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今週の見どころ(5/28~5/30)

2022年5月26日(木)

 今週から始まる第4回開催では、5月28日(日)に大雪賞(オープン・A1級混合)、6月5日(日)にはスタリオンカップ(3歳以上選抜)が組まれています。次開催の重賞・北斗賞は、6月実施になった近2回ではこの両レースから参戦してくる馬がほとんど。前走で負けていた馬から勝ち馬が出ているというのも注目ポイントです。

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【第4回開催1日目】
 5月28日(土)のメイン第10レースには、黒岳特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 出走10頭中8頭が前走で五月雨特別(A2級-1組)を使われています。馬場水分は2.1%と軽めでしたが、今回は前日夜からまとまった降雨が予想され、さらに軽くなりそうな馬場状態がポイントといえます。
 ◎ココロノタカラの一発に期待します。負担重量が軽い春は比較的動けるタイプですが、今季は馬場が合わないのか初戦から4、9着とひと息。しかし平場戦で馬場水分1.9%の前走では見違える動きを披露し、逃げ切り楽勝を収めています。今回は特別戦ですが、軽めの馬場で条件は向きそう。一度好走すると、続けて馬券絡む戦歴でもあり、チャンスはあるでしょう。
 ○コウシュハレガシーは、メンバー中で唯一、昨季オープン格付。今季2、1、1着と上位の力を見せています。ただ、2走前の菖蒲特別(A2級)、前走の五月雨特別とも障害でもたついて辛勝。馬場が軽すぎると差し届かずの場面も考えられます。
 ▲オールラウンダーも、今季1、7、2着と比較的安定。五月雨特別は障害力を生かした走りで、逃げ切るかと思われたところ、コウシュハレガシーにつかまりコンマ7秒差の惜敗でした。ココロノタカラには今季開幕週に8秒8差で先着していますが、馬場状態が変わってどうでしょうか。
 △アアモンドキーマンは、五月雨特別では8番人気で4着と好走。軽馬場で末の甘さが出なかったようで、ほぼ再戦だけに警戒が必要でしょう。

【第4回開催2日目】
 5月29日(日)のメイン第10レースには、大雪賞(オープン・A1級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 オープン馬5頭のうちマツカゼウンカイを除く4頭は今季スプリングカップ(オープン)→重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯→さつき特別(オープン)と同じローテーション。
 となれば、さつき特別を逃げ切った◎アアモンドグンシンの連勝に期待です。今季3走は2、3、1着とすべて馬券圏内を確保しており、ここまで先着を許したのはメムロボブサップとアオノブラックのみ。メムロボブサップは今回不在で、アオノブラックは障害で苦戦した前走内容がひと息だったことから、この馬の中心は不動。賞金ハンデ5キロを課されますが、得意の軽馬場なら押し切りが見込めます。
 ○カイセドクターは、今季3走すべてアアモンドグンシンに先着を許していますが、同馬との差はいずれも5秒以内。今回は賞金ハンデのぶんライバルより5キロ軽く逆転も期待できます。
 ▲アオノブラックは、ばんえい十勝オッズパーク杯で連覇を達成。さつき特別は障害で二の腰が入らず8着と残念な結果でしたが、目標は北斗賞のはず。ここは叩き台ですが、本番へ向け目途の立つ内容を期待したいところです。
 A1格付けの馬で注目は△ウンカイタイショウ。1月にはオープン-1組の特別戦で2戦続けてアアモンドグンシンの3着と善戦しています。オープン馬との重量差を生かせれば見せ場以上のシーンまで。

【第4回開催3日目】
 5月30日(月)のメイン第11レースには、旭岳特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 今シーズンはじめて組まれたB1級-1組の特別戦。今季の特別戦や重賞に出走経験があるのは2頭だけと少ないため昨季の格付を重視します。なおメンバー10頭中6頭が5月14日のB1級-1組で対戦しています。
 ◎マオノダイマオーは、A2からの降級馬。昨季同時期には同条件で2着2回と活躍していました。B1昇級初戦だった前走14日の1組では障害を3番手で越えたものの、終い甘くなって9着でしたが、特別戦ならためがきき最後まで歩ききれるはず。
 ○サクラダイチも昨季はA2格付で、マオノダイマオーと同じ前走がB1昇級初戦で3着。馬場水分2.2%で軽めの馬場だったからか、こちらはしっかり脚を伸ばし続けました。特別戦での実績は乏しいものの、引き続きスピードを生かせる馬場が予想されるだけに有力視できます。
 ▲マルミゴウカイは、A1級からばんえい記念に挑戦したキャリア上位。ただ、前走が追い込みきれずの4着で、先行馬が止まらない軽馬場は微妙な感もあります。
 △ピンチハチャンスは、今季4走が1、6、1、6着と不安定。長澤幸太騎手との相性はひと息ですが、実力はヒケを取りません。

今週の見どころ(5/21~5/23)

2022年5月19日(木)

 2歳戦は今週から、第2回能力検査(4月29日)の合格馬も加わり、新馬戦が6レース組まれています。また、22日(日)第5レースには前開催の新馬戦1、2着馬による受賞-1組戦も行われます。ここを勝ち上がった馬には今後要注目といえそうです。
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【第3回開催4日目】
 5月21日(土)のメイン第10レースには、つつじ特別(B2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催で、B2級-1組、2組予選→1・2組決勝という流れに乗っていた馬が主力。しかし、注目は4歳オープン・すずらん賞で3着だった◎キンリゴウです。出脚が遅く第1障害では多くは後方ですが、第2障害好位から早めに抜け出す安定した取り口。1番人気に推された前走も直線で一旦は先頭と見せ場はありました。2走前まで4連勝していた自己条件に戻れば巻き返しが期待できます。
 ○ブラックダンサーは、1組予選では1番人気・6着。今季初戦の3組では同じく昨季A2級だったセンショウニシキ、次開催からB1へ昇級するヒメミヤとの叩き合いをモノにしており、前走は障害でのロスがなければもっと際どい勝負になっていはず。敗因はハッキリしておりこちらも反撃なるか。
 ▲センショウニシキは、2番人気・2着だった1組予選からの決勝戦では2番人気・6着。先行して粘り込むパターンに持ち込めなかったとはいえ、メンバー最先着の3着だったオレノタイショウとは3秒8差。ためて行ける特別戦なら終いまで歩き切れる可能性が高いとみます。
 前走でセンショウニシキに騎乗していた菊池一樹騎手は△オレノタイショウの手綱を取ります。こちらもA2から降級した今季は3、1、3着と勢いがあり、力差はありません。

【第3回開催5日目】
 5月22日(日)のメイン第10レースには、エメラルド特別(A1級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催には牝馬限定重賞・カーネーションカップが組まれたため、春駒特別(A1級混合)は牡馬のみでの争い。今季開幕週の青葉特別(A1級)に近いメンバーとなっています。
 青葉特別4着、春駒特別3着だった◎インビクタに注目します。勝ちみに遅い面がありますが、負担重量が軽い春のほうが好成績を残せるタイプ。今季2戦ともに障害をひと腰で越えている巧者だけに大崩れの危険は少ないでしょう。
 4歳牝馬○サクラヒメは、カーネーションカップ5着。障害を降りていい脚を使ったものの突き抜けるまでに至らなかったのは、初挑戦だった古馬オープンの壁といえるかもしれません。青葉特別は基準タイム超過のため失格でしたが、古馬上級戦の流れを2度経験したことは糧になるはず。今回は青葉特別と同じ640キロですが、違った結果も望めそうです。
 ▲ウンカイタイショウは、春駒特別では1番人気・9着とはいえ、障害での苦戦が響いたもの。青葉特別では逃げて2着だっただけに、負担重量も変わらず、ほぼ再戦の今回は見直せるはず。
 △コマサンエースは体重が減少傾向なのが気になりますが、青葉特別3着などシーズンをまたいで4戦連続3着以内と堅実です。

【第3回開催6日目】
 5月23日(月)のメイン第11レースは、スーパートレーナー賞(3歳以上選抜・20:15発走予定)。昨季リーディング上位の調教師が管理するB級馬による選抜戦。今年はB1級5頭、B2級1頭、B3級3頭、B4級1頭の計10頭で争われます。

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 ◎イワキダイヤは、昨季最終週のB2級-1組特別戦2着から、シーズンをまたいで5戦連続で連対中と充実。特に前走はB1昇級戦でいきなり1組に組まれましたが、逃げ切って、A2から降級してきた2着馬に6秒9差をつける快勝。クラスの壁を感じさせません。前走と比べA級からの降級馬も少なく、4歳10キロ減も有利。連勝に期待したいところです。
 ○ヒメトラマジックは、A2からB1へ降級。昨季5勝をすべて平場戦で挙げており、重量が軽くなった今季初戦のA2級混合の特別戦(630キロ)、続く牝馬重賞・カーネーションカップ(660キロ)とも7着と結果が出ていません。610キロだった前走B1級-3組は3着でしたが、直線一旦は先頭に先頭に立つも粘れなかったことから重い馬場ではスタミナに不安がありそう。前走からプラス10キロをどうこなすかでしょう。
 ▲カネサスペシャルは、昨季最終出走となったB1級-3組を勝利すると、B4へ降級した今季1、2、2着。昨季終盤では障害に安定感が出ており、シーズンが変わっても好調さを持続しています。そして、B3昇級初戦の前走がこの馬の真骨頂といえ、障害ふた腰から一気の追い込みを決めて勝利。元オープンの実績馬がB3級の軽量で出られるのも恵まれています。
 △サクラジョージは、ヒメトラマジックと同じくA2からB1へ降級して苦戦ぎみ。昨季の6勝中4勝が馬場水分2.4%以上と軽めの馬場だっただけに、現在の馬場が合っていない可能性は考えられそう。しかし、昨季のほか2勝は4~5月と基礎重量が軽い時期に挙げたもので、B2級以下が半数のここなら変わり身があるかもしれません。

今週の見どころ(5/14~5/16)

2022年5月12日(木)

 前週より新馬戦がスタート。5月7日第2レースで、今季2歳最初の勝ち名乗りを上げたのはホウエイチャン(牡・大友栄人厩舎)でした。スギノハリアー産駒は今年の2歳が3世代目で、母のブルーオーシャンは17年クインカップ勝ちがあります。また、8日第3レースを制したコーワノウンカイ(牡・槻舘重人厩舎)の父は新種牡馬ツガルノウンカイです。今週は新馬戦で勝てなかった馬たちによるレースが組まれています。
 なお、今週より月曜が12レース編成となり、メインは第11レースとなります。ご注意ください。

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【第3回開催1日目】
 5月14日(土)のメイン第10レースには、五月雨特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催で春駒特別(A1級との混合)、菖蒲特別(A2級)を使われていた馬を有力視します。
 ◎オールラウンダーは、今季初戦のミズバショウ特別(A1級との混合)を勝利。昨季最終出走となった白樺賞(A1級)で下していた馬も多く、逃げ切ってシーズンまたぎで2連勝しています。前走春駒特別は同条件とはいえ9頭中7頭がA1級と明らかに相手が強く7着でしたが、障害はひと腰と格好はつけました。A2級同士のここは反撃必至といえます。
 ○コウシュハレガシーは、オープン格付だった昨季1勝のみでしたが、A2へ下がった今季は2、1着と好調。菖蒲特別では、逃げるとしぶといコウテイを際どく差し切っています。実績上位なのに加え、勝ちみを覚えたとなれば連勝の期待も高まります。
 ▲コウテイは、ミズバショウ特別、菖蒲特別とも僅差の2着。ともにしぶとい競馬をして試練の5歳シーズンで好スタートを決めました。"天候:雨"のときは好成績を残せていないだけに、天気と馬場がカギとなりそうです。
 △ダイリンファイターは、白樺賞(2着)、ミズバショウ特別(5着)ともオールラウンダーより後に障害を越えて10秒ほどの差がありました。勝ちにこだわるなら逃げを打ちたいところでしょう。

【第3回開催2日目】
 5月15日(日)のメイン第10レースには、さつき特別(オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 スプリングカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯と使われた馬が8頭中6頭もいます。ただ、2走が1、2着だったメムロボブサップは出走を回避しています。
 ◎アオノブラックは、スプリングカップ6着からばんえい十勝オッズパーク杯では1着と巻き返しました。対メムロボブサップではやや劣勢ですが、同重量でほぼ同時に障害を越えての末脚勝負ならこちらに分があります。今回はメンバーで唯一、賞金ハンデ5キロ増でも、ライバル不在だけに連勝のチャンス。
 ○アアモンドグンシンは、スプリングカップ2着、ばんえい十勝オッズパーク杯3着とすっかり安定感が出ています。調子を上げているアオノブラックを負かすのは簡単ではありませんが、現役屈指の末脚には魅力があります。
 ▲オーシャンウイナーは昨季のばんえいダービー馬で、4歳シーズン初戦。古馬オープン初挑戦だった1月の1組特別は8着だったものの、未経験の760キロは酷でした。今回はアオノブラックと15キロ差ついての最軽量670キロ。スピードを生かして見せ場以上が期待できます。
 △メジロゴーリキは、スプリングカップでは3着に好走しています。シーズン序盤の軽量では持ち味の持久力を生かすことは難しそうですが、相手関係を考えれば無視できません。

【第3回開催3日目】
 5月16日(月)のメイン第11レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:10発走予定)

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 3歳シーズンで最初の同世代オープン特別戦となります。しかし、昨季最終週に行われたイレネー記念で鮮やかな追い込みを決めたキングフェスタの登録はなし。同レースからは同着の2着だった2頭を含む6頭、イレネー記念に賞金不足で出走できなかった牡馬による若草特別からは1、2着馬が参戦しています。
 ◎ヤマノコーネルは、昨季終盤伸び悩みぎみでしたが、逃げ・先行馬に有利な馬場状態で、前半置かれてしまう脚質のためが災いした感があります。しかし、体重が1020キロにまで増えた最終週の若草特別で直線抜け出しを決めており、最後まで歩ききるスタミナ面の強化を感じさせました。砂の入れ替えなどで重めの馬場となった今季は、B4級で3戦2勝、3着1回と充実の走りを披露しています。重賞初挑戦だった2月の翔雲賞(3歳牡馬)で歯が立たなかった馬や、イレネー記念組が相手の今回は試金石。イレネー記念2着同着のトワイチロと10キロ差、ヘッチャラと30キロ差を生かして上位を狙います。
 イレネー記念で2着同着だった2頭も有力。○トワイチロは、セン馬のため翔雲賞に出走できませんでしたが、12月のヤングチャンピオンシップでも2着の実績。定量戦だったイレネー記念からヘッチャラとのハンデ差が10キロ広がるのは有利です。
 ▲ヘッチャラは、ナナカマド賞、翔雲賞とも2着。ヤングチャンピオンシップの勝ち馬ヤマカツエースとともに、トップハンデとなりますが、世代王者キングフェスタが不在ならまず勝ち負けでしょう。
 △クリスタルコルドは、イレネー記念では端の10コースでも崩れずに4着。今季はB3級-1組で3戦連続連対と好調です。ただ今開催からB2に昇級し10キロハンデが増え、トワイチロと10キロ差となるのは気になります。

5/8カーネーションカップ回顧

2022年5月10日(火)

アーティウィングが悲願の重賞初制覇

 5月8日(日)には重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)が行われ、単勝3番人気のアーティウィングが障害2番手から抜け出し、重賞初制覇を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ヒメミヤ(660) 47.8
 2.ヒメトラマジック(660) 66.6
 3.フォルテシモ(680) 7.7
 4.ニセコヒカル(660) 10.1
 5.ミソギホマレ(650) 54.6
 6.シンエイボブ(680) 1.9
 7.アーティウィング(670) 6.6
 8.マオノクイーン(660) 88.2
 9.サクラヒメ(670) 3.7
 10.シャンハイオトメ(660) 54.6

 単勝1番人気に推されたのはシンエイボブ。昨年のこのレースの覇者で、今季初戦のA1級特別を快勝と好調ぶりもうかがえることから単勝1.9倍と高い支持を集めました。サクラヒメは同レースがタイム超過で失格も、昨年秋にはばんえい菊花賞、ばんえいオークスを連勝した実績を買われて2番人気。1月のヒロインズカップで僅差2着のアーティウィング、そのヒロインズカップを制したフォルテシモまでが単勝ひと桁台の人気となりました。

 第1障害を越えた勢いで先行したのはヒメミヤで、ニセコヒカルが差なく追走。その後はフォルテシモ、ヒメトラマジック、アーティウィングが続き、シンエイボブも先行勢に加わります。中間点あたりからニセコヒカルが抜け出すと、そのまま先頭で第2障害下に到達。朝方の雨で馬場水分1.0%とやや湿った馬場で、ここまで52秒というペースで進みました。
 ひと息入れたニセコヒカルが最初に仕掛け、ひと腰先頭でクリア。アーティウィングもすんなりひと腰で続き、その後はフォルテシモ、サクラヒメ、シャンハイオトメの順で障害を通過します。
 残り30メートルでアーティウィングがニセコヒカルをとらえて先頭に立つと、サクラヒメも追い上げ3頭の争いとなります。しかし力強く歩を進めたアーティウィングがそのまま押し切って先頭でゴール。ニセコヒカルも止まらず歩き切って2着。サクラヒメは残り10メートルで一杯になり、追い上げたシャンハイオトメが3着。断然人気のシンエイボブは障害で苦戦し6着でした。

 アーティウィングは、ヒロインズカップではフォルテシモにコンマ7秒届かずの2着でしたが、今回は同じ5歳のニセコヒカルとの競り合いを制し、5度目の重賞挑戦で見事初制覇となりました。今後の牝馬戦線でも中心的存在として活躍が期待できそうです。

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島津新騎手「勝ちたいと思って乗って勝てたので嬉しいです。あの時(ヒロインズカップ)は重量も積んでいたので、脚を溜める競馬をして2着と届きませんでしたが、今日は重量も軽かったので先行してみたことが勝ちに繋がったと思います。藤野騎手(のニセコヒカル)が先行していましたが、降りてからの勝負ではこちらに分があると思い、焦らず自分のペースで行きました。(ゴール前は)結構辛そうな感じだったので、あとは頑張れ、と念を込めてゴールまで押し切りました」

カーネーションカップ 予想結果

2022年5月 9日(月)

矢野さんが単独的中!

今年度の予想対決第2Rはカーネーションカップ。障害を2番手で越えた単勝3番人気のアーティウィングが残り30メートルで抜け出すとそのまま押し切って勝利。予想対決は2着のニセコヒカルを本命に挙げた矢野さんが単独的中。3着に7番人気のシャンハイオトメが入ったことで総合収支もプラスになりました。

矢野:ワイド700円&200円的中! 収支+11,410円

【集計】投資額 6,000円×2R=12,000円

 荘司  +34,200円
 矢野  +5,410円
 目黒  -8,580円
 斎藤  -12,000円
 須田  -12,000円
 赤見  -12,000円
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 紅組  +13,620円
 白組  -18,590円

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