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1/30ヒロインズカップ回顧

2022年1月31日(月)

5歳馬フォルテシモが接戦を制す

 1月30日(日)には重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝5番人気のフォルテシモがゴール前3頭の叩き合いを制し、重賞初制覇を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ジェイカトレア(770) 57.7
 2.ミスタカシマ(790) 3.5
 3.フォルテシモ(760) 7.8
 4.シンエイボブ(810) 18.9
 5.アーティウィング(760) 5.8
 6.ナカゼンガキタ(780) 3.6
 7.アフロディーテ(780) 5.4
 8.アバシリルビー(760) 36.4
 9.ニセコヒカル(760) 8.3

 一昨年、昨年ともこのレースで1番人気に支持されながら7着、3着に敗れていたミスタカシマ。過去2回より10キロ軽い790キロでの出走で、今年も単勝3.5倍の1番人気に支持されました。6月に復帰した今シーズン9勝をマークしているナカゼンガキタが差のない2番人気。一昨年の覇者で昨年も2着だったアフロディーテが3番人気。アーティウィング、フォルテシモ、ニセコヒカルと軽量5歳馬が続いて人気は割れました。

 第1障害を最初に越えたのはアバシリルビーでしたが、ジェイカトレアがすぐに先頭に替わってペースを握ります。フォルテシモが追走し、アフロディーテ、ニセコヒカル、ミスタカシマらも続きます。中間点を過ぎた後、一旦はフォルテシモが先頭に立つ場面もありましたが、ジェイカトレアがわずかに先頭で第2障害下に到達。レース前半は56秒というペースでした。
 第2障害では、まずジェイカトレアが仕掛けますが、登坂途中でひと息。続いた中からアフロディーテがすんなりひと腰先頭。フォルテシモ、ニセコヒカル、アーティウィングの順で障害をクリアします。
 障害を降りてすぐにフォルテシモがアフロディーテに並びかけると、残り30メートルあたりからアーティウィングも加わって3頭の争いになります。その後は激しい叩き合いになりましたが、フォルテシモが残り10メートルあたりからが徐々に抜け出し先頭でゴール。アーティウィングが2着で5歳馬のワンツー。ヒロインズカップ2勝目を目指したアフロディーテが3着で、単勝1番人気のミスタカシマは7着でした。

 勝ったフォルテシモは、7度目の重賞挑戦で初制覇。出走メンバー中最軽量の760キロを生かしての勝利となりました。また騎乗した阿部武臣騎手は、キサラキクで制した18年に続き3度目のヒロインズカップ制覇となりました。

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阿部武臣騎手「やっと(タイトルが)獲れてホッとしています。今開催から1障害と2障害の間に砂が10センチが入ったことで前回より少しは流れが落ち着くんじゃないかと思ってレースをしました。真面目な馬ですが、特別速い脚がないので、ちょっと落ち着いた方が良いレースができると思っていました。760キロを背負うのはわかっていたので、それに向けて調教してきたので心配はありませんでした。軽ハンデを生かしてマイペースで(2障害に)来れて、十分息を入れられたので障害もひと腰で越えてくれたので、あとは下りてから保ってくれればと思っていました。(重量が)重い軽いにかかわらず一生懸命引っ張ってくれる馬だと思います」

ヒロインズカップ 予想結果

今週は的中者なし

今年度の予想対決第21Rはヒロインズカップ。障害2番手で越えた単勝5番人気のフォルテシモが、逃げたアフロディーテに早々と並びかけると、最後は追い上げてきたアーティウィングも加わっての3頭の争いから抜け出して勝利。アーティウィングが2着で、アフロディーテは3着。単勝1番人気となったミスタカシマは7着で、予想対決の的中者はなしという結果となりました。

【集計】投資額 6,000円×21R=126,000円

 荘司  +26,180円
 斎藤  +22,150円
 須田  +18,640円
 目黒  -41,890円
 赤見  -44,540円
 矢野  -51,010円
---------------------------------------
 白組  -10,220円
 紅組  -60,250円

1/30ヒロインズカップ予想 荘司典子

2022年1月29日(土)

アフロディーテが2度目の制覇なるか

 ヒロインズカップの自分の予想を振り返ってみたら、2020年が◎アフロディーテ○ミスタカシマ、昨年2021年が◎ミスタカシマ、○アフロディーテという印で、2年連続馬券は当たらず。完全にこの世代の2強牝馬に振り回されていますね。はい、そうです、ここまでこだわってきたからには今年もまたこの2頭から行きたいと考えております。果たして「2度あることは3度ある」となるのか「3度目の正直」になるのか、楽しみです。

 アフロディーテは5歳時にこのレースを勝って重賞初制覇。昨年も2着と相性の良い一戦。意外にも今季まだ勝ち星をあげていませんが、パワーのあるこの馬にとって先日砂の増量をしたことは有利に働くのでは。障害力を活かして2度目の戴冠を狙います。

 相手はもちろんミスタカシマ。同馬の実績を考えたら取っておきたいタイトル。大好きな牝馬なのでもちろん勝って欲しいという気持ちもあります。

 ということで印は5頭に打ちましたが、馬券は7歳の2頭にこだわって勝負します!

◎7 アフロディーテ
◯2 ミスタカシマ
▲6 ナカゼンガキタ
△5 アーティウイング
△8 アバシリルビー

単勝
7 3000円
馬複
2-7 3000円 計6000円

1/30ヒロインズカップ予想 須田鷹雄

780キロのA1級馬2頭に注目

 2018年度(19年)からBG1となったヒロインズカップ。別定戦で、クラスだけでなくオープン馬は賞金加増もあるので稼いでいるオープン馬は不利になりやすい。新体制以降に800キロで勝ったのは2011年のフクイズミだけ。790キロでの勝利も2018年のキサラキクだけなので、重くなってからの10キロは牝馬にとってかなり影響があることが分かる。

 A-1、780キロで近走内容が悪くないというあたりがいちばん買いやすいということで、◎ナカゼンガキタ、○アフロディーテからフォーメーションを展開する。2着候補は、力はもちろんあるがこのレースとはやや相性が悪い▲ミスタカシマ、A-2から相手なりに走るタイプの☆アーティウィングをとりあげる。

 2頭を切ると3連単30点にすっきり収まるので、810キロがさすがにきついシンエイボブと、障害にやや不安のあるジェイカトレアを抜いて、残りの馬に△を打ちこれを3着候補とする。

◎6 ナカゼンガキタ
○7 アフロディーテ
▲2 ミスタカシマ
☆5 アーティウィング
△3 フォルテシモ
△8 アバシリルビー
△9 ニセコヒカル

3連単
6,7→6,7,2,5→6,7,2,5,3,8,9 各200円 計6000円

1/30ヒロインズカップ予想 赤見千尋

3度目の正直でミスタカシマ

 牡馬に混じっても強いミスタカシマが、意外にもまだヒロインズカップを勝っていないんですよね。3度目の正直で今年こそ初制覇を期待しています。

 過去2年は800キロで出走していましたが、今年は790キロ。レディースカップの4着は物足りないものの、並み居る牡馬オープンに混じって戦っていますから、今回の重量はとても魅力的。今開催から第1障害と第2障害の間に砂を足して、道中タフな馬場状態になっていますから、展開的にもこの馬に向きそうです。

 対抗はアフロディーテ。ミスタカシマと同世代で、ヒロインズカップは①②と相性バツグン。しばらく勝ち星から遠ざかっていますが、ここで本領発揮して欲しいです。

 今シーズン力を付けたシンエイボブは最も重い810キロ。タフな馬場でもあり、厳しい戦いになりそうですが、馬格のある馬なのでこなしてくれるのでは。

 前走人気薄で勝ち切ったナカゼンガキタ、ヒロインズカップ初挑戦のアバシリルビーまで。

◎2 ミスタカシマ
○7 アフロディーテ
▲4 シンエイボブ
△6 ナカゼンガキタ
△8 アバシリルビー

3連単フォーメーション
2,7→2,4,6,7→2,4,6,7,8 各300円
馬単
2→7 600円 計6000円

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