11月1日(日)より、とかち帯広空港と帯広市内を結ぶ連絡バスが帯広競馬場前を通る運行ルートに変更となります。これまで、空港から競馬場へバスで向かう場合は、JR帯広駅で路線バスに乗換えが必要でしたが、これがなくなり、アクセスが飛躍的に向上することになります。
ところで10月31日(土)と11月1日(日)に、帯広競馬場ではこの時期恒例のとかちばん馬まつりが行われます。十勝地方のグルメが一度に味わえるとかち食べ歩きや、2009ワールド人間ばん馬チャンピオンシップなどをはじめ、様々なアトラクションで盛り上がる2日間。なお両日とも競馬への入場は無料となっていますので、ぜひお越しください。
10月31日(土)のメイン第11レースはばんばまつり特別(オープン・16:55発走予定)。今週はオープン特別が2レース組まれていますが、こちらは収得賞金順下位馬による一戦です。
力量的に上位なのが前開催は岩見沢記念を使われたトモエパワー、スーパークリントン、アローファイターの3頭でしょう。
なかでも注目はトモエパワー。前々走の450万円未満混合で第2障害4番手から鋭伸して今季初勝利を挙げると、岩見沢記念でも5着。今回の重量は向いているとはいえませんが、最近の状態のよさから中心視します。
先週に引き続き重めの馬場が予想されることから、力どおりの決着が見込めそう。安定感魅力のトカチプリティー、登坂力に勝るシベチャタイガーまでが圏内でしょう。
11月1日(日)のメイン第11レースは重賞・第34回ばんえい菊花賞(16:55発走予定)。このレースは別掲のばんえい菊花賞プレビューをご覧ください。
この日の第6レースに2歳A-1が組まれています。
前開催の2歳-A1で接戦の優勝争いを繰り広げたミスタートカチ、レットダイヤ、ホクショウバトルが再び相対します。負担重量的にはレットダイヤがやや有利になった印象があります。
11月2日(月)のメイン第11レースには狩勝賞(オープン・16:50発走予定)が行われます。 岩見沢記念の上位馬も出走していますが、ここは基礎重量が110キロも軽い一戦。同レース下位馬の巻き返しや別路線組の台頭に警戒が必要でしょう。
岩見沢記念下位組からは、まず10着のホクショウダイヤ。得意の700キロ台の負担重量に戻る今回はスピードが生きるはず。岩見沢記念は第2障害で崩れ見せ場なしでしたが、それを度外視して狙ってみる価値十分でしょう。同9着ニシキユウは成績にムラがありますが、軽い重量でのパワー戦を得意にしています。
別路線組からは、ギャンブラークイン。連続連対の近2走より相手は強化されるものの、今季の好調ぶりにかけてみる手はあるでしょう。ライデンロックは近走ゴール前で粘れないのが気になりますが、障害はまずまず安定しており、大崩れは考えられません。
これらの馬たちを相手に、岩見沢記念2着で復活をアピールしたナリタボブサップがどのような戦いをみせるのか楽しみです。