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2022年9月 アーカイブ

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9/18岩見沢記念予想 荘司典子

ライバル対決、今回はアオノブラックで

 前回の重賞馬券対決、はまなす賞は惜しかった。予想メンバー中、勝ったクリスタルコルドに本命を打っていたのは私一人だったのに...単勝1点勝負で良かったですね。あああああ、的中に近いところにいただけに悔しいです。それにしても矢野吉彦さんの7週連続的中は本当に素晴らしい!気持ちを入れ替えて岩見沢記念の予想に臨みます。

 今季の重賞を2勝ずつ制している6歳の両雄が揃って登場。5月のばんえい十勝オッズパーク杯をアオノブラック、6月の北斗賞もアオノブラック、7月の旭川記念をメムロボブサップが勝利。ライバル対決、今季の重賞ではここが4回目の対戦となります。

 本命はアオノブラックにしました。夏場を使って8月のばんえいグランプリを制したメムロボブサップに対し、真夏を休養したアオノブラックは岩見沢記念に向け前走マロニエ賞を叩いてここへという形で、前走以上の状態で挑めそう。今回メムロボブサップが850kgに対してアオノブラックは840kg。アオノブラックにとっても厳しい斤量ではありますが"10kg差"という条件が旭川記念とは逆になる点と、仕上がりに期待しての◎です。

 相手は当然メムロボブサップ。この2頭が出走してくるレースは今後もしばらくの間は「どちらが勝つのか」ということがテーマになりますが、必ずしもこの2択では収まらないのが勝負事の面白いところ。さて、今回は?!

◎6 アオノブラック
○7 メムロボブサップ
▲1 ミノルシャープ
△4 コウシュハレガシー
△9 メジロゴーリキ

3連単
6→7→1,4,9 各1000円
6→1,4,9→7 各1000円 計6000円

9/18岩見沢記念予想 矢野吉彦

コマサンブラックの一発期待

 たとえプラス440円とはいえ、単独的中と7戦連続的中はウレシイ限り。とはいえ、ワイド総流し作戦というのは地道な積み重ねになりがちなので、貯金があまり増えません。1度でもハズせば"薄ら寒い"状態になってしまいます。そろそろ大幅に貯金を殖やしたいところですが・・・。

 というわけで、岩見沢記念はちょっと思い切ってみました。軸馬はコマサンブラックです。これまではメムロボブサップを買っておけば間違いなかった古馬重賞戦線も、夏を過ぎたらちょっと流れが変わるはず。そのメムロボブサップがグランプリの後、疲れが出たというじゃないですか!それならなおさら流れが変わりそうですからね。

 で、グランプリでもそこそこいいレースをしたコマサンブラックが、今度は重量差を活かせるようなレースとなりました。なんとか3着に食い込んでくれませんかねぇ。

 資金配分は9頭立て(総流しの相手8頭)なので単純に、ミノルシャープ、アオノブラック、メムロボブサップ、メジロゴーリキに1000円ずつと、その他の馬に500円ずつとしてみました。

 さぁ、8連勝なるか?これが当たったら自分でも恐ろしくなっちゃうかもしれませんよ。では今回はこのへんで。

◎8 コマサンブラック
○1 ミノルシャープ
▲6 アオノブラック
△3 マツカゼウンカイ
△7 メムロボブサップ
△9 メジロゴーリキ

ワイド
8-1,6,7,9 各1000円
8-2,3,4,5 各500円  計6000円

9/18岩見沢記念予想 斎藤修

2022年9月16日(金)

休み明け2戦目でアオノブラック

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6アオノブラック
 ○9メジロゴーリキ
 ▲7メムロボブサップ
 △1ミノルシャープ
 △8コマサンブラック

 3連単
 6→9→7 1000円
 9→6→7 1000円
 6→7→9 1000円
 6→7,9→1,8(4点)400円 計1600円
 9→6→1,8(2点) 400円 計800円
 6→1→7,8,9(3点)200円 計600円

今週の見どころ(9/17~9/19)

2022年9月15日(木)

 シルバーウイークのばんえい十勝、18日(日)には、伝統の4市記念競走の第2弾・岩見沢記念が行われます。過去5年で8月のばんえいグランプリから重賞連勝を果たしたのは、2019年コウシュハウンカイのみ。気候が落ち着くこともあってか、春シーズンの活躍馬の台頭も見られます。
 同日の準メインには2歳牝馬オープンによるいちい賞、また次週25日(日)には2歳牡馬オープンによる青雲賞も実施。すでに今季の能力検査は終了しており、主役候補は出揃っています。三冠へ向けた2歳馬の戦いが本格化していきます。

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【第12回開催1日目】
 9月17日(土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(オープン・A1級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催、3歳以上の1走目は通算収得賞金順の編成。このレースは、オープンでも賞金が少ない馬と、賞金が多いA1級馬による対戦です。
 ◎ヘッチャラは、A2級時代の3走前に、とかちえぞまつ特別(オープン・A1級との混合)を快勝。A1へ昇級しての前走もオープン2番手が相手とはいえ3着と、3歳トップクラスの力を示しています。3歳は自己条件の特別戦では20キロ減が適応されるとはいえ、負担重量695キロは初ですが、690キロで2着1回、3着2回という成績を考えれば克服できそうです。
 ○コマサンエースは、ヘッチャラと同じ前走のオープン-2組混合では離された6着と見せ場に乏しい走り。しかし、今回と同じ通算収得賞金順だった第7回開催の同条件特別戦では、しぶとく歩いて4着と悪くありませんでした。現在はオープンに昇級しており、格下が多いメンバーも有利といえます。
 ▲ブラックサファイアは、とかちえぞまつ特別が5着も4秒9差の惜敗。前走A1級の特別戦では追い込みを決めており、ハマると一発がありそうです。
 △シンエイボブは、近走大きな着順が並びますが、前走はオープン-1組特別戦など相手が強かった面は否めません。通算収得賞金は今回のメンバー中最多で戦いやすく、変わり身が期待できます。

【第12回開催2日目】
 9月18日(日)のメイン第11レースには、第58回岩見沢記念(20:15発走予定)が行われます。

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 直近の古馬重賞・ばんえいグランプリは、オープン同一重量の800キロでハンデ差がつかない争いでした。今回は今季の収得賞金による別定重量戦で、現役最強6歳世代のツートップ・メムロボブサップが30キロ増の850キロ、アオノブラックは20キロ増の840キロとなっています。
 ◎インビクタに注目します。古馬重賞初挑戦だった7月の旭川記念が2強に次ぐ堂々3着。ばんえいグランプリは障害で転倒し競走中止でしたが、真っ先に仕掛けていって勝ちを意識してのものと理解できます。前走のマロニエ賞(オープン-1組)は直線で粘りを欠きましたが、やや馬任せの仕掛けになったため。今回は2強と20~30キロ差つくのが有利といえます。ばんえいグランプリとは違い手が合う船山蔵人騎手の手綱も歓迎でしょう。
 ○ミノルシャープは、夏から秋に活躍するイメージがあり、今季は7月の初戦から2度叩かれた以降がすべて3着以内。ばんえいグランプリは障害ふた腰から追い上げて3着、前走では今季から主戦を務める鈴木恵介騎手で初勝利をマーク。馬自身の調子アップに加え騎手が慣れてきた、とここへ向けて歯車が噛み合ってきた印象です。賞金ハンデなしで出走できるのも買い材料といえます。
 ▲アオノブラックは、ばんえいグランプリには登録せず。マロニエ賞が1カ月半ぶりの実戦でしたが、トップハンデで3着に踏ん張っており、叩き台としては十分な内容でした。旭川記念はトップハンデで、10キロ差あったライバルのメムロボブサップに突き放され2着だっただけに、ハンデ差が逆転する今回は雪辱を期す舞台。
 △メムロボブサップは、レースを選んで使われ今季5勝、2着3回とすべて連対。ハンデ差がつかず、ライバル不在のばんえいグランプリ勝ちは当然の結果でしょう。今回の課題は最大30キロ差のトップハンデ克服のみと言い切れます。

【第12回開催3日目】
 9月19日(祝・月)のメイン第11レースには、ようこそウマ娘ゴルシ記念(A2級-2組・20:15発走予定)が行われます。帯広競馬場で実施されている『ウマ娘 プリティーダービー×ばんえい十勝コラボイベント』に関連したレースです。

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 前走1組のポテト特別からの臨戦という馬が6頭。同レースが昇級初戦ながら馬券に絡んだ2頭に注目です。
 ◎シャンハイオトメは、3歳の強豪ヤマカツエースにこそ突き放されましたが、早めに2番手に上がり、マルミゴウカイの追撃を振り切りました。春は行き脚がつかないレースもありましたが、昨季まで好成績を残せていなかった特別戦に組まれてから変わり身を見せています。しかし、振り返ると、5月の古馬牝馬重賞・カーネーションカップで障害ひと腰から3着に追い込んだあたりから、重量増で変身する兆候はあったのかもしれません。強かった勝ち馬が不在で、通算収得賞金順で恵まれた相手関係だけにひと押しに期待できます。
 ○マルミゴウカイは、言うまでもなくここでは実績上位。A2昇級初戦で1番人気に推されたのも不思議ではなく、3着はむしろ不満といえます。ただ9歳という年齢を考えれば、紛れが起こりやすい軽馬場は歓迎ではないはず。ポテト特別から逆転を狙うには展開の助けが必要かもしれません。
 3番手もポテト特別組で4着▲フレイムゴールド。7月の昇級初戦・ルビー特別を勝利した後の2走は格上相手で8、5着だったものの、A2級同士で巻き返しています。シャンハイオトメ、マルミゴウカイとも不在だったルビー特別は障害ふた腰でも勝っていますが、ポテト特別での着差を考えると、割って入るにはひと腰でまとめることが条件です。
 △コウシュハボブは、開幕からA2級で、格下相手の近4走の平場戦で2着1回、3着3回と崩れがありません。今回は相手強化ですが、障害は安定しており、特別戦の重量増は悪くないように思えます。

今週の見どころ(9/10~9/12)

2022年9月 8日(木)

 この開催にはB1級の特別戦が1組、2組の2レース、毎開催は組まれることがないB2級-1組の特別戦と下級条件に見どころが多い編成に。10日(土)のメインはB1級でも2組によるフォーマルハウト特別です。1組の特別戦で苦杯をなめた馬、2組以下の平場戦で成績を挙げている馬などによる興味深い対戦です。

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【第11回開催4日目】
 9月10日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(B1級-2組・20:10発走予定)が行われます。

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 9頭中前走が特別戦だったのは3頭だけでしかも、7、9、10着。平場戦を使ってきた馬でも不利感はなさそうです。
 ◎ヤマトテンリュウは、6月のB1昇級後は7戦して2着2回、3着1回で、大きく負けたのは唯一、3歳馬が出走(しかも勝利)していた5走前の2組だけ。9歳ということもあり流れが落ち着くほうが持ち味を生かせているようです。3走続けて障害ひと腰と動けており、約1年ぶりの特別挑戦で変わり身を期待する手はあるでしょう。
 ○リュウセイペガサスは、前開催の3組が今季初勝利。それまでの2走がともに7着でしたが、障害はキレており、状態の良さがやっと結果に出ました。昨季は11月のB1昇級後ほぼ1組の特別戦を使われ、2、3着各2回など好勝負しており、こちらも約半年ぶりの特別戦は楽しみです。
 ▲サクラダイチは、近走の1組特別戦で精彩を欠いている1頭。春には1組で連続2着があっただけに、2度続けての競走除外でリズムが狂った格好といえます。しかし、前走平場の2組では7着とはいえ、先行して障害2番手クリアと、らしさも感じさせました。特別戦でも2組ならやれそうです。
 △レジェンドボスは、昇級初戦だった5月の旭岳特別(B1級-1組)で3着に入った走りが印象的。その後、崩れていた障害も復活気配で、そろそろ特別戦でも馬券絡みが考えられます。

【第11回開催5日目】
 9月11日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 出走10頭中、5頭は不知火特別(A1級混合)で対戦。そこで最先着の3着だった◎ダイリンファイターに期待です。今回がA1昇級戦で、ほかの不知火特別組が前走から10キロ増に対し、20キロ増と不利ですが、今季初戦を除けば障害ふた腰以内で越えている巧者で重量増自体は苦にしなそう。近走は勝ち馬と5秒差以内と安定しており、障害で後続に差をつければ押し切りも十分といえます。
 ○オレワチャンピオンも前走涼風特別(A2級)を勝利し昇級初戦。2走前のベガ特別が2着で、同4着ダイリンファイターに先着しています。近走手綱を取っていた渡来心路騎手は今回ココロノタカラに騎乗し、村上章騎手との初コンビとなりますが、好調ぶりを買ってみる手もありそうです。
 ▲センリョウボスは、不知火特別では4着とダイリンファイターに先着を許しましたが、今回は同重量で臨めます。2走前のとかちえぞまつ特別(オープン・A1級混合)でオープン馬相手に馬券圏内を確保した実績は上位。好勝負が期待できます。
 △ブラックサファイアは、とかちえぞまつ特別が5着、朱雀賞(5歳オープン)が4着など馬券に絡めていませんが、勝ち馬とは僅差の競馬。重量が増えても崩れていない点は魅力です。自己条件に戻って重量が10キロ軽くなるだけに、侮れない一頭です。

【第11回開催6日目】
 9月12日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 2走前のA2昇級初戦で見せ場があった◎トワイチロに期待します。ややテンに置かれたものの、障害を越え一気に伸びてきました。馬体が小さいため力の要る馬場は微妙な感も、ペースが落ち着くことで、むしろ切れ味が生かせたようです。3歳は自己条件の特別戦ではまだ20キロ減があり、さらにこの馬はセン馬の10キロ減も適用されます。相手は楽ではありませんが狙ってもいいでしょう。
 ○ヒメミヤもA2昇級初戦がなかなかの好内容。前開催の不知火特別(A1級との混合戦)で障害をひと腰でまとめ、コウシュハレガシー(4日のオープン-1組・マロニエ賞を勝利)に食い下がっての2着でした。
 ヒメミヤは8月8日の葉月特別(B1級-1組)を勝っての昇級。同レースで接戦を演じた▲マルミゴウカイ△シャンハイオトメも昇級初戦から警戒が必要でしょう。
 もう1頭の3歳馬△ヤマカツエースは、世代限定戦ではトワイチロ以上の実績があります。ただ、古馬相手ではB1級-2組までの勝利しかない点がやや気がかりです。

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