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1/3天馬賞予想 須田鷹雄

ダービー馬キョウエイリュウのV期待

 天馬賞が創設された2008年(2007年度)以降、その世代のダービー馬とその馬たちの天馬賞における成績は以下の通り。

          ダービー    天馬賞     
ナカゼンスピード  4番人気1着   9着
アローファイター  1番人気1着   1着
ライデンロック   2番人気1着   3着
キタノタイショウ  1番人気1着   1着
ミスタートカチ   3番人気1着   3着
オイドン      1番人気1着   1着
アサヒリュウセイ  2番人気1着   4着
オレノココロ    1番人気1着   1着
ホクショウマサル  2番人気1着   6着
センゴクエース   1番人気1着   1着
マルミゴウカイ   2番人気1着   1着
メジロゴーリキ   2番人気1着   1着
アアモンドグンシン 2番人気1着   2着
メムロボブサップ  1番人気1着   1着
キョウエイリュウ  1番人気1着   ?

 ダービーを1番人気で勝った馬は6頭すべてが天馬賞でも勝っているのに対し、ダービーを2番人気以下で勝った馬は8頭中2頭しか天馬賞を勝っていない。

 今年は1番人気でダービーを勝った◎キョウエイリュウがいるので、1着に固定する。ちなみにダービー馬が天馬賞を勝てなかった年に代わりに勝った馬は「ダービー2、3着」「ダービー1番人気」「ダービー不出走」のいずれかで、ダービーにただ出走していたという馬が1年後に絡むことは少ない。またクラスを問わず近走大きい着順が続いている馬も不利。以上の点を応用して○以下を決めた。

◎4 キョウエイリュウ
○5 ヤマトタイコー
▲3 カイセドクター
☆10 アバシリルビー
△7 ギンジ

3連単1着固定ながし
4→3,5,7,10 各500円 計6000円

1/3天馬賞予想 荘司典子

カイセドクター、同厩舎のメムロボブサップに続け

 例年お正月の風物詩と言っていい2日の帯広記念、3日の天馬賞と続くばんえい競馬の重賞。天馬賞は明け5歳馬たちによる戦いで、過去の勝ち馬を見るとオレノココロ、センゴクエース、メジロゴーリキ、メムロボブサップとその名前を見るだけで出世レースだということがわかります。

 昨年は1着1番人気メムロボブサップ、2着2番人気アオノブラックと、順当な決着になりましたが、例年は人気通りになかなか決まらないレース。今年は上位の力が拮抗していて一筋縄では決まらないと予想します。

 本命はカイセドクター。重賞で馬券圏内の善戦はするものの勝ち切れない印象でしたが、ついに昨年はまなす賞で重賞初制覇。続く銀河賞は9着でしたがこれは重量差が大きかったため。今回は定量戦。力を付けた今なら世代重賞で再びの重賞制覇を狙えるはず。

 ばんえいダービーをはじめ重賞4勝のキョウエイリュウももちろんここでは力上位。3歳ではまなす賞、昨年は柏林賞も制したゴールドハンターもその末脚を武器に怖い存在。

 銀河賞で重賞初制覇のヤマトタイコー。銀河賞2着のコマサンダイヤはこの世代のイレネー記念馬。そのイレネー記念で2着だったトワトラナノココロも復調すれば力上位。

 上位拮抗の混戦とみて、今回は3連単の軸1頭マルチで相手5頭60点という、自分は普段あまり買わない買い方で勝負してみることにします。

◎3 カイセドクター
○4 キョウエイリュウ
▲9 ゴールドハンター
△1 トワトラナノココロ
△2 コマサンダイヤ
△5 ヤマトタイコー

3連単1頭軸マルチ
3⇔1,2,4,5,9 各100円 計6000円

1/3天馬賞予想 目黒貴子

定量戦で実績No.1キョウエイリュウが本領発揮

 年末年始の重賞4連発の最終戦。これを書いている時点では1勝1敗。が、しかし馬券は当たってもトリガミになる始末。これでは2敗と言っても仕方ないですね。新年の2重賞はなんとしても当ててプラスにもっていきたいですね。

 天馬賞は5歳の世代重賞。なんとなくスンナリ決まらないと思ってしまうのは私だけでしょうか。つまり難しいレースの印象があります。

 ◎はキョウエイリュウ。実績No.1のこの馬も斤量が厳しくなかなか勝てない時期もありましたが、ここ2戦は僅差ながら連勝しています。今回は定量戦と考えれば充分に力を発揮できるはず。

 ○にはコマサンダイヤ。これまで重賞を2勝しています。近走で復調気配も見せており、最後の世代重賞であるここにようやく間に合わせたというところでしょうか。実績を考えたら重い印になりますね。

 重賞で好走しながらも勝ちきれなかった▲カイセドクターもとうとうはまなす賞を勝って重賞勝ち馬の仲間入り。以降のレースも内容よく地力強化が窺えます。ここも楽しみですね。

 柏林賞勝ちのゴールドハンター、銀河賞を勝ったヤマトタイコー、そして重賞初挑戦となるギンジも気になってこの3頭を△とします。

◎4 キョウエイリュウ
○2 コマサンダイヤ
▲3 カイセドクター
△9 ゴールドハンター
△5 ヤマトタイコー
△7 ギンジ

3連複
4-2,3,5,7,9 各600円 計6000円

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

実績上位ヤマトタイコーに期待

 新年重賞第2弾は天馬賞。これを書いている時点で帯広記念の結果はわかっていませんが、予想合戦で下位に低迷する私としては、今後、穴馬を軸に高配当を狙うか、堅そうな馬券に絞ってドカンと買うか、どちらかで勝負しなければなりません。でも、堅い馬券を買うのは性に合わないので、穴狙いに徹するしかなさそうです。

 そこで天馬賞はヤマトタイコーに期待します。柏林賞3着、銀河賞1着という結果は重量差に恵まれたものと考えられますが、ばんえいダービーで2着だった馬ですからね。定量戦のここでもチャンスはあると思うんですよ。

 馬券は、いまだかつてやったことのない3連複1頭軸の総流しを各100円で。相手9頭は36点なので、2400円残るわけですね。そこで、⑤→②③④⑨の3連複6点を各400円買い足して計6000円とします。

 予想合戦の勝負どころで上位との差を詰めたいところですが、さぁどうなりますか。では今回はこのへんで。

◎5 ヤマトタイコー
○3 カイセドクター
▲4 キョウエイリュウ
△1 トワトラナノココロ
△2 コマサンダイヤ
△9 ゴールドハンター

3連複
5-1,2,3,4,6,7,8,9,10 各100円
5-2,3,4,9 各400円       計6000円

1/2帯広記念予想 荘司典子

明け6歳の2強、メムロボブサップとアオノブラックから

 あけましておめでとうございます。2022年のばんえい競馬、重賞レースは帯広記念からスタート。ここにセンゴクエースの名前が無いのは寂しい限りですが、無事に種牡馬となって父ウンカイ、母サダエリコの血を後世に繋いで欲しいと思います。

 帯広記念を2016年に6歳で制したオレノココロは2017年、2019年、2021年と4回優勝。同い年のコウシュハウンカイは2018年と2020年に優勝。過去6年に渡ってこの2頭で帯広記念の歴史に名前を刻んでいます。そのオレノココロとコウシュハウンカイに匹敵する活躍を期待できる存在がご存知の通りメムロボブサップとアオノブラック。ともに今回初めての重量になりますが、ここまで年長馬たちと互角の戦いを見せてくれているので、高重量克服が鍵となりますが、ビッグタイトル奪取も夢ではありません。

 馬券はこの2頭から。昨年2着のメジロゴーリキ、連勝中のアアモンドグンシン、明け6歳馬のもう1頭コマサンブラックまでを相手に。2022年の飛躍を期待して馬券を買います。

◎4 メムロボブサップ
○3 アオノブラック
▲6 メジロゴーリキ
△1 アアモンドグンシン
△8 コマサンブラック

馬複
3-4 3000円
3連複
3,4-1,6,8 各1000円 計6000円

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