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1/30ヒロインズカップ回顧

5歳馬フォルテシモが接戦を制す

 1月30日(日)には重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝5番人気のフォルテシモがゴール前3頭の叩き合いを制し、重賞初制覇を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ジェイカトレア(770) 57.7
 2.ミスタカシマ(790) 3.5
 3.フォルテシモ(760) 7.8
 4.シンエイボブ(810) 18.9
 5.アーティウィング(760) 5.8
 6.ナカゼンガキタ(780) 3.6
 7.アフロディーテ(780) 5.4
 8.アバシリルビー(760) 36.4
 9.ニセコヒカル(760) 8.3

 一昨年、昨年ともこのレースで1番人気に支持されながら7着、3着に敗れていたミスタカシマ。過去2回より10キロ軽い790キロでの出走で、今年も単勝3.5倍の1番人気に支持されました。6月に復帰した今シーズン9勝をマークしているナカゼンガキタが差のない2番人気。一昨年の覇者で昨年も2着だったアフロディーテが3番人気。アーティウィング、フォルテシモ、ニセコヒカルと軽量5歳馬が続いて人気は割れました。

 第1障害を最初に越えたのはアバシリルビーでしたが、ジェイカトレアがすぐに先頭に替わってペースを握ります。フォルテシモが追走し、アフロディーテ、ニセコヒカル、ミスタカシマらも続きます。中間点を過ぎた後、一旦はフォルテシモが先頭に立つ場面もありましたが、ジェイカトレアがわずかに先頭で第2障害下に到達。レース前半は56秒というペースでした。
 第2障害では、まずジェイカトレアが仕掛けますが、登坂途中でひと息。続いた中からアフロディーテがすんなりひと腰先頭。フォルテシモ、ニセコヒカル、アーティウィングの順で障害をクリアします。
 障害を降りてすぐにフォルテシモがアフロディーテに並びかけると、残り30メートルあたりからアーティウィングも加わって3頭の争いになります。その後は激しい叩き合いになりましたが、フォルテシモが残り10メートルあたりからが徐々に抜け出し先頭でゴール。アーティウィングが2着で5歳馬のワンツー。ヒロインズカップ2勝目を目指したアフロディーテが3着で、単勝1番人気のミスタカシマは7着でした。

 勝ったフォルテシモは、7度目の重賞挑戦で初制覇。出走メンバー中最軽量の760キロを生かしての勝利となりました。また騎乗した阿部武臣騎手は、キサラキクで制した18年に続き3度目のヒロインズカップ制覇となりました。

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阿部武臣騎手「やっと(タイトルが)獲れてホッとしています。今開催から1障害と2障害の間に砂が10センチが入ったことで前回より少しは流れが落ち着くんじゃないかと思ってレースをしました。真面目な馬ですが、特別速い脚がないので、ちょっと落ち着いた方が良いレースができると思っていました。760キロを背負うのはわかっていたので、それに向けて調教してきたので心配はありませんでした。軽ハンデを生かしてマイペースで(2障害に)来れて、十分息を入れられたので障害もひと腰で越えてくれたので、あとは下りてから保ってくれればと思っていました。(重量が)重い軽いにかかわらず一生懸命引っ張ってくれる馬だと思います」

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