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今週の見どころ(5/11~5/13)

2024年5月 9日(木)

 先週より今季の2歳新馬戦がスタート。第1回能力検査をトップタイムで通過したスターイチバン(牡・平田義弘厩舎)を含む4頭が初陣を勝利で飾りました。5月6日第2レースを制したスターイチバンの父インフィニティーは21年に死亡しており、産駒は今年の2歳世代がラスト。5日第2レース・スタージャガーの父コウシュハウンカイ、6日第3レース・シンザンパワーの父アースパワーはともに新種牡馬です。今週からの第3回開催の新馬戦は後半週の18日(土)~20日(月)に実施されます。
 13日(月)のメインには、3歳オープンによるとかち皐月賞が組まれています。昨年の勝ち馬マルホンリョウユウはこのレースが世代オープン初勝利で、その後3歳二冠に輝いています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…15万4,630円
5重勝単勝式…27万4,050円

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【第3回開催1日目】
 5月11日(土)のメイン第11レースには、五月雨特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催にA2級混合戦、B級選抜のスーパージョッキー賞、4歳オープン・すずらん賞を使われた馬が主力のメンバーです。
 ◎ダイリンファイターは、今季2、1、1着の好成績。前走はA1・A2級が相手の菖蒲特別を逃げ切って、昨季オープンのヤマトタイコー以下を寄せつけませんでした。B1級同士なら実績上位で好勝負はほぼ間違いなし。
 上り馬の筆頭格は○クリスタルゴースト。シーズンをまたいで5連勝中の4歳馬です。古馬の特別戦は1月にB3級-1組(5着)があるものの、歴戦の古馬相手ではここが初。ただメンバー唯一の4歳で若馬10キロ減が生きそうです。
 ▲リュウセイペガサスは、昨季最終日の大平原特別(A1級-1組)でダイリンファイターの2着があります。こちらもB1へ降級した今季3、3、1着と好調を持続しています。
 同じく昨季A1級だった△マサタカラに、今季1、1、3着から昇級初戦△マツノタイガーらも侮れません。

【第3回開催2日目】
 5月12日(日)のメイン第11レースには、さつき特別(オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 ばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬メムロボブサップが回避しての9頭立て。メンバーを考えても同2着◎アオノブラックが主役といえます。対メムロボブサップでは3連敗中ですが、その3戦で先着を許した馬の出走はなし。ほぼ勝負づけは済んでおり今季初勝利のチャンス。
 ○サクラヒメは、1月20日の柏林馬事公苑特別(オープン-1組 ※アオノブラックの5走前)を逃げ切ってアオノブラックを2着にしりぞけています。前走の牝馬重賞・カーネーションカップも逃げ切り圧勝。課題はメンバー中で唯一、賞金ハンデ5キロを課されていること。
 ▲ヤマカツエースは、試練の5歳シーズンながら3、1着と好調な滑り出し。春の軽量が向くのか末脚が冴えています。初戦の3着はスプリングカップ(オープン)でメムロボブサップ、アオノブラックらが相手だっただけに価値が高く、ワンチャンスありそうです。
 △インビクタは、メムロボブサップ、アオノブラックと同じ今季2走を使われ4、3着。机上の計算では着順アップが見込めます。

【第3回開催3日目】
 5月13日(月)のメイン第11レースには、とかち皐月賞(3歳オープン・19:50発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ばんえいの3歳路線は、このとかち皐月賞、とかちダービーを経て、三冠初戦のばんえい大賞典へ向かいます。
 3月の定量重賞・イレネー記念の勝ち馬が抜けてのほぼ再戦なら、2着◎スマイルカナが最有力。直線突き抜けたライジンサンは見事でしたが、この馬も負けず劣らずのいい脚を使い追い上げました。当時から重量80キロ減という馬がほとんどのなか、70キロ減は一見厳しいですが、春の軽量なら牝馬のキレが生きるはず。メンバーで唯一、古馬相手の特別戦(B2級-1組)を使われている経験も評価できます。
 ○ミチシオは、2歳シーズンにライジンサンと並ぶ8勝をマークした実力馬。イレネー記念は2番人気で8着と残念な結果でしたが、B2格付となった今季初戦で逃げて2着など復調気配があります。イレネー記念から70キロ減でも狙ってみたいです。
 ▲ショータイムは、2歳シーズン三冠の初戦・ナナカマド賞3着、イレネー記念5着と世代上位の力の持ち主。イレネー記念から80キロ減の利を生かせるでしょう。
 △ウルトラコタロウは、イレネー記念3着。通算3勝は見劣りしますが、そのすべての勝ち星を挙げている鈴木恵介騎手の手綱は魅力です。

5/5カーネーションカップ回顧

2024年5月 7日(火)

春の女王はサクラヒメ

 5月5日(祝・日)には重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)が行われ、サクラヒメが障害ひと腰先頭から後続を突き放し、断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ダイヤカツヒメ(680) 3.9
 2.シンエイアロイ(670) 15.1
 3.スイ(670) 9.8
 4.ホクセイサクランボ(660) 67.4
 5.アローリキヒメ(670) 25.2
 6.ピュアリーナナセ(660) 37.7
 7.ニシキマリン(660) 52.4
 8.サクラヒメ(690) 1.4
 9.チャチャクイーン(660) 107.7
 10.ロングビユウテイ(660) 168.1

 出走10頭中8頭が5歳馬という組み合わせになりましたが、1番人気は昨年のドリームエイジカップを含め重賞5勝の6歳馬サクラヒメ。昨年のこのレースは2着でしたが、当時より他の有力馬と重量差がない今回は単勝1.4倍と圧倒的な支持を集めました。昨シーズンの古馬牝馬重賞、カーネーションカップ、ヒロインズカップを制したダイヤカツヒメが3.9倍で2番人気で、この2頭の馬連複が2.0倍と人気を集めました。昨シーズン終盤に5戦4勝、2着1回と力をつけたスイが9.8倍で3番人気。ここまでが単勝ひと桁台の人気で、昨年のクインカップ2着のシンエイアロイ、同1着のアローリキヒメと5歳馬が続きました。

 第1障害をダイヤカツヒメが勢いよく先頭で越えますが、サクラヒメも位置取りを上げ、人気2頭が先行。アローリキヒメ、チャチャクイーンら後続はそれほどばらけることなく進みます。前2頭は中間点を過ぎたあたりから徐々に後続を引き離し、サクラヒメがわずかに先頭で第2障害下に到達。ここまで54秒というペースで進みました。
 第2障害ではダイヤカツヒメとサクラヒメがほとんど同時に仕掛け、サクラヒメがすんなりとひと腰先頭で通過。ダイヤカツヒメは天板で膝をついてしまいます。離れて2番手にピュアリーナナセ、ニシキマリンが障害を越え、さらにシンエイアロイ、スイが追いかける展開となります。
 2番手以下に差をつけたサクラヒメが力強く歩を進め、そのまま押し切って先頭でゴール。障害5番手からスイが一気に追い上げましたが8秒7差がついての2着。最後まで止まらず歩き切ったシンエイアロイが3着に入りました。なお2番人気のダイヤカツヒメは障害で苦戦して10着でした。

 勝ったサクラヒメはこれで重賞6勝目。牝馬同士の古馬重賞では負担重量に苦しめられてきましたが、3度目のカーネーションカップ挑戦で初制覇。現役牝馬最強の実力を示しました。

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渡来心路騎手「ここでは負けられないかなというのが正直な気持ちです。まだ絶好調という感じではないですが、なんとか勝てるように、とは思っていました。30キロほど(ハンデ差が)ありましたが、荷物もそこまで重くはなっていないのであまり気にしていませんでした。スタートの良い馬なので、できれば先行したいと思っていましたが、先行できて道中も息を入れられたので、あとは障害を上げるだけだという感じでした。(障害の)天板で苦しいところはありましたが、力のある馬なのでなんとか乗り越えてくれました。レース前から勝つ自信はありましたが、障害を降りてから勝ったなと思いました。サクラヒメで勝ちたいレースのひとつだったので、勝てて本当に嬉しいです」

カーネーションカップ 予想結果

2024年5月 6日(月)

今週は3名が的中!

今年度の予想対決第2Rはカーネーションカップ。第2障害をひと腰先頭で越えたサクラヒメが後続を突き放し断然人気に応えました。3番人気のスイが2着、4番人気のシンエイアロイが3着に入り、今週の予想対決は3名が的中。特に斎藤さんが3連単を的中させ、大幅なプラス収支となりました。

斎藤:3連単500円的中! 収支+18,200円
赤見:馬単1000円的中! 収支+2,400円
矢野:ワイド700円&500円的中! 収支-1,800円

【集計】投資額 6,000円×2R=12000円

 斎藤  +12,200円
 目黒  -1,950円
 赤見  -3,600円
 矢野  -6,200円
 須田  -12,000円
 荘司  -12,000円
---------------------------------------
 白組  -6,000円
 紅組  -17,550円

5/5カーネーションカップ予想 赤見千尋

2024年5月 4日(土)

今季も牝馬戦線の中心はサクラヒメ

 今シーズンも引き続き、牝馬戦線の中心はサクラヒメだと考えます。
 ヒロインズカップでは圧倒的に重い810キロを曳いて3着。勝ったダイヤカツヒメとは40キロの差がありました。
 今回も一番重いとはいえ690キロ。ダイヤカツヒメとは10キロ差、一番軽い馬たちとも30キロ差ですから、実力を発揮してくれるのではないでしょうか。

 対抗はダイヤカツヒメ。
 昨年のこのレースは660キロを曳いて圧勝しました。今年は680キロと20キロ重くなりますが、着実に力を付けているので、十分こなしてくれると思います。

 昨シーズン後半のスイは、A級で3連勝するなどパワーアップしましたね。
 一時期減っていた馬体重がどんどん増えて、体調が上がっている印象です。シーズン初戦は5着でしたが、一度使った効果に期待しています。

 2走前のスターライト特別ではダイヤカツヒメに勝ち切ったシンエイアロイ、同じく5歳勢のアローリキヒメとピュアリーナナセも侮れません。

◎8 サクラヒメ
○1 ダイヤカツヒメ
▲3 スイ
△2 シンエイアロイ
△5 アローリキヒメ
△6 ピュアリーナナセ

馬単
8→1 2000円
8→3,2,5,6 各1000円 計6000円

5/5カーネーションカップ予想 須田鷹雄

サクラヒメの首位濃厚

 ここは◎サクラヒメの1着固定でいいだろう。シーズンはじめということもあって、重量差は10キロから最大でも30キロだ。
 2023年のヒロインズCは1,2,4着馬に40キロ、3着馬に20キロのハンデを与えて5着。
 昨年のカーネーションCは勝ったダイヤカツヒメと30キロ差で2着。1コースだったし、2障害で一瞬膝をつくシーンもあった。3着のピュアリーナナセには40キロ差を与えつつも4.3秒差をつけている。
 2024年のヒロインズCは勝ったダイヤカツヒメに40キロ、2着ピュアリーナナセに50キロのハンデを与えて3着。自身は810キロで、この重量帯にきてこのハンデ差はさすがにこたえる。

 今回は○ダイヤカツヒメと10キロ差で、昨年とは逆に○が1コース。ハンデ差だけなら30キロ差がある▲ピュアリーナナセのほうが怖いが、▲はヒロインズC後の成績が奮わない。ここは◎が1着、○が2着か3着という3連単でいきたい。

◎8 サクラヒメ
○1 ダイヤカツヒメ
▲6 ピュアリーナナセ
☆2 シンエイアロイ
△4 ホクセイサクランボ
△5 アローリキヒメ

3連単
8→1→2,4,5,6 各1000円
8→2,4,5,6→1 各500円  計6000円

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