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2022年1月 アーカイブ

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1/30ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

松田騎手アバシリルビーの一発を期待

 明らかにズレてますね、私の予想。帯広記念、天馬賞の連敗で最下位に転落してしまいましたが、それも致し方ありません。

 となると、今後は一発逆転を狙っての大穴狙いに徹しなければなりません。ヒロインズカップはアバシリルビーを狙います。

 松田騎手に乗り替わった前走は障害をひと腰で越えました。これを弾みにしてほしいところです。

 馬券は、史上初の試みで同馬からの3連複軸1頭流し。28点なので1点200円とします。余った400円は②⑥⑧と⑥⑦⑧の3連複各200円の買い足しに回してみました。

 とにかくアバシリルビーが3着までに来ますように!では、今回はこのへんで。

◎8 アバシリルビー
○6 ナカゼンガキタ
▲2 ミスタカシマ
△5 アーティウィング
△7 アフロディーテ
△9 ニセコヒカル

3連複1頭軸流し
8-1,2,3,4,5,6,7,9 各200円
3連複
2-6-8 6-7-8 各200円 計6000円

1/30ヒロインズカップ予想 目黒貴子

本領発揮なるかミスタカシマ

 当たってもプラスにならないという病から抜け出すためになんとかしなくては...と思いながらもなかなか難しいなという現実に向きあっております。そろそろ累計もプラスにと考えております。頑張ります。

 牝馬同士の戦いではつい斤量を背負わされるというミスタカシマ。これまでの実績からそれも仕方ないことではありますが、実力はあるのに結果が伴わないことは仕方もないこと。今回も790Kと他の有力馬から10K重い斤量ではありますが、久々に強いミスタカシマを見たいなと個人的な思いが強く◎にしました。

 ナカゼンガキタを○に。前走は10番枠を難なくこなし快勝しています。2走前まで連続5着という成績が続きましたが、勝ち馬とは差がなく、着順ほど負けてはいません。前走の勝利によって勢いに乗る可能性も大とみています。

 ▲はアーティウィング。今回は格上のお姉さんたちとの対決になりますが、こちらも前走勝利で成長の証を示してほしいところ。障害の安定感も増している印象で楽しみな存在です。

 まだ今季未勝利とはいえレースぶりに安定感がうかがえる△アフロディーテ。もう一頭気になる△フォルテシモまで。今回は3連複で勝負します。

◎2 ミスタカシマ
○6 ナカゼンガキタ
▲5 アーティウィング
☆7 アフロディーテ
△3 フォルテシモ

3連複
2-3,5,6,7 各1000円 計6000円

1/30ヒロインズカップ予想 斎藤修

2022年1月28日(金)

軽量5歳馬優位も勢いでアーティウィング

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5アーティウィング
 ○2ミスタカシマ
 ▲6ナカゼンガキタ
 △7アフロディーテ
 △8アバシリルビー
 △9ニセコヒカル

 3連単1頭軸マルチ
 5→2,6,7,8,9 100円 計6000円

今週の見どころ(1/29~1/31)

2022年1月27日(木)

帯広競馬場開場について

 1月29日(土)より土曜は全11レース編成となり、メインは第10レースとなりますのでご注意ください。
 さて今週からばんえいでは4週連続で重賞が組まれており、その第1弾は30日(日)に実施される4歳以上牝馬によるヒロインズカップです。12月に行われた前哨戦といえる準重賞・レディースカップは4頭が減量ある若馬でしたが、勝ったのは7歳のシンエイボブで、2着は6歳アフロディーテ。なお、シンエイボブは春の牝馬重賞・カーネーションカップも勝っています。今回は前哨戦から若馬が5頭に増えています(登録時点)が、重量増でベテラン相手にどこまでやれるでしょうか。

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※開催日程/時刻についてはこちら

【第22回開催1日目】
 1月29日(土)のメイン第10レースには、プロキオン特別(オープン-1組・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 シーズン終盤のオープン-1組ということで、各馬10~35キロの重い賞金ハンデを課されています。
 最軽量770キロの◎シンザンボーイに注目します。前開催は2組の睦月特別で3着。年に何日あるかという4%台の馬場水分で8番人気でしたが、しっかり流れに乗ると、コマサンエース、インビクタを交わしてゴール。明け11歳でもスピード比べでヒケを取らず好調ぶりをうかがわせます。今回は1組ですが、賞金ハンデ35キロ増のメムロボブサップ、30キロ増のアオノブラックなどと比べれば重量有利。800キロ台前半までの重量での安定感を考えればチャンスは十分です。
 5頭いる柏林馬事公苑特別(オープン-1組)組では5着〇メジロゴーリキが有力。逃げ切ったアアモンドグンシンをはじめ、6着まではほぼ障害を降りた順で入線しており、ひと押しが課題のこの馬には流れが向きませんでした。しかし第1~2障害の間に砂が増量となり、基礎重量10キロ増に。他馬のスタミナが削がれれば、前進が期待できます。
 柏林馬事公苑特別の勝ち馬▲アアモンドグンシンは、むしろ障害巧者といえる近況。賞金ハンデは2着アオノブラック、3着ウンカイタイショウが前走から5キロ増となっているのに対し、こちらは加増なしと恵まれました。あとは馬場の変化に対応できるどうか。
 △アオノブラックは、今回アアモンドグンシンと5キロ差つくのは不利。しかし危なげのない2着であり、3着馬も賞金ハンデ5キロ増なら大崩れの可能性は小さいでしょう。

【第22回開催2日目】
 1月30日(日)のメイン第11レースは、BG1・第32回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:25発走予定)

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 昨年12月に実施された準重賞・レディースカップの1~9着馬が参戦し、再戦といっていいメンバー。勝ったのは8番人気のシンエイボブで、同じ730キロでトップハンデ(タイ)のミスタカシマは1番人気で4着でした。今回も重量格の別定戦ですが、オープン馬には賞金ハンデが課されるため、シンエイボブのみ790キロに別定20キロを足した810キロ。オープン馬でも今季の収得賞金が少ないミスタカシマとは20キロ差つきます。なお条件級の2着馬アフロディーテ、3着アーティウィング、5着ナカゼンガキタ、7着ニセコヒカルなど残り7頭も基礎重量ぶんの60キロ増での出走です。
 ◎ミスタカシマの巻き返しに期待します。世代限定重賞6勝のこの馬でも古馬オープンの壁は高く、牝馬同士でもクラスハンデを課されるため善戦止まり。このヒロインズカップでも20、21年ともトップハンデ800キロで勝ち馬に8秒前後の差をつけられ1番人気に応えられていません。今回は、5歳シーズン以降の牝馬限定戦ではじめてトップハンデから解放されます。前哨戦といえるレディースカップの2、3着馬とのハンデ差は変わりませんが、重量増のここは一線級の牡馬に揉まれてきた経験が生きるはず。古馬重賞初制覇に期待です。
 ○アフロディーテは、レディースカップが6番人気で2着。ひと押し足りないそれまでとは違い出脚よく運んで、障害先頭クリアから速い時計での決着にも対応したのは驚かされました。とはいえ、やや時計がかかった21年のヒロインズカップでは逃げて2着があり、その1年前のこのレースが重賞初制覇と、現役牝馬ではトップクラスの実力があります。A1格付のためレディースカップから引き続きミスタカシマより10キロ軽く、こちらもチャンスが見込めます。
 ▲ナカゼンガキタは、20年5月のカーネーションカップが古馬重賞初制覇。その後脚部不安のため約1年休養しましたが、昨夏の復帰からの9戦が8勝、2着1回の快進撃。ただ賞金ハンデ10キロを課されA1へ昇級したあたりで勢いは止まり、レディースカップは5着でした。自己条件の前走でアフロディーテをしりぞけており好気配で臨めそうです。
 △ニセコヒカルは、昨年11月のクインカップで重賞初制覇。古馬牝馬のオープン初挑戦だったレディースカップが7着、牡馬相手で740キロの天馬賞は5着とはいえ、ともに障害はひと腰で越えており、初の760キロでも狙ってみて損はありません。

【第22回開催3日目】
 1月31日(月)のメイン第11レースには、白雪賞(4歳オープン・18:25発走予定)が行われます。

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 12月29日のばんえいダービーは730キロの定量で、障害2番手から早め先頭立ったオーシャンウイナーが勝利。ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞と牝馬に苦杯を嘗めましたが雪辱し、3歳の頂点に立ちました。4番手から伸びたネオキングダムが2着で、逃げたタカナミは2位入線寸前でいっぱいになり3着でした。牝馬はその後、ばんえいプリンセス賞がありましたが、ここにはばんえいダービーから7頭が参戦。勝ってオープンに昇級したオーシャンウイナーのみ負担重量が増えており、740キロはもちろんトップハンデ。ほか6頭は10~20キロ減で、2着ネオキングダム、3着タカナミはA2級のため10キロ減の720キロとなります。
 ◎ネオキングダムの逆転に期待です。牝馬が上位を独占した11月のばんえい菊花賞で牡馬として最先着の4着に健闘。脚抜きがよく速い時計の決着で、別定重量だったため、ばんえいダービーと単純比較はできませんが、10キロ差で6着オーシャンウイナーより7秒4先にゴールしています。定量のばんえいダービーでは4秒9逆転されましたが、20キロ差つけば再逆転も可能。近2走の自己条件を、今回より5キロ重い725キロで僅差4着にまとめていることも強調できます。
 ○タカナミは、ばんえい菊花賞が10着でしたが、3着だったばんえいダービーが本来の力といえるでしょう。その後の2走もネオキングダムと同じで、着順こそ冴えないものの、2走前に苦戦した障害を前走はひと腰と、気配よく臨めそう。こちらも近2走からネオキングダムを逆転できるかもしれません。
 ▲オーシャンウイナーは、760キロだった前走オープン-1組でのレースぶりから、息を入れて行ければ740キロは問題なさそう。最大50キロ(牡馬同士で30キロ)の重いハンデを克服できれば、5歳馬が相手のポプラ賞(3月13日)が楽しみになります。
 △アルジャンノオーは、ばんえい大賞典4着、ばんえい菊花賞8着、ばんえいダービー9着と、重量が増えるごとに成績を落としています。600キロ台の軽量でしたが6月のとかちダービーではネオキングダムに先着しており、重賞よりは特別戦のほうが戦いやすそうです。

今週の見どころ(1/22~1/24)

2022年1月21日(金)

帯広競馬場の開場について

 第21回開催の後半戦には、B1、B2、B3、B4級それぞれの決勝戦が組まれています。年末年始は日程が詰まっており、1開催2走使い戦を組みにくかったとはいえ、これだけの決勝戦が行われるのは稀。予選、決勝とも一般戦のためハンデの変動はなく、好調馬同士の戦いに注目です。
 1月16日の第11レースで藤野俊一騎手(山本正彦厩舎)が通算3500勝を達成。ばんえいでは藤本匠騎手に続く2人目の快挙です。現在61歳のばんえい最年長騎手は、現役として最多のばんえい記念5勝を誇ります。高重量となる終盤戦で、豊富な経験が生きてくるはずです。

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【第21回開催4日目】
 1月22日(土)のメイン第11レースには、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:25発走予定)が行われます。年末年始は、牝馬や世代の限定戦、定量500キロ戦など選択肢が多かったため、オープン-1組の特別戦としては、12月13日のターコイズ特別以来の実施です。

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 ◎アアモンドグンシンは、ターコイズ特別が1番人気にこたえての逃げ切り勝ち。前走910キロの帯広記念では障害を6番手で越えると、キタノユウジロウに5秒5差まで迫って3着と充実の近況です。重賞で大敗し、重量が軽くなる次走で巻き返すというパターンが定着していましたが、近走では10コースで追走に苦労した11月28日のドリームエイジカップ(10着)以外、障害での腰入り安定。以前より信頼度が増しています。今回はターコイズ特別に続き、アオノブラック(3着)がトップハンデなのは変わりませんが、アアモンドグンシンとメジロゴーリキ(5着)の賞金ハンデが5キロ増えたため、3頭が最重量775キロで並びます。アオノブラックも年末の定量500キロ戦・地吹雪賞1着をはじめスピードには定評があり、同重量でも先着できれば、いよいよ本格化といえるかもしれません。
 ○アオノブラックは、3着だったターコイズ特別では5キロ、5着だった帯広記念では10キロ差あったアアモンドグンシンと今回は同重量での争い。10月4日の神無月特別(オープン)では同じ740キロで先着されていますが、不振から脱出をするキッカケをつかんだレースであり、状態は万全ではなかったはず。その後北見記念を勝ち復活を遂げており、今度は違った結果も見込めます。
 ▲カイセドクターは、ターコイズ特別が9月のオープン昇級後、初の馬券絡みで2着。こちらもアアモンドグンシンとのハンデ差が5キロ広がっています。
 △ゴールドハンターは、ターコイズ特別が追い込み切れず6着でしたが、天馬賞では逃げて勝ち馬とはコンマ2秒差。追い込んで3着カイセドクターには1秒8差をつけています。しかし今回は前走より相手強化で年長馬との対戦だけに、ターコイズ特別と同じように終いを生かすレースになりそう。展開の味方は必要だけに、同重量ならカイセドクターを上位視するほうがベターでしょう。

【第21回開催5日目】
 1月23日(日)のメイン第11レースには、山羊座特別(A1級混合・18:25発走予定)が行われます。

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 オープンはコウシュハレガシー1頭で、ほか9頭はA1級。うち6頭は前開催のニューイヤーカップ(A1級)で対戦し、昇級初戦だったサクラドリーマー、12月11日の射手座特別(A1級)を勝ち実績上位のセンリョウボスが1着同着でした。
 しかし注目は、他路線組から◎マルミゴウカイ。メンバー中で唯一、古馬オープン重賞勝ち(18年岩見沢記念)があり、7月には同条件の層雲峡特別を障害2番手から抜け出し圧勝。前走で重賞の帯広記念に挑戦とA1級ではキャリア上位です。競走除外明けだった3走前の射手座特別では7着もセンリョウボスの3秒9差まで伸び、オープン馬相手の地吹雪賞3着、帯広記念も6着と近3走いずれも人気以上にまとめています。賞金ハンデ10キロも重くはなく7月以来の勝利に期待します。
 ○サクラドリーマーは、ニューイヤーカップを勝って4連勝。昇級の特別戦で45キロも重量が増えていましたが、ともに決め手を生かすレースをしたセンリョウボスと1着同着に持ち込んでいます。前走より相手強化となるものの、勢いは見逃せません。
 ▲アフロディーテは、6月のA1昇級後未勝利も、特別戦(混合戦含む)では3、4着各3回、6着1回、7着2回と善戦多数。ニューイヤーカップは着順こそ7着でしたが、逃げてこそのタイプにとっては苦しいはずの差す競馬でも4秒2差と崩れていません。障害を越えるタイミングひとつでしょう。
 △センリョウボスは、前走1着でしたが、2年以上連勝がありません。好調さはうかがえるものの、2、3着候補に止めます。

【第21回開催6日目】
 1月24日(月)のメイン第11レースには、吹雪特別(B1級-1組・18:25発走予定)が行われます。

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 前開催の同条件・新雪特別は、昇級初戦で7番人気のサクラジョージが障害3番手から抜け出して勝利し、2着は逃げた5番人気アアモンドキーマン、3着も9番人気ホクショウユヅルと人気薄が上位を独占。1番人気リュウセイペガサスは障害4番手から伸びきれず4着、2番人気ジェイトップ、3番人気シュトラールはともに障害で苦戦したのが響き、8着と10着でした。この6頭を含む8頭が引き続き参戦しています。
 ◎サクラジョージは、7番人気の低評価を覆す鮮やかな抜け出し。B2級ラストの特別戦が競り合いを制す強い勝ち方で、勢いそのままにB1昇級初戦を突破しました。とはいえ、3開催前のB1級-1組・冬月特別の勝ち馬ジェイトップとB2級時代に接戦を演じていた戦歴を考えれば、通用する余地はあったでしょう。しかし新雪特別で凡走した馬たちも、今回は黙っていないはず。上位人気に推されプレッシャーもかかりそうなここでも結果を残すことができれば、B1級は単なる通過点になるかもしれません。
 ○リュウセイペガサスは、11月の昇級後すべてB1級-1組特別戦に出走し、2着1回、3着2回、4、5着各1回。障害を直行で仕掛けていく馬もいたほどの軽馬場だった冬月特別の7着を除けば、すべて掲示板内を確保と経験を積んでいます。同条件で馬券絡みした3回ではすべて障害を2番手で越えていることから、新雪特別のように離れた4番手では届きません。サクラジョージとの8秒2は決して小さな差ではなく、前半どれだけ詰めていけるかでしょう。
 ▲アアモンドキーマンも同条件の経験が豊富。近6戦のうち5戦で使われ4、3、5、4着とあとひと押しでしたが、2走前の定量500キロ戦・地吹雪賞でアオノブラックの2秒3差に逃げ粘ったのが自信になったか、白雪賞ではこれまで以上に粘って初の連対を果たしています。前走のほぼ再戦だけに、前残りはありえます。
 △ホクショウユヅルは明け10歳ですが、減量ある若馬の比率が高いこの条件でも末脚を生かし度々見せ場を作っており、冬月特別2着、新雪特別3着。このところ特別戦で続けての馬券絡みがないのは障害にムラがあるためで、今回もその点の克服がカギでしょう。

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