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11/1ばんえい菊花賞プレビュー

 11月1日(日)のメインは第34回ばんえい菊花賞。3歳三冠の第2弾で、牡馬700キロ(牝馬680キロ)の定量で争われます。
 別定重量戦だった一冠目・ばんえい大賞典(7月26日)は、牝馬ワタシハスゴイが好位から差し切って勝利しています。しかしそこには2歳世代三冠を分け合った実力馬キタノタイショウホクショウバンクが重いハンデを嫌って不在でした。
 注目はキタノタイショウ。2歳世代三冠のラスト・イレネー記念(3月15日)を制した力量馬です。前哨戦のオッズパーク杯・秋桜賞も不出走で、最近の同世代との力関係は把握しづらいものがあります。しかし、2走前の自己条件戦では今回より5キロ重い705キロで、今年のばんえいグランプリ3着馬ニシキダイジンから3秒5差4着に追い込んだ実績があります。今回の重量は残りの全馬にとっては未経験だけに、大きなアドバンテージとなりそうです。
 相手に狙ってみたいのがイレネー記念で2着があるアオノレクサスです。ばんえい大賞典は7着でしたが、ワタシハスゴイからわずか8秒1差。秋桜賞でもトップハンデながら3着に入っています。この馬が負けるときは、ハイペースに巻き込まれて自分のタイミングではなく第2障害を越え、末脚をなくすパターンが多いだけに、負担重量が増えるここはペースが向きそう。決め手を生かすレースをしたいところでしょう。
 2歳世代三冠の一、二冠目を制したホクショウバンク、ばんえい大賞典馬ワタシハスゴイ、ばんえいプリンセス賞馬ワタシハキレイズキらも争覇圏でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

3/15 イレネー記念(勝ち馬:キタノタイショウ)
7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)
9/21 ばんえいプリンセス賞(勝ち馬:ワタシハキレイズキ)
10/ 4 オッズパーク杯・秋桜賞(2着馬:コウドウフジ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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