なレースで、どの騎手もそうだと思いますが、騎乗したい、1着を獲りたいと思う、本当に夢のレースだと思います」
坂本東一調教師「こんな嬉しいことはないですね。年中通して最高の健康状態に持ってきているので、負けても全然悔いはなかったし、主戦騎手が毎日かかさず調教をしてくれていたので信用して任せています。第2障害のひと腰目で天板まで上がった時には勝った、と思いましたが、二の腰でまだ早い、と声が出ました。主戦騎手は魅せてくれますね。みんなをハラハラドキドキさせるところがまたいいレースだったと思います。(ゴール前は)馬と騎手よりも私の心臓が止まるんじゃないかと思うくらい力が入りました」