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9/6銀河賞回顧

人馬ともにニューヒーローが誕生!

 6日(日)は4歳三冠の第2弾・銀河賞(4歳オープン)が行われ、6番人気のアカダケキングが強豪を退けて勝利。柏林賞(3着)に続く2度目の重賞挑戦で、見事タイトルを獲得しました。

 道中はライデンロックとウメノタイショウの人気2頭が引っ張る展開。軽馬場もあって、息の入らない速い流れとなり、ユーファンタジー、キンセイモンを除いた8頭が横一線で第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのはウメノタイショウ。それを見てアカダケキング、ホクトタイガー、オレワスゴイも登坂開始。各馬抜群の掛かりを見せ、ウメノタイショウとアカダケキングが並んで先頭クリア。少し遅れてホクトタイガー、オレワスゴイ、ライデンロックと続いていきました。
 残り30メートル付近で、先頭はアカダケキング。ウメノタイショウも必死で食い下がりますがジワジワと引き離され、代わって追撃態勢に入ったのがライデンロック。グイグイと脚を伸ばし、アカダケキングを交わす勢いで残り10メートル。しかしアカダケキングの脚いろも衰えず、およそ半馬身の差はそれ以上縮まらずにゴールを迎えました。終いまでしぶとく粘ったウメノタイショウが3着。

 柏林賞に続く快走で、世代トップクラスに名を連ねたアカダケキング。重量差があったとはいえ、ゴール前での確かな脚取りは同馬の強さを再認識させるものでした。思えば柏林賞の着差は1着ライデンロックと0.8秒差、2着ウメノタイショウとは0.1秒差で、当時と同じ重量差なら好勝負を演じて不思議はないはず。先の話にはなりますが、4歳三冠最終戦の天馬賞(1月3日)でも好勝負が期待できるでしょう。また手綱を取った西謙一騎手は、07年1月のデビュー以来、重賞初制覇。ニューヒーローコンビの今後に注目です。
 惜しくも2着に敗れたライデンロックですが、結果的には障害でもたついた分の差。猛然と追い込んだレースぶりは悪くなく、勝ち馬と同等の強さを感じさせました。すでにナリタボブサップやスーパークリントンといった重賞級と好勝負を演じており、今後の古馬重賞でもがぜん注目を集めそうです。

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西謙一騎手「柏林賞のあとはずっと調子が悪かったですが、ここ一本で調整してきたので勝ててよかったです。ライデンロックやウメノタイショウも来ていたので、ゴールするまで勝てるかどうかまったくわからなかったですね。(自身の重賞初制覇に)最後の10メートルが長かったですが、今年は成績がひと息だったので重賞を勝てて本当に嬉しいです」

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