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2018年6月 アーカイブ

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6/17旭川記念予想 荘司典子

オレノココロ、コウシュハウンカイ、センゴクエースの3頭に絞って

 旭川記念、昨年の覇者オレノココロは当然人気を集めそうですね。人気を二分しそうなコウシュハウンカイは2015年、2016年を連覇していて昨年も2着。今年もまたこの2頭で決まるのでしょうか?
 まずオレノココロ。持ったまま圧勝の前走・スタリオンカップの勝ちっぷりから見ても、連覇へ向けて万全の体勢。
 一方のコウシュハウンカイは重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯を圧巻の強さで連覇。そこから直行のここは昨年と同じく780kgでオレノココロとは10kg差。重量差を克服すれば旭川記念3度目の戴冠となります。やっぱりこの2頭の力上位は間違いなさそう。
 昨年旭川記念初挑戦で8着だったセンゴクエース。その後経験を重ね、6歳になった今季は一線級のベテラン勢に混じって王者に飛躍して欲しい存在。逆転を期待した馬券も押さえたいと思います。
 というわけでオレノココロ、コウシュハウンカイ、センゴクエースの3頭に絞って勝負です。配当的妙味はあまり無さそうですが、着実に取りたいものですなぁ。

◎①オレノココロ
○③コウシュハウンカイ
▲⑦センゴクエース

馬複
1-3 4000円
3連単
1,3→7→1,3 500円 
7→1,3→1,3 500円 計6000円

6/17旭川記念予想 須田鷹雄


重賞連勝なるかコウシュハウンカイ

 ここで本命候補というとオレノココロ、コウシュハウンカイ、センゴクエースだろうが、前々走で先着されているようではセンゴクエース>オレノココロとはしづらい。
となると8歳馬2頭の比較だが、10キロ差ができたことでオレノココロのほうが売れそう。しかしそこを敢えて◎コウシュハウンカイでいきたい。昨年は○オレノココロに負けたが、当時の着差は0.7秒。今回○は外詰めとはいえ端枠だし、オッズパーク杯の内容を考えたらもう一度先着があっても不思議ではない。

 ◎○ともに人気だけに、買い目は絞る必要がある。◎は勝つ前提で、○を2or3着とし、残り1枠に3頭を取る。それが▲センゴクエースだと配当は安いが、△カンシャノココロが絡むならそれなりにつくはずだ。

◎3 コウシュハウンカイ
○1 オレノココロ
▲7 センゴクエース
△6 カンシャノココロ
△9 フジダイビクトリー

3連単
3→1→6,7,9 1000円
3→6,7,9→1 1000円 計6000円

6/17旭川記念予想 斎藤修

2018年6月15日(金)

別定増量も安定のコウシュハウンカイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3コウシュハウンカイ
 ○7センゴクエース
 ▲1オレノココロ
 △4キサラキク
 △2トレジャーハンター

 3連単
 3→1,7→1,7 1500円 計3000円
 7→3→1 1200円
 3→1,7→2,4 300円 計1200円
 7→3→2,4 300円 計600円

今週の見どころ(6/16~6/18)

 6月17日(日)のメインには、今季の古馬重賞第2弾・旭川記念が組まれています。近3年では15、16年コウシュハウンカイ、17年オレノココロとばんえい十勝オッズパーク杯2着馬が巻き返して勝利しています。今年の同レース2着馬はオレノココロ。連覇なるか注目されるところです

今週のイベントはこちら

【第5回開催4日目】
 6月16日(土)のメイン第10レースは、層雲峡特別(A2級・20:05発走予定)
 ここは前走旭岳特別組に注目したいと思います。中でも2着馬◎カネゾウは前々走、前走とスタート直後に躓く不利がありましたが、終いの脚は確かなものがあり3着、2着と上位に食い込んでいます。ここ5戦連続1番人気とファンも実力を認めているように、能力はここでも上位です。力通りに走ればここで惜敗続きにピリオドを打てるでしょう。
 旭岳特別勝ち馬○ハクタイホウは課題の障害を近走はスンナリ越えられるようになり好調さをうかがわせます。前走は障害を先頭で通過してから後続を寄せ付けず2着に9秒6差という強い競馬でした。今回は好相性の鈴木恵介騎手を迎えての一戦。障害をスンナリ越えられれば連勝も十分あり得ます。
 旭岳特別3着馬▲ホクショウメジャーは、障害力先行力があるので近走安定した成績を残しています。欲を言えば障害を越えた後の脚が甘くなりがちですが、今回のメンバーなら前に行ける馬に展開が向くでしょう。他馬が障害に苦戦するようなら逆転必至です。
 △スーパータイトルは旭岳特別では6着に終わってしまいましたが、これは息入れずに先頭で仕掛け登坂途中で止まってしまったというもの。また、前走はプラス30キロの負担重量も影響しましたが、今回は前回と同重量ということで慣れが見込めてもおかしくないでしょう。

【第5回開催5日目】
 6月17日(日)のメイン第10レースは、BG3・第49回旭川記念(20:10発走予定)。牡馬770キロ(牝馬750キロ)から今季の収得賞金80万円につき10キロ増となる別定重量戦。ばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイが唯一10キロを課され780キロでの出走です。
 ここは◎オレノココロの連覇に期待。昨年の旭川記念は障害で膝を折りもたつく場面があったものの、先に通過したコウシュハウンカイ、ニュータカラコマを絶望的な位置から豪快に差し切るという強い競馬。また、前走のスタリオンカップは、他馬をこども扱いにする横綱競馬で勝ち、ここに向けて仕上がっています。昨年同様先行するコウシュハウンカイにハンデが課されているので差し切り濃厚か。
 ○コウシュハウンカイが相手筆頭です。ばんえい十勝オッズパーク杯は影をも踏ませない圧巻の逃げ切り。シーズン前半戦はこの馬を上位に評価することは必要不可欠です。今回は更なるハンデ加算を嫌い、ばんえい十勝オッズパーク杯からの直行ともあって評価を下げましたが、蓋を開けてみれば楽に逃げ切りも。
 ▲センゴクエースは前走の大雪賞では格の違いを見せつけました。ただ今季はオレノココロとコウシュハウンカイが出走したレースで勝ち星を挙げられていません。2頭に勝つにはもう一押し必要だと思われますが、引き続き上位必至です。
 上記3頭が抜けていますが、割って入れるとしたら"先行力のある障害巧者"△トレジャーハンターです。どうしても終いが甘くなるという弱点がありますが、3頭より前で競馬ができそうなので展開次第で粘りこみが期待できそうです。

【第5回開催6日目】
 6月18日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦です。
 ここは◎ミノルシャープに注目。前走のライラック賞では障害5番手で通過後、もの凄い脚で一旦は先頭に立ったものの、残り20メートル過ぎから勢いが無くなり4着でした。このように障害通過後の脚色は目を見張るものがありますが、直線半ばで脚色が悪くなってしまうのがこの馬の特徴。しかし、前々走のつつじ特別では、脚色に陰りが見えることなくそのままゴールをするという強い競馬ができただけにその再現に期待です。
 前走・ライラック賞から巻き返しを図る○マツカゼウンカイ。負担重量が10キロ軽かった勝ち馬ウンカイタイショウを捕まえることはできませんでしたが、今回は負担重量が同じになるので前回同様にはいかないでしょう。逆転に期待です。
 ▲ウンカイタイショウは前走ライラック賞では、直線半ばから二の脚を使う強い競馬で勝利。しかし、前述したように今回は昇級によりクラスハンデが10キロ増えるので前回同様の競馬ができるかどうか。近走充実しているので3連勝も十分あり得ます。
 △シンエイボブは前々走のカーネーションカップでキサラキク、セイコークインといった強豪馬を相手にスタートから果敢に先行し、前半44秒の速い流れの中で障害をひと腰で越えました。結果は4着に敗れましたが、2~4着は僅差で大きくは負けてはいません。また、前走の極ウマくん賞では残り10メートルで止まり惜しくも2着に敗れましたが、相変わらず障害は得意としています。惜しい競馬が続いているだけに、激走も十分あり得ます。
 

今週の見どころ(6/9~6/11)

2018年6月 8日(金)

 6月11日(月)のメインには、3歳オープンによるとかちダービーが組まれています。昨季の2歳シーズン三冠を3頭の馬で分け合っているということもあり混戦模様を呈している3歳路線。5月14日(月)に行われたとかち皐月賞では2歳シーズン三冠で馬券に絡んだ実績はなかったアアモンドグンシンが1着、ハマノダイマオーが2着ということもあり、混戦に拍車がかかっている感もあります。3歳三冠第1戦のばんえい大賞典は7月29日(日)とまだ先ですが、各馬どのようなレースをするのかにも注目です。
 また、6月9日(土)には、"チャグチャグ馬コ"に帯広市の特別嘱託職員であるミルキー号が参加します。10日(日)・11日(月)には"ばんえい十勝 in 水沢競馬場"が行われます。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 ※チャグチャグ馬コについてはこちら
 ※ばんえい十勝 in 水沢競馬場についてはこちら

【第5回開催1日目】
 6月9日(土)のメイン第10レースは、ジュノー特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 ここは◎マツノテンリュウに注目です。今季7戦して【2・3・1・1】と安定した成績を残しています。前走の黒岳特別は着差だけ見るとコンマ5秒差の辛勝も自らがペースを作る積極果敢な競馬から最後二の脚を使うという強い内容。シーズン序盤は負担重量が軽いため、今回も自分のペースで競馬を行い、2連勝に期待です。
 少し間隔が空きましたが、相手筆頭は○センショウニシキ。終いの脚は少し甘くなりがちですが、障害を苦にしないのが強みです。前走のB2級-1組ではその後4連勝を達成するイッキフジと5秒4差の3着ですから、上々の内容でしょう。展開一つで逆転可能です。
 3走続けて3着と惜しい競馬が続いている▲キタイノホシ。もう一押ほしい競馬が続いていますが、どのような展開でも対応できるのは魅力です。また、近2走は勝ち馬カツオーカンが他馬を突き放す強い競馬をしており、同馬がいない今回はこの馬に順番が来てもおかしくはありません。
 △ホクトシンバの前走・極ウマくん賞では先行馬が多い中、しっかり対応し3着を確保。格上馬がいる混合戦ということを考慮すれば好内容でした。近走は障害も安定しており、前走と同じ負担重量650キロでの出走できるので注意は必要。
 

【第5回開催2日目】
 6月10日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A1級・20:05発走予定)
 ◎ニシキエーカンの前走・旭岳特別は格下A2級との混合戦で4着でしたが、これは軽い負担重量を活かしたA2級馬3頭の行った行ったの競馬で決まってしまったもの。近走は障害で苦戦しがちですが、末脚は確かなものを持っています。今回強力な先行馬がいないため、この馬の出番です。障害をスンナリ越えられれば今季初勝利が目の前です。
 ○キンメダルの近2走はセンゴクエース、オレノココロといった一線級の相手とは着差は大きいですが、その他のメンバーにはさほど負けてはいません。前走の大雪賞ではオープン馬のペースに少しおいて行かれ、障害もひと腰で上げることはできませんでしたが、3着に食い込む走りを見せました。今回はA1級という同条件馬との一戦に相性のいい鈴木恵介騎手ということで巻き返しに期待です。
 このメンバーなら自ら展開を作れそうな▲タカラシップにも警戒。有力馬の多くは障害が苦手なため、障害巧者で先行力もあるこの馬に展開が向きそう。後ろの各馬が障害を苦戦するようであれば逃げ切り勝ちも十分ありえます。
 確かな末脚を持つ△セイコークインは障害次第といったところでしょう。前走・大雪賞は障害をスンナリ通過し、センゴクエースに次ぐ2着。このような競馬ができるなら、前走同様に上位を狙えます。

【第5回開催3日目】
 6月11日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)
 ここは紅一点◎ミスタカシマに注目です。前走のB1級-4組混合では格上馬カイシンゲキ、カゲホウトウと真っ向勝負で勝利。この馬の能力を改めて実感した人も少なくはないでしょう。世代限定戦だった前々走のとかち皐月賞は6着に敗れましたが、これは勝ち馬アアモンドグンシンのペースについて行ってしまったためであり、2着まで1秒3と僅差の競馬でした。2歳時にはナナカマド賞(BG3)制覇など力は同世代の牡馬相手でも引けを取らないのでリベンジに期待です。
 3連勝中の○アアモンドグンシンの勢いも負けていません。3走前のとかち皐月賞から自らが先手を主張し、そのままセーフティリードを保ち逃げ切るという強い競馬を続けています。連勝中のパフォーマンスを今回も披露し、逃げ切り勝ちも十分あり得るでしょう。
 ▲ハマノダイマオーは今季6戦して3勝と好調の波に乗っています。前走のB3級-3組では年上馬カネショウの追撃を最後まで許すことなく勝利。とかち皐月賞よりも今回は基礎重量が20キロ重くなり、前が止まるようであれば逆転も考えられます。
 △キタノユウジロウもこの条件では軽視できません。前走の黒岳特別では行き脚がつかず、道中置いて行かれたせいか6着に敗れましたが、成績が安定している世代限定戦に変わって巻き返しに期待です。

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