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8/13ばんえいグランプリ予想 目黒貴子

メムロボブサップの3連覇濃厚

 なかなか会心のヒットが出ないままお盆です。お盆といえばばんえいグランプリ。旭川記念からほとんどの馬がここに駒を進めていて、とはいえそのままの結果にはならないのがばんえいの難しいところでもあります。

 しかしながら、◎はメムロボブサップで仕方ないかという印象。今季は北斗賞に続いて旭川記念も危なげない勝利。その後間隔をあけてここに照準を合わせてきました。このレースは3連覇がかかるレースで、その達成も濃厚とみます。

 ○はインビクタ。北斗賞はいまひとつでしたが、前走旭川記念は復調を感じさせるプラスの印象がありました。実力を発揮できれば期待通りのレース運びをしてくれるでしょう。

 ▲にはやはりアオノブラック。夏場はいまひとつのイメージでしたが、前走をみればその不安はだいぶ解消されました。

 △はメジロゴーリキ、コマサンエース。そして何気に怖いミノルシャープを。

 3連単フォーメーションでうまくはまればと思います。

◎1 メムロボブサップ
○2 インビクタ
▲7 アオノブラック
△4 メジロゴーリキ
△9 コマサンエース
△5 ミノルシャープ

3連単
1→2,7→2,4,5,7,9 各700円
1→4→2       400円 計6000円

8/13ばんえいグランプリ予想 矢野吉彦

今季安定アオノブラックが軸

 前回のばんえい大賞典が当たってまずはホッと一息。まだまだ赤字額が大きいので気を緩めるわけにはいきませんが、ちょっとゆとりが生まれました。気分良くばんえいグランプリに向かえそうです。

 ワイド総流しの軸はアオノブラックです。北斗賞は取り消したものの、今年度の出走レースはすべて3着以内。ここでもその安定感を持続して、3着以内に来てもらいましょう。

 メムロボブサップ相手に1600円、インビクタ、メジロゴーリキ相手に各1000円、ミノルシャープ、コマサンエース相手に各600円、ほかの3頭相手に各400円流します。

 上位人気馬で決着したらたぶん"トリガミ"になっちゃうでしょうが、まぁ当たればいいですよ。

 なお、当日は競馬場でさまざまイベントがあります。私は「馬事普及セミナー」の司会や「場立ち予想」を仰せつかっています。お近くの方、帰省などで周辺に御滞在中の方など、お誘い合わせの上、ぜひ帯広競馬場にお越しください。では今回はこのへんで。

◎7 アオノブラック
○1 メムロボブサップ
▲2 インビクタ
△4 メジロゴーリキ
△5 ミノルシャープ
△9 コマサンエース

ワイド
1-7 1600円
7-2,4 各1000円
7-5,9 各600円
7-3,6,8 各400円 計6000円

8/13ばんえいグランプリ予想 荘司典子

アオノブラックとインビクタに期待して

 現在このレース2連覇中のメムロボブサップは今年もまたファン投票1位。今季の成績もここまで6戦5勝。4連勝で旭川記念も人気に応えて絶好調。3連覇を目指す戦いで、今回も1番人気になりそうで、この予想コラムでもみなさん◎を打ちそうですね(な~んて、意外とみなさん穴を狙ってくるかもしれませんが)。

 今回私はアオノブラックを本命にしました。前走7月24日のとかち桂冠賞で、相手が楽とはいえ完勝。年齢を重ね、夏場でも力を発揮できるようになってきたのではないでしょうか。この原稿を書いている時点での日曜日の天気予報をみると、帯広は降水確率60%、最高気温23℃、最低気温18℃となっていて、この涼しさなら本領を発揮できそう。

 インビクタはメムロボブサップとアオノブラックの2強相手に第三の男の印象がありますが、展開次第では差のない存在。印は5頭に打ちましたが、馬券は◎○の2頭に絞って勝負してみたいと思います。

 メムロボブサップはトップハンデで内詰めの1枠1番。実力を承知の上で、あえて印を落としてみました。まあそうは言っても何の問題もなくアッサリ勝利する可能性は高いですけどね。

◎7 アオノブラック
○2 インビクタ
▲1 メムロボブサップ
△3 コマサンブラック
△4 メジロゴーリキ

馬複
2-7 2000円
ワイド
2-7 4000円 計6000円

8/13ばんえいグランプリ予想 斎藤修

2023年8月11日(金)

重量有利なメジロゴーリキ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎4メジロゴーリキ
 ○7アオノブラック
 ▲1メムロボブサップ
 △2インビクタ
 △3コマサンブラック
 △5ミノルシャープ
 
 3連単1頭軸マルチ
 4→1,2,3,5,7 100円 計6000円

今週の見どころ(8/12~8/14)

2023年8月10日(木)

 8月13日(日)は、3歳以上ファン選抜による重賞・ばんえいグランプリをメインに、オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー白菊賞と重賞・特別戦が3レース組まれています。
 オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー(19:30発走予定)は、ファン投票上位馬からばんえいグランプリ出走馬を除いた馬による一戦で今年で2回目。ファン投票24位から昨年の第1回に参戦していたコマサンエースは、今年は17位でばんえいグランプリ初出走(ファン投票選出馬を除く通算賞金上位馬枠)を決めています。ここから名を上げる馬が出てくるか。メインの重賞と同様にご注目ください。
 なお12日(土)、13日(日)は、『ばんえい夏まつり』として帯広競馬場にてさまざまなイベントが実施されます(詳細はこちら)。

※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第9回開催4日目】
 8月12日(土)のメイン第11レースには、デネブ特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 4歳馬は3頭いずれも有力ですが、なかでも◎テッチャンに期待します。今季【4-3-0-2】。同条件では3戦して1、5、2着と崩れなく走っています。前開催は格上A2級との混合戦に組まれたものの回避。1カ月ほどレース間隔が空きますが、B1級では実績上位で、勝利を挙げA2昇級を決めそうです。
 同じ4歳の○アローリキヒメは、古馬相手の特別戦はB3級しか経験がなくキャリア不足は否めません。しかし、B1昇級後3、2、2、1着と安定感抜群。4走すべて障害はひと腰で、特別戦でも遜色ないはず。
 ▲コマサンダイヤは、12カ月半ぶりの実戦だった6月のB2級混合戦から3、2、2、1着。5歳だった22年1月にオープン特別戦でコマサンブラック、インビクタらをしりぞけているように、B1級では能力が違います。快進撃が続きそうです。
 3頭目の4歳馬△ジャパントップは、前開催のしし座特別では先行して4着。B1級の特別初挑戦でメドの立つ内容でした。今回は相手強化ですが、条件2度目で上積みのほうが大きいはず。

【第9回開催5日目】
 8月13日(日)のメイン第11レースには、第35回ばんえいグランプリ(20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前回までオープン馬は一律負担重量800キロでしたが、今年は今季の収得賞金220万円につき10キロ増となるハンデが課されることになりました。
 9頭立てだった7月の旭川記念から8着馬を除く8頭が参戦。逃げ切り勝ちを収めた◎メムロボブサップがここも主役です。唯一賞金ハンデ20キロ増の820キロですが、2着アオノブラックとの旭川記念からのハンデ差10キロは変わらず。昨年に続くばんえいグランプリ連覇が期待できます。
 ○メジロゴーリキは、旭川記念が9着でしたが、障害を1番手で仕掛け苦戦したもの。以前より軽めの馬場も苦にしなくなっていますが、馬場水分2.6%での追っつけ競馬は厳しかった感もあります。昨年のばんえいグランプリは3着で、極端な軽馬場でなければ上位争い。
 ▲アオノブラックは、ばんえいグランプリには昨年不出走で、5着だった21年以来の出走。今年は例年になく順調に夏を越せている印象があり、メムロボブサップと10キロ差あれば展開次第で逆転も。
 △ミノルシャープは、ばんえいグランプリには、初挑戦となった19年から毎年出走しており4、1、4、3着と上位争い。鈴木恵介騎手が近走から継続騎乗で臨むのは今年が初で、近2年より上位も狙えそうです。

【第9回開催6日目】
 8月14日(月)のメイン第11レースには、ベガ特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B2級-1組の特別戦は、6月24日の拓成湖特別以来。当時は不在だった勢いある3歳が3頭おり、いずれも有力といえます。
 ◎ジェイヒーローは、前走の重賞・ばんえい大賞典では先行し、脚いろ一杯になりながらも歩き切って3着と世代上位の力を見せています。拓成湖特別の翌日に行われた3組でB2級初連対を果たすと、続く3組も2着とこのクラスにも慣れてきた様子。前走から30キロ減なら初の古馬相手の特別戦でも心配はありません。
 ○ホクセイタイヨウは、格下B3級から挑戦したばんえい大賞典が2着。今回はB2昇級初戦なのに加え賞金ハンデ5キロを課されるのも微妙ですが、今季【4-2-0-1】で唯一の馬券圏外も4着と崩れなし。格より好調さを買います。
 古馬では▲キャラメルミルクが筆頭格。拓成湖特別が生涯初の特別挑戦ながら2着と結果を残しています。
 △キタノミネは、ばんえい大賞典(馬場水分0.8%)ではゴール手前で止まってしまい4着でした。しかし、馬場水分2.0%超では今季4戦して3勝、3着1回で今回の条件は向きそう。ホクセイタイヨウと同じくB2昇級ですが、穴として一考できます。

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