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2024年9月 アーカイブ

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9/15岩見沢記念予想 矢野吉彦

間隔空けたローテで挑むメムロボブサップが軸

 そうですか、5週連続的中ねえ。でも、「的中すれど的中すれど、我が収支、黒字転換ならず......」ですよ。まぁそれがワイド総流し作戦の宿命みたいなものなんですけどね。

 今度の岩見沢記念も、トリガミを回避できるかどうか微妙です。だって、ここもメムロボブサップを軸にしちゃいましたからね。この頭数とシーズン後半に狙いを定めた使い方を考えたら、大崩れはしないと見ました。

 資金配分は、クリスタルコルド、インビクタ、コマサンエースに各1200円、その他4頭に各600円ずつとします。とりあえず1500円くらいのトリガミは覚悟の上で。では、今回はこのへんで。

◎6 メムロボブサップ
○8 クリスタルコルド
▲2 インビクタ
△1 ゴールドハンター
△4 コマサンエース

ワイド
6-2,4,8 各1200円
6-1,3,5,7 各600円 計6000円

9/15岩見沢記念予想 目黒貴子

今季の充実ぶりならメムロボブサップ断然

 すっかり的中から遠ざかってしまった。
 当てます!今度こそ。この言葉が空虚感たっぷりにならないようにしないとですね。

 岩見沢記念です。今季負けなしのメムロボブサップ。レースを選んで全て勝つ!というような意気込みを勝手に感じています。しかもこのレースは未だ勝利なし。重量の差も敗因のひとつかとは思いますが、今季の充実ぶり、そして他の有力馬との差は10K。ならば当然ここは本命ですね。

 難しいのはここからです。対抗は○クリスタルコルド。今季は北斗賞、旭川記念を連勝。その後も大崩れなく安定した成績をあげています。正直ここまで強くなるとは思わなかった......。失礼な話ですね。敬意を表して○とします。

 ▲にはコマサンエース。こちらも8歳にして本格化してきた感があります。旭川記念は3着。ばんえいグランプリではメムロボブサップの2着。しかも差も僅かでどんどん良くなっている印象ですね。

 このレースを2年前に勝利している△インビクタも無視はできませんね。もう一頭、両側の有力馬に引っ張られて激走の予感、△ブラックサファイアにも印をつけておきます。

◎6 メムロボブサップ
○8 クリスタルコルド
▲4 コマサンエース
△2 インビクタ
△7 ブラックサファイア

3連単
6→4,8→2,4,7,8 各1000円 計6000円

9/15岩見沢記念予想 須田鷹雄

王者メムロボブサップの頭不動

 ここは王者◎メムロボブサップの1着固定でよいだろう。
 ばんえいグランプリで同斤だった○クリスタルコルドと▲コマサンエースに10キロを与えることになるが、重量の絶対値が上がることで◎が有利になる面もある。
 ○の成長はめざましいが、830キロで端枠というと◎を逆転するイメージが湧かない。▲のばんえいグランプリは大健闘だったがあれより上のパフォーマンスがあるかどうか。ここはあれこれ迷うより、◎1着固定で買い目を絞ったほうがよいだろう。

 2、3着候補にはもう1頭△インビクタを取る。このレースでは一昨年大駈けしての優勝、昨年はトップハンデでの3着同着。今シーズンは1勝しかできていないが5着以下もない。ヒモには忘れないようにしたい馬だ。

 他ではコマサンブラックが少し気になるが、そこまで手は広げられない。

◎6 メムロボブサップ
○8 クリスタルコルド
▲4 コマサンエース
△2 インビクタ

3連単
6→2,4,8→2,4,8 各1000円 計6000円

今週の見どころ(9/14~9/16・9/15岩見沢記念)

2024年9月12日(木)

 今週からの第12回開催では、重賞が2つ組まれています。前半の15日(日)に行われるのは3歳以上による岩見沢記念です。ばんえいの重賞でも伝統と格式ある四市記念競走の第2弾。同じ『別定1-b』(今季の収得賞金280万円につき10キロ加増)という条件だった7月の旭川記念はハンデ差がつきませんでしたが、今回はメムロボブサップが出走し、最大20キロ差ついての争いです。
 なお今週・来週は、3歳以上の1走目が通算収得賞金順で編成されます。普段とは違った顔ぶれのレースも多く馬券的な妙味もありそうです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…1万3,300円
5重勝単勝式…22万7,780円

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【第12回開催1日目】
 9月14日(土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(B1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ウンカイタイショウのみA2級で、その他9頭はB1級です。
 ◎マツノタイガーは、前開催の菊月特別(B1・B2級混合)を1番人気で勝利。2、3走前のA2級混合の特別戦でも善戦できていましたが、さすがに格下相手では力上位でした。今回のA2級馬は大きな着順続きのウンカイタイショウだけ。連勝も十分です。
 ○レジェンドボスは、菊月特別の5着馬。マツノタイガーより先に障害を越えながら踏ん張れないことが多いものの、通算収得賞金順の今回のメンバーに入れば好勝負が期待できます。
 ▲ホクショウカップは、前開催の長月特別(B1級-2組)では障害での苦戦が響き2番人気で7着。ただ重量慣れが見込め見直せます。
 △キタノボブサップも、菊月特別では3番人気で8着と残念な結果でした。馬場は軽めのほうが動ける印象がありますが、流れに乗れれば上位と差はないはず。

【第12回開催2日目】
 9月15日(日)のメイン第11レースには、重賞・第60回岩見沢記念(20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 通算収得賞金順上位馬では、1位メムロボブサップ、5位インビクタ、7位クリスタルコルド、9位コマサンエースが出走。有力なのはその4頭です。
 ◎メムロボブサップが、今季初戦からの連勝を6に伸ばしそう。今季の重賞2勝、ばんえい十勝オッズパーク杯はオープン馬同一重量、ばんえいグランプリもファン選抜戦で牡馬同士では10キロ差しかつきませんでしたが、今回の20キロ差はまだ恵まれています。過去1年、現役馬で唯一先着を許しているアオノブラックが不在ならまず崩れることはないはず。
 同じく今季重賞2勝の○クリスタルコルドは、メムロボブサップと同じ重量800キロだったばんえいグランプリでは詰めを欠いて4着でした。今回は10キロ差つくことで巻き返しはありえますが、初の800キロ超の830キロがどうか。ここで結果を出せれば今後の高重量戦へ視界が広がります。
 ▲インビクタは、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリとも3着。勝ちみには遅くても連争い候補としては有力でしょう。
 △コマサンエースは、ばんえいグランプリの2着馬。ほぼ同時に障害を越えたメムロボブサップにジワジワ離されましたが、この馬なりに粘りました。好相性の金田利貴騎手へ戻るのは間違いなくプラスといえます

【第12回開催3日目】
 9月16日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A1級6頭、A2級4頭による争い。
 ◎マサタカラは、前開催の第51回別海町馬事競技大会(A2級)を1番人気で勝利。5走前のA2級混合の特別戦を勝ちA2へ昇級後、自己条件では3、1着と崩れていません。今回は格上のA1級が相手ですが、通算収得賞金順のため近況ひと息の馬が多数。連勝も十分です。
 ○リュウセイペガサスは、第51回別海町馬事競技大会で2着。マサタカラとは近5走すべて対戦し、2勝3敗という成績。とはいえ前走はこちらが賞金ハンデのぶん5キロ重く、差し切られたとはいえ差はわずか3秒9。同じ重量の今回は逆転可能。
 ▲ダイリンファイターは、2開催前・8月19日のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)を逃げ切っています。ただし3着マサタカラ、10着リュウセイペガサスとも障害でロスがありました。どちらかが崩れることが浮上の条件です。
 格上A1級では△トワトラナノココロが筆頭格。2開催前・8月17日のアルタイル特別(A1・A2級混合)を逃げ切って今季初勝利を挙げています。軌道に乗るかと思われましたが、前回が競走除外で取捨に迷うところ。

今週の見どころ(9/7~9/9)

2024年9月 5日(木)

 9月1日のメインに行われたマロニエ賞(オープン)は、追い込みを決めた4歳馬タカラキングダムが古馬オープン(混合戦を除く)初勝利を挙げました。なおメムロボブサップが20年に、キングフェスタも昨年、4歳時のマロニエ賞で古馬オープン初制覇を成し遂げています。両馬ともその後、4歳シーズン三冠馬に輝いており、今年の柏林賞馬であるタカラキングダムの活躍にも注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…87万7,730円
5重勝単勝式…なし

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【第11回開催4日目】
 9月7日(土)のメイン第11レースには、菊月特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B1級とB2級の混合戦です。◎マツノタイガーは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では9番人気で4着。格上のA2級馬が1、3着で、2着は4戦連続連対中のロングビユウテイと骨っぽい相手関係での5秒2差は評価できます。今季B1級の特別戦で馬券絡みがあり、今回はB2級との対戦。主戦の鈴木恵介騎手に戻るのも好材料と言えます。
 4歳馬が4頭おり、筆頭格は○ジェイホース。前開催の涼風特別(B1・B2級混合)がB1昇級後初の自己条件で、格下相手での5着はやや物足りない感もあります。今回も同条件ですが馬場が乾きそうなのが大きな違いで、流れに乗って反撃が期待できます。
 ▲サクラヤマトが4歳の2番手です。JRAジョッキーDAY特別は8着。各10、8着だった2、4走前の4歳限定戦も同様で、相手が強いと前半で遅れを取ってしまいますが、B2級との混合なら変わる可能性があります。
 △コウシュハテンセイは、涼風特別がB2昇級初戦ながら残り20メートルで先頭に立ち押し切りました。伸び盛りの4歳で今季初戦からの連続3着以内を9に伸ばしていますが、今回は相手が揃った印象で押さえまで。

【第11回開催5日目】
 9月8日(日)のメイン第11レースには、第51回別海町馬事競技大会(A2級・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A2級単独での特別戦は、6月8日のジュノー特別以来。同レースに出走していたのは6着マルモタイショウのみでメンバーは大きく変わっています。
 注目は◎ロングビユウテイ。ジュノー特別が行われた開催はB1・B2級の混合戦で4着でしたが、その後3連勝し、近2走はA2・B1級混合の特別戦で連続2着と充実しています。今回も同条件ですが、B1からA2へ昇級したのに加え、賞金ハンデ5キロも課され重量的に厳しくなります。しかし勢いを信頼する手でしょう。
 ○マサタカラは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では、ロングビユウテイに先着されての3着でしたが、7月にはA1級混合の特別戦を差し切っています。成績にムラがありますが、実力上位なのは間違いありません。
 ▲マルモタイショウは、2開催前の同条件・ベガ特別でロングビユウテイを2着にしりぞけています。冒頭に記した通りA2級歴が長く、そろそろ卒業の順番でしょう。
 △コウシュハハリアーは、ベガ特別の4着馬で前走はA1級馬を相手に2着と好走しています。A2昇級後大きな着順続きでしたが、クラス慣れを感じさせます。

【第11回開催6日目】
 9月9日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A1級混合-1組・20:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A1級とA2級の混合で、A2級の2頭はともにB1からの昇級初戦で臨みます。
 ◎カイセドクターは、前開催の朝霧特別(オープン・A1級混合)では逃げたオープン馬オーシャンウイナーを追いかけ1秒0差まで迫ったところがゴール。3、4着もオープン馬で、価値ある2着でした。今季A1級限定の特別戦で3着2回もあり、相手が下がるここは勝機十分といえます。
 ○キョウエイリュウは、朝霧特別では末脚切れるゴールドハンター(4着)にゴール前でつかまったとはいえ5着なら悪くありません。7月15日のさざなみ特別(A1級)では、3着カイセドクターを10秒以上離して勝利しており力量は互角以上。ただ、賞金ハンデ5キロを課されているぶん対抗評価です。
 前開催で朱雀賞(5歳オープン)を使われた馬が5頭います。▲ヤマノコーネルは、朱雀賞でメンバー最先着の3着。2着だった2開催前の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)での1着ジェイホースワン、3着キョウエイリュウとの追い比べは見ごたえがありました。ここも当然有力な1頭。
 △ジェイホースワンは、朱雀賞の4着馬。ヤマノコーネルとは近2走同重量でしたが、今回はこちらが5キロ重いのが微妙に影響しそうです。

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