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2010年9月 アーカイブ

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9/19銀河賞予想 山崎エリカ

2010年9月19日(日)

力つけたトモエエーカンに期待

 前回のばんえい大賞典でなんとかビリを脱出しました\(*゚▽゚*)/。学生の頃はどちらかというと殿追走ばっかりだった劣等感から、「ビリは嫌だ!」と強く思っていたら、ツジノコウフクヒメで"幸福姫"になりました。その幸福が一瞬で終わらぬよう、少しでも収支を上げられるよう、今回もがんばりますp(*゚▽゚*)q。

 だけどがんばろうと力み返ると、なぜか当たらないのが競馬。だから適度に力を抜いて考えると、キタノタイショウは危険な気がします。なぜなら今の帯広は外枠の方の砂が深く、テンに置かれやすいからです。無理に行けば付いて行けないこともないのですが、そうすると終いの直線でバテるという傾向が先週から続いています。3歳2冠馬で目下2連勝中という成績は褒められますが、外枠でトップハンデ730㎏のソリを曳くとなると、やはり「?」です。

 そこで今回は4歳限定の山鳩賞の勝ち馬トモエエーカンを◎にします。山鳩賞ではキタノタイショウと重量30㎏差、今回は20kg差ですが、その後B1クラスとA2クラスを勝利しているように、ここへ来ての充実度が光ります。また前走で今回と同じ重量710kgを曳いて結果を残せているのも好ましい材料です。

 ○にははまなす賞の勝ち馬で山鳩賞2着のアアモンドヤマト。近2走も障害をスムーズにまとめるなかなかの好内容で、4歳限定戦なら相手筆頭でしょう。

 ▲には山鳩賞の5着馬ですが、その前走では山鳩賞の4着馬フクドリを下して勝利しているワタシハキレイズキ。先週のA1クラスは10番ゲートが堪えて前に行き切れず、直線で一杯になりましたが調子落ちではないので順当に巻き返してくるでしょう。前走10番→今回3番でスムーズに先行、そのまま押し切りに期待です。

 あとは△に重量695㎏を曳いた前走の初秋特別で障害を失敗したことで人気暴落のようですが、前走比5㎏増の重量で前走とほとんど変わらない重量の今回は前走がよい経験となってここで巻き返しがあっても不思議ではないフクドリ。他でははまなす賞の2着馬で堅実さが魅力のコマクイン。

 ◎ (8)トモエエーカン
 ○ (9)アアモンドヤマト
 ▲ (3)ワタシハキレイズキ
 △ (5)フクドリ
 △ (7)コマクイン

 馬複
 8-9 2000円
 3-8,5-8,7-8 各1000円

9/19銀河賞予想 矢野吉彦

2010年9月18日(土)

人気の盲点、トモエ&アアモンドを狙う

 前回のばんえい大賞典予想は、私の"一人負け"。まぁ、野球だって、ほかのバッター全員がヒットを打った試合で一人だけノーヒットだったのに、みんなが苦戦しているピッチャーからホームランを打って一躍ヒーローになっちゃうような選手がいますからね。私もそういうタイプを目指しているので、"一人負け"は望むところですよ、なんて負け惜しみをいいながら、銀河賞の予想に行きましょう。

 ここは、このところ2連勝で完全復調をアピールしているキタノタイショウが人気になるでしょうね。ゴールデンホース賞で下した"ワタシハ"ペアとの重量差はそのまま。ならば、軽量馬を気にすることもなさそうです。イレネー記念、ばんえいダービーを制してきたこの世代のチャンピオンですから、久々のタイトル奪取の可能性は高いと思います。
 でも、たぶんほかの人も同じことを考えるはず。なので、あえてほかの馬を頭に馬券を買います。
 狙いは、ズバリ、トモエエーカンとアアモンドヤマトです。トモエエーカンは、前走で今回と同じ710㎏のソリを曳いて快勝しました。走破タイムも優秀。アアモンドヤマト、キタノタイショウの前走と馬場水分や重量を加味して比較すれば、互角以上のパフォーマンスと言えます。山鳩賞との比較では、3頭の中では他馬との重量差が縮まって不利な立場ですが、だからこそ人気が下がっての好配当が期待できそう。藤野騎手がスギノハリアーからこっちに回ってきたのも、何やら勝負気配を感じます。
 アアモンドヤマトは、イレネー記念、ばんえいダービーなどでキタノタイショウに完敗してきた馬ですが、はまなす賞、山鳩賞を見ると、その頃より力をつけてきたと思われます。同馬のクセを知っている藤本騎手の手綱さばきを信頼して、キタノタイショウとの重量差があるうちに買っておきたいところです。
 ということで、馬券は、まずトモエエーカンとアアモンドヤマトの馬複を3000円。あとはトモエエーカンとアアモンドヤマトが1着で、キタノタイショウを2着にした馬単を1000円ずつ。この3点に絞ります。けっこう大胆な買い目でしょう?

 当日、私は久々に帯広競馬場に行きます。テレビ放送で、競馬ブックの木本さん、定政さんと予想合戦。気合いを入れて頑張ります! では、今回はこのへんで。

 馬複
 8-9 3000円
 馬単
 8,9→10 各1000円

9/19銀河賞予想 須田鷹雄

雨予報でアアモンドヤマト

 4人全員プラスになったそうで、できれば年度末までこのまま行って「ばんえいは儲かる!」と天下に宣言したいですな。ただ、私プラスとはいえビリなんだけど......。

 さて、銀河賞。あちこちで顔が合っているとはいえ、重量差を考えるとなかなか難しい。柏林賞では加量されている組総崩れだったが、ここへきてキタノタイショウが好調だったりするので、さらにややこしい。

 それでもまずは軽い組から検討しよう......と思ったのだが、スギノハリアーは相対的に軽いといっても馬自身が700キロではしんどそうだし、フクドリは全否定はできないものの推すだけの根拠がない。

 ならば牡馬710キロ、牝馬690キロ組から、ということでまず考えたのが○コマクインと▲ワタシハキレイズキ。日曜は雨が降る可能性もあるようだし、先行してそのままということはありうる。
 ただ2頭とも詰めは甘いので1着を期待していいか微妙だし、つぶし合いの展開になる可能性もある。そこで、◎アアモンドヤマトから入ってみたい。
 今回ははまなす賞時の重量差がほぼ引き継がれた形。あまりパサパサの馬場だと1~2障害間で位置を悪くしてしまうが、ひと雨ふれば好位置を進み、○▲を見て仕掛けられるだろう。
 
 重量の重い組がやや苦戦して、かつ◎1着が理想という買い目でいってみよう。

 ◎アアモンドヤマト
 ○コマクイン
 ▲ワタシハキレイズキ
 △トモエエーカン
 △キタノタイショウ

 馬複
 ◎→○▲△△ 各1000円
 馬単
 ◎→○▲ 各500円

9/19銀河賞予想 斎藤修

近走の勢いでトモエエーカン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(8)トモエエーカン
 ○(10)キタノタイショウ
 ▲(5)フクドリ
 △(7)コマクイン
 △(4)アオノレクサス

 トモエエーカンからの馬連複だが、キタノタイショウとコマクインが人気になりそうな気がするので、そこを厚めに。

 馬複
 8-10,7-8 各1500円
 5-8,4-8 各1000円

今週の見どころ(9/18~9/20)

2010年9月17日(金)

 9月19日(日)のメインには4歳三冠の2戦目・銀河賞が行われます。重賞2勝の実績馬ホクショウバンクの参戦はありませんが、一冠目・柏林賞の1~3着馬を含む10頭が集結しました。
 また、19日、20日(祝・月)には、2歳牝馬、牡馬それぞれのオープン特別も組まれています。次開催・10月11日に行われる2歳三冠の初戦・ナナカマド賞を占う意味でも見逃せないレースといえそうです。今週は、若い世代の激突にご注目ください。

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 9月18日(土)のメイン第11レースは豊頃町開町130周年記念(A1級-1組・20:00発走予定)です。
 ニシキセンプーは今年1月にはオープン特別で、カネサブラックのコンマ1秒差2着がある力量馬。近5走が7、6、2、1、6着ですが、負けても勝ち馬と10秒差前後には差を詰めています。差し脚質だけに成績が安定しないのは仕方ありませんが、実力的に、先行馬をまとめて差し切る場面も期待できそうです。
 前開催のオープン・A1級決勝混合特別の1着馬ナカゼンスピード、同2着馬ニシキユウは、ともに近4走すべてで連対と好調を持続しています。ここも大崩れは考えにくいところ。
 前走で唯一、オープン-1組特別に出走していたトカチタカラも差はなく、まんじ巴といえそうです。

 9月19日(日)のメイン第11レースは、第18回銀河賞(20:05発走予定)。4歳三冠の第2弾で、クラス別定重量で争われます。
 三冠初戦の柏林賞では、7着と敗れたキタノタイショウ。最大50キロ差のトップハンデが響いたかたちですが、8月16日の山鳩賞(4歳オープン)では、最大40キロ差のトップハンデで僅差3着に巻き返しています。今回も同じ40キロ差で、経験値が問われる高重量戦なら、十分勝機が見込めるはず。近2戦連勝の勢いも魅力です。
 山鳩賞を制したのがトモエエーカン。近9戦で7勝の上がり馬です。1000キロに満たない馬体ながら、前走では今回と同じ負担重量710キロで豪快な差し切り勝ちを決めており、ここも楽しみです。
 重賞初挑戦の柏林賞を制したジャングルソング、3歳・4歳混合重賞のはまなす賞を制しているアアモンドヤマトや、障害しだいではフクドリも侮れません。
 柏林賞2着のコマクインは320万円未満(重量区分)昇級後、勝ち星がありません。ここも逃げてどこまで粘れるかといったところでしょう。

 この日の第10レースにはいちい賞(2歳牝馬オープン・19:25分発走予定)が行われます。ブラックパールが出走取消で9頭立てとなりました。
 8月14日の同条件戦・白菊賞を制したプリンセスヤヨイが断然でしょう。前々走では、評判馬オイドンを突き放して、今季、牝馬として2歳A級-1組戦初勝利を挙げています。
 白菊賞は6着(1番人気)もその後2歳A級-2組で3、1着のアアモンドマツカゼや、白菊賞2着のトモエウンカイ、2歳A級-2組で2戦連続2着のトモエガギューザンらが相手でしょう。

  9月20日(祝・月)のメイン第11レースはマロニエ賞(オープン-2組・20:00発走予定)
 やや精彩を欠く近況の馬が揃いましたが、唯一、別定5キロ増のヤマノミントがひとまず中心といえそう。
 涼しくなってきたことで復調が見込めるスーパークリントンが相手。ホッカイヒカルもスムーズに追走できれば、勝った前々走オープン-2組の再現もありそうです。

 この日の第10レースには青雲賞(2歳牡馬オープン・19:25分発走予定)が行われます。目下、同世代で最多7勝マークのオイドンが出走を取消し8頭立てとなりました。
 同世代の牡馬で、オイドンに次ぐ4勝を挙げている2頭ニュータカラコマレットフジが有力といえそうです。
 ニュータカラコマはオイドンと同じ前走で3位入線も、第2障害でよれて9着降着。ひと開催の出走停止が課せられました。前走の上位2頭が不在のここは巻き返し必至でしょう。
 レットフジは2歳A級-2組、A級-1組と2連勝中と勢いに乗っています。ここまでのニュータカラコマとの対戦成績は2勝2敗とまったくの五分です。

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