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7/2柏林賞予想 矢野吉彦

妙味を求めてツガルノヒロイモノ

 北斗賞はまさかの的中者なし。ミノルシャープをワイドの軸馬にする手もあっただけに、ちょっと悔しい結果でした。まぁ、予想合戦の順位に変動がなかっただけ、ヨシとしましょう(あくまでも前向きに)。

 柏林賞は北斗賞のメムロボブサップ同様、キングフェスタが堅い軸馬になりそうで、"大口勝負"する方もいるでしょうね。でも私はワイド総流し作戦を貫かなければなりません。同馬を軸にするのが無難ですが、ここはあえてツガルノヒロイモノから流します。キングフェスタから流すと当たったときに2点とも低配当になってしまいますが、ツガルノヒロイモノから買えば、キングフェスタ以外の馬との組み合わせがいくらかつくはず、という考え方です。

 資金配分は、キングフェスタに2000円、ヤマノコーネルに1000円、それ以外の6頭に各500円としてみました。毎度ながらここも"トリガミ"覚悟です。では、こんかいはこのへんで。

◎6 ツガルノヒロイモノ
○7 キングフェスタ
▲9 ヤマノコーネル
△1 ヘッチャラ
△2 ヤマカツエース
△8 ホクセイウンカイ

ワイド
6-7 2000円
6-9 1000円
6-1,2,3,4,5,8 各500円 計6000円

7/2柏林賞予想 目黒貴子

キングフェスタの相手探し

 4歳の世代重賞第一弾。今季はまだ会心の当たりというものがないので、そろそろといきたいものです。

 とはいえ、この世代は◎キングフェスタが頭ひとつ抜けている印象。これまでの重賞の戦績ももちろん、近走に関しても負けたのは古馬を相手にした時で、同じ世代の馬と戦えばしっかりと勝利を積み重ねています。実際から考えれば最大20Kの重量差で済んでいるのは、プラスにしか考えられないというのが正直なところ。この馬から相手を探すレースになると予想します。

 今季初戦こそ結果を出せなかった○ツガルノヒロイモノも、以降は4戦して2勝、2着1回3着1回と充実ぶりを見せています。雨により、この馬のキレ味を活かせる馬場になればもしかしたらもあるかもしれません。この馬を頭にした馬券も少し買っておきましょう。

 ▲はヤマカツエース。今季はまだ馬券圏内が1度もないという状況ですが、着順ほど負けていないのも事実です。相手なりのレース運びで堅実ぶりを見せてくれるかもと期待しています。

 端枠の△ヘッチャラ、△ヤマノコーネルも状態はいいようで馬券はおさえておきたいと思います。

◎7 キングフェスタ
○6 ツガルノヒロイモノ
▲2 ヤマカツエース
△1 ヘッチャラ
△9 ヤマノコーネル

3連単
7→2,6→1,2,6,9 各900円
6→7→1,2,9   各200円 計6000円

7/2柏林賞予想 赤見千尋

世代をけん引するキングフェスタが中心

 4歳世代をけん引して来たキングフェスタがここも中心でしょう。
 今シーズンに入ってからも、4歳戦のすずらん賞とライラック賞を快勝し、改めてこの世代のトップであることを見せつけています。720キロでの出走となれば、ヘッチャラとヤマカツエースと同重量であり、一番軽い馬たちとも20キロ差しかありません。この重量ならば実績が抜けているキングフェスタに有利と考え、4歳三冠戦線の一冠目はすんなりとゲットしてくれると期待しています。 

 対抗は迷いましたが、ツガルノヒロイモノにしました。
 着実に力をつけている印象で、すずらん賞3着、ライラック賞2着と世代トップクラスまで上がって来ました。重賞ではまだ馬券圏内に入ったことがないですが、今ならば好勝負をしてくれるのではないでしょうか。

 ポプラ賞を制したヘッチャラは今シーズンまだ勝ち星がないものの、実力のある馬なので一発ある可能性も。

 700キロの重量で出走できるホクセイウンカイとヤマノコーネルまで。

◎7 キングフェスタ
○6 ツガルノヒロイモノ
▲1 ヘッチャラ
△8 ホクセイウンカイ
△9 ヤマノコーネル

3連単
7→6,1,8,9→6,1,8,9 各500円 計6000円

7/2柏林賞予想 斎藤修

2023年6月30日(金)

キングフェスタ断然

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7キングフェスタ
 ○1ヘッチャラ
 ▲6ツガルノヒロイモノ
 △4クリスタルコルド
 △2ヤマカツエース
 △8ホクセイウンカイ
 △3トワイチロ

 3連単
 1,7→1,4,6,7→1,2,3,4,6,7,8 200円 計6000円

今週の見どころ(7/1~7/3)

2023年6月29日(木)

 7月2日(日)の柏林賞から4歳シーズンの三冠がスタートします。2019年はばんえいオークス馬ミスタカシマ、21年ははまなす賞勝ち馬ゴールドハンター、20年メムロボブサップ、22年オーシャンウイナーはばんえいダービー馬と、近年は3歳シーズンに重賞を制した実績馬が勝利しています。今年の注目もばんえいダービー馬キングフェスタでしょう。2~4歳の一冠目全制覇もかかります。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票が7月17日まで行われています。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。

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【第6回開催4日目】
 7月1日(土)のメイン第11レースには、国際農業機械展杯(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 2開催前(5月27日)の黒岳特別以来となるB1級-1組の特別戦です。
 ◎テッチャンは、黒岳特別、前開催の1組と連勝。黒岳特別はB1昇級初戦でしたが早めに抜け出し、フナノダイヤモンドの追撃を振り切りました。近2走で今回のメンバーの多くに先着しており、賞金ハンデ5キロを課されても大勢に影響ないはず。
 ○ジェイホースワンは、前開催は2組に出走し勝ち馬が強かったものの5頭による2着争いを制しました。テッチャンと同世代ですが、こちらは5月のすずらん賞(4歳オープン)に出走しているように格上位。良績ある特別戦だけに互角以上です。
 ▲ブルーレジーナは、黒岳特別3着で、前開催の1組では2着。ともに差はわずかだけにハンデ差を考えれば逆転も。
 △マツノタイガーはA2からの降級馬。黒岳特別では7着でしたが、ハマると前走のような鋭い脚が使えます。

【第6回開催5日目】
 7月2日(日)のメイン第11レースには、第17回柏林賞(4歳・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン720kgで、重量格による別定重量戦。6月5日のライラック賞(4歳オープン)から8頭が参戦し、当時から40kg増での争いです。
 ◎キングフェスタの重賞6勝目が濃厚といえます。ライラック賞は馬場水分2.4%の軽馬場で、スピード全開の鮮やかな抜け出しでした。今回ここまで馬場は軽くならないでしょうが、2走前のオープン特別戦(馬場水分0.8%)でも最後まで脚を伸ばしインビクタから僅差3着と実力断然です。
 ライラック賞はキングフェスタが圧勝しましたが、2着争いは4頭による接戦。もし馬場がそこまで軽くならなければ、4着○ホクセイウンカイの巻き返しがありそう。5月1日のすずらん賞(4歳オープン・馬場水分1.5%)では、ツガルノヒロイモノをゴール線上でとらえ、キングフェスタの2着でした。
 ▲ツガルノヒロイモノは、すずらん賞ではキングフェスタを積極的に追ったぶん終いに甘くなった感も。ライラック賞2着など世代上位の実力がありますが、重賞になると4着が最高となぜか結果が出ていません。
 △ヘッチャラは、キングフェスタ不在だった3月のポプラ賞(馬場水分2.3%)で重賞初制覇し、さつき特別は6着。戦歴的には軽めの馬場のほうが向くようです。

【第6回開催6日目】
 7月3日(月)のメイン第11レースには、天の川特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催のジュノー特別(A2級-1組)の上位5頭中、3着ホクセイウンカイ(柏林賞へ出走)を除く4頭が出走します。
 注目は4着だった◎シンエイアロイ。ジュノー特別を勝っていれば柏林賞に出走していた可能性もありますが、ゴール前5頭の争いからわずかに後れました。しかしA2昇級初戦で接戦に持ち込めたことは自信になったはず。2着ホクショウカップに加え、1着オールラウンダーも今回は賞金ハンデを課されており、逆転を目指します。
 5着○ダイリンファイター、2着▲ホクショウカップと、ほかの上位3頭との違いは障害がひと腰で切れたか、切れなかったか。特にダイリンファイターはひと腰が叶えばハンデ差を考えても反撃がありそうです。
 △オールラウンダーは、水無月特別、ジュノー特別と連勝中。ただともに僅差での勝利だけに、ハンデが不利なここも勝ちきるには展開の味方が必要かもしれません。

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