もっとも勢いがあるフェアリースズに期待
このレースは一昨年◎アスリート、昨年◎ブルーオーシャンで当てたレース。コツは勢いと先行力を重視すること。重馬場ならばナナノチカラが勝利した4年前のように、重量の重い実績馬が上位を独占することもありますが、このレースは軽馬場で行われることが多いために、上がり馬が好走しやすい条件となっています。
今年はどの馬にも勢いがあり、そこが悩みどころ。しかし、ここはストレートに、この秋に人気薄で3連勝するなどメンバー中でもっとも勢いがあるフェアリースズを◎に推します。この馬はばんえいオークス以来の重賞挑戦で、当時は力不足で8着大敗。しかし、今の勢いと先行力があれば通用しても不思議はないでしょう。
フェアリースズの姉は、3年前にこのレースを制したフェアリードール。同馬も超軽い馬場を味方に先行し、世代ナンバー1のキサラキクを撃破しました。今回は3年前ほど馬場は悪くありませんが、フェアリースズは障害力もあるので、対応可能でしょう。
○は、ばんえいオークス2着、今年の柏林賞で3着と善戦するなど、実績上位のシンエイボブ。この馬はあまり障害が得意なほうではないので、軽い馬場は加点材料ですが、先行タイプではないことと重量が重いことを嫌って対抗評価までとしました。
▲は、黒ユリ賞2着、ばんえいオークス3着の実績馬キタノサカエヒメ。この馬はスピードタイプというよりは、長くいい脚で伸びてくるタイプ。どちらかというと、重馬場の高重量戦のほうが合います。目下2連勝中と勢いもありますが、そのあたりを割り引いて3番手評価としました。
あと△に紅バラ賞で豪快に追い込んで接戦の3着と好走し、素質の片鱗を見せたイズミクィーン。課題の障害もこの馬なりに良くなってきているし、勢いもあるので印を回しました。
他では紅バラ賞の勝ち馬メヂカラ。この馬も末脚は抜群ですが、、障害が苦手なのが弱点。紅バラ賞は早めに動いたことが嵌ったような勝ち方だっただけに、危うい要素があります。紅バラ賞のようにレースが運べればという条件は付くでしょう。
◎2 フェアリースズ
○3 シンエイボブ
▲4 キタノサカエヒメ
△6 イズミクィーン
△9 メヂカラ
馬複
2-3,4 2000円
2-6,9 1000円 計6000円