ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2010年8月 | メイン | 2010年10月 »

2010年9月 アーカイブ

<<前へ 1234

9/26岩見沢記念予想 須田鷹雄

ナリタvsカネサの一騎討ち

 前号でグチっていたら、まさかの逆転トップに。貯金幅も、あと2回ハズしてもプラスなゾーン......最初っから外すこと前提というのも後ろ向きな話ですが。

 さて、岩見沢記念。別定といっても10キロの重量差、どう考えても堅く収まりそうなところだ。軽い範囲で狭い斤量差ならスピードタイプが押し切っての紛れもあるが、800キロ台では地力がすべて。

 ポテト特別の上位3頭については重量差がそのまま持ち越された形なのでフクイズミもそれなりに売れるのかもしれないが、フクイズミはこのところ、昔にくらべて高重量に対する耐性が弱まっている。ここは◎ナリタボブサップ、○カネサブラックの一騎討ちだろう。

 一時期の不調を脱した感のあるナリタボブサップからの馬単1点で! ......と言いたいところだが、ムラなところはある馬なので、決め打ちは怖い。ここは弱気に、馬複1点ということで。10円でも余計に配当がつくことを祈っております。

 馬複
 3-8 5000円

9/26岩見沢記念予想 斎藤修

安定感抜群、カネサブラック

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(8)カネサブラック
 ○(5)フクイズミ
 ▲(3)ナリタボブサップ
 △(7)ホクショウダイヤ

 印は4頭つけたが、オッズ的には馬券を絞らなければならず、カネサブラックから2点のみとする。

 馬複
 5-8 3000円
 3-8 2000円

今週の見どころ(9/25~9/27)

2010年9月24日(金)

 9月25日(土)に、網走場外発売所(網走市南4条東1丁目1番3号APTマツブンビル1階)がオープンします。これを記念し、オープン初日には、船山蔵人騎手によるトークショー、お楽しみ抽選会(26日も)などのイベントが行われます。
 26日(日)のメインには、ばんえい四大記念競走の第2弾・岩見沢記念が組まれています。今季はばんえい古馬重賞の勝ち馬がすべて異なることからも分かるように、オープン上位馬の実力が拮抗しています。今回も展開が少し違うだけで勝ち馬が入れ替わりそうで、好レースが期待できるでしょう。

帯広競馬場でのイベントはこちら
ハロンズ岩見沢場外でのイベントはこちら

 9月25日(土)のメイン第11レースは、ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン・20:00発走予定)。07~09年までは重賞として実施されましたが、今年は特別として行われます。
 3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典に出走していた2頭が力上位といえます。
 そのばんえい大賞典で2着だったのがツジノコウフクヒメ。近6戦では、この2着以外はすべて勝利と好調を持続しています。ここもペースを握ることが予想され、ゴール前で踏ん張りがきけば初タイトルの可能性十分でしょう
 バレンタインカップを制し、2歳シーズン女王に輝いたダイリンビューティ。今季開幕後も、とかち皐月賞4着、とかちダービー1着と、紅一点ながら健闘を見せています。ばんえい大賞典は6着に敗れましたが、絶望的な位置取りからぐんぐん末脚を伸ばし、混戦の3着争いに加わろうかという勢いでした。今回は牝馬限定戦だけに、トップハンデといえども好勝負必至でしょう。
 勝ちみに遅いものの堅実な末脚を使えるワタシハアグネス、障害巧者ヒロノクィンらも流れ次第で台頭がありそうです。

 9月26日(日)のメイン第11レースは、第46回岩見沢記念(20:05発走予定)。ニシキダイジン、ホクトキングが回避して8頭立てとなりました。本年度の収得賞金100万円につき10キロ増となる別定重量戦で、北斗賞を制したカネサブラック、ばんえいグランプリを勝ったナリタボブサップがプラス10キロでの出走となります。
 当然10キロ重い両馬が実力上位ですが、ここは思い切って、7歳になっての充実著しいホクショウダイヤに期待します。同じ松井浩文厩舎所属の古馬ツートップであるカネサブラックフクイズミに比べると目立ちませんが、今季オープンで3勝を挙げ、重賞でも北斗賞、ばんえいグランプリともに3着に入っている実力馬。昨季まで、複勝圏に入ったときの負担重量の最高は800キロ(昨年の北斗賞2着)でしたが、今年のばんえいグランプリでは820キロながら、勝ち馬ナリタボブサップと4秒1差、2着カネサブラックとコンマ5秒差の接戦を演じています。今回はさらにプラス10キロの830キロですが、いまの状態なら克服可能。ばんえいグランプリ時よりナリタボブサップとは負担重量が10キロ広がり、カネサブラックとも決め手勝負に持ち込めれば負けないはず。重賞初制覇のチャンスといえます。
 相手筆頭はカネサブラック。今季一度も連対を外していない安定感が魅力で、連覇の可能性もありそう。
 復活なったナリタボブサップ、今季旭川記念を制しながら別定重量加増なしのフクイズミも有力でしょう。

  9月27日(月)のメイン第11レースは、秋陽特別(A2級-1・2組決勝混合・20:00発走予定)。9月19日第9レース(A2級-1組)、20日第9レース(A2級-2組混合)の上位馬による一戦です。
 前走A2級-1組で僅差3着のシベチャタイガーに期待します。一昨年9月の銀河賞制覇以降、古馬オープンの壁に阻まれ未勝利でしたが、今季320万円未満(重量区分)に降級してからは、まずまずの競馬を続け、8月21日のB1級-4組で久々の勝利。そこから5戦連続して複勝圏を外していません。前走の勝ち馬タケタカラニシキとのハンデ差が5キロ広がり、同2着アアモンドヤワラとも近3走ほぼ互角のレースぶりを披露しています。今回は障害力が生かせる特別戦だけに勝機十分でしょう。
 前走A2級-2組混合組では、勝ち馬スギノディアスが筆頭格。こちらも6戦連続して3着以内と好調です。しかし今回は減量騎手の恩恵がなくなるため、同じ前走で2着のカネミセンショーにもチャンスがありそうです。

銀河賞 予想結果

2010年9月20日(月)

須田:馬複9-10 1,000円的中! 収支+9,500円
山崎:ハズレ 収支-5,000円
矢野:ハズレ 収支-5,000円
斎藤:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】
須田 鷹雄 +13,300円
斎藤  修  +8,950円
矢野 吉彦  +4,400円
山崎エリカ  -600円


一人だけ的中の須田さんが一気にトップに立ちました!

9/19銀河賞回顧

キタノタイショウが地力を見せつける!

 19日(日)は重賞・銀河賞(4歳オープン)が行われ、単勝3番人気のキタノタイショウが勝利。昨季の二冠馬が730キロのトップハンデをものともせず、地力の高さを見せつけました。

 馬場水分は3.4%と軽めで、道中はコマクインとスギノハリアーが引っ張る速めのペース。特にコマクインはノンストップ作戦を敢行し、他馬に2馬身ほどの差をつけて第2障害下にたどり着きました。
 後続が障害下に到達したのを見計らって、じっくりタメたコマクインが登坂を開始。これをひと腰でクリアして逃げ切り態勢を築きます。しかし、そうはさせじとワタシハキレイズキが続き、トモエエーカン、アアモンドヤマト、キタノタイショウも障害をクリアして追撃に入りました。
 ハイペースがたたったか、次第にコマクインの脚いろが鈍り、残り30メートルでトモエエーカン、アアモンドヤマト、キタノタイショウの外枠3頭が急襲。一気に形勢は逆転し、さらにキタノタイショウが際立った脚いろを見せます。残り20メートルで敢然と先頭に立つと、追いすがるアアモンドヤマトを1馬身ほど振り切って、ゴールまで荷物を運びきりました。2頭の決め手に屈したトモエエーカンが3着入線。果敢に逃げたコマクインでしたが、結果7着に敗れました。

 キタノタイショウはイレネー記念、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーに続く重賞4勝目。この直前に2連勝と徐々に復調を示してきた中での一戦で、世代最強を改めてアピールしました。今後、世代限定戦は天馬賞(11年1月3日)となりますが、その前に古馬重賞でも活躍できそうな勝ちっぷり。その動向に注目です。
 しぶとく追いすがったアアモンドヤマトも、はまなす賞勝ちの力を示した格好。ここ一連の安定したレースぶりからも本格化を果たしつつある印象で、さらなるタイトル奪取も期待できそうです。

成績はこちら
映像はこちら

大河原和雄騎手「出来そのものは前走と変わらなかったですが、ハンデ差もあって半信半疑でした。道中の手応えは結構怪しかったし、馬の気に任せていったという感じです。でも10コースというのが幸いしましたし、障害を下りてからいつもの脚いろを見せてくれたので、それでホッとしました。今後は古馬との対戦が中心になってきますが、まだ伸びる余地は十分ありますし、思い切ってぶつかっていきたいと思います」

<<前へ 1234
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.