今週からは土曜・日曜・月曜の週3日間通常開催。いよいよ2歳戦がスタートします。23日(土)第4レースの新馬戦には、4月10日の第1回能力検査をトップタイムで通過したシンドラー(牡、鈴木邦哉厩舎)が早くも登場。将来のばんえいを担う若駒たちの走りにも注目です。
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4月23日(土)のメイン第11レースは青葉特別(B1・B2級-1組混合・17:05発走予定)。
昨年秋以降はおもにオープンからA1級で戦っていたシベチャタイガーに期待します。12月のオープン・A1級決勝混合で現準オープン格付のオレワスゴイ(2着)から僅差の3着をはじめ、骨っぽい馬を相手に善戦を続けてきた実力はここに入れば上位でしょう。
ヒロノドラゴンも昨年末以降はA1級を主戦場にしていた力量馬。先週(17日)のB2級-1組ではきわどい2着に入っており、こちらも上位争いが期待できるはずです。
障害巧者の実績両馬に対するのは、先週(16日)のB2級-3組混合2着で復活気配がうかがえるカネサテンリュウや、最軽量魅力の牝馬カネサシズカらでしょう。
4月24日(日)のメイン第11レースは、すずらん賞(4歳オープン・17:05発走予定)。
ここはファーストスターに注目します。古馬条件戦(B級以上)では成績が安定しませんが、厳しい流れだった昨年12月のばんえいダービーで3着に粘ったのをはじめ、同世代限定戦では、堅実な成績を残しています。トレジャーハンターをはじめ強敵はいますが、軽ハンデ630キロを利して押し切りを狙います。
トレジャーハンター(650キロ)は、ばんえいダービー4着馬で、3月のポプラ賞(4・5歳混合)では、5歳勢を一蹴。先週(17日)のばんえい十勝オッズパーク杯でも見せ場たっぷりの3着と健闘しています。
昨年8月にばんえい大賞典を制したレットダイヤ(640キロ)は、約3カ月の休み明けだった前走(16日)B2級-2組では第2障害先頭からしぶとく4着に残しました。春先の軽い負担重量なら持ち味の先行力を存分に生かせるでしょう。
昨季ラストの4歳オープン特別を制したアウルメンバーも、同じく640キロでの出走だけに注目です。
4月25日(月)のメイン第11レースは春駒特別(A2級-1・2組決勝混合・16:45発走予定)。4月16日第10レース(A2級-1組)、17日第9レース(A2級-2組混合)の上位馬による一戦です。
前走16日第10レースで1番人気を裏切り6着だったキタノダイチに期待。前走は速い流れに追走でいっぱいになってしまいましたが、障害は切れていました。基礎重量が増えるここは巻き返しのチャンスといえそうです。
同じ前走でゴール前しぶとく末脚を伸ばして勝ったインフィニティー、同5着で障害巧者のトウリュウも上位食い込みがあるでしょう。
前走17日第9レース組では、こちらも安定した障害力がある1着ミノルユウセン、マイペース逃げの展開に恵まれたとはいえ2着に粘ったハマカツらが有力です。