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5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 荘司典子

オレノココロ、3回目の勝利に期待

平成から令和に時代が変わったゴールデンウイークも残りわずか。みなさん、どんな過ごし方をしていらっしゃいますか?私は例年通り競馬に明け暮れる日々。「当たり前に競馬が実施されている平穏な日々が末永く続きますように」。そんな願いを込め、新時代・新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

さあ2019年度のばんえい競馬、1発目の重賞は第13回ばんえい十勝オッズパーク杯。このレース「今週のみどころ」にも書いてありますが、過去13回のうち勝ち馬はわずか6頭。というのもカネサブラックが3連覇を含む4回、キタノタイショウ、オレノココロ、コウシュハウンカイがそれぞれ2回と同じ馬が複数回勝利しているから。今年も中心となるのは連覇経験のあるオレノココロとコウシュハウンカイのベテラン2頭。当然人気も集めるので、この2頭を買うのであればどちらを上に選ぶかがカギになりますね。

開幕戦・スプリングカップを勝ち3連覇へ向け視界良好なコウシュハウンカイですが、私はオレノココロを本命に推します。

昨年のオレノココロは初戦・スプリングカップは除外。ぶっつけ本番となったこのレースでは5着でしたが、今年は前走3着とはいえ一度使って良い状態で臨めそうなのは好材料。チャンピオンホースの面目躍如といきたいところ。

昨年同様のローテーションで臨むコウシュハウンカイを相手1番手、ゴールデンフウジン、メジロゴーリキ、ミノルシャープの3頭の5歳勢を3着候補に。上位人気馬で決まりそうと予想し、3連単で点数を絞って勝負します。令和最初のばんえい重賞、幸先の良いスタートを切りたいものです。

◎1 オレノココロ
○4 コウシュハウンカイ
▲2 ゴールデンフウジン
△3 メジロゴーリキ
△7 ミノルシャープ

3連単
1→4→2,3,7 各2000円 計6000円

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

好調5歳のメジロゴーリキに期待

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3メジロゴーリキ
 ○4コウシュハウンカイ
 ▲1オレノココロ
 △2ゴールデンフウジン
 △5マルミゴウカイ

 3連単
 3,4→1,3,4→1,2,3,4,5 500円 計6000円

今週の見どころ(5/4~5/6)

2019年5月 2日(木)

 ゴールデンウイーク開催の後半戦2日目、5月5日(祝・日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。今年で13回目ですが、過去の勝ち馬はのべ6頭。4月28日に死亡した重賞21勝馬カネサブラックが、07年の第1回から3連覇を含め4勝、近6回では、13、14年キタノタイショウ、15、16年オレノココロ、17、18年コウシュハウンカイと、同一馬が複数回勝利することが多いレースです。

【第2回開催1日目】
 5月4日(祝・土)のメイン第10レースは、春駒特別(A2級-1組・20:10発走予定)。開幕週に、A1級混合のミズバショウ特別、またはA2級-2組の卯月特別を使われた馬が計8頭います。
 なかでも注目は◎サカノテツワンでしょう。息詰まる追い比べを制し卯月特別を勝利。A1から降級し相手有利で、スピードを生かせる春先の軽量も向き、昨年12月以来となる特別戦での勝利を挙げました。その前回勝利した特別戦はA1・A2級混合で、ミズバショウ特別1着コウリキ(A1へ昇級)、同5着キンメダルらを破っていました。菊池一樹騎手とのコンビでは、前走が3年ぶりの勝利となり、絆も深まったはず。連勝が期待できます。
 ○キンメダルは、ミズバショウ特別では1番人気で5着。珍しく障害で苦戦し、末脚不発に終わりました。しかし、昨季はオープンで勝ち負けしていた実力馬。これだけで見限れません。
 ▲ホクショウメジャーは、ミズバショウ特別では流れ込んで3着。とはいえ、メンバー中7頭の昨季最終戦だった桜月特別(A1級)では2着と最先着を果たしており、力上位です。
 △サクラダイチはB1から昇級初戦ですが、桜月特別の4着馬で軽視は禁物。
 負担重量が軽くなり復活気配△スーパータイトルにも警戒したいです。

【第2回開催2日目】
 5月5日(祝・日)のメイン第10レースは、重賞・第13回ばんえい十勝オッズパーク杯(20:10発走予定)。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦です。オープン720キロから、1重量格ごとに10キロ加減される別定戦。
 ◎コウシュハウンカイがこのレース3連覇を目指します。仕上がりが早く、春先から動けるのが強み。17年はシーズン初戦2着、昨年は同1着からの臨戦でともに逃げ切っています。今年も開幕週のスプリングカップ(オープン)で1着と状態はよく、まず勝ち負けでしょう。
 ○オレノココロは、15、16年とこのレースを連覇し、17年2着。昨年は5着でしたが、開幕週のレースで競走除外となり、ぶっつけでの挑戦も響いたか障害でミスしてしまいました。順調に使えている今年はひと味違うはず。
 今年のメンバーの特徴は5歳が3頭もいること。若馬の減量がなくなる5歳シーズンは成績を落とす馬も多いですが、▲ゴールデンフウジンは、初戦の青葉特別(A1級混合)で楽勝。決め手あるこの馬に障害を先頭で越えられては、他馬は手も足も出ませんでした。古馬重賞初挑戦でも見せ場以上が期待できます。
 天馬賞を制した5歳ナンバーワンホース△メジロゴーリキや、青葉特別の4着馬でA1格付のため10キロ軽い△フナノクンも侮れません。

【第2回開催3日目】
 5月6日(振・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。オープン670キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定戦で、アアモンドグンシンが670キロでトップハンデ、B2級の牝馬サンシルクラポピーの610キロまで最大60キロ差がつきます。
 オープン牝馬◎ミスタカシマに注目。古馬オープン初挑戦だった今季初戦・スプリングカップで障害ひと腰4番手からの5着は善戦といっていいはず。ばんえい菊花賞、ばんえいオークスなど世代限定重賞4勝の実績上位。主戦の鈴木恵介騎手に乗替わり勝機をモノにするか。
 ○キタノユウジロウは、12月のばんえいダービー2着のあと、年明けの世代限定戦で1、2、1着。そしてA1級スタートの今季初戦・青葉特別ではオープン馬を相手に2着争いを演じ、地力強化著しいです。世代限定戦に戻って、ほとんどが格下となる今回、巻き返しが期待できます。
 ▲アアモンドグンシンは、ばんえいダービーなど昨季12勝を挙げた活躍馬。基礎重量と賞金ハンデが増えた終盤戦では苦戦続きで、今季初戦のスプリングカップも見せ場に乏しい内容でしたが、もともと障害のデキに大きく左右されるタイプ。世代限定戦なら見直せます。
 3歳三冠ですべて3着の堅実派△コウシュハレガシーや、格下でも勢いある牝馬△サンシルクラポピーにも警戒したいところです。

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