ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2022年 | メイン | 2024年 »

2023年 アーカイブ

<<前へ 2930313233343536373839

5/7カーネーションカップ回顧

2023年5月 8日(月)

ダイヤカツヒメが難なく逃げ切る

 5月7日(日)には重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のダイヤカツヒメが逃げ切り、重賞2勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.サクラヒメ(690) 1.6
 2.サクラシュンカ(670) 51.2
 3.ミソギホマレ(690) 12.8
 4.ヒメトラマジック(670) 94.6
 5.ダイヤカツヒメ(660) 4.1
 6.ナカゼンガキタ(680) 競走除外
 7.アバシリサクラ(670) 22.7
 8.ホクセイサクランボ(650) 11.6
 9.ピュアリーナナセ(650) 22.1
 10.シンエイボブ(680) 8.9

 有力馬の1頭ナカゼンガキタが競走除外。天馬賞を制すなど重賞4勝のサクラヒメがトップハンデながら単勝1.6倍と断然の人気に。昨年のばんえいオークス馬ダイヤカツヒメが2番人気で、一昨年のこのレースの覇者シンエイボブが3番人気。ここまでが単勝ひと桁台で、以下はホクセイサクランボ、ミソギホマレ、ピュアリーナナセと人気で続きました。

 第1障害を勢いよく越えて先行したのはダイヤカツヒメでしたが、サクラヒメが降りて間もなく先頭に替わると、外からシンエイボブも位置取りを上げてきます。この3頭が先行するかたちで後続は少しばらけながら進み、第2障害下にはわずかにサクラヒメが先頭で到達。前日の降雨の影響もあり馬場水分は2.3%と軽めで、前半は51秒というペースで進みました。
 第2障害ではダイヤカツヒメが最初に仕掛け、止まりかけながらもひと腰先頭で通過。サクラヒメは障害の天板で膝をつきながらも立て直して2番手でクリアし、ピュアリーナナセが離れた3番手で通過しました。
 逃げるダイヤカツヒメに、サクラヒメがじわじわと差を詰めにかかりますが、残り20メートルで一杯に。これに対してダイヤカツヒメは最後まで止まることなく後続を突き放して先頭でゴール。ピュアリーナナセが一旦はサクラヒメを交わしますが、その直後に詰まり、立て直したサクラヒメがそのまま歩き切って2着。ピュアリーナナセは残り10メートルでも一杯になりましたが、立て直して3着に入りました。

 ダイヤカツヒメは昨年12月のばんえいオークス以来となる重賞2勝目。昨季終盤にはチャンピオンカップに挑戦し、古馬一線級相手に5着と健闘していました。地力強化がうかがえる今回のレース内容なら、4歳重賞戦線では牡馬相手でも楽しみな存在と言えるでしょう。

成績はこちら
映像はこちら

赤塚健仁騎手「強気に行って失敗しなければ大丈夫だなと思いました。(手応えには)まあまあ余裕はあったと思います。(道中でライバルに先手をとられる場面も)そこまで焦りはありませんでした。(第2障害は)少し仕掛けに失敗しましたが、馬が頑張ってくれたので障害をひと腰で上げれて、それからは上手くゴールまで保てばいいなと思いました。(この馬は)すごい素直で真面目で頑張り屋さんです」

カーネーションカップ 予想結果

今回は荘司さんが単独的中も...

今年度の予想対決第2Rはカーネーションカップ。障害を先頭で越えた単勝2番人気のダイヤカツヒメがそのまま押し切って勝利。断然人気のサクラヒメが2着。3着にはピュアリーナナセが入りました。予想対決は馬複を押さえた荘司さんが唯一の的中も、プラス収支にはなりませんでした。

目黒:返還6000円 収支±0円
赤見:返還6000円 収支±0円
荘司:馬複2000円的中! 収支-200円
矢野:返還800円 収支-5,200円

【集計】投資額 6,000円×2R=12,000円

 目黒  -6,000円
 赤見  -6,000円
 荘司  -6,200円
 矢野  -7,680円
 斎藤  -12,000円
 須田  -12,000円
---------------------------------------
 紅組  -18,200円
 白組  -31,680円

5/7カーネーションカップ予想 須田鷹雄

2023年5月 6日(土)

地力強化がうかがえるダイヤカツヒメ

※ナカゼンガキタの取消を受けて修正しました
 実績でいえば、ここは○サクラヒメが人気になって当然のところ。ただヒロインズカップ5着はハンデを考えると許容範囲だが、そのあと除外→障害大失敗の流れが正直不安。間隔をあけたことはプラスだし今季初出走もそこまで心配していないが、1コースも含めて惜敗の可能性は感じる。

 では代わりに誰が勝つかとなると、候補筆頭はやはりナカゼンガキタだったが、残念ながら除外に。そこで◎ダイヤカツヒメに期待。オークス人気薄激走のイメージが強いが、牡馬の一線級相手でもそれなりの競馬ができるようになっており、地力が強化されていることを感じる。

 馬券は◎○の1、2着か1、3着という3連単で。

◎5 ダイヤカツヒメ
○1 サクラヒメ
▲3 ミソギホマレ
☆10 シンエイボブ
△8 ホクセイサクランボ

3連単
1,5→1,5→3,8,10 各600円
1,5→3,8,10→1,5 各400円 計6000円

5/7カーネーションカップ予想 矢野吉彦

最軽量と鈴木騎手の手腕に期待しホクセイサクランボ

 いやぁ、オッズパーク杯はまさかの結果になりましたね。メムロボブサップが障害で止まっちゃうなんて。まぁ私としては、同馬ではなくアオノブラックを軸にしていたので"トリガミ"ではあるものの、いくらか資金が返ってきたのでよかったですが......。

 さて今度はカーネーションC。ここはちょっと攻めてみました。ワイドの軸はホクセイサクランボです。古馬勢が強そうですが、そこは650㎏の軽量と主戦の鈴木騎手の手綱でどうにかして、3着に残ってもらいましょう。

 馬券はナカゼンガキタ、ダイヤカツヒメ、サクラヒメ、ミソギホマレ、シンエイボブへ各800円と、その他の4頭へ各500円としました。

 この時期の牝馬戦なので、大波乱もあるだろうと考えての結論です。では今回はこのへんで。

◎8 ホクセイサクランボ
○6 ナカゼンガキタ
▲5 ダイヤカツヒメ
△1 サクラヒメ
△3 ミソギホマレ
△10 シンエイボブ

ワイド
8-1,3,5,6,10 各800円
8-2,4,7,9   各500円 計6000円

5/7カーネーションカップ予想 目黒貴子

最重量690kgでもサクラヒメ

 メムロボブサップが障害で苦しみ、まさかの8着という残念な結果からスタートした今季の重賞戦線。ワイドでおひとり的中の矢野さんのセンスに脱帽です。

 さて今回こそは当てねば......。牝馬限定戦。重量の差もあって予想も難しいところです。

 ◎はサクラヒメ。昨季の充実ぶりは素晴らしいものがありました。終盤こそ案外な結果に終わりましたが、以降しっかりと調整され万全で臨めそう。最重量の690Kも実績からは仕方ないところ。今季さらなる活躍を見通せるようなレースを期待します。

 今季初戦を勝てずとも2着としてまずまずのスタートをきった○ナカゼンガキタ。さらに稽古量を増やしてここに照準を合わせてきました。牝馬同士ならヒロインズカップを優勝するなど、実力も充分。一度叩いた強みは◎を逆転する可能性もあると思っています。

 ▲はダイヤカツヒメ。こちらも昨季は成長した一頭。今季初戦も好内容の惜敗と、合格点のスタート。ここが楽しみになりました。上位3頭のボックスでと考えましたが、他には△シンエイボブ、最軽量組からホクセイサクランボも気になり、少し手を広げたいと思います。

◎1 サクラヒメ
○6 ナカゼンガキタ
▲5 ダイヤカツヒメ
△10 シンエイボブ
△8 ホクセイサクランボ

3連単ボックス
1,5,6 各800円
3連単
1,6→1,6→8,10 各300円 計6000円

<<前へ 2930313233343536373839
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.