6月20日よりスタートした今年のナイトレースも今週、来週の6日間で終了。9月26日〜10月19日はレース発走時刻をこれまでより繰り上げてのはくぼ開催となります。来年まで見おさめとなる、カクテル光線に照らされたばん馬の走りにご注目ください。
9月12日(土)のメイン第11レースに初秋特別(450万円未満・20:00発走予定)が行われます。
前開催の同条件戦・らわんぶき特別(馬場水分5.4%)はニシキダイジン、ニシキセンプー、ギンガリュウセイがほとんど差なく先頭で第2障害をクリアし、そこからニシキセンプーが抜け出して勝利。今回は唯一の別定10キロ増となりますが障害巧者だけに苦にしないでしょう。
2着惜敗のニシキダイジンはもう少しパワーの生かせる馬場が希望。今回は乾いた馬場が予想されるため逆転も十分でしょう。
3歳馬のキタノタイショウは、世代限定オープン2戦、350万円未満特別と3連勝中。特に前走はグレートサンデー、ミスターハヤサキらオープン経験馬たちを相手に圧巻の逃げ切りでした。ここは昇級初戦で重量は初めての705キロですが、勢いは侮れません。
9月13日(日)のメイン第11レースはポテト特別(オープン・20:00発走予定)。前開催の見て来て音更!東士幌ばん曳記念(オープン・馬場水分4.9%)のメンバーが7頭を占める組み合わせです。
ニシキユウはそのレースで4着。第2障害先頭クリアから粘れずといういつものパターンでしたが、今開催から基礎重量が10キロ増となるのは障害巧者のこの馬に有利。展開待ちの面は否定できませんが、久々の勝利は目前です。
見て来て音更!東士幌ばん曳記念1、2着のギャンブラークイン、トカチプリティーは牡馬に混じっての重賞では分が悪いものの、平場や特別戦でのスピード戦なら好勝負可能。同程度の馬場であれば引き続き期待できるでしょう。追い込んで3着だったホクショウダイヤは、もっと軽い馬場になればさらなる前進が見込めそうです。
1番人気を裏切り9着に敗れたナリタボブサップは、相手関係が有利で、得意の軽めの馬場での結果だけに体調面に疑問符がつきます。しかし目標はまだ先だけに、焦らず立て直してほしいところです。
9月14日(月)のメイン第11レースは秋天特別(350万円未満・20:00発走予定)。
ブランドボーイは前開催の同条件戦・ふるさと銀河線りくべつ鉄道賞2着をはじめ善戦止まりのレースが続きますが、障害力を生かせる特別戦のほうが好走の確率が高いようです。障害を越えてからの踏ん張りが課題ですが、前走強いレースをした勝ち馬が抜けた今回は、勝利の期待が高まります。
そのふるさと銀河線りくべつ鉄道賞は馬場水分7.2%でスピード戦となり、上位人気に支持された実力馬2頭、キョウエイボーイが6着、グレートサンデーが7着に敗れました。前日の降雨がそれほどでもなければ当然巻き返しがありそうです。
前開催、4歳重賞・銀河賞に出走し3着のウメノタイショウはすでにこの350万円未満特別で連対実績があります。重量的には有利なだけに、ここを勝ってすんなり450万円条件へ昇級を決めたいところでしょう。