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12/30ヤングチャンピオンシップ予想 須田鷹雄

連勝中のホクショウ......

 矢野さんを除く3人は、マイナスになる→予想ひねる→また外れる→予想ひねる......の連鎖にハマった印象。しかし、もはや堅い予想をしている場合ではない。

 先に本命馬を書くと、◎ホクショウバルト。「ホクショウ(=3年連続優勝中)だからというだけで◎にしてるんじゃないの?」と疑っているあなた、失礼な! 「ホクショウバ~」だから(=重賞になってからの近2年の優勝馬)ですよ! という冗談はさておき、実際にチャンスはあると思う。
 
 人気上位馬との重量差ももちろんだが、ホクショウバルト自身このところのレースぶりを見ると充実してきた印象で、前々走の時計などにもそれが表れている。今回のメンバー中ではいちばん馬体重のある馬だし、重量の絶対値に対しても対応できるだろう。そしてなにより心強い騎手も魅力だ。

 人気どころとの組み合わせはもちろん、大きい配当にも手を伸ばしたいのでヒモは手広く取りたい。

 ◎ホクショウバルト
 ○オイドン
 ▲フナノコーネル
 △レットフジ
 △ヘイセイオトメ
 △イワキ
 △アグリコトブキ

 馬複
 1-6 1500円
 6-7,10 各1000円
 6-3,8,9 各500円

12/30ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修

重量有利なホクショウバルト

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(6)ホクショウバルト
 ○(10)フナノコーネル
 ▲(7)レットフジ
 △(8)ヘイセイオトメ
 △(9)イワキ

 馬複
 6-10 2000円
 7-6,10 各1000円
 6-8,9 各500円

年末開催の見どころ(12/29・12/30)

2010年12月28日(火)

 年末のばんえい十勝は、12月29日(水)、30日(木)の2日間。30日には、ばんえい甲子園の決勝戦・ヤングチャンピオンシップがメインに行われます。どうぞお楽しみに。

※12月29日、30日には大井競馬場にて矢野吉彦アナをはじめとする競馬著名人によるばんえい場立ち予想(場所:正門2階ふるさとコーナー)が行われます
帯広競馬場では、佐藤希世子騎手の引退セレモニー(30日)や、競馬ブック・定政紀宏さんによる場立ち予想(29日)などのイベントが行われます(詳しくはこちら

 12月29日(水)のメイン第11レースにはターコイズ特別(A1・A2級決勝混合・16:50発走予定)が組まれています。12月25日第10レース(A2級-1組)と26日第9レース(A1級-1組)の上位馬による一戦。26日第9レースの1着馬ニシキユウが回避し9頭立てとなりました。
 25日第10レースで1着だったフクドリに引き続き期待します。軽馬場でのスピード勝負となれば、この馬の右に出る馬はいません。
 同4着トモエエーカンは追走で苦労しましたが9秒4差までよく追い込みました。前走より基礎重量が増えるここは、流れに乗って上位食い込みが可能でしょう。
 26日第9レース組では、障害巧者のシベチャタイガーが4着から巻き返しなるかに注目です。
 同じ前走では流れに乗れず6着だったヒロノドラゴンですが、前々走のA1・A2級決勝混合特別で逃げ切るなど実績上位です。

 12月30日(木)のメイン第11レースは2歳シーズン三冠の第2弾・第12回ヤングチャンピオンシップ(16:50発走予定)。北央、南北海道、釧路、北見、十勝の各産地別予選での上位馬が集結し、チャンピオンを決します。
 収得賞金60万円につき10キロ増となる別定重量で争われ、一冠目・ナナカマド賞と十勝産駒特別の勝ち馬オイドンが別定30キロ増の610キロでトップハンデ、北央産駒特別2着の牝馬アグリコトブキが560キロで最軽量。最大50キロ差がつきました。
 ここは、十勝産駒特別2着のニュータカラコマ(590キロ)に期待します。8月戦では降着処分が課されたり、強い勝ち方をした次走で凡走するなど、気性的に難しいところがあるようです。しかし、ナナカマド賞、十勝産駒特別ともオイドンから10~15キロ差で2着に入ったのをはじめ、重賞・特別では3着を外したことがありません。今回、オイドンとのハンデ差は20キロにひらきます。持ち前の大舞台での強さを発揮し、初タイトル奪取へ向け突っ走ります。
 オイドンは、一冠目で最大30キロ差のトップハンデながら危なげなく逃げ切っており、十勝産駒特別でも最大40キロ差で圧勝。しかし、今回は未知の領域である最大50キロ差のトップハンデを課せられています。他馬との力量比較で上位なのは間違いありませんが、ここは自分自身との戦いといえそうです。
 フナノコーネル(590キロ)は北見産駒特別で逃げ切り勝ちを収めました。目下3連勝の勢いで強豪に挑みます。
 北見産駒特別でフナノコーネルをコンマ2秒差まで追い詰め2着のレットフジ(590キロ)も争覇圏でしょう。

ばんえいダービー 予想結果

2010年12月27日(月)

矢野:馬単5-2 1,000円的中! 収支+26,000円
斎藤:ハズレ 収支-5,000円
山崎:ハズレ 収支-5,000円
須田:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】
矢野 吉彦 + 7,600円
斎藤  修 -19,050円
山崎エリカ -21,900円
須田 鷹雄 -26,700円


 ようやく矢野さんが的中! 馬単31.0倍で一気にプラスに転じました。

12/26ばんえいダービー回顧

2010年12月26日(日)

ミスタートカチが逃げ切って栄冠

 26日(日)は3歳三冠の最終戦・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝3番人気のミスタートカチが優勝。5度目の重賞挑戦で初のタイトル奪取を果たしました。

 馬場水分は3.8%で、前半レースの傾向から見てもやや軽めの馬場。スピードに定評のあるミスタートカチが先行し、ファーストスター、テンマデトドケ、レットダイヤがこれを追走。縦に長い展開で第2障害を迎えました。
 軽めの馬場を意識してか、ミスタートカチと松田道明騎手は各馬が第2障害にたどり着く前に登坂開始。ひと腰で障害を登り切り、アドバンテージを築きます。そのころ後続の各馬が仕掛けはじめ、だいぶ遅れてテンマデトドケ、ファーストスター、トレジャーハンターが並んでクリア。さらにレットダイヤも障害を下り、勝負の行方はこの5頭に絞られました。
 逃げるミスタートカチは快調な脚どりですが、これにジワジワ迫ってきたのが単勝1番人気のテンマデトドケ。残り20メートルを切って、その差は一気に詰まります。しかし残り10メートルから2頭の脚いろは一緒に。結局、1馬身半ほどの差を保ってミスタートカチが逃げ切り勝ちを収めました。2着はテンマデトドケで、3着にはファーストスターが入線。以下トレジャーハンター、レットダイヤという結果になりました。

 勝ったミスタートカチはナナカマド賞、イレネー記念でともにテンマデトドケの2着でしたが、この大一番で雪辱。スピードが生きる馬場に助けられた面はありますが、松田騎手が持ち味を最大限に引き出した結果とも言えるでしょう。今後も軽めの馬場の際には注目したい一頭です。
 テンマデトドケは差し届かず2着。ただこの馬場に加えて、「出来は7割」(大河原和雄騎手)の状態で勝ち馬を追い詰めた内容は評価できます。ばんえい菊花賞でトップハンデを曳きながら勝ったことからも世代屈指の存在であることに変わりはなく、今後の巻き返しが大いに期待できるでしょう。
 重賞初挑戦のファーストスターが3着。これまで曳いた最高重量が655キロで、今回は一気の重量増。加えてミスタートカチが引っ張る速い流れを追走しての結果だけに、高く評価できます。今後のレースぶり如何で、さらなる好結果が期待できそうです。

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松田道明騎手「ずっと信頼して乗っていた馬で、いつかは重賞を獲れるだろうと思って乗ってきましたが、やっと勝つことができましたね。切れ味に欠けるタイプで、前走で久しぶりに直行をかけてみたら動きが良かったので、思い切って早めの競馬をしてみました。第2障害を下りてからはとにかく力一杯に追いました。テンマデトドケの大河原騎手の声が聞こえた時には『まずい』とも思ったけど、相手も脚を使ってきているはずだから、しまいにバテるんじゃないかなと思っていました。少し馬場に注文がつくタイプですが、登坂力は抜群なので、今後も注目してください」

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