12月18日(木)18:00より、新橋・Gate J.(東京都港区新橋)にて、「第4回ばんえい競馬教室~元ばんえい女性騎手が語るばんばの魅力」が行われます。お馴染みの矢野吉彦アナウンサー、競馬アナリストの斎藤修氏に加え、高崎競馬の元騎手赤見千尋氏、ばんえい競馬の元騎手佐藤希世子氏を迎えての1時間です。どんな話が飛び出すのか。お近くの方はぜひお立ち寄りください。なお、新橋・Gate J.では、来年1月31日まで、ばんえい十勝フェアを開催しています。
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【第18回開催4日目】
12月13日(土)のメイン第10レースは、おおいぬ座特別(B1級-1組・19:05発走予定)。
B1級特別(B2級混合を含む)で、3戦2勝、3着1回と実績があるイッキフジに注目します。負けたレース(2走前の五稜郭特別)も、第2障害先頭クリアから5~15キロ軽かった2頭にゴール寸前で差されてのコンマ9秒差なら、むしろ負けて強しといえます。障害力を生かして逃げ切りを狙います。
イッキフジが回避した前開催の射手座特別(B1級-1・2組決勝)で今回のメンバー中、最先着の3着がキタノサムライ。障害で後手を踏みましたが、いざ越えればシャープな末脚を繰り出し、1秒5差の惜敗でした。イッキフジが出走していたB1級特別3戦では、3秒7、8秒2、4秒8差でいずれも先着されているので、逆転は厳しいかもしれませんが、相手筆頭は譲れません。
ピカイチは3走前の五稜郭特別(B1・B2級決勝混合)ではイッキフジを差し切って勝利を収めています。射手座特別では1番人気で6着でしたが、もともとは障害巧者だけに、立て直しが期待されます。
五稜郭特別5着のカツオーカンは、射手座特別でも5着でした。同型イッキフジとの兼ね合い次第ですが、マイペースで先行できれば侮れません。
【第18回開催5日目】
12月14日(日)のメイン第10レースは、レディースカップ(4歳以上牝馬・19:05発走予定)。1月25日に行われる重賞・ヒロインズカップの前哨戦です。
前走の4歳牝馬重賞・クインカップを差し切っているナナノチカラに注目。現役の牝馬としては唯一のオープン格付で、トップハンデ710キロ(720キロから4歳10キロ減)を課せられますが、クインカップと同じ負担重量なら不安はありません。格上の実力を見せつけてくれるでしょう。
クインフェスタはクインカップの2着馬。ゴール手前約30メートルで先頭に立ったものの、ナナノチカラの決め手に屈しました。当時は同重量でしたが、今回はこちらが10キロ軽くなることで、逆転の可能性もあるでしょう。障害力を生かした積極策で臨みます。
コウシュハクィーンはクインカップで4着。勝ちみに遅いタイプですが、前走のオープン・A1級決勝混合では、久々にこの馬らしい逃げ切り勝ちを収め、クインフェスタを3着に退けています。
昨年のこのレース2着からヒロインズカップを圧勝したのがダイリンビューティ。前走のA2・B1級決勝混合特別でも逃げて2着と、障害巧者ぶりを見せています。若い4歳馬たちにキャリアで立ちはだかります。
【第18回開催6日目】
12月15日(月)のメイン第10レースは、こいぬ座特別(B1級-2・3組決勝混合・19:05発走予定)。B1級-2組(12月7日)、B1級-3組混合(8日)の両予選上位馬による一戦です。
B1級-2組予選で第2障害2番手クリアから差し切り勝ちを収めたコサカコブラ、逃げてコンマ9秒差2着だったカチナノリーに注目。両馬は2走前の射手座特別(B1級-1・2組決勝)でも対戦し、その時は前走とは逆の位置取りとなり、カチナノリーがコサカコブラを差し切っています。今回はどちらが先着するでしょうか。
レインボーライデンは、3走前のB1級-2組、射手座特別、B1級-2組予選と4着続きのこのところ障害では崩れなし。前述両馬に障害でプレッシャーをかけられれば割って入る可能性もありそうです。
B1級-3組混合予選勢では、1番人気で5着スーパーオーサンに注目。2走前の十勝岳特別(A2・B1級決勝混合)では、B1級で力上位のテルシゲ、A2級のダイリンビューティ、ヤマノウンカイに次ぐ4着など特別戦では善戦傾向があります。テンに遅い面は否めませんが、10頭中9頭がB1級というメンバー構成なら、末脚を生かして上位争いに食い込んできそうです。