夏到来、神罰てきめん?
待ちに待った岩見沢が開幕した。札幌在住の小生にとっては、いわばホームグランドでの開幕である。開幕週は、残念ながら、日本環境学会への学会出張のため島根県に行っていたため現地参戦はできなかった。
冬の帯広開催もいいが、夏の岩見沢開催はもっといい。爽やかな北海道の夏空の下、砂煙をあげて輓馬が疾駆する。ああ、北海道の夏はいいねえとしみじみ思うのである。また、岩見沢開催は、なぜか親子連れが多い。それも、じいちゃん、ばあちゃんと息子夫婦、それにまだ小さい孫たちなんていう観客がけっこういる。老若男女がそれぞれの想いでばんえいを楽しむ。これぞ、北海道の馬文化である。
開催週こそ行けなかったが、1回岩見沢5日目(6月25日)には今季初の現地参戦を敢行した。当日9Rは北大競馬サークル「楡馬」(写真上)、10Rはわが北海学園大学の競馬サークル「VIP!」(写真下)のそれぞれ個人協賛競走がおこなわれた。両サークルによる予想合戦の模様は「BANBA王」でも紹介され、小生もちらっと「BANBA王」出演したのである。
また、24・25日はスペシャルゲストとして女優の雛形あきこさんが来場していた。小生、幸いにも間近で雛形あきこさんを拝見する機会を得たのであるが、まことにきれいな可愛らしいお嬢さんであった。いやあ、眼福、眼福、いい目の保養になった(^^)/ ただ、おっちゃんの好みからいえば、5月にBANBA王のメインキャスターをやってくれた山田まりやちゃんの方が好きやなあ。まりやちゃん、このブログ見てくれてる~? 5月22日のBANBA王に乱入したアホのおっちゃんやで~(^^)/
などと、気楽なことをいっている場合では実はないのである。目の保養にはなったものの、財布については保養どころか、泥沼化の一途をたどっている昨今なのである。今の小生はまさに「歩く再建整理団体」と化しつつあるのである。25日も起死回生を狙った11R北海道競馬記者クラブ特別では、小生が愛してやまない馬力の女神・アンローズが見事復活を果たしたものの、ゴール前期待していたホクトキングを人気薄シンザンウイークが交わして、トホホな結果に終わった。このレースの表彰式には雛形あきこさんも登場したのだが、記者クラブの代表として表彰式に臨んだG記者は、雛形あきこさんと並んで表彰式に出ることができ、「幹事会社は毎年持ち回りなんだけど、いい年に幹事になったなあ」と喜んでいた。
それにしても、小生が堅いと思えば荒れる、荒れると信じれば堅くおさまる。裏目・たて目のオンパレードである。競馬なるゲームに親しんで既に約30年。もしかすると、小生は競馬というゲームのルールをどこか基本的に間違えているのかもしれない……。
「BANBA王をしっかり見て勉強し直そう」と謙虚に思う昨今の小生である。この番組を見ていると、「馬」小寺・「ブック」定政の両氏が神様に見える。この両氏の予想が実によく当たるのである。「あんたら、もしかして、レースの台本書いてるのと違う?」といいたくなるくらいである。お世辞抜きに、さすがにプロは違うと心から思う。だが、しかし、馬券売り場でしばしばおみかけする両氏が、払い戻しに並んでいるお姿を拝見した記憶がないのである。不思議である。世の中、まだまだわからないことが多い。わからないことが多いからこそ、学ぶ意味があるのである。ワシってやっぱり学者やなあ。