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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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輓馬大会

 先の日曜日、盛岡競馬場において「東北輓馬競技盛岡競馬場大会」が行われました。これは昨年、競馬場の芝コース内側にある補助走路を利用して輓馬のコースを造成し、岩手県競馬組合の主催で開催したもので、去年は2回行われましたが今年は初めての実施になります。
 東北には、まだ個人で馬を飼っている方が少なからずいらっしゃいまして、なかでも輓馬を持っている人たちは、各地の草大会に積極的に参戦しています。みなさん日曜日の早朝、馬運車に馬と家族と食事の用意を乗せて東北各地どこへでも行くんですね。
 輓馬競技・馬力大会は青森・岩手・秋田・宮城・山形などで行われていて、コースは北海道のばんえい競馬同様、直線200mの馬場に障害と呼ばれる山が作られます。他の会場は河川敷などで行われているところが多いので、砂や泥が深くなることがありますが、オーロパークのコースは本走路と同じ堅い路盤の上に浅く砂が敷いてあり、また障害もひとつなので、タイムの出る高速コースのようです。しかしそれでも最大1t近い重荷を曳く馬たちは、3mほどの高さの山を苦しみながら、引き手の掛け声に励まされ、鞭に気合いを入れられながら越えていきます。その時の馬の形相といったらホントに必死な顔で、見ているとこちらも自然と力が入ってしまいますよ。

 今回の大会には、岩手、青森、宮城から合計39頭が参加しました。これは昨年に比べちょっと少なめですが、同日に青森県のつがる市でも大会があって分散したことを考えれば、たくさん集まったのではないでしょうか。また今回は初の試みとして、「人間馬力大会」が同時開催されました!人間馬力大会とは男性が4tトラックのタイヤ、女性は軽自動車用のタイヤを曳いてコースを走るというもので、お昼休みのアトラクションとして行われ、当日飛び入りで募った参加者21名が障害に挑みました。これには観客も大ウケ…だったようです。

 「ようです」と書いたのは、筆者が見てはいないから。この日は日曜日で、水沢競馬場では通常通り競馬を開催しているため、私はオーロで輓馬のはじめ3レースだけを見たら、急いで水沢に移動しなければなりませんでした。う〜む、残念。
 もちろん競走馬が走る隣で輓馬をやるわけにはいきませんし、仮にやるとすれば観客はスタンドから輓馬を見ることになってしまいます。盛岡競馬場大会では、お客さんは開放された芝コースから間近で観戦することが出来ましたが、スタンドからでは輓馬の魅力である障害を越えるときの馬の息づかいを感じられません。当然、防疫の問題等もありますし、仕方のないことなのでしょうね。
 このようなイベントを開催することによって競馬の売り上げも、少々でも確実に伸びるそうなので、これからも毎年、輓馬競技が開催されると良いですね。もちろん通常業務の傍ら輓馬の準備をする職員は大変だと思います。しかし、実はスタッフの中心となっているのは、自らも輓馬を持ち各地の大会にも参加しているSさん。熱心なSさんならきっとやってくれることでしょう。

2006/08/31
その他
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今も残る馬具店

 先日、近々発売される「テシオ」Vol.42に掲載する記事の取材のため、盛岡市内にある「塩釜馬具店」をお訪ねしました。
 このお店は大沢川原という、盛岡の中心街・大通りからわずか300mほどしか離れていない場所にあります。しかしこの近辺は、一方通行の狭い通りが幸いしてか新しい店舗は少なく、農作業の道具を製作する鍛冶屋さんや、おそらく大正時代からの姿そのままで営業を続けている旅館、その名も「大正館」などがあり、ぶらりと歩くだけでも何か懐かしさを感じるところ。塩釜馬具店さんも、正面こそ入り口をアルミサッシにするなど改装が施されていますが、ちょっと中を覗けば、相当に古い板張りの店内がいかにも歴史を伝えるという感じです。

 実は塩釜馬具店は、私が十数年前に盛岡に越してきたときから気になっていて、「おぉ〜っ、今でも馬具屋さんがあるなんてさすが南部だなー」と感心して見ていました。その後、何かの縁があったのか私は競馬カメラマンという形で馬に関わるようになり、テシオに企画を提案して、このたび取材をお願いすることになったのです。
 詳しくは本誌のほうを読んで頂きたいと思いますが、わずか1ページの記事では書ききれなかったことが沢山ありました。その中のひとつは、本誌でもちょっとだけ触れた「熊よけの鈴」。
 熊よけ鈴とは、登山者などが熊とばったり出くわさないために、歩くと音がするように体やザックに付けておく鈴で、塩釜さんが本業の馬具の他に作っている製品のひとつ。やはり馬自体が激減している現在、馬具だけでは商売が成り立たないのだそうですが、いわば副業的製品が「職人の技で手作りされた逸品」ということでTVなどでも紹介され、大変な人気になっています。実際、私が取材をしている間にも関西から観光ツアー中の団体が大型バスで店舗前に乗り付け、愛犬用にとハーネスなどを買い求めて行きました。
 さてその熊よけ鈴。“土台”と呼ばれるベースの部分が上質の牛革で出来ており、とてもしっかりしています。これにトロイカ鈴という、もともとはシベリアでオオカミよけに使われていたという鈴が2つか3つ付くのですが、この厚みのある真鍮製の鈴が大変いい音を奏でます。近いもので言えば南部鉄器の風鈴でしょうか。とても深みのある優しい音色なのです。そしてこの鈴は飛行機の機体組み立てにも使われていたという“沈頭鋲”でしっかりと取り付けられるのですが、これを狭い“鈴口”から道具を差し込んで留める技術が、いまはもう出来る人が少なくなっているのだそうです。お値段は4500円からですが、この音色と職人の技をこの手に出来るなら、その価値は十分あるでしょう。私もとても気に入ってひとつ買いました。今はこれを腰につけて登山に行くのが楽しみです。

right  塩釜馬具店 tel 019-622-5393


 現在、店頭で黙々と作業するご主人の孝さんは、一度は県外に出て大学へ進学・卒業した後、Uターンして家業を継いだといいます。私事ながら筆者の実家も祖父の代からの駄菓子屋でして、私自身「跡取り息子」なのですが、自らの夢のために勝手をさせてもらい今の道を選びました。
 南部の歴史を背負った伝統の職人さんと、近所の小学生が10円玉を握ってやってくる駄菓子屋ではその重みが違うとはいえ、塩釜馬具店の年季の入った柱や床は私の実家と同じ色をしており、いろいろと考えさせられる取材となりました。

2006/08/24
その他
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短い夏

 いやぁぁぁぁ暑いですね!本州一寒いはずの盛岡も夏はけっこう暑いです。北東北の岩手でこれですから、南の方々はもっと暑い思いをしているでしょう。でも先日、競馬とは別のカメラマンの仕事で東京から来た人たちと一緒だったのですが、予想以上の暑さに見舞われ、「もっと過ごしやすいと思っていたのに…」と言ってバテ気味でした。
 そんな真夏の盛岡ですが、南のほうと違うのは夜風が涼しいことでしょうかね。東京からのニュースで聞くような、夜になっても蒸し暑いということはほとんどありません。まぁ都会はヒートアイランド現象が起こっていますから本来の気温じゃないのでしょうが、こちらの夜風は本当に気持ちがいいです。ほら、いまもカーテンを揺らして風がすーっと……だといいのですが、今夜はほとんど風が吹かないですね。我が家(アパート)はエアコンがないので、日中、西日がガンガン当たって加熱された部屋の中は風が無いと熱気が抜けず、今夜は寝苦しくなりそうです。ま、北国の夏なんてキツイのはほんの1〜2週間。もう真っ赤なアキアカネ(赤とんぼ)も何度か見かけましたし、すぐに秋がやってきますよ。
 そう思って今年もエアコン購入は見送るのでした。

 ところで今年の岩手競馬、お盆の特別開催は曜日をずらしただけで例年の5日間連続などはやりませんでしたね。ちょっと寂しい気もしますが、おかげでここ数年見に行くことがなかった「船っこ流し」に行くことが出来ました。船っこ流しは毎年8月16日に行われる行事で、お盆のあいだ里帰りしていた祖先の霊を送るため龍をかたどった船に火を点けて北上川に流します。というと普通の灯籠流しに近い物を思い浮かべるでしょうが、こちらは自動車ぐらいの大きさの船をに花火や爆竹を満載して点火するものですから迫力満点。夕暮れの街に爆発音が響き渡る、なかなか豪快なお祭りなのです。

2006/08/17
その他
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帰ってきたユーキ

 7月29日、小雨が降る中おこなわれた8レースにエメラルユーキという馬がいまして、通常通りパドックを周回した後、阿部英俊騎手が騎乗して馬場へと向かいました。ところがこのとき、たまたま左側の手綱がハミの近くから切れてしまい、阿部騎手が右の手綱だけで必死に制御しようとしたものの、ラチに接触して騎手を落とし放馬してしまいました。
 人馬とも大事には至らず良かったのですが、エメラルユーキはトラックを半周ほど走り、今度はUターンしてコースを逆走。スタンド側まで来るとレース後の馬が引き上げる出口のところから馬場を出て、職員の制止もきかずそのままの勢いで厩舎地区の方へ走って行ってしまいました。
 今は水沢の厩舎から参戦しているエメラルユーキですが、実は昨年までは、盛岡の小笠原義巳厩舎にいました。このとき小笠原厩舎にいたのは、昨シーズン、エメラルユーキを担当していたN君。N君は、イマドキの若者らしいこなれた感じがなく、寡黙でまじめな青年で、馬の仕事がしたいがために単身、岩手競馬の世界に飛び込んできた人物。私と彼とは乗馬練習を一緒に受けた時に話をするようになったのですが、「自分はユーキに馬というものを教えてもらった」と良く言っていました。しかし残念ながらとある事情により7月を最後に厩舎を退職し、実家へ帰ることがこのとき既に決まっていました。
 そんなN君が厩舎の番をしていた午後。残り少ない競馬場で過ごす時間。そのときなぜか表に馬の気配を感じて出てみると、そこには、いるはずのないユーキが…!


 放馬でパニックになったエメラルユーキが、記憶の断片に従って自分がもといた寝床への道を辿っただけなのかもしれません。でも、競馬場をあとにするかつての担当者に、別れの挨拶をしにきた…ようにも思えて、ちょっと泣ける話ですよね。

right (文・写真/佐藤 到)

2006/08/10
その他
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不来方?

 さあ今週はいよいよ不来方賞。GI3着という素晴らしい実績を手にしたオウシュウクラウンも、この歴史ある地元重賞をパスすることなく参戦してきます。全国区になったオウシュウクラウンと、地元で抜けた存在となっているブラックショコラ、サイレントエクセルらが再び相まみえ、誰に軍配があがるのか…
 と、その前に。オッズパークを通して今年度から岩手に興味を持っていただいたファンの皆様は、この「ふらいほう」とやらが何なのか解らない方が多いでしょう。
 これは正しくは「こずかた」と読み、盛岡地方の古い呼び名とされています。かつてこの地に羅刹という鬼が現れ、里を荒らし回ったので、困った人々が三ッ石の神様(現・盛岡市名須川町の三ツ石神社)にお願いしました。すると神様は鬼を捕らえ、二度とこの地に来ないという約束の手形を神社の境内にある岩に残させました。…という伝説があり、この「二度と来ない」が「不来方」という名の由来とされています。
 さらに、岩に押したという手形が「岩手」という県名のいわれであり、この巨岩は現在でも神社の境内にそびえ立っていて、ちょっとした観光名所になっています。また、鬼が退治されたことを喜んだ里人たちが神社で祝いの踊りを踊ったのが、盛岡周辺に伝わる「さんさ踊り」の起源なのだそうです。
 ちょうど8月1日から、盛岡市では市内中心部の中央通を会場に「盛岡さんさ祭り」が開催されていまして、踊り手、太鼓、笛の行列が通りを埋め尽くし踊りまくっています。なんでも東北5大祭りに数えられるのだそうで、特に、太鼓が伴奏ではなく、祭りの主役としてかなりの人数が太鼓を叩きながら踊るので、なかなかの迫力ですよ。

2006/08/03
その他
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