15日(土)メイン10レースはC1級「風鈴賞」、12頭立て。特別では岩手最短距離のダート1000mが舞台。それにふさわしく、前走逃げの手に出た馬は12頭中6頭。改めてスピード自慢が一挙集結した感がある。
ただ、ダート1000m特別を逃げ切るのは至難の業のようで、確か昨年の同じC1級「八幡平賞」でトキオパーフェクトが逃げ切った一戦のみ。スピード一辺倒だけでは勝ち切れないのが盛岡コースの特徴だ。
人気を集めるのはタケデンジャズだろう。過去、盛岡ダート1000m戦を2度走って2、5着。2着は昨年の八幡平賞で2番手からそのまま流れ込みを果たし、高配当を演出した。5着はB2「立夏賞」で3番手からの競馬。直線でやや一杯となったが、9番人気の低評価。それを考えれば短距離適性は相当のものと解釈して間違いないだろう。
それでも▲評価までとする。なぜなら1枠に入ったからだ。普段のレースならば絶好枠とも言えるし、先手を取るのはほぼ間違いない。ヘタに包まれることになったら大変だからだ。しかし今回に限ればマイナス材料と判断した。
逃げの手に出ても後続から同タイプが殺到し、どう見ても楽な競馬ができそうにない。最近、逃げ馬に乗せたら絶妙のレース運びを披露する山本聡哉騎手だが、息を抜ける場面がないのではなさそうだし、先にも記したようにダート1000m戦を逃げ切るのは至難の業。勝つか、はたまた凡走かの意味で単穴とした。
本命はエーシンエイホープ。中央12戦未勝利ながら、芝1200m戦で2着1回3着1回。白星は笠松1400m戦での1勝のみで岩手転入後も2着5回ありながら、いまだ美酒を味わうに至っていない。
それでも主軸視したのは父ハイイールド、母父コジーンの血統。父はストームキャットの直仔でコジーンもスピードタイプ。いかにも1000m戦が合いそうな血統だし、控える競馬もできるのが最大の魅力だ。
対抗も思い切ってサチノプログレスとした。昨年8月に転入後、いきなり5連勝をマークして周囲を驚かせたが、その後は勢いがパッタリ止まって凡走の繰り返し。今シーズンも当初、着外の連続だったが、ここにきて立ち直り気配をようやくうかがわせている。
注目してほしいのは北海道時代の成績。札幌・旭川・JRA札幌1000m<2.1.1.1>。そして盛岡ダート1200m2戦2勝と短距離実績は群を抜いている。
しかも先に行きたい馬がずらりとそろい、いかにもサチノプログレス向きの展開になる可能性が大きく直線一気のシーンまで。
オンワードスペルが岩手で馬券対象から外れたのは、転入2戦と初の盛岡コースに戸惑った8着1度のみ。常に上位争いを演じ、なおかつ目下2連勝中。大外12番枠に入ったのはちょっと痛いが、内の流れを見ながら走れるとしたらむしろ有利に運べそうだ。
盛岡初勝利で弾みついたウェルスビューロウも怖いが、最大の惑星馬は6戦連続で連対中のマツリダベストよりレッドルンバ。内田利雄騎手の一発がありそうな予感がする。
◎ ?エーシンエイホープ
○ ?サチノプログレス
▲ ?タケデンジャズ
△ ?オンワードスペル
△ ?ウェルスビューロウ
△ ?レッドルンバ
3連単は6、3、1の3頭ボックスが本線。あとは12、8、2を3着押さえ
馬複は 3−6、1−6、6−12、6−8
<お奨めの1頭>
5レース サクラヴァリアント
岩手初戦は出遅れながらも豪快にまくって快勝。タイム以上に強い内容だった。連勝街道を突っ走る
14日(金)メイン9レースは今年第二弾のダートグレード「第14回クラスターカップ」(Jpn? 盛岡ダート1200m)、14頭立て。
主軸はバンブーエール。今回、ただ1頭のG?ホース(08年 JBCスプリント・園田)であり、今年3月のドバイ・ゴールデンシャヒーン(G? アドナルシバ競馬場ダート1200m)で1秒差4着に健闘した。
このときを振り返ればウオッカがデューティフリーに挑戦して7着、カジノドライブがドバイワールドカップ8着。日本馬で最も期待の薄かったのがバンブーエールだったが、一旦下がりながらも外ラチぎりぎりから伸びて日本の応援団を喜ばせた。
帰国後はさきたま杯(浦和1400m)2着、プロキオンS3着と2戦とも伸び切れないで終わっているが、今回はドバイ4着以外すべて白星を飾っているダート1200m戦。G?ホースゆえトップハンデの59キロを課せられたが、メンバーも楽になった今回は首位を絶対に譲れない。
おそらくクラスターC以降は東京盃→JBCスプリント(名古屋)の路線を歩むに違いなく、その弾みをつける意味でもキッチリ勝ちたいところだろう。
相手捜しが混戦だが、一連の安定度からトーセンブライトが筆頭に落ち着く。ダートで通算9勝をマークし、3歳時にサラブレッドチャレンジカップ(金沢)、そして今年の黒船賞(高知)とダートグレード2勝。また08年・エルムS(札幌)2着、前々走・かきつばた記念(名古屋)2着など抜群の堅実さを誇り、着外に沈んだのは通算43戦してわずか9回のみ。
鞍上はここ3戦(通算5回)連続で安藤勝己騎手とのコンビで臨み、前記・黒船賞を1・1秒差で圧勝。また同騎手は7月、マーキュリーカップ(盛岡ダ2000m)でマコトスパルビエロに初重賞をプレゼント。コースを熟知しているのも心強い。
1つ不安点は意外にも1200m戦の経験がまったくないこと。直線で追い込んでも届かないケースも頭に入れておきたい。
タマモホットプレイは前走・プロキオンSが初ダート。終始5番手を追走し、4コーナーでちょっとモタモタしたが、直線で盛り返して5着。まずは及第点の走りを見せた。
芝で短距離のスペシャリストで鳴らし、04年スワンS(G?)、07年シルクロードS(G?)の2重賞を制覇。
気になるのは07年1月、淀短距離S以来、白星から遠ざかっている点だが、ダートへ新天地を求めて0・9秒差5着。2度目ならさらに適応力が出るだろうし、緩いコーナー2つの盛岡は歓迎のはず。
陣営にしても今回で結果が出ればダート路線へ完全変更するに違いなく、その意味からしてもクラスターCは正念場となるだろう。
メイショウバトラーは芝重賞1勝、ダートグレード9勝。驚くべきは31戦連続でダート重賞へ出走していること。しかも07年は10走、08年は11走とほぼ休みなし。まさにタフネス牝馬の典型で前々走・マリーンカップ(船橋)を連覇。依然、健在なりを証明した。
それでも△評価としたのはトーセンブライトとの直接対決の結果。今年に限っても黒船賞トーセンブライト=1着に対し、1・7秒差5着。かきつばた記念でトーセンブライト=2着、メイショウバトラー=4着。牡馬相手には苦戦しているのは否定できない。
とはいえ一昨年のクラスターC(水沢で実施)を優勝し、昨年の南部杯で2着を確保。この成績を考えればやはり軽視できないかもしれない。
コパノオーシャンズは前々走1000万下を勝って準オープン入りを果たした。昇級初戦・北九州短距離Sは上がり34秒の脚を駆使して0・3秒差3着。十分通用するメドも立ったのが心強い。
ネックは07年10月以来、久々のダート戦。小柄な牝馬でタフさを要求されるダートが微妙だが、未勝利脱出は阪神ダート1200m戦。それを考えれば適性がない訳ではないかもしれないが、タイムが1分13秒6。今なら間違いなく詰めると思うが、ここは着止まりの評価が妥当だろう。
一方、岩手の期待を集めるのがダンストンリアル。もちろん勝ち負けを期待するのは酷だが、前走・岩鷲賞は馬群を割って抜け出して快勝。昨年の南部杯でも岩手最先着6着に食い込んだことを考えれば電光掲示板に載る可能性もあるかも。
◎ ?バンブーエール
○ ?トーセンブライト
▲ ?タマモホットプレイ
△ ?メイショウバトラー
△ ?コパノオーシャンズ
3連単は13を1着固定に8、6、1流し。絞れば8、6の2、3着折り返し
馬複は 8−13、6−13、1−13、6−8
<お奨めの1頭>
6レース ウインライトアップ
ひと頃、伸び悩みの時期もあったが、目下3連勝中と再び上昇。昇級戦も今の勢いで突破する
8月9日 サファイア賞(3歳オープン 芝1700m)
1着 センリグランピー
全馬が初の芝2400m戦もあって当然のことだが、前半は超スローペース。しかしあわてずジックリ後方3番手に待機し、前走・オパールカップと同様、ラスト800mからロングスパート。4コーナーで先陣に取り付け、直線入り口で先頭に立ったトキワノマツカゼに並びかける。
内でトキワノマツカゼも渋太く粘ったが、ラスト100mでセンリグランピーが抜け出して外マルブツコンバットの追撃も封じて快勝。デビュー20戦目にして待望の特別タイトルを手に入れた。
「スローの流れは分かっていたが、折り合いがつくタイプなので心配はなかった。前回(オパールC)の芝でいい脚を使ったので、同じポジションからスパート。追ってからしっかり伸びるのがこの馬の持ち味。これまで掲示板に載ってもなかなか勝てなかったが、ようやく勝てた。自分もオープンタイトルは初めてだったので本当に嬉しい」と菅原俊吏騎手。
同騎手はオーストラリアでデビューした異色ジョッキー。かの地でも23勝したが、どうしても日本で騎手になりたいと厩務員を経て騎手免許を取得。07年4月、晴れて岩手所属のジョッキーとなった。
センリグランピーは追い込み一辺倒の脚質のため、いい脚を使いながら届かないケースの連続。ひと頃、脚質転換を図って先行策に転じたが、結果が出ず再び追い込みに戻っていた。
その目が出たのは3走前のダイヤモンドC3着。そして前走・オパールCでも僅差3着まで詰め寄っていた。これまでの2勝はダート戦だったが、ここ2戦を見ると芝の方が合いそうな印象。今後は強いことは百も承知で古馬の芝にチャレンジしてみたいと菅原右吉調教師。
2着 トキワノマツカゼ
終始4番手外を追走し、3コーナーから徐々に前へ進出。3コーナー過ぎに逃げたマイネルビバーチェが失速し替わってダンストンジールが先頭。連れて2番手に上がって直線入り口で先頭に立ったが、センリグランピーとの末脚勝負ではかなわなかった。
前走・オパールCが初の芝だったが、6着ながら0・6秒差にまとめ芝もこなせる感触をつかんで今回のサファイア賞へ臨む。
学習能力の高い馬で2度目の芝にも慣れてスムーズなレース運びができたが、ダート戦と同様、どうしても瞬発力で見劣って今回も惜しい2着となった。
3着 マルブツコンバット
道中はセンリグランピーの前を走り、脚をじっくり貯める競馬に心がける。3コーナーでも無理をせずに4コーナー手前からエンジン全開。大外から鋭く伸びてメンバー中最速の上がりを披露したが、惜しくも2着トキワノマツカゼとはハナ差3着に敗れた。
8月10日 若鮎賞(2歳オープン 盛岡芝1600m)
1着 ロックハンドスター
ダンストンルティーが逃げ、その直後2番手を追走。4コーナーでダンストンルティーを交わすとアッという間に突き抜けて9馬身差。このメンバーでは実力が違うとばかり、1頭だけ別次元の競馬を披露した。
「雨を含んだ芝にのめって合わない印象だったが、能力で勝った感じ。追い出してからの反応がいいので距離が伸びて実力を発揮したのでは。芝が合うか、ダート向きかはこれからの走り次第」と菅原勲騎手。
デビュー戦の芝1000mでは3番手を追走し、楽勝パターンかと思ったが、直線の伸びが案外で3着。しかし地元水沢に戻って1300m戦を中団から力強く抜け出して快勝。
今回は芝適性が心配されたが、アッサリ克服。これからも主導権を握っていくに違いない。
2着 リュウノヒーロー
道中ずっと6番手インにつけ、経済コースを進む。それが功を奏してインからスルスルと進出から2着を確保した。
メンバー最多の4出走のキャリアがあり、2着1回3着1回。人気がなかったので気楽に乗れたことも好走要因だったと思うが、キングリファール産駒ながら芝の方が合うかも。
3着 セイントネイティブ
スタートがもう一つだったが、今回はすんなり出て5番手を追走。3コーナーから外を回ってスルスル伸びて3着。他の有力馬の凡走にも助けられ、3着に食い込んだ。
10日(日)はJRA交流フレンドリートロフィー・ターコイズ賞」中央未勝利 岩手3歳2勝以下 芝1700m)が8レース、フレンドリートロフィー・ルビー賞(同 ダート1600m)が10レースに組まれ、メインの『若鮎賞』(芝1600m)は9レース(発走:16時25分)で実施する。
今シーズン第一弾の2歳特別。パドックなどでチェックして思うことは、例年以上に2歳馬が粒ぞろいだなということ。単純に血統レベルでも高いし、馬体の良さも目につく。
その中の1頭がサンデーゴールドだ。アドマイヤドンの初年度産駒は各方面から注目を集めているが、G?7勝が何といっても光るしJBCクラシック3連覇の偉業を達成。そのイメージが強くダート馬の印象だが、2歳時に朝日杯FSを制して最優秀2歳馬にも選出された芝ダート兼用のタイプ。母が牝馬2冠馬ベガなら納得がいくだろう。
サンデーゴールドはデビュー戦を出遅れながらも2着ダンストンルティーに0・4馬身差で完勝。2戦目はフラットリアにタイム差なし1着だったが、盛岡ダート1200mの走破タイム1分14秒9は2歳戦では滅多に出ない。以上のことからもスケールの大きさはうかがい知れる。
今回のカギは初の芝。490キロ前後の馬体に将来性も感じさせるが、逆に大型馬ゆえに芝は合わない不安がある。
しかし先に記したように2歳最優秀馬にも選出されたアドマイヤドンが父親。芝も走る素地は十分にあるし、元々「若鮎賞」はパラダイスフラワー、ダンストンジールなどが優勝馬に名を連ね、芝適性よりも総合力がモノを言うレース。結論は芝でもサンデーゴールドが主軸となる。
逆転筆頭はリュウノオパール。小柄な牝馬ながら、父がアグネスフライトで兄がヒシミラクル。もうこれだけで魅力たっぷりだ。ただパドックで見る限り、まだまだ子供の印象。体に身が入れば間違いなく出世するはずだ。
その片りんは前走でも披露した。前半は追走に手こずっていたが、直線を向いてから猛追。メンバー中一番の上がりで0・2秒差3着に食い込んだ。おそらく距離が伸びれば伸びるほどいいタイプに違いない。先物買いだ。
ロックハンドスターの馬体もなかなかのもの。デビュー戦は忙しい芝1000m戦が合わなかったのか完敗3着に敗れたが、2戦目を強いレースで快勝。父母両系とも長距離向きで1600mの舞台はもってこいだろう。
ウィッシュロマンスの芝1000mのタイム1分1秒9は平凡だが、あの時はコスモバルクも泣いた極端な不良馬場。良馬場だったら、確実に1分前後で駆け抜けていた。
ダンストンルティーは重賞・岩鷲賞を快勝したダンストンリアルの妹。牝馬ゆえ比較するのは酷だが、ちょっと小柄。その分だけ芝の適応力も備えているのかもしれない。
もう1頭、気になるのがストリーム。2戦目のダート1200m戦は5着に凡走したが、おそらく脚抜きのいい芝の方が合うタイプ。その意味で正念場を迎えた。個人的にはユメノセテコウユーの世代ただ1頭に頑張ってほしいと思っている。
◎ ?サンデーゴールド
○ ?リュウノオパール
▲ ?ロックハンドスター
△ ?ウィッシュロマンス
△ ?ダンストンルティー
△ ?ストリーム
3連単は10を1着固定に3、4の折り返し本線。あとは1、7、10にも流したい
馬複は 3−10、4−10、1−10、7−10
<お奨めの1頭>
11レース コスモフェデラー
前走は中団キープから豪快に抜け出して快勝。負かした相手が元A1級馬で走破タイムも文句なし。
9日(土)メイン10レースは3歳特別「サファイア賞」(盛岡芝2400m)、10頭立て。ポイントは一貫して重特路線を歩んできたダンストンジール、トキワノマツカゼ、センリグランピーら実績上位組に対し、JRAとの条件交流「フレンドリートロフィー・オニキス賞」1、2着マルブツコンバット、リュウノシンゲンが果たして通用するか否か。それに加えて全馬が未知の芝2400mも予想を難解にしている。
主軸にマルブツコンバットを抜擢する。前走・オニキス賞(芝1700m)で通算2勝目。阿久利黒賞で2着トキワノマツカゼ、3着ダンストンジールから離されること2秒以上。優勝マヨノエンゼルから2・9秒もの大差をつけられて9着に敗れた。
この馬を本命視するのは明らかに危険だが、オパールカップの結果を振り返れば理解できると思う。
最先着3着に食い込んだのがセンリグランピーだった。3コーナー手前から大外を回ってロングスパート。勝ったエイブルインレースに0・2秒差、2着フレンチマリーには0・1秒差に善戦した。
ネックは好走が続かないこと。追い込み一辺倒の脚質ゆえ着順が安定せず、凡走するケースも結構多い。マルブツコンバットがオニキス賞でマークしたタイムが1分48秒4。オパールCのセンリグランピーは1分46秒5。このタイム差は計り知れなく大きいが、今回は2400mが舞台。
マルブツコンバットが父サッカーボーイ、母父ビワハヤヒデと明らかにステイヤー血統に対し、センリグランピーは父がスキャターゴールド。母父はリアルシャダイなら距離も持つと思えるが、父はミスプロ系のスピードタイプ。
最終的な決め手は距離適性と見たが、結果はいかに。
トキワノマツカゼはオパールCが生涯初の芝レース。盛岡初遠征(七時雨賞)の際に物見ばかりしてレースに集中できず0・6秒差3着。初ものに不安があり、結果も6着に敗れたが、鞍上・板垣騎手が「芝には戸惑わなかった。経験を積めば克服できるはず」とコメント。それを考えれば芝2度目の今回、エンジン全開のシーンも十分あり得る。
マルブツコンバットに強い印を打つならリュウノシンゲンも評価を上げなければならない。オニキス賞で0・1秒差2着。初の芝に加え、スタートで出遅れて後方からの競馬を強いられながら連対を死守した。父がネオユニヴァース、そして母父がノーアテンション。これはもう芝2400m戦を待っていました―の血統だ。
ダンストンジールはオパールCで見せ場もなく後方のまま8着。かつては芝適性の高さの評価もあったが、この結果を見せつけられてはちょっと強気になれない。それでも現3歳?1マヨノエンゼルに七時雨賞で土をつけた実力馬。ノーマークにはできないだろう。
もう1頭おもしろいのがマイネルビバーチェ。母は95年のオークスでダンスパートナーの2着に食い込んだユウキビバーチェ。中央4戦着外に終わったが、岩手転入後は1勝2着1回3着1回。3歳C1からの挑戦で大幅にメンバー強化は百も承知だが、血統だけで狙ってみる手があるかも。
◎ ?マルブツコンバット
○ ?センリグランピー
▲ ?トキワノマツカゼ
△ ?リュウノシンゲン
△ ?ダンストンジール
△ ?マイネルビバーチェ
3連単は6、3、9のボックスが本線。あとは6、3の1、2着折り返しから9、1、8、2流し
馬複は 3−6、6−9、3−9、1−3
<お奨めの1頭>
11レース エクストラポイント
圧巻の強さで転入2連勝。走破タイムもすでにB級のものではなく、A級入り間違いない