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1/26ヒロインズカップ回顧

2025年1月28日(火)

サクラヒメが断然人気に応える

 1月26日(日)には重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、断然人気に支持されたサクラヒメが障害2番手から抜け出し圧勝。3度目の挑戦でヒロインズカップ初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ニシキマリン(770) 19.8
 2.サクラヒメ(810) 1.4
 3.ピュアリーナナセ(780) 13.8
 4.シンエイアロイ(800) 30.3
 5.ダイヤカツヒメ(800) 13.1
 6.ロングビユウテイ(770) 84.9
 7.スイ(780) 4.8
 8.アローリキヒメ(780) 9.0
 9.スーパードリーム(770) 159.2
 10.ホクセイサクランボ(770) 122.1

 古馬牝馬戦線をけん引するサクラヒメだが、ヒロインズカップでは2年連続で1番人気に支持されながら23年5着、24年3着。それでも重賞6勝の実績に加え、前哨戦・レディースカップで圧勝だったことから、最大40キロ差のトップハンデながら単勝1.4倍と圧倒的支持を集めました。末脚自慢で、5月のカーネーションカップではサクラヒメの2着の実績があるスイが4.8倍で2番人気。以下人気は、23年クインカップの勝ち馬アローリキヒメが9.0倍、連覇を狙うダイヤカツヒメが13.1倍で続きました。

 ニシキマリンが第1障害を先頭で越え、サクラヒメ、ダイヤカツヒメが追走。ピュアリーナナセとシンエイアロイも位置取りを上げてきます。前日までの降雪の影響もあって馬場水分は2.6%と軽い馬場でしたが、800キロ前後の重量は牝馬にとって過酷な条件ともあって各馬慎重に歩を進めます。中間点を過ぎたあたりでニシキマリンが後続に1馬身ほど差をつけると、そのまま先頭で第2障害下に到達。前半は82秒というペースでした。
 障害下でじっくりを息を入れたニシキマリンが最初に仕掛け、すんなりと1番手でクリア。サクラヒメもひと腰で続き、連れて仕掛けたシンエイアロイは障害で転倒。その後ろはやや離れ、ピュアリーナナセ、スイ、ダイヤカツヒメという順で障害を越えていきます。
 サクラヒメが手ごたえ十分のまま残り30メートルでニシキマリンを交わすと、渡来心路騎手は手綱をもったまま後続を引き離して圧勝。一気に伸びてきたスイが残り10メートルあたりでニシキマリンを交わして2着。ニシキマリンは粘って3着に入りました。

 勝ったサクラヒメは3度目のトップハンデを克服して悲願のヒロインズカップ制覇。5月のカーネーションカップに続いて古馬牝馬の重賞制覇。重賞は通算7勝目となりました。23年にはドリームエイジカップを制しているように、今後も牡馬相手の重賞でも活躍が期待できそうです。

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渡来心路騎手「昨日までは(馬場が)重たいかなと思っていましたが、今日は軽くなっていたので、サクラヒメには良い馬場かなと思っていました。去年すごく悔しい思いをしたので、去年のレースも見返しながら今年はどんなレースにしようかと考えていましたが、去年よりも馬場が軽かったこともあり、いいレースができました。いつもなら先行していきますが、今回はしっかり息を入れ、障害をしっかり上げてゴールまで保たせるという考えでした。(第2)障害では少し危なかったですが、そこはサクラヒメが頑張ってくれました。障害を降りる時はサクラヒメの勢いが良かったので今年は止まらずに行けるなという感じはありました。昔から変わらず気持ちが強い馬ですね」

ヒロインズカップ 予想結果

2025年1月27日(月)

今週は2名が的中も......

今年度の予想対決第21Rはヒロインズカップ。障害を2番手で越えたサクラヒメが、先に降りた6番人気ニシキマリンを残り20メートルで交わして先頭に立つと、持ったまま歩き切って断然人気に応えました。障害4番手から追い込んだ2番人気スイが2着。ニシキマリンは粘って3着に入りました。予想対決は斎藤さん、矢野さんの2名が的中しましたが、順当な決着でプラス収支は斎藤さんのみという結果になりました。

斎藤:馬複2000円的中! 収支+1,000円
矢野:ワイド1000円+400円的中! 収支-2,580円

【集計】投資額 6,000円×21R=126,000円

 赤見  +39,400円
 斎藤  +7,460円
 荘司  -14,900円
 矢野  -23,430円
 須田  -43,740円
 目黒  -89,100円
---------------------------------------
 白組  -59,710円
 紅組  -64,600円

1/26ヒロインズカップ予想 荘司典子

2025年1月25日(土)

斤量差を考慮し、印を絞って勝負

 ヒロインズカップは800キロ以上の負担重量となる実績馬たちがなかなか結果を出せない重賞。過去5年を振り返っても馬券圏内に来たのは2021年ミスタカシマ3着(800キロ)、2023年アーティウィング3着(800キロ)、2024年サクラヒメ3着(810キロ)の3頭で、すべて3着まで。3回目の挑戦となるサクラヒメは「今度こそ」という期待が集まりそうですが、ミスタカシマでさえタイトルを取れなかったレースと考えるとやはり不安があります。

 同様の理由で昨年の勝ち馬ダイヤカツヒメと、レディースカップで2着だったシンエイアロイも今回800キロなので不安視。サクラヒメを含めた3頭は、実績は認めつつ馬券では切って勝負したいと思います。

 浮上してくるのは5月のカーネーションカップでサクラヒメの2着に健闘したスイ。牡馬相手でもしっかり伸びてくる末脚は魅力。一昨年のクインカップの勝ち馬アローリキヒメは、近2走は不満が残るものの700キロ台でも上位争いをしている堅実さに期待。昨年2着のピュアリーナナセを加えた、780キロの3頭をBOXで狙ってみることにします。

◎7 スイ
○8 アローリキヒメ
▲3 ピュアリーナナセ

馬複ボックス
3,7,8 各2000円 計6000円

1/26ヒロインズカップ予想 斎藤修

重量差を生かしてスイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7スイ
 ◯2サクラヒメ
 ▲8アローリキヒメ
 △5ダイヤカツヒメ
 △4シンエイアロイ
 △1ニシキマリン
 △3ピュアリーナナセ

 馬単
 7-2 1000円
 馬複
 2-7 2000円
 7-1,3,4,5,8 600円 計3000円

1/26ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

この組み合わせなら崩れないサクラヒメ

 早いもので今季もあと1カ月半。ここまでの回収率が82.6%なら大健闘なのですが、黒字にしないとエラそうなことは言えませんよね。なんとか"浮上"できるようにとは思っているのですが......。

 さて、ヒロインズカップは、つまらないと言われそうですがサクラヒメを軸にします。去年はゴール寸前で止まって優勝どころか2着にも残れませんでしたが、今年はそこで先着を許した馬が重量を加増されています。だったら馬券圏外に沈むことはないと考えました。

 資金配分はピュアリーナナセ、ダイヤカツヒメ、シンエイアロイ、スイに各1000円、その他の5頭に400円ずつとしました。

 これで当たっても、一挙に黒字転換とはいかないでしょうね。では、今回はこのへんで。

◎2 サクラヒメ
○3 ピュアリーナナセ
▲5 ダイヤカツヒメ
△1 ニシキマリン
△4 シンエイアロイ
△7 スイ

ワイド
2-3,4,5,7 各1000円
2-1,6,8,9,10 各400円 計6000円

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