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1/26ヒロインズカップ予想 目黒貴子

三度目の挑戦サクラヒメの戴冠なるか

 天馬賞の後は少し間隔が空きましたね。あー。振り返るのも落ち込みそうなのですが、あんなにガチガチに堅い決着になるとは。3連単ボックスで勝負した時点で当たっても......という。気を取り直してヒロインズカップいきますよー!

 昨年の覇者ダイヤカツヒメは前走を久々の勝利として順調にここへ駒を進めてきました。もともとの戦績からも復調をみせてきたと言っていいでしょう。しかし昨年は770Kだった重量も今回は800K。もちろんこの間この馬も力をつけていますが、30Kの増量は厳しいかなとも考えてしまいます。ということで今回は○とします。

 これが3回目のヒロインズカップ挑戦となる◎サクラヒメは未だ勝利がありません。1回目は820K、昨年の2回目は810K。他馬との差を考えればこの成績も仕方ないかな。今回は据え置きの810K。トップハンデは変わらずとも、他馬との差は縮まり、前走もいい形で勝利。その後は時間をかけてこのレースに向けて調整してきました。いよいよ戴冠なるか。楽しみです。

 昨年2着の▲ピュアリーナナセは近走は凡走していますが、体調面の不安もなく迎えられるのは好印象。鈴木恵介騎手とのコンビにも注目です。△はニシキマリン、シンエイアロイ。少しでもマイナスを減らすために選択肢は3連単しかありません。

◎2 サクラヒメ
○5 ダイヤカツヒメ
▲3 ピュアリーナナセ
△1 ニシキマリン
△4 シンエイアロイ

3連単
2→3,5→1,3,4,5 各1000円 計6000円

1/26ヒロインズカップ予想 赤見千尋

今年こそサクラヒメが決める

 サクラヒメが三度目の正直なるか、というところですが、今度こそ勝利できるのではないかと考えます。
 これまでのヒロインズカップで800キロ以上を曳いて勝ったのが、名牝中の名牝フクイズミのみ、しかも800キロですから、810キロで勝つというのは相当難しいことなのでしょう。
 しかし、昨年同じ810キロで3着。その時に先着したダイヤカツヒメとピュアリーナナセは昨年よりも重量が増えていることを考えると、サクラヒメならばやってくれると期待したいです。

 対抗は迷いに迷ってシンエイアロイにしました。
 昨年は9着と大敗しているのは気になるところですが......。今シーズンはさらに馬体重が増えて、パワーアップした印象です。初めての800キロを克服して、上位争いに食い込んで欲しいです。

 昨年の覇者ダイヤカツヒメも初の800キロ。昨年が770キロだったので、30キロの増量となります。前走は久しぶりに勝ち星を挙げ、状態は上がってきていますね。

 昨年2着だったピュアリーナナセは780キロ。昨年の760キロに比べると20キロ増ではありますが、サクラヒメと30キロ差があるのは大きいです。

 アローリキヒメはここ2戦大きく負けているものの、今シーズン躍進した1頭でしょう。

 シーズン序盤のカーネーションカップで2着に頑張ったスイまで。

◎2 サクラヒメ
○4 シンエイアロイ
▲5 ダイヤカツヒメ
△3 ピュアリーナナセ
△8 アローリキヒメ
△7 スイ

3連単
2→4,5,3→4,5,3,8,7 各500円 計6000円

1/26ヒロインズカップ予想 須田鷹雄

2025年1月24日(金)

昨年1、2着馬の優勝争いか

 過去10年のヒロインズカップで、1番人気馬が勝ったのは2018年のキサラキクだけ。同馬は1頭だけ790キロを曳いたトップハンデ馬でもあったが、トップハンデ馬の優勝も少数派である。
 2015年は770キロが3頭いて3、5、9着。16年は780キロ3頭のうちナナノチカラが勝ったが残り2頭が1、3番人気で5、6着。17年は翌年トップハンデを克服することになるキサラキクが4番人気6着。19年は790キロ2頭が2、6着。20年は800キロのミスタカシマが1番人気7着。21年は800キロの2頭が3、5着。22年は810キロのシンエイボブが最下位、ハンデ2番手790キロのミスタカシマが1番人気7着。23年は820キロのサクラヒメが1番人気5着、810キロのミソギホマレが5番人気8着。24年は810キロのサクラヒメが1番人気3着だった。

 この重量帯になると重量の絶対値や他馬との差がイメージ以上に効いてくるという印象で、それを克服し勝ち切ることは簡単ではない。今年のサクラヒメも馬券的には敢えて3着までという前提で狙いたい。ハンデ2番手にあたる800キロの2頭もこの2頭でのワンツーは想定したくない。800キロのどちらか片方と、あとは780キロ組から1頭優勝候補を選びたい。

 実は昨年の1、2着馬があてはまるので、800キロ組から◎ダイヤカツヒメ、780キロ組から○ピュアリーナナセでいく。◎は前走で復調し、ここへ向けて良い流れを作った。○はここへきて鈴木恵介騎手というのも魅力。
 2着候補には末脚が良い▲スイと、馬場状態次第で好走があってもおかしくない☆シンエイアロイ。

◎5 ダイヤカツヒメ
○3 ピュアリーナナセ
▲7 スイ
☆4 シンエイアロイ
△2 サクラヒメ
△1 ニシキマリン
△8 アローリキヒメ

3連単
3,5→3,4,5,7→1,2,3,4,5,7,8 各200円 計6000円

今週の見どころ(1/25~1/27・1/26 ヒロインズカップ)

2025年1月23日(木)

 26日(日)のメインには、4歳以上牝馬による重賞・ヒロインズカップが組まれています。12月に実施された準重賞・レディースカップは各世代から通算収得賞金順上位馬が選出されるため、必ずしもトップクラスばかりが出走するとは限りませんが、今回は4歳以上すべての牝馬の通算収得賞金順。今年は23、24年とも1番人気に推されながら敗れたサクラヒメが“三度目の正直”なるか注目を集めそうです。
 なお次回は、1月31日(金)から2月2日(日)の変則3日間開となりますのでご注意ください。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…8万7,920円
5重勝単勝式…なし

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【第22回開催1日目】
 1月25日(土)のメイン第11レースには、六花特別(A1級・18:20発走予定)が行われます。

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 ◎ヤマトタイコーは、前開催のA1級-1組・山羊座特別では、積極的に仕掛けていきましたが障害で苦戦して9着。6戦連続連対と好調だっただけに残念でしたが、タイミングひとつで修正は可能。今回は前走が2組だった馬が主体だけにまだ追いかける手。
 ○ジェイホースワンは、テンに遅い面がありますが、3、2走前の特別戦が3秒7、4秒2差と終いは着実に差を詰めています。基礎重量が10キロ増えることで展開が落ち着きそうなのは歓迎で、接戦に持ち込めそうです。
 ▲アアモンドキーマンは、3走前に同条件勝ちがあります。その後の2走も惜敗だけに、少しの展開利があれば勝ち切るシーンも。
 △トワイチロは、1年2カ月の休養明け後が3、1、1着と好調。休み前の格付であるA1級に戻ってもまだやれそう。予報どおり雪が降れば好走確率は高まります。

【第22回開催2日目】
 1月26日(日)のメイン第11レースには、重賞・第35回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン馬は790キロから今季の収得賞金280万円につき10キロを課され、サクラヒメのみ20キロ増の810キロで、ダイヤカツヒメとシンエイアロイは10キロ増。A2級の4頭の770キロまで最大40キロ差つきます。
 注目は◎サクラヒメ。春の重賞・カーネーションカップ、年末の準重賞・レディースカップと今季古馬牝馬のタイトルを2つとも制しています。レディースカップは賞金ハンデが課されない条件でしたが、後続を寄せつけず逃げ切って楽勝。今回もトップハンデですが、重量的に有利な明け4、5歳馬が不在だけに戦いやすいはず。
 ○シンエイアロイは、レディースカップの2着馬で、今回は1着サクラヒメより10キロ軽くなるのが有利。着差的に逆転まではどうかですが食い下がることは可能でしょう。
 ここはシンエイアロイを含め6歳が8頭と多数。同世代のばんえいオークス馬▲ダイヤカツヒメは、昨年のこのレースの勝ち馬。前走の準重賞・ばんえい十勝金杯を制した勢いも魅力です。
 6歳の3番手は△スイです。春のカーネーションカップ2着で、シンエイアロイ(3着)らに先着しています。初となる700キロ台後半の重量克服がカギといえます。

【第23回開催3日目】
 1月27日(月)のメイン第11レースには、白雪賞(4歳オープン・18:25発走予定)が行われます。

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 この世代のオープン馬2頭、ばんえいダービー馬ライジンサンとばんえいオークス馬スマイルカナは不在。ばんえいダービー2着ミチシオが格付最上位のA1級で、2番目はB1級のウルトラコタロウ。以下、ホクセイハリアー、カフカまでがB1級です。賞金ハンデがつかない争いだけに格上位馬を重視します。
 ◎ウルトラコタロウは、710キロの定量だったばんえいダービーでは2着ミチシオとコンマ1秒差の3着。人気は低かったものの見せ場多い走りでした。今回はミチシオと20キロ差つくことで逆転が可能でしょう。
 ○カフカは、障害7番手から伸びて4着と健闘。4歳牝馬オープンのばんえいプリンセス賞の出走取消は残念でしたが、こちらもハンデ差から前進が見込めます。
 ▲ミチシオは、ライジンサンが不在だった9月の秋桜賞(3歳オープン)がトップハンデで2着。ただし先着を許したのはスマイルカナでした。ハンデはきついものの三冠すべて馬券絡みの地力は信頼できます。
 △ホクセイハリアーは、ばんえいダービーでの7着は物足りないものの、クラス別定の世代限定重賞・オープン特別戦では、ばんえい大賞典1着など馬券絡み3回とまずまず。ノーマークにはできません。

今週の見どころ(1/18~1/20)

2025年1月16日(木)

 ばんえい十勝は、今週から通常の土日月の3日間開催に戻ります。
 さて来週からシーズン最終週までの8週で重賞が7レース実施されます。明け3歳牝馬による黒ユリ賞(2月9日)、明け3歳のチャンピオン決定戦・イレネー記念(3月9日)、シーズン最終日・3月16日の最終レースに行われるばんえい記念は定量ですが、その他は別定重量戦です。重賞が近いレースでは、重賞出走のボーダーラインにいる馬は普段より積極的な勝ちにいくレースをする可能性があり、また番組賞金に余裕がある馬は本番を100と考えた仕上げで臨んでくることも考えられます。そのため波乱要素も含んでいます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…なし
5重勝単勝式…なし

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【第21回開催4日目】
 1月18日(土)のメイン第11レースには、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 高重量の重賞・帯広記念直後のオープン-1組ですが、4着インビクタが参戦してきました。
 注目は◎キングフェスタです。夏休み明け後が3勝、2着3回と充実。なかでも3走前の重賞・ドリームエイジカップ(4歳以上選抜)でメムロボブサップの2着は評価できます。最軽量ハンデで出走できるのも有利で相手探しといえます。
 ○オーシャンウイナーは、帯広記念を回避した1頭。ドリームエイジカップ3着、続く師走特別(オープン-1組)4着とこちらも状態良く臨めそうです。
 ▲インビクタは、帯広記念で4着とはいえ5頭立ての少頭数で上位3頭から離されており見どころに乏しい内容でした。重量が軽くなって、6着だった師走特別くらい走れれば馬券絡みが期待できます。
 タカラキングダムは、今年の天馬賞を勝った明け5歳のチャンピオンす。ただ7着だった師走特別から賞金ハンデがさらに10キロ増えてのトップハンデでは厳しそうです。

【第21回開催5日目】
 1月19日(日)のメイン第11レースには、山羊座特別(A1級-1組・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前走が準重賞・ばんえい十勝金杯(オープン・A1級混合)、A1級-2組・ニューイヤーカップ、明け5歳重賞・天馬賞、3歳重賞・ばんえいダービーだった馬の対戦です。
 ◎ヤマトタイコーは、A1級の特別戦で3走続けて馬券圏内と安定感抜群です。ニューイヤーカップは6頭がゴール前横一線の激戦の末3着。相手強化でも大きくは崩れないでしょう。
 ○アローリキヒメは、ばんえい十勝金杯が1番人気で8着。しかし敗因は障害とはっきり。今回は紅一点ということもあり牝馬の減量を生かし巻き返してきそうです。
 ▲ジェイホースは、天馬賞の3着馬ですがここが実質A1昇級初戦。しかし9戦続けて3着以内と地力強化をうかがわせており突破が期待できます。
 △キョウエイリュウは、主戦の村上章騎手がジェイホースに騎乗するため鈴木恵介騎手へ乗替わります。ニューイヤーカップは前述のとおりゴール前が大激戦で、勝ち馬と6秒9差なら10着という着順ほど負け感はありません。

【第21回開催6日目】
 1月20日(月)のメイン第11レースには、吹雪特別(A2級-1組・18:45発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 同条件の新雪特別から勝ち馬を含む8頭が参戦しておりほぼ再戦です。
 注目はもちろん勝ち馬◎コマサンタカラ。A2昇級3戦目で勝利をつかみました。接戦の2着だったジャパントップがA1昇級で不在。負担重量は据え置きなら引き続き勝ち負けです。
 明け5歳の○サクラヤマトは、年末のA2級-1組・ノエル特別で4着。コマサンタカラ(3着)を追いかけ最後は離されたものの、今回はそこで先着した馬が5頭おり上位争いに加われるはず。
 ▲ジェイライフは、前走の明け5歳重賞・天馬賞でサクラヤマト(8着)に先着しての6着。A2級-1組には3走前(12月14日)の冬月特別以来の出走ですが、当時コマサンタカラとコンマ2秒差の好勝負をしていました。
 △アオノソルテは、ノエル特別の5着馬。前走の新雪特別9着は4番手で迎えたゴール前で転倒したもので度外視が可能でしょう。

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