ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2021年 | メイン | 2023年 »

2022年 アーカイブ

<<前へ 3031323334353637383940

5/8カーネーションカップ予想 赤見千尋

シンエイボブが力の違いを見せつける

 昨年は660キロで勝ったシンエイボブ。今年は680キロと一番重い重量になりますが、それでも力の違いで押し切ってくれるのではないかと考えます。
 昨シーズンは秋にA1で3連勝し、12月のレディースカップでは一番重い730キロを曳いて勝利。ヒロインズカップでは1頭だけ810キロという、他の馬たちより20キロ~50キロも重い重量でさすがにしんがり負けを喫しましたが、今シーズン初戦の青葉特別ではウンカイタイショウを差し切っての勝利。今回のメンバーでは力上位ですから、連覇を期待します。

 対抗はアーティウィング。
 昨シーズンは本当に力をつけた一年でした。ヒロインズカップは3頭大接戦の中で2着、重賞でも戦えることを示しました。今シーズン初戦3着と好調なすべり出しで、いよいよ今年はタイトル獲りを狙って欲しいです。

 ヒロインズカップで接戦を制したフォルテシモ、660キロの重量を活かしてマオノクイーンまで。

◎6 シンエイボブ
○7 アーティウィング
▲3 フォルテシモ
△8 マオノクイーン

馬複
6-7 4000円
馬単
6→3,8 各1000円 計6000円

今週の見どころ(5/7~5/9)

2022年5月 5日(木)

 5月8日(日)のメインには、3歳以上牝馬による重賞・カーネーションカップが組まれています。休養中の実績馬もおり、ハンデ差が小さく、混戦模様です。
 なお、今週からは2歳新馬戦がスタート。4月17日に実施された第1回能力検査に合格した馬たちがデビューを迎えます。9日(月)第3レースにはトップタイムをマークしたコーワホープ(牡・松井浩文厩舎・父レットダイヤ)が出走を予定しています。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第2回開催4日目】
 5月7日(土)のメイン第10レースには、菖蒲特別(A2級・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 昇級初戦のサカノダイヤ以外は、開幕週の卯月特別(B1級との混合)かミズバショウ特別(A1級との混合)で対戦しています。
 ◎コウシュハレガシーは、卯月特別が、A1格付だった昨年6月の特別戦(3着)以来となる馬券圏内で2着。障害をひと腰とはいかずもスムーズにまとめ、しっかりと伸びています。前述の3着後に昇級したオープンでは一度も掲示板に載れませんでしたが、A2へ降級し、しかも軽量ということで集中して走れた印象です。ミズバショウ特別組は骨っぽい馬が多いものの、復活への手ごたえをつかんだとみて本命に推します。
 ○コウテイは、ミズバショウ特別が2着。昨季終盤にはA2級-1組の特別戦で連続連対しており、力上位で通るクラス。しかし、減量がなくなる5歳シーズン初戦ということで4番人気でしたが、重めの馬場も合ったようで際どく詰め寄ったところがゴールでした。このレースぶりなら今回も主役候補の1頭といえます。
 ▲ダイリンファイターは、昨季終盤はコウテイより上のA1級の特別戦で連続連対。ミズバショウ特別も3着争いを演じており、ヒケを取りません。
 △ココロノタカラ△サクラドリーマーも昨季はA1級で、降級利が見込めます。

【第2回開催5日目】
 5月8日(日)のメイン第10レースは、BG2・第15回カーネーションカップ(3歳以上牝馬・20:05発走予定)。クラス(重量格)別定重量戦で、A1級の8歳シンエイボブ、5歳フォルテシモがトップハンデ680キロで、B1級の4歳ミソギホマレの650キロまで、最大30キロ差がついています。

※出馬表はこちら

 古馬牝馬重賞はシーズンに2レースあり、1月に実施されたBG1・ヒロインズカップは最軽量760キロだった5歳の2頭、フォルテシモ1着、アーティウィング2着。ミスタカシマは790キロで7着、シンエイボブは810キロで9着と、重いハンデを課された両馬は苦戦しました。なお、ミスタカシマは休養中のため今回不在となっています。
 ◎シンエイボブのこのレース連覇に期待します。ヒロインズカップは息を入れても障害で苦戦しましたが、さすがに50キロ差がついてのトップハンデは厳しかった様子。重賞初制覇となった昨年はハンデに恵まれていたものの、今年は一転トップハンデで、挑戦を受ける立場。しかし、ヒロインズカップ1着フォルテシモは同じ重量、2着アーティウィングとは10キロ差と、ハンデ面で有利になっています。メンバー中で唯一今季初戦を制している好調さも魅力です。
 ○アーティウィングは、12月のA2昇級初戦2着、2月のA1昇級初戦(オープン混合)5着と、相手強化にもすぐに対応できているように成長がうかがえます。今回は同じ5歳が5頭と多いため、減量がなくなるのはさほど気にしなくてもいいかもしれません。
 ▲フォルテシモは、4歳時の昨年このレースに参戦し5着、ヒロインズカップ1着と、この時期の5歳にしては牝馬オープンでの経験が豊富。A1へ昇級しての今季初戦は7着でしたが、オープンからの降級馬たちが相手でも障害はスムーズで、ここへの叩き台と考えれば悪くありませんでした。
 △ニセコヒカルもヒロインズカップに出走しましたが6着。フォルテシモに続き障害は3番手で越えたものの、後続もさほど障害に手こずらなかったため、決め手が必要な展開になったのは不運でした。11月のクインカップを勝利しているように5歳牝馬では力量上位。ヒロインズカップでは同じ重量だったアーティウィング、フォルテシモと10~20キロ差がつくことで違った結果もありそうです。

【第2回開催6日目】
 5月9日(月)のメイン第10レースには、スーパージョッキー賞(3歳以上B級選抜・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 昨季のリーディング上位騎手が、B級から選抜された馬に騎乗して争います。
 各馬の昨季の格付は、A1級のハマノダイマオーからB2級のドラゴンボーイまで4クラス差がありますが、降級幅が大きいのは、B1からB4へ3クラス下がった◎トモエハイセイコーです。昨季は極端に軽い馬場のときに好走が目立ちましたが、今季2戦は馬場水分1.0%以下で連勝。軽めの重量でもあり障害への不安も見せていません。"普通競走の規定重量に10キロ加増する"という条件なら重量増もさほど堪えないはず。
 ○キタノボブサップは、昨季の5勝中4勝が藤野俊一騎手。前走のB1級-2組を逃げ切って、今回のメンバー3頭に先着(1頭競走除外)しているのも強みです。
 ▲ホクトシンバは、前走ではキタノボブサップに競り負け2着でしたが、10歳になってもスピード通用を示しています。スーパージョッキー賞では一昨年に3着があり、課題は馬体の維持でしょう。
 △ドラゴンボーイは、昨季スピードスター賞路線で僅差の戦いをしていたように速力には自信がある様子。前走がB3級とはいえ勝ちっぷりが良く押さえには欠かせません。

5/1ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2022年5月 3日(火)

6歳馬アオノブラックが連覇達成

 5月1日(日)は今シーズン初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のアオノブラックが優勝。昨年に続く連覇を達成し、重賞8勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アアモンドグンシン(720) 5.2
 2.メムロボブサップ(720) 1.3
 3.アオノブラック(720) 14.0
 4.マツカゼウンカイ(720) 50.0
 5.カイセドクター(720) 28.4
 6.キョウエイリュウ(720) 23.1
 7.メジロゴーリキ(720) 9.4
 8.ゴールドハンター(720) 67.3
 9.ヤマトタイコー(720) 82.8

 5~8歳の9頭全馬が開幕週のスプリングカップで対戦しており、そこで快勝したメムロボブサップが状態面の良さ、そしてハンデ差もつかないことで単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めました。スプリングカップ2着のアアモンドグンシンが2番人気。同3着で昨季ばんえい記念を制したメジロゴーリキ、このレース連覇を狙うアオノブラックが人気で続きました。

 アオノブラックとメムロボブサップの6歳馬2頭が勢いよく第1障害を越えて先行。内から位置取りを上げたアアモンドグンシンが中間点をを過ぎたあたりで先頭に替わります。小雨が降るなか前3頭が後続を離して軽快に歩を進め、わずかにアアモンドグンシンが先頭で第2障害下に到達。ここまで41秒と速いペースで流れました。
 第2障害で最初に仕掛けたのはアアモンドグンシンでしたが登坂途中でひと息。差なくメムロボブサップとアオノブラックが仕掛け、わずかにメムロボブサップが先頭で、差なくアオノブラックが続き、アアモンドグンシンは少し離れた3番手で通過。その後はカイセドクター、マツカゼウンカイの順で障害を通過します。
 6歳馬2頭の争いとなり、残り30メートルで前に出たアオノブラックが、しぶとく食い下がるメムロボブサップに1秒8差をつけて勝利。アアモンドグンシンがやや離れて3着に入りました。

 アオノブラックはスプリングカップ6着からの参戦で今回は人気を落としていましたが、見事ばんえい十勝オッズパーク杯連覇を達成。2着メムロボブサップとのワンツーは昨年と同じで、今年もこの6歳馬2頭が古馬重賞戦線を牽引していくことになりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

藤野俊一騎手「馬の状態は良かったのですが、年度末のばんえい記念で重い荷物を曳いたせいか前走は悩んでいました。(軽い馬場について)悪い印象はなかったですが、メムロボブサップも(軽い馬場では)速いのでどうかなという気持ちはありました。道中は向こう(メムロボブサップ)のほうが手応えが良いように感じていたのですが、こちらは追って追ってという感じでした。障害を並んで降りた時点で勝ったと思って乗っていました。夏場は少し弱いですが、今時期と秋口は調子が良くなるタイプで、また高重量戦にも強い印象だけに今年も活躍してくれると思います」

ばんえい十勝オッズパーク杯 予想結果

2022年5月 2日(月)

2022年度の予想対決がスタート!

今年度もばんえい十勝オッズパーク杯から始まった著名人予想対決。障害を先頭で越えたのはメムロボブサップでしたが、ほぼ同時に越えたアオノブラックが残り30メートルで抜け出すとそのまま押し切って勝利。予想対決は荘司さん、目黒さんが的中。中でも荘司さんは上記2頭中心の3連単で大幅なプラス収支。今年も好発進を決めました。

荘司:3連単500円的中! 収支+40,200円
目黒:3連複600円的中! 収支-2,580円

【集計】投資額 6,000円×1R=6,000円

 荘司  +40,200円
 目黒  -2,580円
 斎藤  -6,000円
 矢野  -6,000円
 須田  -6,000円
 赤見  -6,000円
---------------------------------------
 紅組  +31,620円
 白組  -18,000円

5/1ばんえい十勝オッズパーク杯予想 矢野吉彦

2022年4月30日(土)

自慢の末脚を活かしてマツカゼウンカイ

 祝・2022年度シーズン開幕。今年もよろしくお願いします。
 前年度を振り返ると、どうも私には軸馬を決めてのワイド流しという戦法が合っているような気がします。ばんえいの場合、最大で10頭立てなのにもかかわらず、ワイドがけっこう高配当になるんですよね。3連複や3連単だと買い目が多くなってしまうのが、ワイドなら総流ししても9点で済みますからね。
 というわけで、今年の予想合戦はすべてこの手で行ってみることにします。初っ端のオッズパーク杯は、マツカゼウンカイからの総流し。前走は障害越えに手間取って惨敗しましたが、先に降りた馬に遅れずクリアできれば、自慢の末脚を活かして3着もあり得ると思います。

 総流しなので、印と配分金額は"一致"しません。前走で同馬より障害がサッパリだった8枠2頭には200円ずつ、⑤と⑥には300円ずつとして、あとの5000円をどう配分するかを考えました。メムロボブサップとアアモンドグンシンに各2000円、アオノブラックとメジロゴーリキに各500円でいいんじゃないですか?軸馬が3着以内に来てくれれば、2点は的中するワケですから。

 改めまして、今シーズンは穴狙いに徹してワイド流しを貫きます。では、今回はこのへんで。

◎4 マツカゼウンカイ
○2 メムロボブサップ
▲1 アアモンドグンシン
△3 アオノブラック
△5 カイセドクター
△6 キョウエイリュウ

ワイド
4-1,2 各2000円
4-3,7 各500円
4-5,6 各300円
4-8,9 各200円 計6000円

<<前へ 3031323334353637383940
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.