26日(日)のメインにはエメラルド特別が組まれています。重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯の上位4頭に、今季初戦では障害で競走中止し、重賞に出走できなかったセンゴクエースも参戦予定。ハイレベルの一戦になるでしょう。
また、第2回能力試験の一番時計(2分31秒9)だったギンジ(牡・久田守厩舎・父インフィニティー)が27日(月)の第3レースに出走予定。こちらも注目の一戦です。
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【第3回開催4日目】
5月25日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(A2級-2組混合・20:10発走予定)。
◎フナノクンの巻き返しに期待です。青葉特別(A1級混合)を4着、ばんえい十勝オッズパーク杯を7着。今季2戦とも差のある敗戦を喫していますが、特に前走は相手が悪かった印象。相手、条件ともに大幅に緩和するここなら力でねじ伏せることは容易でしょう。
○ホクショウムゲンは、今年1月の4、3走前を続けて基準タイム超過で失格となり、そのままシーズンを終えました。今季も青葉特別(A1級混合)、さつき特別(オープン・A1級混合)と障害で苦戦し大敗しています。とはいえ、今季複勝圏内に入っている馬が1頭もいないメンバー構成なら、上位進出も十分ありそうです。
▲オレワチャンピオンは、ばんえい大賞典の2着馬で、A2級でも勝ち負けしていました。前走すずらん賞(4歳オープン)が今季初戦で5着も、障害はふた腰でまとめており、悪くはありません。一度叩かれた上積みが期待できるだけに年上馬が相手でも好勝負が期待できます。
△トレジャーハンターは、前走さつき特別(オープン・A1級混合)で7着。負担重量が軽くなった春競馬でも障害で苦戦していますが、早めにクリアできれば粘り込みもありそうです。
【第3回開催5日目】
※26日(日)は10レース編成に変更となっています。
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5月26日(日)のメイン第9レースは、エメラルド特別(オープン・20:10発走予定)。ばんえい十勝オッズパーク杯1着オレノココロ、同2着コウシュハウンカイ、5歳馬ゴールデンフウジンが出走を回避し、7頭で争われるオープン戦です。
◎センゴクエースは、今季初戦のスプリングカップ(オープン)では、障害で苦戦し競走中止という結果に。障害への不安はありますが、ばんえい十勝オッズパーク杯の1、2着馬不在なら実力、実績ともに断然の存在だけに巻き返しに期待です。
○ミノルシャープは、前走ばんえい十勝オッズパーク杯では、障害で膝を折ってしまいしんがり負けを喫しました。しかし今回は、2走前のスプリングカップ(オープン)で好走した時と同条件。障害の修正もできそうなだけに反撃十分です。
▲メジロゴーリキは、同じ前走では3着でしたが、障害ひと腰先頭通過とこの馬の競馬はできていました。上位2頭が抜け相手緩和になるだけに、障害を早めにクリアできれば押し切りも狙えるでしょう。
同8着△マルミゴウカイは、昨季は岩見沢記念を制した実績馬。ここでは力量は上位だけに障害次第では上位争いに加わってきそうです。
【第3回開催6日目】
5月27日(月)のメイン第10レースは、スーパートレーナー賞(3歳以上B級選抜・20:10発走予定)。昨季リーディング上位の調教師が管理するB級馬による選抜戦で、普通競走の規定重量に10キロ加増される特別戦です。
◎カイシンゲキは、B1格付けで、前走B1級-1組の平場戦2着で、今季初戦から連勝はなりませんでしたが、勝ち馬とはコンマ6秒差と勝ちに等しい内容。昨季A1級で勝利実績があり地力は抜けた存在だけに首位有望です。
○タナボタチャンは、前走準重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)では障害で手間取り8着。牡馬との混合戦に替わりますが、決め手は互角以上だけに障害次第では連争いに加わってきそうです。
▲オールラウンダーは、昨年3月にB3へ昇級して2、4着。そして引き続きB3級スタートとなった今季も4戦すべて連対と安定感が魅力です。今回は格上馬もいるB級選抜と試金石になりますが、前走から10キロ加増での出走なら好勝負が期待できます。
△ショウヘイは、前走B1級-1組平場戦で8着と敗れましたが、追走で苦労したのが敗因。障害力はあるだけにスムーズに運べれば巻き返しも十分ありそうです。