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2010年9月 アーカイブ

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岩見沢記念 予想結果

2010年9月27日(月)

山崎:馬複3-5 1,700円的中! 収支+13,700円
矢野:馬複3-5 700円的中! 収支+2,700円
須田:ハズレ 収支-5,000円
斎藤:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】
山崎エリカ +13,100円
須田 鷹雄  +8,300円
矢野 吉彦  +7,100円
斎藤  修  +3,950円


 集計には参加していませんが、赤見さんも◎▲で大当たりでした。

9/26岩見沢記念回顧

フクイズミが完勝で重賞10勝目!

 26日(日)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のフクイズミが勝利。08年以来となるこのレース2勝目を挙げました。

 馬場水分は1.3%とやや重め。さらに全馬800キロを超す高重量だけに、道中はゆったりとしたペース。横一線のまま進んでは止まり、進んでは止まり...、相手の様子をうかがいながら、各馬第2障害を迎えました。
 早めに動いたのは単勝1番人気のカネサブラック。一気に天板まで登り切って、障害をクリア。それに一瞬遅れるかたちで仕掛けたナリタボブサップも抜群の登坂力を見せ、1馬身ほどの差で続きます。しかしここで、ヒザを折りながらも上々の登坂を見せたフクイズミが突破。以下ギンガリュウセイ、オレワスゴイが続く展開で、ゴール前の直線を迎えました。
 逃げる先行2頭はともに840キロを曳いているうえ、早めに仕掛けたこともあり鈍い脚いろ。そこへ末脚に絶対の自信を持つフクイズミが一気に詰め寄り、残り20メートルで早くも2頭を捉えました。当然その後の脚いろも鈍ることなく、重馬場に苦戦する2頭を尻目にゆうゆうとゴールイン。圧巻のレースぶりで重賞10勝目を飾りました。追い比べとなった2着争いはナリタボブサップに軍配。人気を背負ったカネサブラックは3着に敗れました。

 普段、障害で苦戦するフクイズミが、ヒザを折りながらも3番手で障害をクリア。30キロの重量差、そして重馬場を考慮すれば、多くの人が障害を下りた時点で捉えられそうな印象を受けたでしょう。しかし、その予想を大きく上回る圧勝ぶり。これなら1カ月後の北見記念も制して、四市冠競走全制覇を果たす可能性も十分です。なお今回のフクイズミの勝利で、松井浩文厩舎はこのレース4連覇を達成。ばんえい界を牽引する同厩舎から、今後も目が離せません。
 ナリタボブサップはばんえいグランプリ勝ちに続く重賞での好走。今季は障害を越えてからの粘りが一段と増した印象で、事実これで5連続3着以内と安定したレースぶり。今回はカネサブラックと並んでトップハンデを課せられただけに価値のある2着で、今後も極端なハンデ差がつかない限り上位をにぎわせてくれそうです。
 今季8戦目にして初めて連対をはずしたカネサブラックでしたが、840キロでの重馬場で積極的なレースを演じただけに仕方のない結果でしょう。今回の厳しいレースの経験は次走以降につながるはずで、北見記念での巻き返しが期待できそうです。

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尾ヶ瀬馨騎手「正直なところ、ホッとしましたね。馬の調子は上向いていて、きょうはハンデも恵まれていました。馬場状態もこの馬にちょうど良く、最高の走りができたのではないかと思います。ヒザを折った時には正直なところ焦りましたが、持ちこたえて頑張ってくれました。障害を下りた時点で何とか頑張ってくれるんじゃないかなと思いました。9歳ですが、まだまだやってくれると思いますよ」

9/26岩見沢記念予想 山崎エリカ

2010年9月26日(日)

ナリタボブサップの巻き返しに期待

 ◎には8月のばんえいグランプリを勝利し、一時期の不振を脱出した感のあるナリタボブサップを抜擢します。同馬は昨シーズンの古馬重賞路線では、カネサブラックやフクイズミの影に隠れる形で、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、旭川記念3着、北斗賞3着、岩見沢記念2着、北見記念2着、帯広記念2着、ばんえい記念3着に敗れました。しかし一昨年前は旭川記念や北斗賞勝ちの実績があり、カネサブラックやフクイズミと比較しても見劣らない実力があることは確かですから、ばんえいグランプリの勝利をキッカケに再度の好走を見せてくれる予感がします。

 ○には今年6月の旭川記念の勝ち馬で、前走のポテト特別でも1番枠が有利だったとはいえ、ナリタボブサップにわずかに先着しているフクイズミ。同馬は自分から動いていけないため、どうしても展開に左右されがちになるここと、作シーズンほどの勢いが感じされないために狙いを下げました。

 ▲には7月の北斗賞の勝ち馬で、近2走でもナリタボブサップに先着しているカネサブラック。ただ道新十勝川花火大会特別はナリタボブサップがばんえいグランプリを勝利した後の一戦で疲労残りだったこと、前走のポテト特別などは2番枠でナリタボブサップと比べると枠順に恵まれたことなども勝因のひとつとして挙げられます。今回はやや不利な8番枠で、同馬も作シーズンほどの勢いがないので狙い下げました。

 あとは△にオープン2連勝後のばんえいグランプリでも5着に好走し、ここへ来ての成長力をアピールしたギンガリュウセイ。ばんえいグランプリ5着後はゆっくり休ませて、前走のポテト特別はここを見据えた余裕残しの仕上げでしたから、目一杯仕上げてどこまで通用するかが今回の鍵でしょう。

 他では北斗賞、ばんえいグランプリともに3着のホクショウダイヤ。現状ではフクイズミやカネサブラックを負かせるだけの力はありませんが、2頭が崩れればチャンスはあります。

 ◎ (3)ナリタボブサップ
 ○ (5)フクイズミ
 ▲ (8)カネサブラッグ
 △ (6)ギンガリュウセイ
 △ (7)ホクショウダイヤ

 馬複
 3-5、3-8 各1700円
 3-6 1300円
 3-7 300円

9/26岩見沢記念予想 赤見千尋

2010年9月25日(土)

 先週、こちらには転載しませんでしたが、実はオッズパークに掲載された赤見千尋さんの銀河賞の予想が、なんと、1~3着がばっちり大当たりというものでした。
 というわけで、岩見沢記念の予想を転載します。詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5フクイズミ
 ○8カネサブラック
 ▲3ナリタボブサップ
 △7ホクショウダイヤ

9/26岩見沢記念予想 矢野吉彦

カネサ-ホクショウ本線もボックスで

 先週の銀河賞、もっとキタノタイショウが人気を集めると思ったんですけどね。そこであえてひねった予想をしたら、私の予想のほうが人気サイドになっちゃいました。ウラを狙ったつもりがオモテになっちゃったわけです。あぁ、だったらキタノタイショウを軸にずればよかった。最近の傾向から、10番枠に入った馬は不利とされていたので、逆にそこから狙う手もあったはずですし・・・。でも、狙い馬の絞り方は間違っていませんでした。ここは前を向いていきましょう!

 で、岩見沢記念。ここは、カネサブラック、ホクショウダイヤ、フクイズミ、ナリタボブサップの4頭に絞っていいんじゃないか、と思います。ばんえいグランプリは1着ナリタボブサップ、2着カネサブラック、3着ホクショウダイヤが4.1秒差以内。道新十勝川花火大会特別は1着カネサブラックと2着ナリタボブサップが3秒差。ポテト特別は1着カネサブラック、2着フクイズミ、3着ナリタボブサップ、5着ホクショウダイヤが6.4秒差以内に収まりました。その差はほとんどありません。でも、着順が毎回ちょっとずつ変わっています。800㎏を超えるソリの重さと、26日の馬場状態によって、また少し入れ替わりがあるはず。それを考えなきゃいけない、ってことですね。
 取りあえず天気予報は晴れか曇り。他馬との比較でばんえいグランプリより別定10㎏増量となるナリタボブサップは、そういう状態になった前走で3着に敗れました。ここも、ゴール前が少し甘くなるかもしれません。フクイズミは、このところの成績をよく見ると、800㎏を超えるソリを曳くレースでは、冬の帯広記念以外、どうも苦戦しているようです。そうすると、カネサブラックとホクショウダイヤの"本線"が浮かび上がってきます。この2頭の馬連を厚めに買いましょう。
 とはいうものの、実は先週の銀河賞当日、帯広競馬場からのテレビ中継にゲスト出演して全レースを予想したとき、ほとんどのレースで馬複のボックス買いを選択したら、かなりの確率で的中しました(もちろん、人気サイドで決まって当たって損というレースもありましたが)。なので今回は、まずは当てることを目標に、4頭の馬複ボックスを買った上で、前述の"本線"を買い足すという作戦で行こうと思います。「攻めの予想をするって言ってたのはどうなったんだ?」。いやいや、前述したのはまともな予想。むしろ、そのタテ目が来れば高配当になりそうなので、そこをボックスで押さえておくわけです。
 では結論。ナリタボブサップ、フクイズミ、ホクショウダイヤ、カネサブラックの馬複ボックスを700円ずつ。これに、ホクショウダイヤとカネサブラックの馬複を800円買い足して、しめて5000円。これで"本線"またはタテ目の高配当を期待します。「二兎を追うものは一兎をも得ず」? そうならなきゃいいんですけど。まぁ、ボックスですから、当たって損になることは覚悟の上です。では、今回はこのへんで。

 馬複ボックス
 3-5-7-8 700円(計4200円)
 馬複
 7-8 800円

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