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2025年11月 アーカイブ

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今週の見どころ(11/22~11/24・11/23 ドリームエイジカップ)

2025年11月20日(木)

 今週から12月30日まで、ばんえい十勝は、準ナイター開催となり、ナイターと比べレース発走時刻が繰り上がります。
 3連休に実施される今週は、11月23日(祝・日)のメインに、4歳以上馬齢選抜による重賞・ドリームエイジカップ(19:30発走予定)が組まれています。4~7歳、8歳以上の各世代から通算(番組)賞金順に選ばれた2頭ずつが争います。今開催の通算賞金順上位10頭は8歳以上3頭、7歳2頭、6歳3頭、5歳2頭。この時期の古馬重賞にしては軽めの重量での争いだけに若い世代の台頭にも期待したいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…33万4,810円
5重勝単勝式…なし

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【第17回開催1日目】
 11月22日(土)のメイン第11レースには、知床賞(A1級混合・19:40発走予定)が行われます。

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 前開催のA1級-1組・ティワイネット杯や、オープン・オータムカップを使われた馬が多い一戦です。
 ◎ローランドに注目します。6月のA1昇級後は苦戦が続きましたが、夏を越してからの近6走が2勝、2、3着各1回、4着2回で、目下3走連続連対と好調です。ティワイネット杯は障害2番手から抜け出しての完勝で相手強化でも主役を務めます。
 相手はオープン馬で○クリスタルコルド。今季旭川記念を制している実績馬。オープン限定で行われた昨年の知床賞の勝ち馬でもあり、季節や馬場的な心配もなさそうです。
 ▲シンエイアロイは、ティワイネット杯では1番人気で5着。重量が増えるシーズン終盤は成績を落とす傾向がありますが、続けての715キロなら障害のタイミングひとつでしょう。
 △ヤマカツエースは、オータムカップで4着。春とはいえA1との混合戦で2勝を挙げており、ここならヒケを取りません。

【第17回開催2日目】
 11月23日(祝・日)のメイン第11レースには、第16回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 過去15回で8歳以上が7勝、5歳が5勝と好成績を収めています。
 今年の注目は、はじめて7歳での勝利を目指す◎サクラヒメ。このレースは5歳時に制しています。昨年は4着とはいえメムロボブサップに食らいつき、ゴール手前で一杯になったもので悲観材料はありません。今年はその強敵が不在なのがなによりの追い風といえます。
 ○キングフェスタは、昨年のこのレースで2着。メムロボブサップを追いかけたサクラヒメ(4着)とオーシャンウイナー(3着)が失速した隙に差し脚を伸ばしたもので漁夫の利はありました。今年はトップハンデを課されるものの、重賞3戦を含め7戦連続連対の充実度は侮れません。
 ▲タカラキングダムは、10月の北見記念で古馬重賞制覇。過去に5歳で制した5頭より5歳シーズンの実績は上位で、重賞連勝の期待も。
 △コウテイは、昨年初挑戦だったこのレースでは5着でした。今年も2~4着馬は出走してきますが、ハンデ差を考えれば昨年以上が望めそうです。

【第17回開催3日目】
 11月23日(振・月)のメイン第11レースには、北見富士特別(A2級混合・19:25発走予定)が行われます。

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 A1、A2級の混合ですがA1級馬はミチシオ1頭。A2級馬はすべて前走が平場戦でした。
 ◎アオノソルテは、前走・A2級の平場戦では1番人気で5着でしたが、9月のA2昇級後、すべて掲示板確保。B1級時代とはいえ馬場が重かった6月中旬からの2カ月ほどすべて馬券絡みしており、ここは勝機が十分です。
 多くの馬は2開催前のA2級・中日スポーツ杯でも対戦しており、○ジャパントップは3着。同4着アオノソルテとはB1級時代から特別戦で互角の戦いを演じています。こちらも前走9着から巻き返しが期待できます。
 ▲ミチシオは、長期休養から復帰した9月以降に5戦して3着1回。その唯一の馬券絡みがA2級混合の特別戦で、アオノソルテ(5着)に先着しています。同条件なら勝ち負けできるはず。
 △ヤマトタイコーは、中日スポーツ杯の2着馬で、昨季はこの時期から成績を上げています。渡来心路騎手に戻るのも歓迎でしょう。

今週の見どころ(11/15~11/17)

2025年11月13日(木)

 11月16日(日)の準メイン第10レースには、十勝産駒特別が組まれています。年末の重賞・ヤングチャンピオンシップを目指す2歳馬による産地別予選の第3弾。今開催の収得賞金順上位10頭中6頭を占めているように今年も十勝産駒は精鋭揃い。昨年1着スーパーシンはその後にヤングチャンピオンシップ、はまなす賞の重賞2勝、2着キョウエイエースはイレネー記念を制しており今年も注目を集める一戦です。
 なお、ばんえい十勝は、次週から準ナイター開催となり、発走時刻が現在より繰り上げられます(詳細はこちら)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…22万2,180円
5重勝単勝式…33万3,130円

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※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第16回開催4日目】
 11月15日(土)のメイン第11レースには、三国山特別(B1級-1組・20:000発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の能取湖特別はB2級との混合で、勝ったB2級馬マルホントーマスは、今開催のB2級-1組の特別戦でも2着と好走している好調馬でした。
 注目は能取湖特別2着◎リュウセイウンカイ。B1へ昇級し自己条件では、B2級混合の秋雲特別1着、前走と続けて連対し、今回の4歳馬5頭では通算、今季とも最多の収得賞金額を誇ります。馬場が重かった7月に平場戦とはいえ連勝した実績もあり、勝ってA2昇級を決めそうです。
 ○ネオキングダムは、B1昇級初戦だった7月5日のさざなみ特別を勝利しましたが、その後4、6、5着から休養入りしました。冬場に良績があり勝ち負けが期待できますが、久々はやはり割引きでしょう。
 ▲スーパードリームは、秋雲特別では4着惜敗で、能取湖特別は9着でした。しかし前走は雨の影響がある馬場で4歳馬にスピードが負けした印象。引き続き4歳馬多数でも馬場状態が変われば巻き返します。
 同じ近2走が5、5着だった△ゼンも侮れません。

【第16回開催5日目】
 11月16日(日)のメイン第11レースには、ティワイネット杯(A1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎カイセドクターは、A1級の特別戦では、9月15日の玉泉館特別2着後はすべて5着以下。しかし前開催の1組・アテナ診療所祝6周年記念は勝ち馬トワイチロに離されましたが、2着ローランドとは3秒4差。今回は強かった勝ち馬が不在で、当時と違い重めの馬場なら反撃が期待できます。
 ○シンエイアロイは、玉泉館特別、アテナ診療所祝6周年記念とも3着。軽馬場が得意なイメージがありますが、8月には流れが落ち着き勝ち時計が2分台だったA1級混合・道産牛乳飲んで健康に!特別も勝っており、軽視はできません。
 ▲ヤマノコーネルは、道産牛乳飲んで健康に!特別でシンエイアロイを追い詰めて2着。こちらも有力な1頭といえます。
 △ギンジは、8月以降が不振ですが末脚のキレは一級品。馬場が変わるタイミングで狙うのも面白そうです。

【第16回開催6日目】
 11月17日(月)のメイン第11レースには、オータムカップ(オープン・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ◎サクラヒメは、9月以降が競走取り止め、1着、競走除外で順調に出走できていませんが、今季重賞を除けば2勝、3着2回と堅実。3着時の勝ち馬は、それぞれメムロボブサップ、キングフェスタで、一枚落ちの今回のメンバーなら負けられないところ。
 ○ツガルノヒロイモノは、重賞では経験不足の印象ですが、自己条件で3戦連続2着と安定感抜群。2走前(10月5日)のオープン混合・田山産業ばん馬大会記念で先着されたサクラヒメとの再戦です。
 ▲コウテイは、前走の重賞・北見記念は2番人気で5着でしたが、スピードあるタカラキングダム、キングフェスタが1、2着だったように馬場が向きませんでした。ここは反撃のチャンスといえます。
 △ヘッチャラは、今季初出走。久々も苦にしない戦歴で、ここはメンバーにも恵まれています。ただ好相性の菊池一樹騎手が休養中のため押さえまで。

11/9クインカップ回顧

2025年11月10日(月)

カフカが逃げ切り重賞3勝目

 11月9日(日)にクインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、カフカが粘り強く歩いて逃げ切り勝利。今季重賞3勝目を飾りました。

 1.カフカ(710) 12.5
 2.ガーネット(680) 4.6
 3.ヨシノヒメ(680) 90.6
 4.イワキエンジェル(680) 47.4
 5.スカーレット(690) 3.5
 6.スマイルカナ(710) 6.1
 7.クリスタルイプセ(690) 2.4
 8.ホクショウレディー(680) 71.3
 9.オオネガイキンヒメ(680) 17.7
 10.カツエアリー(690) 186.9

 ロードヒーティングが稼働してゴール前の砂障害が撤去された最初の重賞は馬場水分2.0%。1番人気は前哨戦の紅バラ賞を勝って2連勝中のクリスタルイプセが単勝2.4倍、同レース2着のスカーレットが3.5倍、5連勝中で今季7勝を挙げているガーネットが4.6倍、3歳時にばんえいオークスを制したスマイルカナはトップハンデ710kgもあって6.1倍、今季重賞2勝で同じく710kgのカフカは12.5倍で5番人気でした。

 第1障害ではカフカとヨシノヒメが少し遅れますが、各馬大きな差はなくほぼ一団で越えていきます。中間点を過ぎてスカーレットが抜け出して先頭に立つと、それを追うようにカフカも位置取りを上げて並びます。第2障害にはカフカが先頭で到達、スカーレット、クリスタルイプセ、ガーネット、スマイルカナなど人気馬も続きました。
 カフカはひと息入れる間もなく持っていかれるように仕掛けます。じっくり息を入れたスカーレットが2番手で仕掛けますが坂の途中で止まり、その間にカフカが先頭で下りて後続に差を付けます。3馬身ほど離れた2番手にガーネット、クリスタルイプセがほぼ同時、少し遅れてスマイルカナ、イワキエンジェル、スカーレット、さらに遅れてホクショウレディーと続きます。
 先頭で下りたカフカに対して、後続勢がほぼ横一線となって追い上げます。しかし逃げるカフカの脚色は衰えず、リードを保ったまま粘り強く歩いてゴール。接戦の2着争いは、障害7番手から脚を伸ばしたホクショウレディーが先着。障害で止まったスカーレットが粘り強く伸びて3着に入りました。

 勝ったカフカは、3歳時のばんえいオークスは2着でしたが、その雪辱を果たして4歳女王に輝きました。今シーズンは、牝馬重賞・カーネーションカップ、4歳シーズン一冠目の柏林賞に続き、重賞3勝目としました。残る世代重賞は定量戦で行われる年明け1月の天馬賞で、再び同世代の牡馬相手に注目となります。

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金田利貴騎手
勝てて嬉しいです。内容には課題がありましたが、馬が頑張って1着になってくれました。これまではハンデを貰って今年は重賞を2つ獲れましたが、その後はハンデを与える立場になって苦しいレースが続いて、今回は調子の良い相手もいて簡単ではないけど、馬場が変わったことでもしかしたらと思っていました。スタートを決めてもっと楽に運びたかったんですけど、少し遅れて追いつくために促したらかかり気味になって、何とか障害を上げることだけを考えました。第2障害下では、体感として1、2秒でしたが、止めることができて、膝をつきそうなところをなんとか耐えてくれました。内容的にはあまり良くなかったので抜かされるなと思いながら一生懸命に追いました。先週までの馬場だったら勝てなかったと思いますが、今回のようなチャンスが来た時に勝てるようにしたいです。この世代の馬もみんな強くなってきているので、簡単ではないと思いますが、また重賞を勝てるようにがんばります。

クインカップ 予想結果

今週は矢野さんのひとり勝ち

今年度の予想対決第14Rはクインカップ。障害を先頭で越えた5番人気カフカが、危なげなく逃げ切って重賞3勝目を挙げました。2着に後方から追い込んだ8番人気ホクショウレディー、3着には2番人気スカーレットが入りました。予想対決はスカーレットから全頭に流した矢野さんのひとり勝ち。人気薄ホクショウレディーが2着で大幅なプラス収支となりました。

矢野:ワイド600円ダブル的中! 収支+13,140円

【集計】投資額 6,000円×14R=84,000円

 荘司  +650円
 目黒  -8,650円
 矢野  -16,120円
 赤見  -39,630円
 須田  -41,190円
 斎藤  -54,280円
---------------------------------------
 紅組  -47,630円
 白組  -111590円

11/9クインカップ予想 荘司典子

2025年11月 8日(土)

世代女王スマイルカナ、復活の勝利に期待

 スマイルカナは牝馬の世代重賞で黒ユリ賞、ばんえいオークスを制し、牡馬相手にばんえい菊花賞も勝っている実力馬。今季未勝利ですが、B級・C級で勝ち星を重ねてきた他馬たちよりも上のクラスで戦ってきていることを考えればある程度仕方のないこと。「ここを今季の最大目標として逆算で調整してきた」という陣営の期待に応えてくれるはず。710キロは確かに厳しいと思いますが、ここで今季の初勝利を!

 カーネーションカップ、柏林賞を制しているカフカも今回710キロですが、クインカップは2022年サクラヒメとミソギホマレが720キロでワンツーだったこともあるレース。ばんえいオークスで1、2着だったスマイルカナとカフカの上位争いを楽しみにしたいと思います。

 印はクリスタルイプセ、スカーレット、オオネガイキンヒメまで打ちましたが、馬券は本命・対抗の2頭に絞って、単勝、馬複、ワイドで勝負です。

◎6 スマイルカナ
◯1 カフカ
▲7 クリスタルイプセ
△5 スカーレット
△9 オオネガイキンヒメ

単勝
6 3000円
馬複
1-6 1000円
ワイド
1-6 2000円 計6000円

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