7月2日(日)の柏林賞から4歳シーズンの三冠がスタートします。2019年はばんえいオークス馬ミスタカシマ、21年ははまなす賞勝ち馬ゴールドハンター、20年メムロボブサップ、22年オーシャンウイナーはばんえいダービー馬と、近年は3歳シーズンに重賞を制した実績馬が勝利しています。今年の注目もばんえいダービー馬キングフェスタでしょう。2~4歳の一冠目全制覇もかかります。
8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票が7月17日まで行われています。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。
【第6回開催4日目】
7月1日(土)のメイン第11レースには、国際農業機械展杯(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。
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2開催前(5月27日)の黒岳特別以来となるB1級-1組の特別戦です。
◎テッチャンは、黒岳特別、前開催の1組と連勝。黒岳特別はB1昇級初戦でしたが早めに抜け出し、フナノダイヤモンドの追撃を振り切りました。近2走で今回のメンバーの多くに先着しており、賞金ハンデ5キロを課されても大勢に影響ないはず。
○ジェイホースワンは、前開催は2組に出走し勝ち馬が強かったものの5頭による2着争いを制しました。テッチャンと同世代ですが、こちらは5月のすずらん賞(4歳オープン)に出走しているように格上位。良績ある特別戦だけに互角以上です。
▲ブルーレジーナは、黒岳特別3着で、前開催の1組では2着。ともに差はわずかだけにハンデ差を考えれば逆転も。
△マツノタイガーはA2からの降級馬。黒岳特別では7着でしたが、ハマると前走のような鋭い脚が使えます。
【第6回開催5日目】
7月2日(日)のメイン第11レースには、第17回柏林賞(4歳・20:05発走予定)が行われます。
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オープン720kgで、重量格による別定重量戦。6月5日のライラック賞(4歳オープン)から8頭が参戦し、当時から40kg増での争いです。
◎キングフェスタの重賞6勝目が濃厚といえます。ライラック賞は馬場水分2.4%の軽馬場で、スピード全開の鮮やかな抜け出しでした。今回ここまで馬場は軽くならないでしょうが、2走前のオープン特別戦(馬場水分0.8%)でも最後まで脚を伸ばしインビクタから僅差3着と実力断然です。
ライラック賞はキングフェスタが圧勝しましたが、2着争いは4頭による接戦。もし馬場がそこまで軽くならなければ、4着○ホクセイウンカイの巻き返しがありそう。5月1日のすずらん賞(4歳オープン・馬場水分1.5%)では、ツガルノヒロイモノをゴール線上でとらえ、キングフェスタの2着でした。
▲ツガルノヒロイモノは、すずらん賞ではキングフェスタを積極的に追ったぶん終いに甘くなった感も。ライラック賞2着など世代上位の実力がありますが、重賞になると4着が最高となぜか結果が出ていません。
△ヘッチャラは、キングフェスタ不在だった3月のポプラ賞(馬場水分2.3%)で重賞初制覇し、さつき特別は6着。戦歴的には軽めの馬場のほうが向くようです。
【第6回開催6日目】
7月3日(月)のメイン第11レースには、天の川特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。
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前開催のジュノー特別(A2級-1組)の上位5頭中、3着ホクセイウンカイ(柏林賞へ出走)を除く4頭が出走します。
注目は4着だった◎シンエイアロイ。ジュノー特別を勝っていれば柏林賞に出走していた可能性もありますが、ゴール前5頭の争いからわずかに後れました。しかしA2昇級初戦で接戦に持ち込めたことは自信になったはず。2着ホクショウカップに加え、1着オールラウンダーも今回は賞金ハンデを課されており、逆転を目指します。
5着○ダイリンファイター、2着▲ホクショウカップと、ほかの上位3頭との違いは障害がひと腰で切れたか、切れなかったか。特にダイリンファイターはひと腰が叶えばハンデ差を考えても反撃がありそうです。
△オールラウンダーは、水無月特別、ジュノー特別と連勝中。ただともに僅差での勝利だけに、ハンデが不利なここも勝ちきるには展開の味方が必要かもしれません。