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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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都会と田舎


 サイレントエクセル残念でした。満を持して挑戦の船橋・クイーン賞GIIIでしたが、手応え無く結果10着。どうやら輸送が堪えたようで、前日入厩してからもカイバをほとんど食べなかったそうです。逆に言えば実力で劣っていた訳ではありませんから、今後、環境の変化に耐性ができれば、とも考えられる結果でした。
 それにしても遠征ってやつは難しいですね。サイレントエクセル自身、2歳のときには新潟や門別への遠征を平気でこなしていたのですが、成長と共に賢い馬になって、地元のレースでは力を発揮できるようになった代わりに、周囲の状況にはちょっと神経質になってしまったのかもしれません。今後、牝馬グレードに再挑戦するにしても、舞台はいずれも南関の競馬場。板垣騎手も「大井はモノレールの音がうるさいからなぁ…」と気にしていました。サイレントエクセルには精神的な強さを身につけ、全国の競馬ファンにその実力を見せつけて欲しいと思います。


 私のような田舎生まれの田舎育ち生粋の田舎者にとって、東京は仕事や遊びで訪れることはあっても、決して長く住めるところではありません。今回も船橋の行き帰りに都内を少し歩きましたが、交差点や駅で他人の動きを予測し、ぶつからないように神経を張り巡らして行動するということが負担なんですよね。2〜3日間だから平気で歩き回っていますが、もしこれが毎日となったら神経が参ってしまうのではないでしょうか。このような人間を「田舎モン」と見下す人種もいるでしょうが、最近は田舎暮らしに憧れる「都会人」の方も多いそうですね。もし仕事や子供の通学のしがらみがなければ、今すぐにでも田舎に引っ越したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
 以前、東京の雑誌社の方と宮城の田園地域で撮影をしたときのことですが、田んぼの中で車を降りたときその方は、「すげぇ〜静かだ。全然音が聞こえない」と感動していました。それほど遠くないところで耕耘機のエンジン音やカラスの鳴き声がしているのに、です。よほど普段の騒音に包まれた世界とのギャップがあったのでしょう。やはりどっちを向いても人、どこまで行っても人工物という環境は、人間という動物にとって根本的に負担なのではないでしょうか。そして競走馬も、それを敏感に感じ取ってしまうのかもしれません。
 そういえば某TV番組のアイドルグループが農村生活を営む企画や、某局のお金をかけずに田舎暮らしをしている「貧乏さん」を紹介する番組は毎回高視聴率を獲得しているそうですね。実は私も毎週見ています。都会と田舎、果たしてどちらが「豊かな暮らし」なのか…その基準は確実に変化しているようです。


(文/写真・佐藤 到)

2006/12/14
その他
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冬来たり

 ついに!今年もやって来ましたよ雪景色。きれいですよね〜好きですよ雪景色。もう何も言うことはありませんね。
 ということで今週はこの辺で。また来週〜\(^O^)/

……と、そういうわけにはいきませんか。ダメ?…ですよねぇ。実はこれを書いているのは月曜の深夜。水沢で皆川麻由美騎手が初の特別制覇をしたシルバーステッキ賞を撮影し、盛岡に帰って夜中に書いた原稿を木曜日にアップしてもらっています。明日は列車に乗って南を目指し、船橋競馬場で行われるクィーン賞へ前日入り。いよいよサイレントエクセルが牝馬グレード競走へ殴り込みです。相手も牝馬路線の常連や中央クラシック組、それに昨年の全日本2歳GIでアテストを負かした馬もいて手強いですが、しかし岩手のファンならご存じのようにサイレントエクセルの強さも相当なもの。どんなレースになるのか、楽しみでなりません。
 これがアップされる時点では結果が出てしまっているんですよね。そう考えるとちょっと複雑ですが、3日前の時空に存在している私は、そろそろ休ませて頂きます。

 あ、でももうひとつだけ。月曜のメインレース・シルバーステッキ賞は、若手騎手が抽選で決定した騎乗馬を駆って腕を競う名物レースですが、これを現在、岩手競馬の紅一点・皆川麻由美騎手が見事な逃げ切りで制しました。普段からとっても明るい麻由美チャンは、いつも顔文字の(^^)←これそっくりな笑顔をしているのですが、このときばかりは半分、嬉し涙の号泣状態が混じって複雑な顔に。でもすぐに「やったぁー!!うれしいぃーっ!!良かったぁぁぁぁ!!」と弾けました。
 そういえば先月、荒尾競馬場で開催されたレディースジョッキーズシリーズでは、2戦を終えて5位というポジション確保に加え、その日の2レースで勝ち星をあげるオマケつき。先日11/27には12番人気のミステリーチューンを2着に導き、百万馬券の片翼を担ぎました。いま彼女なりにノッてる皆川騎手、今週末はLJS第2ラウンドの高知へと向かいます。ライバル達は今や飛ぶ鳥を落とす勢いの山本茜騎手をはじめ強力ですが、逆転を祈ってみなさんも応援して下さいね。

(文/写真・佐藤 到)

2006/12/07
その他
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ばんえい

 11月27日に伝えられたニュースで、ばんえい競馬の廃止が決定的となってしまいました。我らが岩手競馬も岩手のアイデンティティーのひとつだと私は思っているのですが、ばんえい競馬が無くなるということは、日本全体にとっても重大な損失と言えるでしょう。なにしろ開拓の歴史に根ざすこの競走形態は、世界にひとつしかないというのですから。
 人間という生き物は、速い乗り物を手に入れるとどうしても競走してみたくなるらしく、馬にしろ自転車・自動車にしろ、世界中のどんな地域に行ってもその乗り物さえあれば必ずレースをやっています。しかしどういうわけか馬の『ちからくらべ』はあまり流行っておらず、プロフェッショナル競技として成立しているのは北海道のばんえいが世界唯一とのこと。人間だったら重量挙げやアームレスリング大会などは世界中で行われているのに、不思議ですね。

 と、こんなことを書いている私ですが、実際にばんえい競馬を見に行ったことは一度もありません。オッズパークの動画配信でレースの模様は見ることが出来ますけれども、あの画面は競走の流れを見るのにはいいのですが重種馬の迫力は残念ながら伝わって来ませんね。やはり現地に行って馬の息づかいを感じないと、ばんえいの魅力を味わうことは難しいのかもしれません。オーロパークでも行われている輓馬の草レースなら馬たちの必死な目つきや、そりを馬体に繋いでいる金具が発するガッシャンという音を間近で見聞き出来てすごい迫力ですよ。アマチュアの大会であんなにスゴイのですから、ばんえいの馬たちはどれほどなのでしょうか。もしばんえい競馬が、岩手がオフシーズンとなる1月下旬過ぎにもやっているのなら、一度は必ず見に行きたいと思います。
 帯広は企業スポンサーなどの支援に一縷の望みを託しているようです。世界に名だたる大企業がいくつもあるこの国で、手を挙げてくれるところはないのでしょうか。世界遺産にでもなれば官民あげての保存運動となるのでしょうか。なんとか存続への逆転サヨナラホームランを期待したいところです。


今年8月27日に行われた、東北輓馬競技盛岡競馬場大会の様子


 話は変わりますがここで宣伝とお詫びをさせて下さい。大変お待たせ致しましたが、「岩手競馬マガジン『テシオ』vol.42冬の岩手競馬特集号」が明日発売になります。前号で予告した発売日から大幅遅れとなってしまいましたが、これは先日発表された岩手県競馬組合の改革計画案関係記事を掲載するため。いま目を逸らすことの出来ない重要な問題ですから、どうしても今号に入れなければと判断させていただきました。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでしたが、最新号をよろしくお願いします。

(文/写真・佐藤 到)

2006/11/30
その他
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寒さ対策

 先週は、寒くなってきたぞ〜という話を書きましたが、今のところ盛岡や水沢ではまだ雪は積もっていません。寒さの方も土曜は冷え込んだのですが、その後は一進一退という感じ。
 とはいえ馬上でもろに風を浴びる騎手らは、徐々に寒さ対策が重装備になってきました。しかし寒ければ好きなだけ厚着すればよいファンの皆さんや我々カメラマンに比べて、あまりにも薄着なジョッキーたち。防寒装備といってもアンダーシャツにタイツ(ももひき?)、フェイスマスクと手袋ぐらいではないでしょうか。いくら馬の背中が暖かいとはいっても、これで寒風の中を疾走するのですからほとんど裸同然と言っていいでしょう。
 私も冬の屋外で仕事をする人間ですから、「集中すれば寒さを忘れる」というのは理解できます。しかし例えばレース前、返し馬の間やゲートに集合がかかるまでの時間などは本っっ当に寒いでしょうね。私はスタートまでの待ち時間に、指先や体を無駄に動かして凍えないようにしていますが(水沢に来たら、走路脇でヘンな動きをしている私を見ても気にしないで下さいね)、鞍上ではそういう訳にもいかないでしょうし。

 ところで先の開催で、ひとりだけ手袋をしていないジョッキーが目にとまりました。それは、水沢の山本聡哉騎手。あまりにも冷たそうなので騎乗後に聞いてみると、「素手のほうが手綱も鞭も持ちやすいですからね。このぐらいの寒さならまだ大丈夫です。でも本当に寒くなったら手袋しますよ」と言っていました。この先、聡哉君がどこまで頑張るか見守りたいと思います。
 そういえば、96〜97年に短期免許を取得し岩手で騎乗していた日系アメリカ人のスコット・サイトウ騎手は、どんなに寒くても素手でレースしていました。彼もやはり「手綱の感覚を大切にするため」と言っていたと思います。
しかし普通は手が凍えてしまったら、その感覚も無くなってしまうのですが…やはりジョッキーというのはすごい人たちでなのですね。

right  (文/写真・佐藤 到)

2006/11/22
その他
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冬近し

 毎度テシオブログをお読みいただき有り難うございます。木曜担当のカメラマン佐藤でございます。このごろ、「あれ、見ましたよ」と声を掛けられることが増えてきました。自分では odds park で一番どーでもいいコーナーのつもりで書いているのですが……まぁ先週のように突然、真面目なことを書いたりもするので、呆れずにアクセスして下さいませ。私も気を引き締めて書き続けたいと思います。
 ところで日曜日の12日、岩手ではとうとう平地でも雪が降りました。前日の土曜は雨ながらも暖かい日だったのですが急な冷え込み。今朝はもう盛岡市内にほど近い東西の山までも雪化粧し、いよいよ冬がやって来ます。
 毎年の事ながら、この時期の話題は「いつ車のタイヤを交換するか」。今年、私の車は昨シーズンから履きつぶしのスタッドレスなのですが、丸一年使って夏も越え、相当すり減ってしまいましたから全然効かないだろうなぁ。――ここで南国からアクセスしている方々に、念のため解説をいたしましょう。降雪・凍結地域の自動車は、冬は当然のごとく冬タイヤに履き替えます。しかしここでタイミングが問題で、早めに交換しておけば急に雪が降っても安心なのですが、降らなければ、柔らかいスタッドレスタイヤが乾燥路面を走るうちに摩耗してしまいます。効きを長持ちさせるためにはなるべく氷雪のない路面を走りたくないのですが、かといって交換を我慢していると、急に雪が降り積もった際に身動きがとれなくなってしまうというジレンマがあるのです。実際、去年は11月に降った初雪がいきなりのドカ雪で、ガソリンスタンドはタイヤ交換の客で長蛇の列。丸一日を棒に振った人も多かったとか。
 また、2〜3シーズン使用するとスタッドレスタイヤは摩耗して滑りやすくなり、冬タイヤとしての寿命を終えますが、まだ普通のタイヤとしては使えます。そこで春が来てもそのまま交換せずに履き続ければノーマルタイヤを1年間使用せずに済み、夏タイヤの寿命を1シーズン伸ばすことが出来るという訳です。まぁ北国ならではの工夫というか常識があるのですな。
 話は戻りますが、先の日曜日には地方全国交流の南部駒賞が行われ、北海道から2頭の2歳馬が参戦。コスモバルクで有名な田部和則調教師も「こっちも随分寒いねぇ〜」とおっしゃっていました。
 しかし私たちカメラマンにとっては、手が凍える寒さも辛いですが日暮れが早いほうが大問題なのです。冬至も近い今の季節、今日の盛岡での日の入り時刻を調べますと16時20分となっています。しかし実際のところ、天気が悪い日なら午後4時には薄暗くなってしまいますし、西側の空をスタンドの建物が覆っている水沢競馬場のゴール地点はなおさら。
 みなさんも経験があると思いますが、暗いところで写真を撮ると、シャッタースピードが遅くなって動く被写体はブレて写ってしまいますよね。それでも友達や家族のスナップ写真ならフラッシュをたけば良いですが、競走馬にフラッシュ光を浴びせるのは厳禁。しかも彼らは時速50〜60km/hで走ってくるのですから、撮影には相当な悪条件と言えるでしょう。
 考えてみると、ホッカイドウ競馬は11月9日で今年度の開催を終了。JRAも札幌・函館でのレースは来夏までありませんから、いまは水沢が日本一暗い薄暮下で行われている競馬なんですね。たまに京都や九州で行われているメインレースの映像を見ると、「同じ日本なのに何であんなに明るいんだろう?」と思ってしまいます。
 結局どうするかというと、岩手にはナイター設備もありませんので、私は唯一明るいゴール線上(写真判定カメラ用の照明が点灯されます)を通過する瞬間を狙って撮ることにしています。したがって、これからの季節は下の写真のような画を皆様のお目に掛けることが多くなることでしょう。
 それでもデジタルカメラの技術が進歩して、高感度設定でもフィルム時代以上にきれいに撮れるようになったので、だいぶ楽になってはいるんですけどね。

right  (文/写真・佐藤 到)

2006/11/16
その他
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