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今週の見どころ(9/10~9/12)

 この開催にはB1級の特別戦が1組、2組の2レース、毎開催は組まれることがないB2級-1組の特別戦と下級条件に見どころが多い編成に。10日(土)のメインはB1級でも2組によるフォーマルハウト特別です。1組の特別戦で苦杯をなめた馬、2組以下の平場戦で成績を挙げている馬などによる興味深い対戦です。

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【第11回開催4日目】
 9月10日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(B1級-2組・20:10発走予定)が行われます。

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 9頭中前走が特別戦だったのは3頭だけでしかも、7、9、10着。平場戦を使ってきた馬でも不利感はなさそうです。
 ◎ヤマトテンリュウは、6月のB1昇級後は7戦して2着2回、3着1回で、大きく負けたのは唯一、3歳馬が出走(しかも勝利)していた5走前の2組だけ。9歳ということもあり流れが落ち着くほうが持ち味を生かせているようです。3走続けて障害ひと腰と動けており、約1年ぶりの特別挑戦で変わり身を期待する手はあるでしょう。
 ○リュウセイペガサスは、前開催の3組が今季初勝利。それまでの2走がともに7着でしたが、障害はキレており、状態の良さがやっと結果に出ました。昨季は11月のB1昇級後ほぼ1組の特別戦を使われ、2、3着各2回など好勝負しており、こちらも約半年ぶりの特別戦は楽しみです。
 ▲サクラダイチは、近走の1組特別戦で精彩を欠いている1頭。春には1組で連続2着があっただけに、2度続けての競走除外でリズムが狂った格好といえます。しかし、前走平場の2組では7着とはいえ、先行して障害2番手クリアと、らしさも感じさせました。特別戦でも2組ならやれそうです。
 △レジェンドボスは、昇級初戦だった5月の旭岳特別(B1級-1組)で3着に入った走りが印象的。その後、崩れていた障害も復活気配で、そろそろ特別戦でも馬券絡みが考えられます。

【第11回開催5日目】
 9月11日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 出走10頭中、5頭は不知火特別(A1級混合)で対戦。そこで最先着の3着だった◎ダイリンファイターに期待です。今回がA1昇級戦で、ほかの不知火特別組が前走から10キロ増に対し、20キロ増と不利ですが、今季初戦を除けば障害ふた腰以内で越えている巧者で重量増自体は苦にしなそう。近走は勝ち馬と5秒差以内と安定しており、障害で後続に差をつければ押し切りも十分といえます。
 ○オレワチャンピオンも前走涼風特別(A2級)を勝利し昇級初戦。2走前のベガ特別が2着で、同4着ダイリンファイターに先着しています。近走手綱を取っていた渡来心路騎手は今回ココロノタカラに騎乗し、村上章騎手との初コンビとなりますが、好調ぶりを買ってみる手もありそうです。
 ▲センリョウボスは、不知火特別では4着とダイリンファイターに先着を許しましたが、今回は同重量で臨めます。2走前のとかちえぞまつ特別(オープン・A1級混合)でオープン馬相手に馬券圏内を確保した実績は上位。好勝負が期待できます。
 △ブラックサファイアは、とかちえぞまつ特別が5着、朱雀賞(5歳オープン)が4着など馬券に絡めていませんが、勝ち馬とは僅差の競馬。重量が増えても崩れていない点は魅力です。自己条件に戻って重量が10キロ軽くなるだけに、侮れない一頭です。

【第11回開催6日目】
 9月12日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 2走前のA2昇級初戦で見せ場があった◎トワイチロに期待します。ややテンに置かれたものの、障害を越え一気に伸びてきました。馬体が小さいため力の要る馬場は微妙な感も、ペースが落ち着くことで、むしろ切れ味が生かせたようです。3歳は自己条件の特別戦ではまだ20キロ減があり、さらにこの馬はセン馬の10キロ減も適用されます。相手は楽ではありませんが狙ってもいいでしょう。
 ○ヒメミヤもA2昇級初戦がなかなかの好内容。前開催の不知火特別(A1級との混合戦)で障害をひと腰でまとめ、コウシュハレガシー(4日のオープン-1組・マロニエ賞を勝利)に食い下がっての2着でした。
 ヒメミヤは8月8日の葉月特別(B1級-1組)を勝っての昇級。同レースで接戦を演じた▲マルミゴウカイ△シャンハイオトメも昇級初戦から警戒が必要でしょう。
 もう1頭の3歳馬△ヤマカツエースは、世代限定戦ではトワイチロ以上の実績があります。ただ、古馬相手ではB1級-2組までの勝利しかない点がやや気がかりです。

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