5月8日(日)のメインには、3歳以上牝馬による重賞・カーネーションカップが組まれています。休養中の実績馬もおり、ハンデ差が小さく、混戦模様です。
なお、今週からは2歳新馬戦がスタート。4月17日に実施された第1回能力検査に合格した馬たちがデビューを迎えます。9日(月)第3レースにはトップタイムをマークしたコーワホープ(牡・松井浩文厩舎・父レットダイヤ)が出走を予定しています。
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【第2回開催4日目】
5月7日(土)のメイン第10レースには、菖蒲特別(A2級・20:05発走予定)が行われます。
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昇級初戦のサカノダイヤ以外は、開幕週の卯月特別(B1級との混合)かミズバショウ特別(A1級との混合)で対戦しています。
◎コウシュハレガシーは、卯月特別が、A1格付だった昨年6月の特別戦(3着)以来となる馬券圏内で2着。障害をひと腰とはいかずもスムーズにまとめ、しっかりと伸びています。前述の3着後に昇級したオープンでは一度も掲示板に載れませんでしたが、A2へ降級し、しかも軽量ということで集中して走れた印象です。ミズバショウ特別組は骨っぽい馬が多いものの、復活への手ごたえをつかんだとみて本命に推します。
○コウテイは、ミズバショウ特別が2着。昨季終盤にはA2級-1組の特別戦で連続連対しており、力上位で通るクラス。しかし、減量がなくなる5歳シーズン初戦ということで4番人気でしたが、重めの馬場も合ったようで際どく詰め寄ったところがゴールでした。このレースぶりなら今回も主役候補の1頭といえます。
▲ダイリンファイターは、昨季終盤はコウテイより上のA1級の特別戦で連続連対。ミズバショウ特別も3着争いを演じており、ヒケを取りません。
△ココロノタカラ、△サクラドリーマーも昨季はA1級で、降級利が見込めます。
【第2回開催5日目】
5月8日(日)のメイン第10レースは、BG2・第15回カーネーションカップ(3歳以上牝馬・20:05発走予定)。クラス(重量格)別定重量戦で、A1級の8歳シンエイボブ、5歳フォルテシモがトップハンデ680キロで、B1級の4歳ミソギホマレの650キロまで、最大30キロ差がついています。
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古馬牝馬重賞はシーズンに2レースあり、1月に実施されたBG1・ヒロインズカップは最軽量760キロだった5歳の2頭、フォルテシモ1着、アーティウィング2着。ミスタカシマは790キロで7着、シンエイボブは810キロで9着と、重いハンデを課された両馬は苦戦しました。なお、ミスタカシマは休養中のため今回不在となっています。
◎シンエイボブのこのレース連覇に期待します。ヒロインズカップは息を入れても障害で苦戦しましたが、さすがに50キロ差がついてのトップハンデは厳しかった様子。重賞初制覇となった昨年はハンデに恵まれていたものの、今年は一転トップハンデで、挑戦を受ける立場。しかし、ヒロインズカップ1着フォルテシモは同じ重量、2着アーティウィングとは10キロ差と、ハンデ面で有利になっています。メンバー中で唯一今季初戦を制している好調さも魅力です。
○アーティウィングは、12月のA2昇級初戦2着、2月のA1昇級初戦(オープン混合)5着と、相手強化にもすぐに対応できているように成長がうかがえます。今回は同じ5歳が5頭と多いため、減量がなくなるのはさほど気にしなくてもいいかもしれません。
▲フォルテシモは、4歳時の昨年このレースに参戦し5着、ヒロインズカップ1着と、この時期の5歳にしては牝馬オープンでの経験が豊富。A1へ昇級しての今季初戦は7着でしたが、オープンからの降級馬たちが相手でも障害はスムーズで、ここへの叩き台と考えれば悪くありませんでした。
△ニセコヒカルもヒロインズカップに出走しましたが6着。フォルテシモに続き障害は3番手で越えたものの、後続もさほど障害に手こずらなかったため、決め手が必要な展開になったのは不運でした。11月のクインカップを勝利しているように5歳牝馬では力量上位。ヒロインズカップでは同じ重量だったアーティウィング、フォルテシモと10~20キロ差がつくことで違った結果もありそうです。
【第2回開催6日目】
5月9日(月)のメイン第10レースには、スーパージョッキー賞(3歳以上B級選抜・20:05発走予定)が行われます。
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昨季のリーディング上位騎手が、B級から選抜された馬に騎乗して争います。
各馬の昨季の格付は、A1級のハマノダイマオーからB2級のドラゴンボーイまで4クラス差がありますが、降級幅が大きいのは、B1からB4へ3クラス下がった◎トモエハイセイコーです。昨季は極端に軽い馬場のときに好走が目立ちましたが、今季2戦は馬場水分1.0%以下で連勝。軽めの重量でもあり障害への不安も見せていません。"普通競走の規定重量に10キロ加増する"という条件なら重量増もさほど堪えないはず。
○キタノボブサップは、昨季の5勝中4勝が藤野俊一騎手。前走のB1級-2組を逃げ切って、今回のメンバー3頭に先着(1頭競走除外)しているのも強みです。
▲ホクトシンバは、前走ではキタノボブサップに競り負け2着でしたが、10歳になってもスピード通用を示しています。スーパージョッキー賞では一昨年に3着があり、課題は馬体の維持でしょう。
△ドラゴンボーイは、昨季スピードスター賞路線で僅差の戦いをしていたように速力には自信がある様子。前走がB3級とはいえ勝ちっぷりが良く押さえには欠かせません。