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6/23柏林賞予想 矢野吉彦

実績断然マルホンリョウユウ

 北斗賞はキングフェスタのまさかの惨敗で痛い目に遭ってしまいました。まぁみんなハズレたからヨシとするしかないですね。

 と開き直ったところで、去年キングフェスタが勝った柏林賞の予想です。ここは、ズルいと言われるかもしれませんが、マルホンリョウユウから流します。

 これまでの実績からすれば、頭ひとつ、いや、それ以上抜けているでしょう。同馬から買って、ヒモ荒れを期待します。先週、現地で見たゴールドトロフィーの1、3着馬が来てくれるといいんですけどね。

 資金配分は印を付けた馬に800円ずつ、その他4頭に500円ずつとします。例によって、堅い決着になった時のトリガミは覚悟の上です。

 さて、23日は東京競馬場内の競馬博物館で「ばんえい競馬トークショー」を開催します。秋にゴール前ステージで行っていたイベントの拡大版。あいにくの雨予報ですが、博物館の中なら大丈夫。いらっしゃる際はばんえい競馬を知らない方を誘っていただけるとありがたいですね。では、今回はこのへんで。

◎10 マルホンリョウユウ
○1 クリスタルゴースト
▲9 サクラヤマト
△6 タカラキングダム
△7 ホクセイタイヨウ
△8 アシュラダイマオー

ワイド
10-1,6,7,8,9 各800円
10-2,3,4,5 各500円 計6000円

今週の見どころ(6/22~6/24・6/23柏林賞)

2024年6月20日(木)

 世代三冠重賞のスタートは4歳から。23日(日)のメインには柏林賞が組まれています。12月のばんえいダービー後、一線級が出走する可能性がある4歳オープン特別戦は、白雪賞(1月29日)、すずらん賞(4月27日)、ライラック賞(6月3日)の3レースあり、重賞での勝ち鞍がないホクセイタイヨウが2勝、クリスタルゴーストが1勝しています。今回はライラック賞から一気の重量増となることで、重賞勝ちがあるキャリア上位馬の反撃があるかもしれません。
 8月11日(日)に実施される重賞・ばんえいグランプリの出走馬を決めるファン投票が22日(土)13時から始まります(詳しくはこちら)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…25万3,260円
5重勝単勝式…なし

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第6回開催1日目】
 6月22日(土)のメイン第11レースには、拓成湖特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の同条件・ムーンストーン特別から7頭が参戦していますが、上位2頭は24日のA2級混合戦にまわったため不在です。
 ◎ジェイファイターは、ムーンストーン特別が昇級初戦ながら逃げて4着に健闘。しかし昨季A2級で勝ち星があり、これくらいは走れても不思議ありません。前走で先着されたマツノタイガーは障害にムラがあり、こちらのほうが確実性で上回ります。
 ○マサタカラは、5月には同条件で3着があるものの、近走は障害で手間取りが目立ち、ムーンストーン特別は3番人気で8着でした。ただ、前走1、2着馬が不在でペースが緩めば差し脚が届くかもしれません。
 ▲マツノタイガーも末脚には自信を持っています。流れに乗って運べれば、3着だったムーンストーン特別くらいはやれるはず。引き続いての鈴木恵介騎手なら障害をスムーズにまとめてくる可能性はあります。
 △ゴールデンペガサスも同型で、ムーンストーン特別は追い込んで5着。こちらも展開次第で食い込む余地はあります。

【第6回開催2日目】
 6月23日(日)のメイン第11レースには、重賞・第18回柏林賞(4歳・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 10頭すべてが、6月3日のライラック賞(4歳オープン)に参戦。当時から昇級したサクラヤマト、キタノミネは50キロ増、ほかの馬は40キロ増での争いです。
 ◎クリスタルゴーストに期待します。3歳までは目立つ存在ではありませんでしたが、年が明けてクリスタル特別、すずらん賞と4歳オープン特別戦を2勝。初の重賞出走を決めています。ライラック賞は障害で手間取り、完走はしたものの基準タイム超過のため失格。しかし1開催2走使いのゴールドトロフィー(3歳以上選抜)で僅差3着と立て直したあたり、勢いは絶えていません。
 ○マルホンリョウユウは、3歳時にばんえい大賞典、ばんえい菊花賞を制した実績馬。すずらん賞2着、ライラック賞3着ですが、ともにトップハンデだっただけにむしろ健闘といえそう。重量が増え底力が問われる舞台だけに巻き返しも十分。
 ▲サクラヤマトもクリスタルゴーストと同様の遅咲きで、世代オープン初挑戦だったライラック賞でいきなり2着。続くゴールドトロフィーではB1に昇級しましたが、同じ重量でクリスタルゴーストを破っています。上のクラスの馬とのハンデ差をいかせばチャンスはあります。
 △ホクセイタイヨウは、ライラック賞を差し切って勝利。3歳三冠すべて2着と安定感があり、今度こそ初重賞制覇なるでしょうか。

【第5回開催3日目】
 6月24日(月)のメイン第11レースには、こと座特別(A2級混合・19:45発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A2級7頭、B1級3頭による争いです。
 格下のB1級ですが◎イナサンブラックに注目。2走前にB2級-1・2組決勝を逃げ切った勢いのまま、前走B1級-1組・ムーンストーン特別と連勝を決めました。今回はA2級との混合ですが、波乱決着だった前開催のA2級・ジュノー特別の1、2番人気(4、5着)馬と1、2着(4、8番人気)馬が不在。この馬でも勝ち負けになるでしょう。
 ○アローリキヒメは、ジュノー特別を3番人気で3着と人気通りに駆けました。A2級の特別戦(混合戦含む)はこれで、4秒9、3秒0、2秒2差と3走続けて惜敗だけに、格下相手のここで結果を出したいはず。
 ▲マルモタイショウは、ジュノー特別が昇級初戦で6着でしたが、勝ち馬とは3秒7差。ゴール前で一気に伸びて2、3着争いに加わりました。クラス慣れがあればさらに接戦に持ち込めそうです。
 △レジェンドボスは、ムーンストーン特別の2着馬。今回はA2級勢が相手ですが、昨季A2で勝利実績があり格負けはありません。

6/16北斗賞回顧

2024年6月17日(月)

クリスタルコルドが古馬重賞初制覇

 6月16日(日)には重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、5歳馬クリスタルコルドが優勝。ゴール前で8歳の人気馬2頭を差し切り、古馬重賞初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アオノブラック(770) 2.1
 2.コマサンエース(770) 29.1
 3.ヘッチャラ(770) 22.3
 4.オーシャンウイナー(770) 90.8
 5.キングフェスタ(770) 5.9
 6.インビクタ(770) 2.9
 7.ヤマカツエース(770) 26.9
 8.クリスタルコルド(770) 30.9
 9.コウテイ(770) 9.5

 4月のばんえい十勝オッズパーク杯を制したメムロボブサップは出走登録がなく、登録馬ではツガルノヒロイモノが回避し9頭立てとなった今年の北斗賞。アオノブラックは今季4戦して未勝利ながらばんえい十勝オッズパーク杯2着などすべて4着以内と安定しており、メムロボブサップが不在の今回は単勝2.1倍で1番人気に支持されました。インビクタはばんえい十勝オッズパーク杯では3着でしたが、1戦ごとに着順を上げ、2.9倍で2番人気。重賞実績のある8歳馬2頭が人気を分け合いました。昨季4歳シーズン三冠を制し、前走では同重量のアオノブラックに先着したキングフェスタ、ばんえい十勝オッズパーク杯4着のコウテイが人気で続きました。

 第1障害はオーシャンウイナーとキングフェスタがほとんど同時に先頭で越えますが、降りてすぐにアオノブラックが先行。後続はずらっと横並びになり、降雨の影響もあり馬場水分2.1%と軽い馬場のなか、各馬軽快に歩を進めます。中間点を過ぎても息を入れる馬がおらず、アオノブラックを先頭に全馬続々と第2障害下に到達。前半は41秒というハイペースで流れました。
 第2障害では内の4頭が一斉に仕掛けますが、アオノブラックとコマサンエースは天板で膝をつくなど苦戦。差なく5番手で仕掛けたインビクタがひと腰先頭で通過し、ヘッチャラ、立て直したアオノブラックが2、3番手でクリア。その後ろも差なくオーシャンウイナー、クリスタルコルド、ヤマカツエースと続きました。
 障害を降りてすぐにアオノブラックが先頭に立ちましたが、インビクタも粘りを見せ、外からはじわじわとクリスタルコルドが脚を伸ばしてきます。残り20メートルでは3頭が横並びとなりましたが、ゴール前でクリスタルコルドが抜け出し先頭でゴール。インビクタが2着で、アオノブラックは最後に詰めを欠き3着でした。

 勝ったクリスタルコルドは3月のポプラ賞に続いて重賞4勝目。古馬重賞初挑戦となった4月のばんえい十勝オッズパーク杯では、見せ場を作れず7着に敗れていましたが、雨が降る馬場も味方に見事に巻き返しました。また手綱を取った西謙一騎手、管理する西弘美調教師はともに北斗賞初制覇となりました。

成績はこちら
映像はこちら

西謙一騎手「正直勝つまではいかないかなと思ってましたが、勝てて嬉しいです。(馬場は)あまり軽くないほうがいいと思っていましたが、レースが終わってから雨が強くなってきたのでちょうどよかったと思います。中間は暑い日が続いていたので、セーブしながら調教して調子はばっちりでした。古馬重賞参戦でどこまでできるのかが1つの課題でしたが、最高のかたちで(結果が)出てよかったです。気分屋なところがあるので、それがレースでちゃんと発揮できればまた上位に入っていけると思います。今日は父の日だったので(父の西弘美調教師に)良いプレゼントができたのかなと思います」

北斗賞 予想結果

今週は的中者なし

今年度の予想対決第3Rは北斗賞。第2障害をひと腰先頭で越えたのはインビクタで、3番手でクリアしたアオノブラックが障害を降りてすぐに先頭に立ちましたが、5番手からじわじわと脚を伸ばした単勝8番人気のクリスタルコルドがゴール前で抜け出して勝利。2番人気のインビクタが2着。1番人気のアオノブラックは最後に詰めを欠いて3着でした。予想対決は勝ち馬クリスタルコルドに重い印を打った人がおらず、今週は的中者なしという結果になりました。

【集計】投資額 6,000円×3R=18,000円

 斎藤  +6,200円
 目黒  -7,950円
 赤見  -9,600円
 矢野  -12,200円
 須田  -18,000円
 荘司  -18,000円
---------------------------------------
 白組  -24,000円
 紅組  -35,550円

6/16北斗賞予想 荘司典子

2024年6月16日(日)

コウテイが障害力を活かせば初タイトル奪取も可能

 北斗賞は一昨年がアオノブラック、メムロボブサップのワンツー。昨年はメムロボブサップの勝利(アオノブラックは出走取り消し)。今年はメムロボブサップが不在で、アオノブラックの2年ぶり2度目の勝利なるか?というレースで、端枠とはいえここは人気に応えてくれそうですね。

 とはいえ今回狙いたいのはコウテイ。ばんえい記念で1000キロをものともせずメジロゴーリキに次いで2番手で第二障害をおり、見せ場たっぷりの5着に健闘したのは記憶に新しいところ。4月のばんえい十勝オッズパーク杯でも本命に推しましたが、今度こそ、初重賞制覇に期待したいと思います。

 もちろん壁となるのは強豪8歳馬たち。着実に力をつけているコウテイが障害力を活かしてどこまでやれるか、楽しみな戦いです。馬券は相手をアオノブラックに絞って勝負します。

◎9 コウテイ
○1 アオノブラック
▲6 インビクタ
△5 キングフェスタ

単勝
9 1000円
馬複
1-9 2000円
ワイド
1-9 3000円 計6000円

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