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3/10イレネー記念予想 斎藤修

2013年3月 8日(金)

今度はすっきり勝つ、ショウチシマシタ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5ショウチシマシタ
 ○7ソウクンボーイ
 ▲10コウシュハウンカイ
 △6ダイコクパワー
 △3コウシュハクィーン
 △4セイコークイン

 確たる中心馬がいないここはどの馬にチャンスがありそうで、ショウチシマシタの1頭軸で手広く狙ってみる。

 3連単1頭軸マルチ
 5→3,4,6,7,10 100円 計6000円

今週の見どころ(3/9~3/11)

 3月10日(日)のメインには、イレネー記念が組まれています。2歳路線三冠の最終戦で、近2年では、一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも制していた単勝1番人気馬が敗れています。今年は一冠目、二冠目とも勝ち馬が違う実力拮抗のメンバー構成となりました。ぜひご注目ください。

 3月9日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン・17:15発走予定)
 前開催のウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬)で惜敗続きを脱したナリタボブサップに引き続き期待します。第2障害を先頭で越えると、後続に影をも踏ませぬ一人旅。相手関係に恵まれたという面は否めませんが、圧巻の勝ちっぷりでした。今回はオープン戦ですが、勢いに乗って連勝を狙います。
 キタノタイショウも勝ちきれないレースが続きますが、終いはしっかり差を詰めてきます。同じようなレースぶりのホクショウダイヤとともに障害のタイミングひとつで突き抜ける力はありそうです。
 重賞・チャンピオンカップを制し目下2連勝中のホッカイヒカルは賞金別定重量が一気に30キロ増となるのは心配。同じくカネサブラックも別定55キロ増では厳しそう。両馬とも底力で克服なるでしょうか。

 3月10日(日)のメイン第10レースは、重賞・第44回イレネー記念(3歳・17:10発走予定)。牡馬670キロ(牝馬650キロ)の定量で、2歳路線のチャンピオンを争います。
 ここまでに行われたこの世代の重賞では、10月14日のナナカマド賞はショウチシマシタ、12月30日のヤングチャンピオンシップはソウクンボーイ、年明け2月17日の黒ユリ賞(牝馬限定)はナナノチカラ(今回は不出走)がそれぞれ制しています。
 混戦模様ですが、コウシュハウンカイに注目します。重賞では、ナナカマド賞で2着。勝ったショウチシマシタと馬体を併せてのゴールで、コンマ9秒差の接戦でした。ヤングチャンピオンシップには、予選(十勝産駒特別)で4着に敗れたため出走が叶わず、久々の重賞出走となりますが、障害には不安がない馬だけに、一気の負担重量増でもこなしてくれるでしょう。
 ダイコクパワーはナナカマド賞で走行妨害をとられ5着降着も、1位入線を果たしており実力は確か。ヤングチャンピオンシップ(1番人気)では4着でしたが、馬場水分6.8%の極端な軽馬場で、ほんとんどの馬が第2障害で溜めずに仕掛けるというレースだっただけに、力を発揮できたとは思えません。
 十勝産駒特別とヤングチャンピオンシップを制したソウクンボーイは、近走重い賞金ハンデを課せられても崩れがありません。ここも当然有力といえるでしょう。

  3月11日(月)のメイン第10レースは、ユキヤナギ特別(B1級-1組・17:05発走予定)。メンバー中、うお座特別(3月2日・B1級-1・2組決勝)の出走馬が6頭を占めています。
 中心は、B1級-1組(2月24日)、うお座特別と2連勝中のフクノカミカゼでしょう。ともに第2障害先頭から押し切っています。近2走で、今回のほとんどのメンバーを破っており、しかも前走と負担重量が変わらないので、3連勝が濃厚といえます。
 相手探しが難解。障害次第の面はあるものの、うお座特別では3着に食い込んだライトアームや、2月にはB1級-1組特別で連対しており、うお座特別では4着だったスギノファントムが候補になりそう。
 2月24日のB1級-1組では9着大敗も、それまでは14戦連続で連対していたテルシゲの巻き返しにも注目です。

チャンピオンカップ 予想結果

2013年3月 4日(月)

斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×22R=132,000円

斎藤  修  +26,840円
須田 鷹雄  -71,650円
矢野 吉彦 -102,930円
山崎エリカ -119,420円

3/3チャンピオンカップ回顧

ホッカイヒカル混戦に断!

 3日(日)は重賞・チャンピオンカップ(4歳以上、今年度重賞競走優勝馬)が行われ、単勝2番人気のホッカイヒカルが優勝。08年柏林賞、12年ばんえい十勝オッズパーク杯に続く、重賞3勝目を挙げました。

 馬場水分は3.0%で、標準的な水分量。とはいえ、やはり800キロ前後の重量を曳いているだけに、道中はゆったりしたペースとなりました。馬群をリードしたのはキタノタイショウ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリーといった面々。各馬もこれに遅れじと追走し、一団のまま第2障害を迎えました。
 ひと息入れて、最初に障害に挑んだのはフジダイビクトリー。ギンガリュウセイもこれに反応するかのように登坂を開始。その直後、他馬が堰を切ったように仕掛け、大混戦の様相を呈します。その中から抜け出したのはフジダイビクトリー。天板に脚をかけると荷物を曳き上げ、先頭で障害を下っていきました。続いたのはギンガリュウセイで、その後ろからブラックパール、キタノタイショウ、ホッカイヒカル、そして1番人気のカネサブラックが並んで追撃態勢に入りました。
 なかでも脚いろよく伸びてきたのはキタノタイショウで、残り20メートル付近で早くも先頭をうかがう勢い。さらにホッカイヒカルとブラックパールも脚を伸ばしてこれに食い下がります。先頭のフジダイビクトリーは失速気味で、カネサブラックも840キロの荷物が響いているのか、今ひとつ伸びを欠いている状況。残り10メートルを切って先頭はキタノタイショウ。懸命に逃げ込みを図りますが、追ってくるホッカイヒカルもジワジワと差を詰めます。そしてゴール線上でホッカイヒカルが並びかけると、そのままキタノタイショウを抜き去り、先頭で荷物を運びきりました。その瞬間、後端がギリギリ入ったか微妙なところでキタノタイショウがストップ。ジャッジは未入線で、その隙にブラックパール、フジダイビクトリーがゴールイン。レースをおおいに盛り上げたキタノタイショウは、奮闘及ばず4着という結果になりました。なおカネサブラックは、その後ろの5着でゴールしました。

 年度最初の重賞、ばんえい十勝オッズパーク杯でこのレースの出走権を手にしていたホッカイヒカルが、年末の大一番を前に復調気配。シーズン中盤は不振に陥っていましたが、このレースの直前にオープンで3連続連対を果たしており、軌道修正に成功した印象です。思えば昨年のばんえい記念ではニシキダイジン、フクイズミ、ナリタボブサップに次ぐ4着で、地力の高さは折り紙つき。今年もばんえい記念での上位争いが期待できそうです。
 2着のブラックパールはハンデに恵まれた面もありますが、地力がなければこのメンバーで2着に食い込むことは不可能でしょう。重賞で常に上位争いを演じる底力は特筆もので、これからも大舞台での活躍が期待できそうです。
 単勝1番人気で5着に敗れたカネサブラックは、この重量差だけに仕方のない結果。定量、しかも実績のある1トンの重量なら話は別で、ばんえい記念での巻き返しも十分に期待できるでしょう。

成績はこちら
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阿部武臣騎手「スタートは遅れるのですが中盤で追いつき、ゴール前で差し切るこの馬らしい勝ち方ができました。普段よりゆったりしたペースだったので、早めに追いついて息を入れられたのもよかったのでしょう。荷物も重かったですが、馬の力を信じて追いました。このまま調子よくいってくれれば来年度も活躍できると思います」

3/3チャンピオンカップ予想 山崎エリカ

2013年3月 3日(日)

ハンデが手頃なキタノタイショウに期待

 4勝目がかかるカネサブラックですが、他馬との対比でトップハンデ840㎏はさすがに重すぎます。そこで今回の◎は今シーズンの重賞は北斗賞を勝ったのみですが、その他の重賞ではすべて4着と好走しているわりに、ハンデも手頃な810㎏のキタノタイショウを◎とします。前走の然別賞では4着に敗れましたが、道中で何度も息を入れて障害の修正をしたため。とても力負けだったとは思えないこと、障害はキッチリ修正できていたことから巻き返しを期待します。

 ○は牡馬の一線級が相手となりますが、メンバー中で最軽量のハンデ760㎏が魅力のブラックパール。▲は今シーズンのばんえいグランプリと北見記念を勝利し、帯広記念でもカネサブラックと少差の2着と好走しながら、ハンデ820㎏は強みのギンガリュウセイ。ギンガリュウセイは直線の脚がないので特別条件の時計勝負はイマイチですが、障害力はあるので高重量戦は向きます。

 あとは△にトップハンデが示すように、今シーズン重賞3勝、悪くてもほぼ3着以内には粘るカネサブラック。とにかく高重量戦では崩れないのでここも掲示板には載る可能性は高いですが、昨年は大幅に馬体を減らした休養明けの一戦だったとはいえ、トップハンデ830㎏を背負って9着に敗れました。

 他では今シーズンの重賞はばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったのみですが、近走内容が充実のホッカイヒカル。ばんえい十勝オッズパーク杯も近3走も馬場水分2.0%台の決着だったので、テンに置かれても道中から動いて行けた分の好結果とも受け取れますが、昨年のばんえい記念で4着だったことを考えると軽くはあしらえません。

 ◎ (3)キタノタイショウ
 ○ (5)ブラックパール
 ▲ (1)ギンガリュウセイ
 △ (6)カネサブラック
 △ (4)ホッカイヒカル

 馬複
 3-5,1,6,4 各1500円

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