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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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ダンストングランに続け!黄菊賞はダンストンジールだ

 今週の盛岡競馬では『M&Kジョッキーズカップ』が行われています。秋は岩手で、冬は九州で行われるこの騎手交流戦は今年で8回目を迎えました。
 2001年に初めて行われた時には東北は岩手だけでなく新潟や上山の騎手も出ましたし、九州側には荒尾競馬の騎手が加わっていました。時の流れを痛切に感じますね。

 以前に比べれば規模が小さくなったM&K交流ですが、また冬になれば岩手の騎手が九州に行く事になるでしょう。地道なこういう交流が続くからこそ、以前行われていた若手騎手の期間限定騎乗とか、今年の冬に行われた岩手から荒尾への大遠征が実現したわけですし、いまや岩手の騎手で九州で騎乗した事がない人はほとんどいなくなったほど。岩手の関係者の意識の中で九州は、金沢や園田・高知あたりよりもよほど身近に感じる所になっています。
 やっぱりこういう人の交流は一見地味に見えても長く・途切れさせずに続けるのが一番なんでしょうね。



 月曜メインは9R、2歳の芝1700mの黄菊賞です。秋の盛岡開催も折り返し点を過ぎたという事で、2歳の芝特別も今季はこれが最後です。
 出走12頭中、前走がジュニアGPだった馬が過半の7頭。その時の2着から10着まで着順は様々ですがタイム差はそれほど大きなものではなく、特に2着争いに加わった組は一線と言っていいでしょう。ここに他路線の馬が加わってどう変化するか。それがカギになりそうです。

 そんな前振りをしつつ本命は(11)ダンストンジールとしました。父ウイングアローという血統ながら芝で2戦2勝。前走は芝マイルの特別戦・若鮎賞を勝ち、それもジュニアGPよりも速いタイムで決めている点は非常に魅力的です。
 

081006-midokoro.jpg
ダンストンジール

 まあ、こういう血統だけに恐らくは本当の芝巧者ではないのでしょう。しかしそれは他の馬も同じ事。であれば楽勝だった前回の戦いぶりを高く評価したいですね。

 対抗は(4)カミノフジ。前走は鞍上曰く「少し脚を余してしまった」という4着。しかしそれでも2着争いではタイム差無しの横一線に食い込んでおり、“今度こそ”を狙っています。距離が伸びるのもプラスでは。
 ジュニアGPでは4番人気5着だった(1)ワタリシンセイキ。走りはやはり芝向きでは無い印象ですが、それでも5着まで来ている点は評価。明日は雨の予報、パンパンの良馬場ではなさそうなのも有利でしょう。

 (8)イシノイングランドは芝でこそ活きるタイプの模様。前走を単に展開に恵まれただけとは思いたくない。
 穴で狙ってみたいのが(6)センリグランピー。前走は外々を回らされつつそれなりに脚を使っていました。今度の枠ならもう少し積極的に戦えそうです。

●買い目
馬単(11)=(4)、(11)=(1)、(4)=(1)、(11)→(8)、(11)→(6)

◆お奨めこの一頭
10R:カツイチヴィーナス
 1200mがちょっと短いかなとは思うが、それは他も同じ事。むしろ短距離の差し馬かもしれない。

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/10/05
レース展望
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プリンセスカップは1戦1勝アイビーの素質に期待!

 5日(日)メイン10レースは「第25回プリンセスカップ」(2歳牝馬 盛岡ダート1400m)、12頭立て。


(アイビー 写真・佐藤到)

 キャリアを重視するか、素質を重視するかで大きく分かれるところだが、アイビーを主軸に抜擢する。8月31日、水沢850mで行われたフューチャー競走を鮮やかに逃げ切って快勝。51秒3の抜群のタイムで駆け抜けた。
 今回、いきなり1400mへ距離延長、初の盛岡輸送などを考えれば常識的には苦戦の見方が妥当だろう。しかし父がサクラバクシンオー、母父がアレミロードは魅力たっぷりの配合。恵まれたスピードはその血統からきたもので、1400mもおそらく守備範囲だし、中間の追い切りでも絶好の動きを披露。先物買いで狙ってみたい。


 フジフーフーはいまだ未勝利ながらビギナーズカップ2着、りんどう賞3着(2レースとも優勝はワタリシンセイキ)。芝1600m戦・若鮎賞はハイペースに巻き込まれて5着に沈んだが、ここでは実績面で一歩リード。それを考えれば相手有利は明らかで、特別制覇のチャンスが巡ってきた。
 ただ対抗評価としたのは堅実な半面、詰めに課題を残しているから。このタイプは案外、突き抜けられないケースも多い。
 ダンストングランの評価が難しい。デビュー戦の芝で上がり35秒1の強烈な差し脚で快勝。続くビギナーズカップ(水沢1400m)は2番手追走から3着に粘り、若鮎賞(盛岡芝1600m)では当然のように1番人気に支持されたが、7着に凡走。
 敗因は出遅れを喫したことに求められるかもしれないが、それでも1・6秒差は離されすぎ。ここが真価問われる一戦となりそうだ。


 芝2戦とも着外に沈んだフェニックスクインだが、調子落ちはまったくない。レース展開に恵まれなかっただけとも解釈でき、ダートでもりんどう賞4着入って適性がないわけでは決してない。
 あとは前回快勝で弾みがついたテンショウスズラン、ダート向き血統ロスチャイルドスキーを連下に押さえたい。


◎ ?アイビー
○ ?フジフーフー
▲ ?ダンストングラン
△ ?フェニックスクイン
△ ?テンショウスズラン
△ ?ロスチャイルドスキー


3連単は2、10、4のボックスが本線。あとは12、6、1を3着押さえ
馬複は2−10、2−4、2−12、2−6


 ダブルメイン9レース「M&Kジョッキーズカップ(第2戦)」は目下4連勝中と破竹の進撃?ケイジーウォリア=菅原勲で単不動。焦点はヒモ捜しに絞られ、こちらは3連勝中?ロックエモーション=尾林、決め手強烈?サンワードグロー=佐々木忍を上位に採ったが、1800mの距離合う?センリオー=関本淳、本格化?コロンザエンジェル=小林、格上?スウィープザボード=権堂も侮れず、激戦必至。

3連単は6を1着固定に10、4、2のフォーメーション本線。あとは3、7を3着押さえ
馬複は6−10、4−6、2−6、3−6


<お奨めの1頭>
8レース タイキサファリ

近走の安定度が目を引く。盛岡カースにも自信を持っており、強豪不在の今回はチャンス


岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/10/04
レース展望
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M&Kジョッキーズカップ第1戦は3歳牝馬ダイショウルシアン=村上忍が主役を演じる

 4日(土)メインはB2級馬による盛岡芝1700m戦「M&Kジョッキーズカップ(第1戦)」、12頭立て。4日を皮切りに5日、第2戦(B2級・盛岡ダート1800m)、6日、第3戦(B2級・盛岡ダート1200m)と3日間にわたって九州vs岩手のジョッキーバトルが繰り広げられる。


 毎年この時期恒例となったM&Kジョッキーズカップ。今年の参加騎手は九州・佐賀競馬から吉田順治、権堂学。荒尾競馬から尾林幸彦、佐藤智久。迎え撃つ岩手は6回盛岡終了時(9月29日まで)のリーディング上位8名、菅原勲、村上忍、小林俊彦、阿部英俊、高松亮、関本淳、佐々木忍、沢田盛夫利の計12名。


 ただ総合ポイントなどによる優勝システムはなし。せっかくの企画だからシリーズ制にして総合優勝を決めた方がファンの興味も倍増する。今後は是非、導入してほしい。 
 しかし今年の条件を見て、これはおもしろいと思った。第1戦が芝1700m、第2戦はダート1800m、第3戦がダート1200mとすべて走る舞台が違う。これこそオーロパークの特性を生かした番組だと言える。


(ダイショウルシアン 写真・佐藤到)


 第1戦の主役はダイショウルシアン。デビュー2戦目の芝1000m・認定競走を勝ったが、その後は未勝利でシーズンを終了。ちょっと肩透かしの印象があり、今季も当初は精彩を欠いていたが、3戦目の特別・ガーベラ賞(盛岡芝1600m)でウィンエヴリーの3着に食い込み、ようやく上昇ムード。
 続く盛岡ダート1600戦を快勝してJRA福島・織姫賞に挑戦。結果は後方から差を詰めただけの11着に終わったが、帰郷後は2、3着から前々走1着。通算3勝目をマークした。古馬編入の前走・B2戦は5着止まりだったが、元A級馬などがそろって仕方なしの結果。
 今回は適性高い芝に替わって能力全開。しかも岩手リーディング2位の村上忍騎手を引き当てたのも心強く、古馬をまとめて蹴散らす格好の舞台となった。
 

 軸はすんなり決まったが、他のメンバーも芝巧者がズラリ。こうなってこそおもしろくなり、相手筆頭はマイネルソルダネラ。芝1700m戦は2戦1勝2着1回とパーフェクト連対。5走前には荒尾から単騎免許で来県した牧野騎手とのコンビで見事1着。今回の鞍上・佐藤智久騎手は芝コース初経験だが、ここは適性を重視したい。


 マルケイゴールドもステイゴールド産駒らしく盛岡芝<3.2.1.4>と絶対の自信を持っている。盛岡ダート戦では3着が精一杯だが、芝に替わると別馬のようにスイスイ走り、しかも鞍上はトップジョッキー・菅原勲騎手。


 タカノグラディウスは芝1700m戦1勝3着3回と安定している半面、最後の詰めがちょっと甘い。加えて今季1勝のみとひと息のレース続きだが、今回は願ってもない1枠をゲット。盛岡芝は内でじっと我慢をし、直線で馬群が開いたところを突き抜ける戦法がはまるケースが多々。戦列復帰した阿部騎手はそれを十分承知しているだろう。


 以下、前走・芝1000m戦セプテンバーカップを快勝して波に乗るオンワードリリカ=高松亮、単騎逃げ明白マルワグランディ=尾林が連下。


◎ ?ダイショウルシアン
○ ?マイネルソルダネラ
▲ ?マルケイゴールド
△ ?タカノグラディウス
△ ?オンワードリリカ
△ ?マルワグランディ


3連単は3を1着固定で勝負。2、3着は8、11の折り返しを本線に1、6、4を押さえ
馬複は3−8、3−11、1−3、3−6、3−4

<お奨めの1頭>
9レース ヨコハマボーイ

大型馬が今シーズン、ついに本格化。目下8戦連続で連対を継続し前回も完勝。このタイプは追いかけて損なし


岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/10/03
レース展望
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一介の逃げ馬ではない!プリズンガールが新境地魅せる

 金曜日、笠松競馬場で行われた「スーパージョッキーズトライアル」第1ステージで、岩手の菅原勲騎手が2戦2勝の大活躍。第1ステージを1位で通過しました。
 02年のWSJSに出場した時、「世界のトップジョッキーと腕で戦う。本当に騎手冥利に尽きる。ぜひまた出たい」と語っていた菅原勲騎手。これで6年ぶりのWSJS出場に大きく前進しましたね。。
 2位の岡部騎手とは10点差、「2勝したとはいえそんなにリードしてない。気が抜けないよね」と言って気を引き締める菅原勲騎手ですが、そこは笠松での表彰式でも話していたとおり「良い意味のプレッシャーにして」乗りきってくれるでしょう。



 さて、月曜メインはダート1000mの八幡平賞です。今年この条件のレースは八幡平賞のみ、また格上挑戦の馬が多く、59kgだとか51kgだとかが入り乱れてハンデ戦のようになっていた昨年の1000m戦とは違い、今回はみなC1級で普通に別定重量戦。
 実は昨年は、なんだかんだ言って負担重量が重くても格上の馬が上位を占めるという結果でした。それはそれで分かりやすかったのですが、今回はその差が無くなって手掛かりが減り、難解になった感。脚質も成績も似たり寄ったり、かなりの波乱まで考えておいた方が良いのかもしれません。

 本命は(8)プリズンガールを狙います。基本の脚質は逃げ・先行。しかし短い距離だけではなく、マイルや1800mまで幅広い距離でハナを奪えるだけのスピードを持っているだけに、同型多数の中でも有利にレースができるはず。ここまで戦ってきた相手も他馬に比べてかなり強いといえ、着順以上に評価できる内容でしょう。そんな経験が活きる舞台。

080929-midokoro.jpg
プリズンガール

 (1)トーセンコマチもスピードでは負けていません。盛岡は4戦4勝、水沢は7戦0勝と極端ですが、それは小細工が必要な水沢より一気に行ける盛岡の方が合うと判断したい。血統的にも距離は短ければ短いほど良さそう。最内枠を活かせればチャンス。
 3番手は(6)ブライティアバレーでどうか。最近は逃げて好結果も、この馬の本来の持ち味は短距離での差す競馬。距離が短い方が自在に動ける印象もあり、この条件、少し短すぎるかもしれませんが、思い切って狙ってみたいところです。

 他はもう横一線、強いて選ぶなら(4)エアセイレン。盛岡経験の少なさがやや気になるものの、最近は取り口が安定。流れに乗った時の決め手も上位。(10)トキオパーフェクトはさすがに以前の力までは・・・という近況もテンのスピードはまだ通用。ここのところ天候が悪く良発表でも湿り気の多いコース状態ですし、もう少し強く雨が降れば面白くなるでしょう。

●買い目
馬単(8)=(1)、(8)=(6)、(1)=(6)、(8)=(4)、(8)=(10)

◆お奨めこの一頭
5R:トウショウヒート
 転入初戦を好タイムで2着、今回はさらに上昇見込める。

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/09/29
レース展望
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史上初のグランドスラムに王手。盛岡ターフ王ボスアミーゴが征く!

 28日メインは3歳以上オープン馬による地方競馬全国交流「第10回岩手県知事杯OROカップ」(盛岡芝1700m)、12頭立て。
 このレースの優勝馬にはJRA・マイルチャンピオンシップ・トライアルの優先出走権が与えられるとともに、優勝馬主には社台スタリオンステーションから種牡馬ハーツクライの配合権利が提供される。


 今回、他地区からの遠征馬は4頭。中でも注目は川崎のモエレフェニックス。北海道時代、4戦3勝でクローバー賞へ挑戦し見事優勝。本番・札幌2歳Sでは善戦及ばず11着に敗れたが、その後はJRAへ移籍。ビッグタイトルは取れなかったが、4歳時に準オープン(1600万下)・むらさき賞(東京芝1800m)を快勝した実績がある。
 南関東トレードは障害2戦を経て昨年11月。初戦のA3以下で2着、2戦目3着にまとめたが、以降は精彩を欠くレースを繰り返している。しかし休み明けの前回は5着入線を果たした。
 ネックは往時の迫力を取り戻しているか否か。プラス、1周1400mの小回り盛岡芝をどうこなすかだが、芝実績はメンバー中1、2の存在。ただ一昨年5月以降、ずっと白星から遠ざかっている点を考えれば▲評価が妥当だろう。

(ボスアミーゴ 写真・佐藤到)


 主軸はボスアミーゴ。過去、“盛岡芝の鬼”の異名を取ったのはサイレントグリーンだったが、その座を奪ったのがボスアミーゴだった。ダートでの好走は昨年の不来方賞3着まで遡らなければならず、その後はすべて着外。しかし芝に替わると、まるで別馬のように動きが一変。昨年のきんもくせい賞から前走・桂樹杯まで目下5連勝中と破竹の進撃を続けている。
 ボスアミーゴの特長は反応のすばらしさ。前半はじっくり後方に待機し鞍上がゴーサインを出すや、一気に加速して他の馬をごぼう抜き。この瞬発力こそが芝で最大に生き、5連勝は着差関係なしにまったく危なげのない内容につながっている。
 また、以前は気合いが入りすぎて道中で掛かるシーンもまま見受けられたが、いい意味で“ズブさ”が出てきて折り合い面もまったく問題なし。精神面でも大人になった今なら中央挑戦しても大きく体重を減らすことはなさそうだし、今後は再トライしてほしいと切に願っている。
 その布石を作る意味でも今回のOROカップは何としても負けられないところだし、仮に優勝すれば2歳、3歳、そして古馬の盛岡芝重賞を全制覇の偉業を達成することになる。


 相手筆頭はカネショウエリート。今年はひと皮もふた皮もむけ、苦手だったダート戦も含めて圧巻の5連勝マーク。メイセイオペラ産駒は総じて晩生だが、カネショウエリートも4歳にして素質が一気に開花した。
 勢いを駆って前回・桂樹杯へ果敢にチャレンジ。5番手から3コーナースパートをかけ、直線勝負に持ち込んだが、ラスト200mで前が塞がる不利。これが痛かったが、カネショウエリートは怯まずに盛り返して0・2秒差4着に善戦した。
 残念ながら連勝はストップしたが、収穫も大きく一線級相手でも通用するメドは十分に立った。


 単穴モエレフェニックスに続くのがクルセイズだ。ほぼ連闘で使われながら毎回好走し、今年の盛岡芝レースでは3戦連続で3着。常に馬券の対象になっており、ここでも目が離せない存在となる。


 オグリオトメは通算3勝ながら積極的に遠征を試み、前回はJRA・ローズステークスに挑戦。さすがに初の芝に戸惑いは隠せなかったが、それで1・7秒差なら上々。レース間隔は非常に詰まっているが、53キロの軽ハンデを味方に上位入線を狙っている。


 同じ3歳牝馬ピンクゴールドも軽視できない。不来方賞では牡馬どもをナデ斬りにして快勝し、待望の重賞タイトルを獲得。芝も決して不得手ではなく、むしろ切れ味勝負型で前が競り合えば一気台頭のシーンまで。


◎ ?ボスアミーゴ
○ ?カネショウエリート
▲ ?モエレフェニックス
△ ?クルセイズ
△ ?オグリオトメ
△ ?ピンクゴールド


3連単は12を1着固定に3、8、5流し。あとは1、10を3着押さえ
馬複は3−12、8−12、5−12、1−12、10−12


<お奨めの1頭>
11レース タイキランデヴー

芝巧者がズラリ勢ぞろいしたが、すでに盛岡芝で5勝マークと適性は文句なしに一番。桂樹杯8着のうっ憤を晴らす


岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/09/27
レース展望
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