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今週の見どころ(7/8~7/10)

2023年7月 6日(木)

 今開催には、10日(月)、17日(月)に5歳オープンの特別戦が組まれています。10日の瑞鳳賞は牡馬の限定戦です。一つ下の4歳はキングフェスタが先週の重賞・柏林賞を含む重賞6勝と一強ですが、5歳は牡馬オーシャンウイナー、牝馬サクラヒメが重賞各4勝の二強。牡馬・牝馬とも出走資格がある8月28日の準重賞・朱雀賞での対戦が楽しみになります。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票は7月17日(月)まで。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第7回開催1日目】
 7月8日(土)のメイン第11レースには、共和かかし祭記念(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の国際農業機械展杯(B1級-1組)上位2頭は昇級したため、メンバー最先着は3着▲ジェイホースワン。昨季同条件で3着惜敗があり、久々の自己条件の特別戦でも力を示しました。
 今回も久しぶりの特別戦となる実力馬がいます。◎ジェイエースは、昨季A1級の特別戦でアアモンドキーマン(現A1級)を差し切って勝利しています。今季B1へ降級しすべて平場戦を使われて1勝のみですが、戦歴的に特別戦ならさらに持ち味発揮が期待できます。
 ○ジェイウェイは、A2級-1組の特別を2戦連続2着で昨季を終えています。こちらは今季馬券絡みがありませんが、流れに乗り切れていない印象があり、条件替わりで変身が見込めるはず。
 △コマサンタカラは、A2級との混合だった前走でジェイウェイを寄せつけず押し切って今季初勝利。着順が良化傾向でしたが、ようやく結果が出ました。ここは相手が強いものの食い下がる場面もあるでしょう。

【第7回開催2日目】
 7月9日(日)のメイン第11レースには、飯塚オートレースG2開催(オープン混合・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン2頭とA1級8頭が争います。
 ◎トワトラナノココロに注目します。A2へ降級した今季は初戦こそ4着でしたが、その後1勝、2、3着各3回とすべて馬券に絡んでいます。A1昇級後の2走前には、元オープン馬ヤマトタイコーの追い上げをしのいで今季初勝利を特別戦でマークし、前走こと座特別(A1級-1組)では唯一賞金ハンデを課されながらもメンバー最先着の3着。このメンバーなら主役を張れます。
 ○シンエイボブは紅一点。こと座特別は5着でしたが、重馬場でも鋭い末脚を発揮し、3着トワトラナノココロ、4着マルミゴウカイに迫っています。重量が重くなるシーズン後半に成績を落とす傾向があるため、いまが稼ぎどき。
 ▲コマサンエースは、4月29日の春駒特別でマルミゴウカイを、5月13日の五月雨特別ではシンエイボブをそれぞれ2着に下しています。その後オープンに昇級したためハンデは不利ですが、大きくは崩れないでしょう。
 こと座特別2着△コウテイ、4着△マルミゴウカイも圏内といえ激戦です。

【第7回開催3日目】
 7月10日(月)のメイン第11レースには、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 牝馬に出走資格がなく、オープンからA2級までとクラス差が小さいためハンデ差は最大20キロしかつきません。
 注目はもちろん◎オーシャンウイナーです。オープン格付の今季未勝利とはいえ、3走前の大雪賞ではアオノブラックに決め手比べで劣りましたが、コマサンブラックを差し返して2着。イレネー記念、ばんえいダービーなど世代限定重賞4勝の底力を感じさせました。
 ○アルジャンノオーは、もともと2歳の第1回能力検査で一番時計をマークし、ヤングチャンピオンシップを勝利した素質馬。大成できずにいましたが、船山蔵人騎手が主戦になった年明けから4勝と急上昇しています。新コンビ結成後、初のオーシャンウイナーとの対戦は楽しみです。
 ▲マルホンリョウダイは、1月の定量重賞・天馬賞が3着オーシャンウイナーから3秒2差の4着。着差ほど惜しい内容ではありませんが、3月の4歳混合重賞・ポプラ賞では20キロ差でオーシャンウイナーを逆転しています。今回10キロ差でどこまで食い下がるか。
 △イワキダイヤは、ここ1年で競走除外4回、約半年の休養と順調さを欠いていましたが、6月に4連闘と使い込めるようになった様子。前回同世代限定戦に出走したのが昨年9月の重賞・銀河賞で8番人気・3着と力は秘めており、穴候補です。

7/2柏林賞回顧

2023年7月 3日(月)

キングフェスタ、まず一冠

 7月2日(日)には重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、キングフェスタが断然人気にこたえ、重賞6勝目を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ヘッチャラ(720) 16.8
 2.ヤマカツエース(720) 53.7
 3.トワイチロ(700) 89.2
 4.クリスタルコルド(710) 75.2
 5.レグルス(700) 112.5
 6.ツガルノヒロイモノ(710) 5.8
 7.キングフェスタ(720) 1.2
 8.ホクセイウンカイ(700) 9.5
 9.ヤマノコーネル(700) 22.2

 4歳シーズンの一冠目に9頭が出走。この世代はBG1のイレネー記念、ばんえいダービーを含む重賞5勝のキングフェスタが実績断然で、最大重量差は20キロとあまり差がない今回は単勝1.2倍の圧倒的1番人気に支持されました。ここまで4歳世代最多の18勝を挙げ、ライラック賞でも2着だったツガルノヒロイモノが2番人気。すずらん賞でキングフェスタの2着があるホクセイウンカイが3番人気で、以下、3月のポプラ賞を制したヘッチャラ、ばんえい菊花賞2着馬ヤマノコーネルが人気で続きました。

 まずトワイチロ、ヤマカツエース、ヘッチャラが先行しますが、この3頭がひと息入れるとクリスタルコルドが先頭に替わります。そのうしろから断然人気のキングフェスタが徐々に位置取りを上げ、第2障害手前で先行勢に加わると、クリスタルコルドがわずかに先頭で障害下に到達。レース前半はゆったりとした展開で、54秒で進みました。
 第2障害で最初に仕掛けたのはヘッチャラで、難なくひと腰先頭でクリアします。差なく仕掛けた後続から、ホクセイウンカイが2番手で、ヤマカツエースも続き、障害で膝をついたキングフェスタは立て直して4番手から追いかけます。
 脚色が鈍った先頭のヘッチャラにホクセイウンカイが並びかけたところ、一気に伸びてきたキングフェスタが残り30メートルで並ぶ間もなく抜き去ると、そのまま後続を引き離しての快勝となりました。2着争いは残り10メートル手前でヤマカツエースが一旦は前に出ましたが、止まりかけたところをヘッチャラが差し返してのゴールでした。
 勝ったキングフェスタはこれで重賞6勝目。今季は古馬オープンでも善戦しており、同世代を相手にその実力を存分に見せつける結果となりました。2歳・3歳シーズンは、それぞれ二冠制覇にとどまりましたが、4歳シーズンであらためて三冠を目指すことになりそうです。

成績はこちら
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鈴木恵介騎手「第2障害で若干膝をついたので少しびっくりしました。(障害を)降りてからの脚は抜群なのでなんとかなるかなと思いました。走路開放に出した時に少し元気がないように感じていたので不安なところはありました。正直に言うと手応えはあまりよくありませんでした。やっぱり勝負根性がいいというところが最強の武器だと思います。若い時からみたら周りのものを気にしなくなってだいぶ大人になったなと思っています。(4歳シーズン三冠について)そこはもちろん狙って勝っていきたいと思っています」

柏林賞 予想結果

今週は斎藤さんの単独的中に

今年度の予想対決第4Rは柏林賞。障害を4番手で越えた断然人気のキングフェスタが残り30メートルで前3頭をまとめて交わすとそのまま抜け出して快勝。2着にヘッチャラ、3着にヤマカツエースが入り、トップハンデ3頭による決着となりました。予想対決は6名全員がキングフェスタに重い印を打ったものの、的中者は斎藤さんのみという結果になりました。

斎藤:3連単200円的中! 収支+6,420円

【集計】投資額 6,000円×4R=24,000円

 斎藤  -11,580円
 目黒  -18,000円
 赤見  -18,000円
 荘司  -18,200円
 矢野  -19,680円
 須田  -24,000円
---------------------------------------
 紅組  -54,200円
 白組  -55,260円

7/2柏林賞予想 荘司典子

2023年7月 1日(土)

キングフェスタ中心だが相手は混戦

 現4歳世代では1頭抜けた存在のキングフェスタ。今季に入って古馬一線級相手のレースでも大健闘。世代限定戦ならば当然中心で、ここは負けられない戦いではないでしょうか。強い馬が人気に応えて勝つ戦いに期待しています。

 とはいえ相手は混戦模様。こういう時は人気薄が上位に来て波乱...というのはありがちですね。その中で筆頭に推したのはホクセイウンカイ。5月のすずらん賞での勝負根性を評価してみました。着実に力をつけている印象で、今後の成長株として期待しています。

 今季好調が続くツガルノヒロイモノ、ばんえい菊花賞2着のヤマノコーネル、キングフェスタ不在のポプラ賞を制したヘッチャラ、ヤマカツエースの巻き返しもあるかも。

 馬券はキングフェスタを頭にした3連単で勝負。さらに柏林賞は近年1番人気馬の受難が続いていることを考慮して、◎○▲と△1番手馬の4頭BOXの馬複をおさえておきます。

◎7 キングフェスタ
○8 ホクセイウンカイ
▲6 ツガルノヒロイモノ
△9 ヤマノコーネル
△1 ヘッチャラ
△2 ヤマカツエース

3連単
7→8→1,2,6,9 各500円
7→1,2,6,9→8 各400円
馬複BOX
6,7,8,9 各400円 計6000円

7/2柏林賞予想 須田鷹雄

世代トップのキングフェスタに不安なし

 世代トップの◎キングフェスタがしっかり勝ち切れるかどうかの一戦。毎年このレースの予想はトップハンデ馬の扱いがポイントになるが、昨年のオーシャンウイナーのようにこなした例は過去にもあるし、キングフェスタの場合は近走内容も良いので心配ないと考えた。迷って買い目を増やすのではなく、1着固定でいく。

 2着候補は3頭。○ツガルノヒロイモノは700キロ台の荷物を苦にしないし、隣に◎がいることで競る形になれば特に頑張れそう。▲ヤマノコーネルは勝ち切る決め手こそないが、レース内容が安定している。2着の可能性は十分にある。☆クリスタルコルドは馬場状態次第で浮上。土曜は2.3%で始まったが、日月と雨予報はないので、この馬向きの馬場まで乾いてくると見た。

◎7 キングフェスタ
○6 ツガルノヒロイモノ
▲9 ヤマノコーネル
☆4 クリスタルコルド
△1 ヘッチャラ
△2 ヤマカツエース

3連単
7→4,6,9→1,2,4,6,9 各500円 計6000円

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