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2/10黒ユリ賞予想 山崎エリカ

混戦模様、ワンポイントの一発に期待

 定量戦で行われる3歳牝馬限定戦の黒ユリ賞は、近5走以内にA1クラスで連対していた馬が活躍するレース。実際に黒ユリ賞が2月に行われるようになってからの過去8年で、近5走以内にA1クラスで連対していた馬の成績は、【5・1・2・3】。4着以下に敗れたのは2014年のアサヒメイゲツと昨年のプランセスですが、この2頭は前走A1クラスで12秒0差以上の大敗を喫していました。また、もう1頭は、2017年のシンエイボブですが、障害先頭を狙って転倒、競走中止をしています。

 つまり、近5走以内にA1クラスで連対している前走好走馬はかなり信頼できる一方、前走で大敗している馬は信頼できないということ。今年A1クラスで連対しているのは、サクラユウシュンのみですが、同馬は前走で19.4秒差の大敗を喫していますから、過信は禁物です。また、前記該当馬がいない場合には、馬連万馬券で決着した一昨年のように大波乱になる場合もあるので、今回はそれも踏まえて予想を組み立てます。

 よって、◎には、周りのペースに惑わされることなく、安定して自分のペースで走れるワンポイントを推します。この馬は、今回の相手ならば障害巧者の部類。キレる脚はありませんが、じわじわ伸びてくるタイプで、勝負根性もあるだけに、混戦になればその強みが生かせるでしょう。

 ○は、牝馬特別戦の白菊賞2着、いちい賞では2着のヒメトラクイーン以下を大きく引き離して快勝したサクラユウシュン。この馬は、4走前のA1クラスでは牡馬のトップクラスを相手に先行して2着を死守する強さを見せていますが、近走がひと息。馬場水分が上がるほど、10コースの不安要素が強くなることもあり、対抗評価までとしました。

 ▲は、昨年末に2連勝した上がり馬キタノヒバリ。4走前のA2クラスでは大敗しているものの、10コースの影響があったのも確か。その後は先行して徐々に勝ち馬との着差を詰めており、前走ではジェイカトレアと小差の2着。勢いはメンバー中で一番のものがあり、障害も上手なので3番手評価としました。

 あとは白菊賞の勝ち馬で、いちい賞では2着のヒメトラクイーン。近6走ともサクラユウシュンに敗れており、同馬に先着できるイメージがわきませんが、10コースのサクラユウシュンはひょっとしたらの可能性もあるだけに、押さえることにしました。

 他では2~3走前のA2クラスで上位争いを演じたヤマサンブラック。この馬も先行しての粘り強さがあり、展開の後押しがあれば、上位にこれそうな感があります。しかし、前走がひと意で狙い下げました。

 最後に軽馬場で行われた昨年10月のA3クラスを勝利したマンテン。この馬は障害で崩れないものの、二の腰が入らないという弱点を抱えており、それが近走不振の理由。比較的に軽馬場だった5走前のA2クラスでもジェイカトレアと小差のレースができており、高重量戦でも軽馬場が予想される今回は一考したいです。

◎2 ワンポイント
○10 サクラユウシュン
▲5 キタノヒバリ
△9 ヒメトラクイーン
△1 ヤマサンブラック
△8 マンテン

馬複
2-10 1000円
2-5,9 700円
1-2 500円
2-8 100円

ワイド
2-10 1000円
2-5,9 700円
1-2 500円
2-8 100円 計6000円

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